【24卒】障害者の就活サイトおすすめ|選び方と比較表を上場企業管理職が解説

「障害者の就職に強い就活サイトは?」「おすすめの就活イベントやエージェントも知りたい!」と気になりますよね。

障害者雇用で好条件な求人は探しにくく、障害特性との相性まで考えなくてはならないので「より適した就活サイトを選ぶことが就活の勝敗を分ける」と言っても過言ではありません。

そこでこの記事では、上場企業管理職の筆者が「障害者雇用で就活サイトを選ぶときのポイントとおすすめ」さらには裏事情までを網羅的に解説します。

この記事を書いた専門家
佐々木
佐々木
東証プライム上場企業の管理職。適応障害とうつ病で二度の休職経験あり。ASD傾向あり。企業側での新卒・中途採用の経験をもとに記事を執筆

就活サイトの種類と選び方

まず、障害者雇用で利用できる就活サイトは大きくわけて2種類あり、それぞれで特徴が大きく異なります。

それぞれの「特徴」と「おすすめな状況」を表で整理すると下記の通りです。

種類特徴おすすめな状況
人材紹介

・就活全般を支援してくれる
・合う企業を紹介してくれる
・就活に自信がない
・隠れ優良企業を知りたい
求人広告
・企業求人が掲載されている
・まれに企業スカウトが来る
・就活の軸が明確である
・自分で幅広い選択肢を見たい

一般向けではスカウトに特化しているものもありますが、障害者雇用では上記のどちらかに特化しているのが一般的です。また、サイトによっては、就職イベント(セミナーや合同説明会など)も開催していますね。

それぞれ違ったメリットがあるので、どちらか1種類だけに絞ることなく、就活の進み具合に応じて“併用”するようにしましょう。両方ともフル活用すべきです。

種類①人材紹介型の就活サイト『就活エージェント』

人材紹介型の就活サイト(通称:就活エージェント)では、キャリアアドバイザーが、学生と企業の間に入り、双方にとって最良のマッチングを提案します

就活エージェントが学生にしてくれること

会員登録をしたら内定を取れるまでサポートしてくれる点が大きなメリットです。

エージェントがしてくれること
  1. 求人を提案するための『ヒアリング』
    • 曖昧なら一緒に方向性を考えてくれる
    • 配慮事項や自己分析を深掘りしてくれる
  2. あなたに合いそうな『非公開求人の提案』
    • 一般公開していない求人を提案
    • 特別選考ルートをこじ開けてくれる
  3. 企業に応募した後の『選考対策』
    • 過去の面接質問や傾向を共有
    • 書類添削や面接練習フィードバック
    • 選考に落ちても理由を教えてくれる

就活エージェントを利用する流れ

就活エージェントを利用すべき状況

  • 就活に自信がない
  • 自己分析や企業選びで悩んでいる
  • 自分に合いそうな企業を知りたい
  • 選考対策をしてもらいたい
佐々木
就活について全般的にサポートしてくれるので、少しでも悩んだらエージェントに相談してみることをお勧めします。

種類②求人広告型の就活サイト『求人情報サイト』

求人広告型の就活サイト(通称:求人情報サイト)では、企業の採用担当者が求人票を掲載して、新入社員の募集を行っています。そのため、応募すると企業側と直接やり取りすることになります。

求人情報サイトでできること

基本的には『求人検索』と『就活イベント(説明会やセミナー)』が主なメリットになります。

求人情報サイトでできること
  1. 希望する職種や条件での『求人検索』
    • 公開されている求人に応募できる
    • 非公開な求人は存在しない
  2. 『企業説明会・セミナー』が開催される
  3. たまに採用企業から『スカウト』が来る

求人情報サイトを利用する流れ

求人情報サイトを利用すべき状況

  • 幅広い選択肢を見たい
  • イベントやセミナーに参加したい
  • 就活の軸が明確で、自ら企業を探したい
佐々木
企業ごとに求人情報やセミナー情報が掲載されているので、興味のある企業があったら定期的にチェックしておきましょう。

障害者雇用でおすすめな就活サイト

ここまで説明してきましたが、就活サイト選びでは『就活エージェント』と『求人情報サイト』の2種類を活用することが重要です。

  1. 障害者雇用の『就活エージェント』
  2. 障害者雇用の『求人情報サイト』
佐々木
できれば忘れないうちに全部登録して、ブックマークしておくと良いですね!

