転職エージェントに登録すると在籍企業にばれる?採用担当への調査を元に解説

転職エージェントに登録すると、名前や勤務先といった「個人が特定できる情報」を提供することになるので不安を抱くのも当然です。そこで、企業側としての利用経験がある筆者が解説していきます。

この記事のまとめ
  • 利用してもバレることはない
    個人情報を見れるのはエージェント担当者と応募企業のみ。個人情報の漏洩は免許停止もありえるので徹底した管理がされている
  • 別途スカウトサイトを利用するなら要注意
    企業ブロックしきれないとバレる。最初から厳格な管理体制のある大手転職エージェント(リクルートワークポート)を使おう

記事の目次

企業スカウト機能付きの転職エージェントには注意!

転職エージェントと呼ばれる人材紹介会社に登録したことで会社にバレることはありえませんが、企業スカウト付きのサイトに登録していた場合には、バレる可能性があります。

上記のように、転職エージェント(キャリアアドバイザー)からの支援を目的として、サイトに登録をしたとしても、企業スカウト機能が併用されているサービスも多いので、注意が必要です

例えば、有名なところだと、以下の転職エージェントには企業スカウト機能が備わっています。

  • リクルートエージェント
  • dodaエージェント
  • Re就活

スカウト機能で会社が確認できる情報

スカウトサイトによりますが、個人情報以外(名前や住所、電話番号など、明確に個人が特定できる情報以外)の情報はすべて記載される可能性があります。例えば以下のような表示になります。

この画像ではマスキングして隠しましたが、個人情報は載っていなくても、かなり具体的な情報が記載されているので、わかる人が見ればわかってしまいます

スカウト機能で閲覧できる情報一覧
  • 都道府県(例:大阪府)
  • 年齢、性別(例:35歳 男性)
  • 在籍企業名(例:◯◯株式会社)
  • 職務&役職(例:◯◯事業部 係長)
  • 在籍期間(例:2010年4月~2022年3月)
  • 前職年収(例:600万円)
  • 最終学歴(例:日本大学 理工学部)
  • 保有資格(例:キャリアアドバイザー)
運営者
かなり詳しく見ることができるので、私が以前お世話になった取引先の営業担当(ベンチャー企業部長)をたまたま発見し、年収が判明したことも。笑

どれくらいバレる?採用担当者アンケート

採用担当者(人事及び事業部責任者)を対象にアンケート調査を実施したところ、個人を特定できるレベルで自社の社員だと気づいたのは、68人中6名(約9%)でした。

バレた理由には以下のようなものがありました。

  • 所属企業のブロック設定が漏れていた(4名)
  • 子会社のアカウントから閲覧した(1名)
  • 別会社のアカウントから閲覧した(1名)
口コミ

リクルートエージェントさんを利用しているのですが、企業スカウト機能(リクナビHRTech)があったので検索してみたところ、グループ企業の従業員がちらほらと出てきて、中には経歴から本人を特定できたこともあります。

口コミ

業務委託でいくつかの採用担当を兼任していることから、複数の法人アカウントを持っているので、たまにお互いの会社の従業員がいないかチェックしています。

バレたとしても問題が起こるケースは少ない

もし転職サイトで社員を見つけた場合どうする?」というアンケート調査をおこなったところ、過半数(56%)の採用担当者は「何もしない」という選択を取りましたが、それ以外(44%)の方は何かしらのアクションを起こす、という結果となりました

特に、採用担当者が、見つけた社員と近い立場であったり、優秀な社員だったりした場合には何かしらのアクションを起こす確率が高いことがわかりました。

口コミ

見つけた社員が管理職や優秀なプレイヤーだった場合には、全力で対策をします。直上長にそれとなく伝え、職場改善や、期待している旨を伝えるなど、離職を避けるためにできることを検討すると思います。