①障害者雇用のおすすめ『就活エージェント』

ここでは、障害者雇用でのおすすめ就活エージェントを紹介していきます。厳選するにあたって下記の観点で各サービスを比較しました。

就活エージェントの比較ポイント
  • 比較1. 総求人数
  • 比較2. 利用者満足度
  • 比較3. 障害者支援の実績

まず、障害者手帳を持っていれば、大きく2種類の就労形態(クローズかオープンか)に応募することができ、それぞれで使うべき就活エージェントが異なります。

就労形態ごとに使うべき就活エージェント
  • オープン就労(障害を開示して就職する)
    ◎良い点:配慮があり長期継続しやすい
    ×悪い点:求人の種類が少ない傾向にある
    障害者専門のエージェントを使おう!
    ※基本的にまずはこちらに相談したい
  • クローズ就労(障害を隠して就職する)
    ◎良い点:求人の種類が豊富
    ×悪い点:配慮が得られず長期継続しにくい
    一般のエージェントを使おう!
    ※障害者手帳がない場合のみ利用すべき

ただ、障害者の就職は難易度が高いので、まずは「障害者専門の就職エージェント」に相談することをおすすめします。理由は下記の通りです。

障害者専門エージェントにすべき理由
  1. 選考通過率が上がる
    • 書類添削や面接練習
    • 過去の質問内容や面接傾向を知れる
    • 採用企業に強くプッシュしてもらえる
  2. 障害者就職のアドバイスがもらえる
    • 企業や働き方の相性を教えてくれる
    • 配慮事項の言語化も手伝ってもらえる
  3. 良質な非公開求人を紹介してもらえる
    • 好条件な求人は倍率が高いので求人サイトには公開されず、一部のエージェントのみに共有されます。
佐々木
いずれにせよ、まずは障害者雇用の専門家から幅広くアドバイスをもらってから慎重に判断することをおすすめします。

まずは概要まとめ表から見ていきましょう。

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順位就職/転職エージェント評価
おすすめ度公開求人コメント個別解説
1位マイナビパートナーズ紹介★★★★★
5/5
95件就活に強い大手企業
首都圏なら強い
2位LITALICO仕事ナビ★★★★★
5/5
就労支援も検索可能
情報収集での登録OK
3位
dodaチャレンジ
★★★★☆
4/5
50件事務職やIT技術職メイン
大手の正社員求人が多い
4位リコモス★★★★☆
4/5
41件東京都に特化した
就活エージェント
5位atGP就活★★★☆☆
3/5
13件スカウト機能あり
地方にも強い大手

※2023/5/13更新

どれに登録しようか迷ったら、上位3社(マイナビパートナーズ紹介LITALICO仕事ナビdodaチャレンジ)を利用して良かったところに絞るのをおすすめします。

就活エージェント登録のポイント

就活エージェントは最初から一つに絞る必要はないので、良い求人を見逃しにくくなるように複数登録しておきましょう。最低でも2社は必要です。

佐々木
それぞれ簡単に特徴を説明していきますね。どれもおすすめできるので気になったものからぜひ登録してみてください!

1位.マイナビパートナーズ紹介

人材大手のマイナビグループとして、2016年に特例子会社として設立された(株)マイナビパートナーズが運営する、障害者向け就職エージェントです。

障害者支援サービスとして開始したのは2020年開始とやや後発ながら、グループコネクションによる良質な求人と丁寧なサポートによって、利用者の満足度も高い傾向にありました。

マイナビパートナーズ紹介の特徴
  • 首都圏、関西の事務職メイン
  • 2020年開始と後発の割に求人が多い
  • 親身な対応でネガティブな口コミがない
  • 自社が特例子会社なのでノウハウが充実

ピックアップ求人情報をみても、雇用形態は正社員から契約社員、アルバイトまで取り扱っているので、ガッツリ働ける方から、段階的に慣れていきたい方まで、幅広く対応しています

まだ利用者がそう多くない「穴場」な就活エージェントなので、しっかりと丁寧に寄り添ってもらいたい方はぜひ利用してみてください。

【公式】https://mpt-shoukai.mynavi.jp/

マイナビパートナーズ紹介の基本情報
タイプ就職・転職エージェント
利用料金無料
対象地域首都圏/関西圏/愛知が中心
対象障害全て(精神や発達障害も可能)
求人件数220件
運営会社株式会社マイナビパートナーズ
公式サイトhttps://mpt-shoukai.mynavi.jp/

※2023/5/13更新

2位.LITALICO仕事ナビ

LITALICO仕事ナビは、国内最大級の求人数を持つ転職サービスです。全国に対応しており、首都圏や関西はもちろん、地方求人も豊富なのが特徴。

全国100拠点を超える就労移行支援事業で培った累計10,000人以上の支援実績をもとに、安定感のあるサポートをしています。

LITALICO仕事ナビの特徴
  • 求人数が業界最大級(全国対応)
  • 人気の在宅ワーク求人も豊富
  • 就労支援案件も掲載している

もともと就労移行支援のイメージが強いですが、身体障がい者や若手向けのサポートも充実しています。無料なのでぜひ相談してみてください。

【公式】https://snabi.jp/

佐々木
もちろん情報収集のみの登録も可能です。就労支援の案件も掲載しているので、ぜひ登録しておきましょう!
LITALICO仕事ナビの基本情報
タイプ就職エージェント兼サイト
利用料金無料
※障害者手帳がなくても登録は可能
対象地域全国
対象障害全て(精神や発達障害も可能)
求人件数3,103件
運営会社株式会社LITALICO
関連サービスLITALICOワークス(就労移行支援)
公式サイトhttps://snabi.jp/

※2023/5/13更新

3位.dodaチャレンジ

dodaチャレンジは、大手人材企業のパーソルグループが運営する、転職支援実績No.1(2021年)の転職エージェントです。就活生も利用できます

東京・大阪・名古屋の3ヶ所にオフィスを構えており、大手企業や特例子会社での、事務職からIT系技術職といったオフィスワーク求人を多く保有しています。

dodaチャレンジの特徴
  • 事務職~IT系技術職中心
  • 東京/大阪/名古屋にとにかく強い
    • 正社員求人が多い
    • 大手企業、上場企業に強い
  • 障害者支援に特化したコンサルタント

就活時にはES添削や模擬面接といったサポートがあり、入社後も就労に関する悩みがないか相談することが可能です。無料なのでまずは面談だけでもしてみましょう。

【公式】https://doda.jp/challenge/

また、就労移行支援事業所のミラトレを運営しているので、働くことに不安があり、無理なく慣れていきたいという方は、併せて利用してみてください。

dodaチャレンジの基本情報
タイプ就職・転職エージェント
利用料金無料 ※障害者手帳が必要
対象地域全国
対象障害すべて※精神障害も対応
求人件数1,361件
運営会社パーソルダイバース株式会社
Pマークあり(親会社)
公式サイトhttps://doda.jp/challenge/

※2023/5/13更新

4位.リコモス(Recommos)

リコモスは、2018年9月創業で、東京都の障害者求人を取り扱う就職エージェント(人材紹介業者)です。

表向きは求人サイトとして求人情報を閲覧できますが、求人に直接応募することはできません。必ずリコモス営業担当と面談して、仲介してもらう必要があります

2023年5月時点だと「全社員数が7名」と少数運営にも関わらず、すでに東京では大手に劣らない求人数を取り揃えており、非常に勢いがあるサービスですね。

リコモスの特徴
  1. 東京近郊のみ対応
  2. 求人サイトではなくエージェント
    • 求人には直接応募できない
    • 必ずリコモスと面談する必要がある
  3. 適性検査はまだ開発途中
    • 示唆のない薄い結果が出てくる
    • 企業側にとってのミスマッチが解消
リコモスの基本情報
タイプ就職・転職エージェント
利用料金無料
対象地域東京近郊
求人件数582件
運営会社株式会社リコモス
公式サイトhttps://www.recommos.jp/

※2023年6月更新

5位. atGP就活

atGP就活(アットジーピー)は、株式会社ゼネラルパートナーズが運営する、豊富な求人を保有する障がい者向け就活サイトです。

基本的には首都圏、関西エリアの事務職求人が中心ですが、他の大手エージェントと違って、地方エリアや作業員(清掃等)案件にも力を入れています

さらに、時短(週20時間~)案件や、在宅ワーク求人も多く保有しているので、幅広いニーズに応えられる点はatGPならではの強みと言えるでしょう。

atGP(アットジーピー)の特徴
  • 全国で求人数がトップクラス
  • 時短や在宅ワーク求人が豊富
  • 首都圏や関西の事務職求人が中心
  • 地方や作業系案件でも他社より充実

また、エージェント機能をつけずに求人を眺めたり、スカウトを待ったりすることも可能なので「良い案件があれば」という方にもおすすめできます。

atGP(アットジーピー)エージェントの基本情報
タイプ就職・転職エージェント
利用料金無料 ※障害者手帳が必要
対象地域全国
対象障害全て
求人件数1,144件(非公開求人は不明)
運営会社(株)ゼネラルパートナーズ
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://www.atgp.jp/

※2023/5/13更新

②障害者雇用のおすすめ『求人情報サイト』

おすすめの求人情報サイトを紹介していきます。厳選するにあたって下記の観点で各サービスを比較しました。

就活エージェントの比較ポイント
  • 比較1. 総求人数
  • 比較2. イベントや勉強会等の実施

まずは概要まとめ表から見ていきましょう。

右にスクロール可能です→
順位就活サイト評価
おすすめ度公開求人コメント個別解説
1位WebSana★★★★★
5/5
100件合同企業説明会を実施
求人が多くまず登録したい
2位クローバーナビ★★★★☆
4/5
65件就職フォーラムを定期開催
新卒向けの就活サイト
3位家でも就活オンライン★★★☆☆
3/5
9件障害学生1000名以上が活用
オンライン説明会あり

※2023/5/13更新

どれも公開されている求人はそう多くはありませんが、登録すると見れるようになる非公開求人が一部あるのと、定期的にイベントを開催しているのが魅力です

佐々木
障害者雇用枠は数が限られるので、余裕があれば全て登録したいところです。では簡単に特徴を説明していきますね!