一方でそこまで成績や評価がすぐれない社員の場合は何もしません。転職がうまく行くことを願っています。笑

口コミ

関係性が近くて気軽に話せる人だったら話しますが、そうでない場合は特に何もしないと思います。転職するしないは個人の自由だと思うので。

口コミ

自身の部下が登録している場合は、それとなく探りを入れて直接話すと思います。何かしらの不満を抱えているのであれば解決するために意見を聞きます。

このように、無理に引き留めるためという感じではなく、不満や要望を聞いたうえで「職場の改善に活かしたい」という建設的な内容ばかりだったので、大きく心配することはないでしょう。

会社にバレずに転職エージェントを使う方法

ここでは会社にバレないように転職サイトを使う方法を解説していきます。

バレる可能性を減らす方法 バレない度
①企業ブロック機能を使う ★★★☆☆
②個人が特定できる情報を記載しない ★★★★☆
③抽象度をあげた職務経歴書を書く ★★★★☆
④スカウト機能を使わない ★★★★★
⑤スカウト機能のない転職エージェントに登録 ★★★★★
運営者
一つずつ紹介していきますので、登録するときの参考にしてください!

バレないための方法①
企業ブロック機能を使う

転職エージェントに登録したあとには、勤務先や関連会社のブロック設定を忘れないようにしましょう。たいていのサイトでは、以下のような画面からブロック設定ができます。

上記は、ハイクラス向けスカウトサイト「ビズリーチ」での設定画面ですが、職務経歴書を非公開にしたい会社を検索して、ブロックするような形になります。(ほとんどのサイトで同じシステムになっています。)

運営者
今の在籍企業はもちろん、グループ企業や主要取引先もブロックすることを忘れないようにしてくださいね!

未登録企業はブロックできないので注意

企業ブロック機能は「転職エージェント側の登録企業から検索して設定する形式」になっているので、まだ登録されていない場合はブロック設定ができません。実際にビズリーチ公式にも以下のような記載があります。(ちなみにビズリーチ以外も同様です)

弊社の企業データベースに登録されている企業の基準は以下の通りです。
1) 弊社サービスをご利用いただいた実績のある企業
2) 今後ご利用いただく可能性がある企業

そのため、すでに利用している企業や、名の知れた上場企業であれば基本的には問題ありませんが、グループ企業や中小企業だとブロック設定ができないケースがあります。

もちろん現時点では利用されていないということなので、すぐにバレることはありませんが、運悪く「あなたが登録した翌日、人事が登録した」といった場合だと確実にバレます。

運営者
よくあるのが登録したことを忘れて放置したあとにバレるケースです。転職してしまっていれば気になりませんが、転職しなかった場合、気まずい思いをすることも。。

バレないための方法②
個人が特定できる情報を記載しない

転職エージェントへの登録が会社にバレないようにするために、個人を特定できるような情報の登録をしないという選択肢もあります。

特にバレやすい情報
  • 在籍企業名(例:セオリー株式会社)
  • 在籍期間(例:2014年8月〜)
  • 職務内容及び役職
  • 職務経歴(過去の在籍企業など)

上記のように今の会社の名前やポジション、仕事内容を記載してしまうとバレる可能性が高いです。また、以下のように、組み合わせることでバレるケースもあります。

Aさんの登録情報
  • 性別(例:男性)
  • 年齢(例:33歳)
  • 年収(例:年収600万円)
  • 在籍期間(例:2018年4月〜)
  • 役職(例:ベンチャー企業の管理職)
  • 最終学歴(例:明治大学 経営学部)

上記のケースだと会社名や職務経歴は記載していませんが、それ以外の情報の組み合わせで「もしかしたらこの人かも?」とバレてしまうケースがあります。

運営者
特に、管理職は人数が少なくバレやすいので注意してください!