1位. ウェブサーナ

ウェブサーナは、都市部の正社員求人を一定持っている障害者雇用専門の就職サイトです。中途でも応募できますが、基本的には新卒向けです

特に、業界最大級の合同企業説明会「サ〜ナ就職フェスタ」を定期開催していることが特徴ですね。頻繁にオンラインで説明会も実施しています。

反対に、時短勤務できる求人や、アルバイト求人はほとんど持っていないので、フルタイムに抵抗がある障害者の方であれば他サービスが良いかもしれません。(例:BABナビLITALICO

ウェブサーナの特徴
  1. 都市部の正社員求人が多い
    • 首都圏、大阪、名古屋のみ
    • 新卒向け総合職、事務職、管理部門
    • アルバイト求人や時短はほぼない
  2. 大規模な就職合同説明会を開催
  3. 就職情報誌も無料で届けてくれる
ウェブサーナの基本情報
タイプ求人サイト
利用料金無料
対象地域全国
求人件数198件
運営会社株式会社イフ
公式サイトhttps://www.web-sana.com/

※2023年6月更新

2位. クローバーナビ

クローバーナビは、全国の障害者雇用枠を取り扱っている求人サイトです。新卒中途問わず、幅広い職種を全国でバランスよく保有しています。

また、他サイトと違い、就職情報誌「クローバー」の創刊したり、さらに障害者向けの「就職フォーラム」を頻繁に開催するなど、さまざまな取り組みを行っていることが特徴です。

クローバーナビの特徴
  1. 障害者求人をバランスよく保有
    • 新卒中途問わず、全国の各職種あり
    • ただ求人件数はやや物足りない
  2. 障害者向け就職フォーラムの開催
  3. 就職情報誌クローバーの発行
クローバーナビの基本情報
タイプ求人サイト
利用料金無料
対象地域全国+海外
求人件数82件
運営会社ジェイ・ブロード株式会社
公式サイトhttps://www.clover-navi.com/

※2023年6月更新

3位. 家でも就活オンライン for 障害学生

家でも就活オンラインは、発達障害に特化した就労移行支援を運営するエンカレッジが2020年より運営開始した、障害学生向けの就活エージェントです。

特徴は、全てのサービスをオンラインで受けられることですね。例えば、就活イベント(企業説明会や座談会)やキャリアアドバイザーへの相談、などがあります。

家でも就活オンラインの特徴
  1. 2020年スタートの新サービス
    • まだ求人総数は少ないかも
    • すでに障害学生1000名以上が活用
  2. 全コンテンツを自宅で利用可能
  3. 障害学生に特化した個別サポート

求人数だと大手には届きませんが、障害学生に特化している数少ない就活エージェントなので、該当していればぜひ相談してみてください。

【公式】https://career.en-booster.jp/ids/

家でも就活オンラインの基本情報
タイプエージェント兼サイト
利用料金無料
対象地域全国
求人件数9件(非公開求人数は不明)
運営会社株式会社エンカレッジ
公式サイトhttps://career.en-booster.jp/ids/

※2023年6月更新

一般雇用のおすすめ就活サイト

ここでは、障害者雇用ではなく一般雇用で考えている就活生向けに、おすすめの就活サービスについて紹介していきます。ぜひ利用してみてください!

種類おすすめサービス
就活
エージェント
逆求人
スカウト
OB/OG
訪問
ES閲覧
就活
コミュニティ
長期インターン
佐々木
ここからはおすすめのサービスについてそれぞれ詳しく解説していきますね!

利用料金がかかるものはないので、気になるものから利用してみましょう!

就活エージェントおすすめ

ここでは、ハズレの少ない就活エージェントを紹介します。厳選するにあたって各サービスを下記の点で比較し、ランキング化しました。

  • 比較ポイント(1) 求人数&質
  • 比較ポイント(2) アドバイザーのサポート力

ここでは簡単に上位3社に厳選して紹介していきますね。(詳しい比較表やTOP4以降はこちら

右にスクロール可能です→
順位就活エージェント総合評価コメント
1位キャリアチケット★★★★☆
4.13/5.0
就活生の4人に1人が利用(年間10万人以上)
オリコン満足度No.1の丁寧なサポート
2位リクナビ就職エージェント★★★★☆
4.09/5.0
担当者はリクルート新卒の就活強者
大手なので時間はかけないが求人は豊富
3位キャリアパーク就職エージェント★★★☆☆
3.98/5.0
自信がない方向け。ホワイト企業多数
優良企業の紹介と就活支援力に定評あり

※2023年6月時点の評価

佐々木
実際に利用された方の口コミを程よく紹介しつつ、詳しく解説をしていきますね!もちろん当たり外れはありますが、利用する価値のあるところばかりですよ!