ただ、バレないことを気にして情報粒度を下げすぎると、あなたの魅力が伝わらずスカウトが来なくなってしまうので、バランス感を意識したいところです。

バレないための方法③
ほどよく抽象度をあげた職務経歴を書く

仮に登録情報でバレなくとも職務経歴入力欄からバレるケースもあるので事前に対策する必要があります。ポイントは、具体的な訴求を避けて抽象度を「ほどよく」あげることです。

  • 商品名やプロジェクト名は書かない
  • 具体的な部署名や社内の専門用語は使わない
  • 会社規模や実績数値は幅をもたせて記載する

上記のポイントを踏まえれば、特定される可能性はグッと下げつつ効率的にスカウトを受け取ることができるようになります。具体例は以下の通りです。

特定されにくい職務経歴書

(2019年4月1日~2021年3月31日)
◯ 営業本部 課長代理(課内営業職員数5~10名)
◯ 主な担当業務
・中堅及び大手企業を対象とした自社開発ソフトウェア、インフラ構築、管理保守サービスの販売
・展示会などによる自社ビジネスの新規顧客開拓

◯ 目標達成率・表彰実績
2019年度 個人売上達成率 約120%(売上 約3,000万円)、課売上達成率 約100%
2020年度 個人売上達成率 約130%(売上 約4,000万円)、課売上達成率 約110%
2020年度 役職者向けの表彰で1位を受賞

反対に、特定されやすい職務経歴書の例も見てみましょう。

特定されやすい職務経歴書の例

(2019年4月1日~2021年3月31日)
◯ ソリューション営業本部 中央第一営業部 二課 課長代理(課内営業職員数8名)
◯ 主な担当業務
・中央第一営業部にて、PC操作ログ監視ソフト「ログチェッカー」を中心とした自社開発ソフトウェア、インフラ構築、管理保守サービスを、中堅及び大手企業を対象に販売
・「2019年度 【首都圏】IT管理ソフト開発・活用展」により、自社ビジネスの新規顧客開拓

◯ 目標達成率・表彰実績
2019年度 個人売上達成率117%(売上3,240万円)、課売上達成率103%
2020年度 個人売上達成率126%(売上4,170万円)、課売上達成率109%
2020年度 ベストパフォーマンス賞 営業マネジメント部門1位受賞

上記は例なので仮で作成しましたが、具体的な売上が記載してあるので同じ会社にいる人物ならばピンときてしまう可能性が高いです。注意しましょう。

注意!バレないためでも嘘の記載はNG

嘘の情報で転職サイトに登録するのは絶対にやめましょう。「経歴詐称」に該当するので、バレたら懲戒解雇や損害賠償請求を受ける可能性もあります。嘘にならない範囲のぼかし方にしてください。

運営者
まあ、よほど大きく嘘を書かない限りバレないですけどね。でもやめましょう。

バレないための方法④
スカウト機能を使わない

そもそも企業スカウト機能を使わなければ、人事や上司に見つかることもありません。以下のように、設定画面から「採用企業への職務経歴書公開設定」を「非公開」にするだけです。

これで採用企業には情報が見られずに、転職エージェントからのサポートを受けることができるようになります。

バレないための方法⑤
スカウト機能のない転職サイトに登録

どうしてもバレるのが心配なのであれば、そもそもスカウト機能のない転職エージェントに登録するというのも一つの手です。

企業スカウト機能がないのであれば、あなたの在籍企業から情報を見られることがなくなるので、バレる理由がなくなります。

運営者
そのため、心配な方は転職エージェントを利用するようにしましょう!

スカウト機能のないエージェントならバレない理由

スカウト機能のない転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。

登録しても今の会社にバレない理由

<理由①>
企業側は応募前の求職者情報を見れないため
└求職者の情報を見れるのはアドバイザーのみ
└本人同意なしで企業に個人情報は開示されない

<理由②>
組織として情報管理を徹底しているため
└情報漏洩は、会社の信用・ブランドが失墜する
└有料職業紹介事業の許可取り消しすらありえる

<理由③>
各アドバイザーが最大限注意しているため
└そもそもあえて情報を漏洩するメリットがない
└漏洩のデメリットが大きすぎる(懲戒処分)