逆求人・スカウトサービス

就活に強い逆求人サービスは下記の通りです。採用に力を入れている企業は、優秀学生の囲い込みをすべくスカウト型アプリをどんどん取り入れています。積極的に利用しましょう。

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順位就活サービス対象評総合価企業数学生数コメント
1位オファーボックス24卒○
25卒○
★★★★☆
4.5/5.0
1.2万社
ほど
19万人
以上
利用企業も利用者数もNo.1
入社でお祝いギフトがもらえる
2位キャリアチケットスカウト24卒○
25卒○
★★★★☆
4.3/5.0
非公開5万人
以上
価値観診断からマッチング
エージェント最大手のレバレジーズ運営
3位ABABA24卒◎
25卒△
★★★★☆
4.2/5.0
700社
以上
2万人
以上
最終選考で落ちた人向け
就活終盤で威力を発揮するサービス

※2023年6月時点の評価

佐々木
登録すれば登録するほどスカウトされる可能性が上がるので、いくつか利用しておきましょう!筆者も学生の頃は4~5つほど登録していたものです。

残念ながら、逆求人サービスの多くは「就活サイトのテンプレ一斉送信のような安いスカウト」を送ってくる“スカウトもどき”が多いのが現状ですが、上記3サービスであれば、採用担当者が一人ひとりの「ガクチカ、価値観」をしっかりと見た上でスカウトをする設計になっているので、内定につながりやすい傾向にあります。

特にABABAは面白く、「最終選考まで進んだけど、惜しくも社風と合わずに落ちてしまった」という方を対象にスカウトがくるので、就活終盤でもおすすめです。

OB/OG訪問に便利なサービス

OBOG訪問ができるサービスは下記の通りです。最初は緊張するかもしれませんが、企業の一次情報を積極的に取りに行くためにも、必ず利用してください。

右にスクロール可能です→

順位就活サービス評総合価コメント
1位マッチャー★★★★☆
4.4/5.0
会社&大学単位で探せる
ややOBOGの質は荒いが人数が多い
2位ビズリーチキャンパス★★★★☆
4.2/5.0
同じ大学のOBOGを探せる
定期的にイベントも実施されている
3位yenta★★★★☆
4.1/5.0
優秀人材(役員や社長)と繋がれる
本来OBOG訪問向けではないがおすすめ

※2023年6月時点の評価

佐々木
マッチャーは、学生からOBOG訪問され慣れた社会人が多く、個別でレビューを見ることもできるので、初心者でも安心です。

ただ、正直なところ「たいして活躍していないイマイチな社員」がほとんどです。個人の経験談に依存した再現性のないアドバイスが大半なので、取捨選択が必要ですね。

また、もともとはOBOG訪問を目的としたサービスではありませんが、yentaもおすすめです。ビジネスパーソンで繋がれるアプリで優秀な方も比較的多い印象です(胡散臭い起業家も多いですが)。

ES閲覧できる就活サービス

無料で内定者のESを閲覧することができるサービスを紹介します。ゼロベースで作るより、なにかしら参考にしたほうが楽です。基準を知るためにも利用しましょう。

右にスクロール可能です→

順位就活サービス評総合価コメント
1位ワンキャリア★★★★☆
4.3/5.0
ESだけでなく面接内容もわかる
独自イベントもあるので登録必須
2位みん就★★★★☆
4.1/5.0
歴史が長い大手情報サイト
利用者が多いので登録ESも多い
3位ユニスタイル★★★☆☆
3.6/5.0
内定者のES60,000以上が掲載
業界によってはやや少ない場合も

※2023年6月時点の評価

佐々木
ワンキャリアはややレベルの高い学生向けではありますが、倍率の高い企業で通過したESを見ることができるので登録必須です!

イマイチな企業では、日本語やロジックがやや怪しいESだったとしても通ってしまうことがありますが、倍率が高い企業では絶対に落ちます。

ESのテーマはだいたいパターン化されるので、どうせ参考にするのであればハイレベルな企業で通過したものを選ぶに越したことはありません。

就活コミュニティ

受動的に情報を受け取れるので、就活コミュニティに所属することもおすすめです。求人紹介がメインの就活エージェントと違って、就活講座や勉強会コンテンツが充実しています。

右にスクロール可能です→

順位就活サービス評総合価コメント
1位イロダスサロン★★★★★
5/5
8,000人以上の24卒就活生が利用
就活講座に力を入れた就活エージェント
2位エンカレッジLINEオープンチャット★★★★☆
4/5
LINEオープンチャット(匿名)
業界別に用意されていてサクッと入れる
3位ユニスタイルLINEオープンチャット★★★★☆
4/5
LINEオープンチャット(匿名)
業界別に用意されていてサクッと入れる

※2023年6月時点の評価

1位のイロダスサロンは、就活講座や教材を無料で見ることができる就活コミュニティです。(正確には、就活講座に力を入れた就活エージェントですね。)

就活エージェントとしては提携先400社とやや物足りないですが、ライブ型講座が週1回開催されていたり、全160ページ越えの教材が配布されたりと嬉しい特典が多いので、就活初心者には特におすすめできます。

長期インターン掲載サイト

就職活動を有利に進めるためには長期インターンもおすすめです。社会経験を就活前から積めるので「働く」イメージがつきやすく志望動機やガクチカも作りやすくなります。

右にスクロール可能です→

順位就活サービス評総合価コメント
1位ウォンテッドリー★★★★★
4.7/5.0
求人掲載数2万件以上
気軽に話を聞けて、体験談も豊富!
2位インフラインターン★★★★☆
4.4/5.0
求人数7,000件以上!
質が高いものから気軽なものまで幅広い
3位ゼロワンインターン★★★★☆
4.1/5.0
求人数は1,500件以上。質が高い
就活向きの有給インターンが多めな印象