詳しく順番に説明していきます。

利用してもバレない理由①
企業側は応募前の求職者情報を見れないため

転職エージェントでは、採用企業と求職者の間にアドバイザーが入っているので、企業側から直接、求職者にスカウトを送ったり、情報を閲覧したりすることはできません。

上記の図のように、求職者の個人情報が企業側に共有されるまでにはいくつかのステップを踏む必要がありますが、以下のようにブロックすることができます。

  • ②アドバイザーからの求人提案
    →在籍企業を求職者に紹介しない
  • ③求職者の求人への応募
    →求職者が在籍企業に応募するはずがない

特に②に関しては、アドバイザーがミスをしないように、そもそもシステム側で、同一企業は紹介できないようになっているケースが多いです。

そのため、あなたが登録したとしても、個人情報を閲覧してスカウトするのは”アドバイザーのみ”で、所属企業にバレることはないので安心してください。

利用してもバレない理由②
組織として情報管理を徹底しているため

転職エージェント(人材紹介会社)は組織として情報管理を徹底しているため、あなたが登録をしたとしても個人情報が漏洩することはありえません。

そもそも人材紹介会社は、職業安定法に基づいて厚生労働省から許可を得て求人を紹介しているのですが、その基準に「個人情報を保護する措置」が含まれています。

法第31条第1項第2号の要件(個人情報を適正に管理し、及び求人者、求職者等の秘密を守る
ために必要な措置が講じられていること)

職業紹介事業の業務運営要領』P13 厚生労働省職業安定局 平成30年

そのため、仮に転職エージェント事業者の管理体制がずさんなものであったために個人情報が漏れてしまった場合、有料職業紹介事業の許可取り消しすらありえます。なにより、情報漏洩が起きているような転職エージェントには誰も登録しようと思わないでしょう。

このように、転職エージェントにとって個人情報を管理することは非常に重要なことで、たった一度の漏洩で会社の信用・ブランドが失墜してしまうことすらあるので、個人情報を守るために以下のような取り組みをおこなっています。

転職エージェント事業所の情報管理の取り組み
  • 盗難の防止策
  • 事業所への入退室の管理
  • 個人情報保護の社内マニュアル/ルール
  • 個人情報の移送や送信時のリスク対策

特に、個人情報の流出ルートは「退職者による持ち出し」が最も多いのですが、効率化の進んだ大手人材企業であれば、システムへのアクセスログを監視しているケースがほとんどなので安心できます。

利用してもバレない理由③
各アドバイザーが最大限注意しているため

転職エージェントのキャリアアドバイザーの中には、採用企業と求職者の双方を担当しているケースもありますが、お互いの情報が漏れないように徹底しています。

なぜなら情報漏洩におけるリスクが大きいからで、過失により漏洩させた場合は始末書必須で、評価に大きく響きます。さらに、意図して情報を漏洩させた場合は、最悪のケースだと懲戒処分になったうえに債務不履行等に基づく損害賠償請求をされることもあります。

運営者
そもそもバラすメリットがありません。むしろ転職してもらったほうが、ポストに空きがでて採用枠が増えて好都合です。

転職活動がバレないための注意点

転職活動全般で注意しないとバレやすいポイントがあるので、事前におさえておきましょう。具体的には下記の通りです。

  1. 転職サイトの「企業スカウト」に注意
  2. 職場では話さない、同僚には話さない
  3. 社内PC、アドレスを使って登録しない
  4. 会社のカレンダーに面接予定を記載しない
  5. Facebookで担当者と繋がるときは注意する

それぞれ簡単に解説していきます。

転職活動がバレないための注意点①
転職サイトの「企業スカウト」に注意

リクナビNEXTdodaをはじめとする企業スカウトありの転職サイトに登録すると、採用担当は以下のような情報を見てスカウトを送ることができるようになります。

上記からわかるように、所属している会社名だけでなく、出身大学名在籍期間年齢まで記載してあり、人事であればほぼ個人を特定できるので注意しましょう。

スカウト機能を導入している転職サイトであれば、必ず「企業ブロック機能」があるので、あなたの所属する会社はもちろん、関連するグループ企業は全て入れておいてください。(大手企業の方は大変ですね。。)

なお、ほとんどありませんが、会社の人事担当者が複数企業で人事業務を請け負っていた場合、その担当者にだけはバレてしまうケースもあります。

転職活動がバレないための注意点②
職場では話さない、同僚には話さない

転職活動中であることは職場の人間には話さないようにしておきましょう。仲が良くて信用していたとしても、そのメンバーは裏でつい言ってしまっているケースがあります

実際、筆者が部下と飲みに行ったときに、部下の同期メンバー(別部署)が転職活動していることを聞いたことがありました。(特になにもしていませんが)

他にも、トイレで話していたら上司が個室にいた、ということもあるかもしれません。この手の話題は、すぐ噂話として広まってしまうので、注意してください。

転職活動がバレないための注意点③
社内PC、アドレスを使って登録しない

転職サイトやエージェントに登録するときは、会社から貸与されたPCやアドレスで登録しないようにしてください。

実際、会社が付与しているPCであればアクセスしたURLを全て把握することができますし、管理者権限で全職員のメール一覧を見ることができるので、バレるケースがあります。

特に最近はコロナ禍においてリモートワークが促進し、セキュリティ管理上の目的で、デバイス操作を監視できるようにしている企業が多くあるので注意しましょう。

転職活動がバレないための注意点④
会社のカレンダーに面接予定を記載しない

当たり前ですが、会社のカレンダーに面接予定を記載しないように注意してください。あなたの上司や部下は日々あなたの予定を確認するので、バレるリスクが高いです。

仮に、共有非公開で自分だけ見れるようにしていたとしても、非公開の予定は気になるもので、ふとしたときに画面を見られて目に入ってしまうケースもあります。

絶対にプライベートのカレンダーで管理しましょう。仕事用のカレンダーしか日々見ていない方は、せめて、件名非公開で枠だけ確保しておくようにしてください。

転職活動がバレないための注意点⑤
SNSで担当者と繋がるときは注意する

当サイトで紹介するような大手では心配いりませんが、スカウトサイトでコンタクトを取った個人規模の転職エージェントだと、稀にFacebookで繋がろうとしてくるので注意してください。

もし、会社の同僚や上司とFacebookで繋がっていて、転職エージェントとFacebookで繋がった場合「新しい友達を追加しました」というアクティビティ表示で怪しまれる可能性があります。

そのため、アドバイザーともし連絡先を交換するときには、LINEやメールで依頼するか、Facebookで繋がるにしても友達追加のアクティビティを非表示にしてからにしましょう。

ここまで細かくあなたのアクティビティを監視している同僚や上司はなかなかいないと思いますが、念には念を入れて対策しておくに越したことはありません。

登録がバレたときにごまかす方法

正直、転職活動をするのはよくある話なので、認めてしまっても問題ないと思いますが、ごまかしたい方のために、簡単な案をいくつか紹介していきます。

  1. なんとなく登録しただけ
  2. 記憶にないとハッキリ言い切る
  3. 市場価値を知るため登録しただけ

バレたときにごまかす方法①
なんとなく登録しただけ

転職を意識せず「無料だからなんとなく登録してみただけ」というのもおすすめな言い訳です。

ポイントは、飄々とした態度で「それがなにか?気にしすぎですよ〜」と、なんとなく登録しただけ感を演出して「転職は考えていないです!」を納得してもらうことが重要になります。

運営者
あ、友達がおすすめしていて気になったので、サービス調査も兼ねてなんとなく登録しただけです。

面白いサービスですよね。まだ転職は考えていないので安心してください〜!

バレたときにごまかす方法②
記憶にないとハッキリ言い切る

記憶にないといい、なりすましを匂わすのも一つの作戦です。

実際に、転職サイトでそれっぽい人物を見つけられたとしても、転職サイトでは本人確認があるわけではないので、なりすましを匂わして回避することが可能です。

運営者
え、登録してないですよ。誰かのなりすましじゃないですか?