※2023年6月時点の評価

佐々木
Wantedlyは、ビジョンややりがいを軸に仕事を探せるベンチャー特化のサイト。他サービスと違って企業側が無料で掲載開始できるので、掲載数が圧倒的です。

時給が記載されていないところがネックですが、企業ブログやスカウト機能など、コンテンツが全体的に充実しているので、インターンを探すなら外せません。

インフラやゼロワンインターンは、企業側が掲載料を支払う必要がある(年間60万円近く)ので、求人数はやや減りますが、大量採用に向いた職種(営業やライター)が多くあります。そのため、未経験でも始めやすいのが特徴です

よくある質問と回答/就活ノウハウ

<就活エージェント関連>

<仕事の選び方>

<面接対策について>

Q. 就活エージェントとは?

就活エージェントとは、人材を採用したい企業と、企業に就職したい就活生をマッチングさせる人材紹介サービスのことです。就活のプロが間に入り、双方にとって最適な組み合わせを実現します。

就活エージェントがしてくれること
就活生側に企業側側に
・非公開、新着求人の紹介
・企業側への推薦
・選考対策(書類、面接)
(・優秀なら給与交渉も可能)
・人材の紹介
・求人票作成、改善提案
・就活生側へのプッシュ
・各種調整

費用は全額企業側が負担しているので、就活生は無料で利用することができます。無料で就活ノウハウを得ることができるので、情報収集のためにも登録することをおすすめします。

Q. 就活エージェントはなぜ無料?

就活エージェントで就活生が無料なのは、そもそも人材紹介業では利用者から金銭を取ることが法律で禁止されているからです。代わりに採用企業から報酬(一人あたり100万円ほど)をもらっています。

Q. 就活エージェントの仕組みは?

就活エージェントは、採用企業に対して就活生を紹介することで、採用となった場合に成果報酬を受け取るビジネスをしている「人材紹介事業所」のことです。

そのため、就活生は無料で使うことができますが、就活エージェントにとってのクライアントはあくまで採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。

就活エージェントにとって、クライアント企業は一度や二度ではなく長期的に取引をすることになるので、ビジネス構造上どうしても「就活生は商品」となります。

結果として、中には「就活生を騙してでもクライアント企業に入社させようとする」といった不誠実な対応をとる就活エージェントもいるので注意してください。

Q. 就活エージェントのメリット

就活エージェントのメリットは下記の通りです。実は筆者も就職活動の時に使いましたが、特に赤文字で強調したところに大きな意義を感じました。

▼就活エージェントのメリット

  1. 代わりに企業を選んでくれる
  2. 隠れ優良企業を知れる可能性がある
  3. ぱっとみ微妙な企業の魅力を教えてくれる
  4. サボりがちでも就職活動が前に進む
  5. 自己分析、エピソードの言語化が進む
  6. 選考エントリー(ES)の手間が省ける
  7. ES添削や面接対策で選考通過率があがる
  8. お祈り理由がわかるので次に活かしやすい
  9. 担当者によっては企業側にゴリ押ししてくれる
  10. 就活市場価値をより客観的に知ることができる

これらの就活サポートを全て無料でしてくれるので、何から始めていいか困っている就活生にとっては、これ以上ない頼もしい仲間かもしれません。

特に、エージェントを利用する意義は「②③隠れ優良企業とその魅力を知れる」点にあります。ナビサイトやネットで情報収集するだけだとどうしても限界がありますからね。

また、成果報酬があるので選考にはやや不利になりますが「⑥大手企業であってもエントリーシートをいちいち出さなくて良い」点は、意外とメリットです(自信のある方向けですが)。

Q. 就活エージェントのデメリット

就活エージェントのデメリットは大きく以下の6パターンに分類されます。例外はありません。

  1. 紹介企業は人気のないところが多い
  2. 身の丈にあった求人しか紹介されない
  3. ゴミ担当者に時間と思考体力を奪われる可能性
  4. ポンコツ担当者に足を引っ張られる可能性
  5. 通常応募の就活生と比べて不利になることがある
  6. 「お世話になったので断るのが申し訳ない」と就職先選びにバイアスがかかる

①②は単に「紹介企業に期待しすぎないでくださいねー」という話ですが、③〜⑥は「明確なデメリット」ですね。

特に担当者には当たり外れが大きいので、違和感があればすぐに変更するようにしてください!

Q. 就活エージェントの裏事情は?

ここでは、無料で利用できて求人紹介からサポートまでしてくれる就活エージェントの、利用する前に認識すべき裏事情について紹介していきます。

  1. ビジネス上、就活生は「商品」である
  2. 売れない商品に時間を割いてはくれない

匿名だからこそ語れる裏事情を包み隠さず公開していきます。就活エージェント全般における一般論として参考にしてくださいね!