なりすましだとしたら気分悪いので、画面見せてもらえますか?(真顔)

バレたときにごまかす方法③
市場価値を知るため登録した

スカウト型転職サイトは、職務経歴書をもとに企業からスカウトが来るので、市場価値がわかりやすい点が強みなので、「市場価値を知りたかった」とごまかすのがおすすめです。

ポイントは、「市場価値を知りたい!」という好奇心だけで登録した点と「転職はあくまで考えていない」という実験的な取り組みであることを伝えることが重要です。

運営者
自分がこの業界でどれくらい市場価値があるのかを知りたかったので、登録してみました!もう満足したので最近はもうしばらくログインしていないですね。。

バレない転職サービスおすすめ

会社にバレるリスクを減らしたいのであれば、企業スカウトのある転職サイトではなく、転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職エージェントの比較軸

  • 総求人数
  • 利用満足度調査(詳細
  • 実際に利用した体験談

まずは比較表から見ていきましょう!

スクロール可能です→
順位 名称 総合評価 掲載求人数 コメント 公式サイト
1位 リクルートエージェント
リクルートエージェント
★★★★☆
4.4/5.0
約38万件
全国
短期間で転職をしたいなら登録必須
取引企業数が多く、新着求人がほぼ毎日届く
2位 ワークポートワークポート ★★★★☆
4.3/5.0
約10万件
全国対応
営業職やIT系の未経験向け求人が多い
20代前半〜中盤でキャリアに悩む方におすすめ
3位 dodadodaエージェント ★★★★☆
4.1/5.0
約28万件
全国対応
地方や職種などバランスの良い求人がある
スカウトの届く求人サイトとしての運用が可能
4位 マイナビエージェントマイナビエージェント ★★★☆☆
3.9/5.0
約7万件
都心部のみ
新卒ナビサイト最大手の企業提携数が魅力
若手で幅広い業界を見たいならおすすめ
5位 JACリクルートメントJACリクルートメント ★★★★☆
3.9/5.0
約1.2万件
全国
外資やITベンチャー等幅広く案件を保有
年収800万円以上での転職なら利用したい
2024年4月更新

転職エージェントは最初から一つに絞る必要はありません。良い求人を見逃しにくくなるように、2~3社は登録しておきましょう。もしどこに登録しようと迷ったら上位2社(リクルートエージェントワークポート)から利用して良かったところに絞ることをお勧めします。

運営者
タップすれば説明文が開くので、好きなものから見てくださいね!

1位.リクルートエージェント

リクルートエージェントの特徴

  • 求人数が圧倒的なので登録必須
    • 全国でどの職種もだいたい強い
    • 第二新卒からハイクラスまで保有
  • 優秀なアドバイザーが多く頼りになる
    • 一人当たりのサポートはやや淡白
    • すぐに転職したいという方におすすめ

リクルートエージェントは、人材業界No.1の求人数と実績を誇る転職エージェントです。求人数は常時30万件以上と、さまざまな地域・業界・職種の求人を網羅しています。

実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。

ただ、基本的には一度の面談のみで、最低限のフォローのみです。システムが自動で求人紹介してくるだけなので、個別支援には期待できません。求人数が多いサイトに登録するような感覚での利用をおすすめします。

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【公式】https://www.r-agent.com/

運営者
筆者も転職活動のたびに登録していますが、毎日のように新着求人が追加されるので、転職サイトのような感覚で使っていますね。
リクルートエージェントの基本情報
タイプ エージェント
得意 総合(全業界、全職種)
対象地域 全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数 595,014件(うち非公開求人は231,950件)
運営会社 株式会社リクルート
認可番号等 有料職業紹介:13-ユ-313011
Pマーク:17000021(09)
公式サイト https://www.r-agent.com/
2024年4月更新

2位.ワークポート

ワークポートの特徴
  • IT/ゲーム業界、営業職に強い
  • 20代(第二新卒~20代後半)に強い
    • 未経験者向けのサポートが充実

ワークポートは、全国トップクラスの求人数を持つ転職エージェントです。IT業界やゲーム業界、営業職の案件が多いですね。急拡大している組織だからか、他転職エージェントと比べると若い担当者が多く、レベルに差があるように感じるかもしれません。