佐々木
元エージェントとしての筆者の経験を踏まえつつ、赤裸々に裏事情を解説していきます。

①ビジネス上、就活生は「商品」である

まず就活エージェントの仕組み(ビジネスモデル)ですが、以下のように、就職希望者を入社させることで、企業から採用報酬をもらっています。

その報酬は大まかに決定年収の30%前後と言われているので、年収400万円で入社させれば、120万円が成果報酬として支払われることになります。(就活だと一律100万円のところもあります。)

そのため、就活生は、クライアント(新卒採用に困って就活エージェントを利用している企業)に納品するための『商品』という考え方が、ビジネス上における正しい認識です。

特に、採用企業は報酬を支払ってくれて継続的に取引をすることになる相手ですが、就活生は一円も払わず一度しか利用(就職)しないので、どうしてもビジネス上の優先度は異なります。

佐々木
どんなに親身で優しいキャリアアドバイザーだったとしても、ビジネスとしての実態がある以上「商品」と認識している側面は、少なからずあるものです。

②売れない商品に時間を割いてはくれない

ビジネス上、就活生はクライアント企業に納品するための「商品」ですが、売れない商品に無駄に時間を割くことは、ビジネスにおいて賢い行動ではありません。

そのため、以下のような方は「売れない商品(入社できない就活生)」という烙印を押されてしまい、合理的なキャリアアドバイザーからは相手にされなくなります。

  • 希望条件の求人がほとんどない
    →納品できるクライアントがいない
  • 就活生のレベルが低い
    →商品として売ることができない

そのため、就活エージェント側に「売れないな」と思われてしまったら、満足に案件紹介やサポートをしてもらえなくなってしまうので、注意してくださいね。

反対に「この就活生は売れる!」と期待をかけてもらえれば、たくさん求人を紹介してもらえて、内定するためのサポートも丁寧にしてもらえますよ!

佐々木
本来、市場価値の低くて自力での就活が難しい利用者にこそ、丁寧なサポートが必要なのですが、時間をかけられないジレンマがあるのです。

Q. 就活エージェントは複数利用すべき?

必ず、複数利用すべきです。就活エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、いくつか登録して、比較するようにしてください。

Q. 就活エージェントは何社利用すべき?

就活エージェントは「3社」利用することをおすすめします。

実際に、エージェント利用者向けのアンケート調査(有効回答数1,515件)でも、利用社数に応じて最終的な満足度が大きく変わり、以下のことが判明しています。

利用社数と転職成功率の統計結果
  • 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
  • 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
  • 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない

▼利用社数と転職成功率の分布(有効回答数1,515件)

利用社数満足/成功普通不満/後悔
1社のみ66.5%
低い
24.5%
(-)
8.9%
高い
2社70.5%
(普通)
22.2%
(-)
7.3%
(普通)
3社74.3%
高い
20.6%
(-)
5.1%
低い
4社75.0%
高い
20.5%
(-)
4.5%
低い
5社以上74.0%
高い
22.0%
(-)
4.1%
低い

このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。

上記は転職エージェントにおける統計ですが、全く同じ業態をとっている就活エージェントに対しても同様のことが当てはまるのは言うまでもありません。

佐々木
ただ、4社以上利用してもあまり結果が変わらないのと、同時に多く併用すると連絡が大変になってしまうので「3社」をおすすめします!

Q. 就活エージェント利用の流れ

就活エージェントを利用する流れは以下の6ステップになります。

  1. 応募フォームから登録・申し込み
  2. 担当コンサルタントと面談
  3. 選考対策(書類添削、面接練習)
  4. 求人紹介、応募
  5. 面接、選考フィードバック
  6. 内定、入社前後の最終調整

担当コンサルタントは忙しいことが多いです。積極的に選考対策(書類添削や面接練習)をやるという方はそう多くありません。こちら側から丁寧にお願いするのがポイントです。

Q. 就活エージェント活用ポイント

就活エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。

  1. 応募フォームから登録・申し込み
    ・就活エージェントは複数登録する
    ・事前に就職活動用のメールアドレスを作る
  2. 担当コンサルタントと面談
    ・事前に希望条件を整理しておく
    ・経験を盛るとしても嘘にならない程度に
    ・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
    ・その後コンサルタントにはこまめに返信する
  3. 選考対策(書類添削、面接練習)
    ・自分から依頼する
    ・面接の想定質問を事前に聞いておく
    ・フィードバックが少ない担当は変更する
  4. 求人紹介、応募
    ・応募時の推薦文を必ず確認する
    ・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
    ・むやみやたらに求人へ応募しない
    ・その企業を退職した人から一次情報を集める
  5. 面接、選考フィードバック
    ・その企業でされやすい質問を聞く
    ・その企業に聞くべき逆質問を聞く
    ・選考で見送りになったら対策を依頼する
  6. 内定、入社前後の最終調整
    ・妥協しない
    ・言いなりにならず自分で決める