ただ、第二新卒から20代までの方を対象に、根気強いサポートをしているので「就職したけどこのままでいいのだろうか」と悩んでいる方は一度、求人だけでも見てみると良いでしょう。

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【公式】https://workport.co.jp

運営者
筆者もIT企業の事業部長として中途採用をおこなうことが多いですが、ワークポートさんには営業職やマーケ職といった職種で頻繁にお世話になっています。
ワークポートの基本情報
タイプ エージェント
得意 IT系、営業職
対象地域 全国(WEB面談実施中)
求人件数 94,417件(非公開求人は不明)
運営会社 株式会社ワークポート
認可番号等 有料職業紹介:13-ユ-040590
Pマーク:21000352(08)
公式サイト https://workport.co.jp

2024年4月更新

3位.dodaエージェント

dodaエージェントの特徴
  • 転職サポート付きの求人サイト
    • 自身で求人に応募可能
    • 非公開求人はエージェント登録が必要
  • アドバイザーの評判は割れる
  • 定期的なイベント開催あり

dodaエージェントは、業界トップクラスの求人数を持つ「doda(求人サイト)」で利用することができる転職支援サービスです。TVCMも配信していて非常に勢いがある一社ですね。

担当者の評価はややネガティブなものが多いですが、厚生労働省から「優良事業者認定」を受けています。利用すると、好条件な傾向が高い「非公開求人」を紹介してくれるようになるので、ぜひ利用しましょう。

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【公式】https://doda.jp/

運営者
最大手のリクルートと比べるとやや担当者の質にバラツキがありますが、優秀で業界知識の多いアドバイザーが多いですよ!
dodaエージェントの基本情報
タイプ サイト+エージェント
対象地域 全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数 264,158件(うち非公開求人は39,709件)
運営会社 パーソルキャリア株式会社
認可番号等 Pマーク:10860051(10)
有料職業紹介:13-ユ-304785
職業紹介優良事業者:第2304002(01)
公式サイト https://doda.jp/
2024年4月更新
4位 マイナビエージェント

マイナビエージェントの特徴
  • 求人数は都心部に限定される
    • 最大手に比べるとやや劣る
    • 特に、地方求人は少ない
  • 20代向けのサポート力が高い
    • 優良事業者認定あり
    • アンケートでも若手の評価が高い

マイナビエージェントは、新卒大手のマイナビが運営する20代30代といった若手〜ミドル層向けの転職エージェントです。

若年層向けに丁寧なサポートを行なっていることが特徴で、厚生労働省から「職業紹介優良事業者」の認可を受けています。

他エージェントと違って、各分野別(医療、介護、保育)でも認定されているので、会社全体として優れたサポートをしていることがわかりますね。業界や職種ごとに部門が分かれており専門性が高いので、一度相談してみることをおすすめします。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

【公式】https://mynavi-agent.jp

ただ、やや若手向けなので、年収800万円越えの求人を探すのであれば、JACリクルートメントビズリーチといった高年収専門サービスと併用してください。

マイナビエージェントの基本情報
タイプ エージェント
対象地域 首都圏、大阪、福岡、名古屋(WEB可)
求人件数 68,009件(うち非公開求人は18,976件)
運営会社 株式会社マイナビ
認可番号等 Pマーク:10821880(09)
有料職業紹介:13-ユ-080554
職業紹介優良事業者:2102006(03)
公式サイト https://mynavi-agent.jp
2024年4月更新
5位 type転職エージェント

特徴まとめ
  • 首都圏の求人に特化している
  • サポートが丁寧でセミナー多数開催
  • 女性特化型サービスもあり

type転職エージェントは、一都三県の案件を中心に取り扱う中堅どころの転職エージェント。求人件数は最大手ほどではありませんが、利用者一人ひとりにじっくりと手厚いサポートをしているため『利用者満足度87%』と高いことが特徴です。

在籍するキャリアアドバイザーは得意領域ごとに分かれており、利用者の経歴や希望職種、適性に合った選考対策(書類添削や面接対策)を受けることができるので、ぜひ相談してみてください。

公式サイト
https://type.career-agent.jp/