Q. やりたい仕事がない場合どうすれば?

やりたい仕事が見つからないのは、シンプルに知識と時間が足りていないからなので、しっかりと調査してじっくりと考えれば、必ず見つかります。

  • Step1. どのような仕事があるかを知る
  • Step2. 仕事を選ぶ基準を理解して比較する

このように、悩まれている方の多くは、この世界にどのような仕事があるかを十分に知らないまま「自分にはやりたい仕事がない」と勘違いしているケースがほとんどです。

世界には、あなたの知らない仕事がたくさんあるので、しっかりと調査をして、じっくりと考えれば、興味の惹かれる仕事は必ず見つかります。

Q. そもそも仕事の選び方を教えてください

仕事の選び方は、以下の3ステップを順に進めながら選びましょう。

仕事を選ぶまでの3ステップ
  • Step1. 仕事を選ぶ10基準に重みをつける
  • Step2. 視野を広げて仕事をリストアップする
  • Step3. 点数をつけながら徹底的に比較する

詳しくは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください!

今後のキャリアについて徹底的に考えたいなら、ポジウィルキャリアのようなキャリアコーチングサービスを利用するのも一つの手です。

利用料金はかかります(初回相談は無料)が、20~30代の無料/有料相談実績No.1を獲得している人気サービスなので、あなたが納得するまで向き合ってくれますよ!

Q. 面接でよく聞かれる質問を教えてください

就職活動では以下のような質問をよくされるので事前に対策しておくことをおすすめします。

  • 自己紹介、PR(1分)
  • 仕事における強みと弱み
  • 強みと弱みを発揮した経験や学び
  • あなたの強みをこの会社でどう活かすか
  • 周囲からどういった評価をされるか
  • 自分を一言で表すと?◯で例えると?
  • 学生時代に最も苦労したこと
  • 学生時代に最も力を入れたこと
  • 将来のキャリアビジョン
  • 就活の軸と実際に受けている企業名
  • 弊社を志望する動機
  • 逆質問(なにか質問はありますか?)

上記全ての質問で「なぜですか?」「他にはありますか?」と3回聞かれても大丈夫なように対策をしておきましょう。

特に、逆質問で「特にありません」と答えてしまうのは、思考力を疑われる(人生かかってるのに何も考えていないの)ので、必ず準備して臨みましょう。

Q. 逆質問ではなにを聞けば良いですか?

詳しくは別記事「仕事の比較基準」で解説していますが、下記のような項目を聞くことで他社と比較できるようにしましょう。

逆質問で面接官に直接聞くべき項目

  • 理念:ビジョン、社風への共感ができそうか
    →理念の浸透度合いを教えてください
    →御社らしい制度や文化があれば教えてください
    →御社ではどういった褒め言葉がよく使われますか?
  • 活躍:自分が価値貢献、強みを活かせそうか
    →どういった強みを持つ社員が多いか
    →組織内で足りていない人材・スキルは何か
    →自分の強みである◯◯は活かすことができるか
  • 明確:給与や評価、仕事内容は明瞭か
    →会社や組織のビジョンは何か
    →ビジョン実現に向けた行動や仕組みはあるか
    →組織はどのような目標で動いているのか
    →個人目標の設定内容と、役割ごとの責任範囲
    →給与体系と評価制度
    →個人の貢献と失敗を可視化して判断する仕組み
  • 前進:目標達成・成長実感を得られるか
    →目標の粒度と明確性
    →どの行動が進捗に結びついたかが即座にわかるようになっているか
    →十分な時間とリソース提供、適切なサポートがあるか(初動3ヶ月のサポート)
  • 刺激:仕事は多様性や変化に富んでいるか
    →任せられる仕事内容の幅と変化の事例
    →リスクを負った挑戦や失敗が許容された事例
  • 裁量:仕事の決定権が自分にあるか
    →組織や個人の目標はどのように決まるのか
    →労働時間、場所はどこまで好きに選べるのか
    →仕事内容や作業ペースはどこまで委ねられるのか
  • 貢献:社会や人の役に立つ感覚はあるか
    →仕事のやりがいを全て教えてください
    →その仕事はどう社会に貢献していますか
    →貢献の実感はどう得ることができますか

事前に調査すべき項目

下記3項目は面接の逆質問では聞くことができないものなので、求人票なり口コミサイト、あるいはOB訪問を駆使して1次情報を集めるようにしてください。

  • 労働:勤務時間、業務負荷は多すぎないか
    →口コミサイトやOB訪問で確認
  • 報酬:生活に必要十分な報酬は得られるか
    →口コミサイトやエージェント経由で確認
  • 仲間:一緒に働く上司や同僚は魅力的か
    →OB訪問や面接の過程で確認しましょう。

最後に

今回は障害者の方を対象として、就活エージェントの選び方とおすすめを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

最後は担当者との相性がとても重要ですが、それでも就活エージェント選びをしっかりとすれば、自分にとって最適な求人に巡りあう確率を上げることができるでしょう。

あなたの就活がうまくいくことを心から願っております。

当サイトでは、視認性の観点で「障害者」と表記しています。「障がい者」と表記すると、視覚障害のある方が利用する自動読み上げソフトが「さわりがいしゃ」と読み上げる場合があるからです。