「コトラは安全?」
「登録したら今の会社にばれる?」
と気になりますよね。名前に住所、勤務先といった「個人が特定できる情報」を提供するので、そこから転職活動がバレるのでは?と不安を抱くのも当然です。
なにより、コトラでは、担当コンサルタントが企業側と求職者側の双方を担当しているので「もし自分の会社が利用していたら伝えられるのでは?」と心配する方もいるでしょう。
ただ結論として、コトラのような転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。
特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。
- 盗難の防止策
- 事業所への入退室の管理
- 個人情報の移送や送信時のリスク対策
- 個人情報保護の社内マニュアル/ルール
もちろんコトラにおいても、プライバシーポリシーに記載されているように徹底した情報管理がされているので、2023年1月時点で情報が漏洩した形跡はありません。
さらに、プライバシーマーク(とは:個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者が受ける認定)も保持しているので、より安心できます。(確認はこちら)
ただ、転転活動をする際には、以下のような点に注意をしないと、今の会社にバレる可能性があるので注意していきましょう。
- 職場では話さない、同僚には話さない
- 社内PC、アドレスを使って登録しない
- 会社のカレンダーに面接予定を記載しない
- 企業スカウトありの転職サイトに注意する
- Facebookで担当者と繋がるときは注意する
- 面接と同僚の営業訪問がかぶっていないか確認
当記事は、上場企業で管理職を務める筆者が、過去2回の転職経験をもとに「コトラを使ってバレるのか」についてまとめたものです。
記事の後半でコトラの評判も紹介しているので、よかったら参考にしてください!
登録してもバレない3つの理由
コトラに登録をしても、転職活動中であることが今の会社にバレることはまずありません。再掲になりますが、理由は以下の通りです。
<理由①>
企業側は応募前の求職者情報を見れないため
└求職者の情報を見れるのはコンサルタントのみ
└本人同意なしで企業に個人情報は開示されない
<理由②>
組織として情報管理を徹底しているため
└情報漏洩は、会社の信用・ブランドが失墜する
└有料職業紹介事業の許可取り消しすらありえる
<理由③>
各コンサルタントが最大限注意しているため
└そもそもあえて情報を漏洩するメリットがない
└漏洩のデメリットが大きすぎる(懲戒処分)
詳しく順番に説明していきます。
バレない理由①企業側は応募前の求職者情報を見れないため
コトラでは、採用企業と求職者の間にコンサルタントが入っているので、企業側から直接、求職者にスカウトを送ったり、情報を閲覧したりすることはできません。

上記の図のように、求職者の個人情報が企業側に共有されるまでにはいくつかのステップを踏む必要がありますが、以下のようにブロックすることができます。
- コンサルタントからの求人提案
→在籍企業を求職者に紹介しない - 求職者の求人への応募
→求職者が在籍企業に応募するはずがない
さらに前者に関しては、コンサルタントがミスをしないように、そもそもシステム側で、同一企業は紹介できないようになっているケースがほとんどです。
そのため、あなたが登録したとしても、個人情報を閲覧して連絡を取るのは”コンサルタントのみ”で、所属企業にバレることはないので安心してください。
バレない理由②組織として情報管理を徹底しているため
コトラは組織として情報管理を徹底しているため、あなたが登録をしたとしても個人情報が漏洩することはありえません。
そもそも転職エージェントは、職業安定法に基づいて厚生労働省から許可を得て求人を紹介しているのですが、その基準に「個人情報を保護する措置」が含まれています。
法第31条第1項第2号の要件(個人情報を適正に管理し、及び求人者、求職者等の秘密を守る
ために必要な措置が講じられていること)『職業紹介事業の業務運営要領』P13 厚生労働省職業安定局 平成30年
そのため、仮に転職エージェント事業者の管理体制がずさんなものであったために個人情報が漏れてしまった場合、有料職業紹介事業の許可取り消しすらありえます。なにより、情報漏洩が起きているような転職エージェントには誰も登録しようと思わないでしょう。
このように、転職エージェントにとって個人情報を管理することは非常に重要なことで、たった一度の漏洩で会社の信用・ブランドが失墜してしまうことすらあるので、個人情報を守るために以下のような取り組みをおこなっています。
- 盗難の防止策
- 事業所への入退室の管理
- 個人情報保護の社内マニュアル/ルール
- 個人情報の移送や送信時のリスク対策
特に、個人情報の流出ルートは「退職者による持ち出し」が最も多いのですが、効率化の進んだ大手人材企業であればシステムへのアクセスログを監視しているケースが多く、その点ではコトラのような実績の豊富な大手企業であれば問題ないでしょう。
上記のような取り組みを評価された結果、コトラではプライバシーマーク(JIPDECが認定する個人情報を適切に取り扱っている証明)で取得しているので、より安心できます。
バレない理由③各コンサルタントが最大限注意しているため
コトラのコンサルタントは、以下のように、業界ごとに採用企業と求職者の双方を担当しているので、求職者の在籍企業と採用企業がかぶることは当然ありますが、お互いの情報が漏れないように徹底しています。

なぜなら情報漏洩におけるリスクが大きいからで、過失により漏洩させた場合は始末書必須で、評価に大きく響きます。さ
らに、意図して情報を漏洩させた場合は、最悪のケースだと懲戒処分になったうえに債務不履行等に基づく損害賠償請求をされることも考えられます。(キャリアに大きな傷が入りますね)
ただそもそも、担当している採用企業の従業員がサービスに登録したとしてもバラすメリットがありません。
というのもバラしてしまうと企業側に対策されてその従業員が転職しなくなってしまう可能性があるので、コンサルタントの利益(求職者が転職することでインセンティブがもらえます)にならないからです。
むしろ担当している採用企業であれば、すでにいる社員には転職してもらったほうが、ポストに空きがでて採用枠が増えるので、実は好都合だったりします。
転職活動をバレないようにするための注意点
コトラに登録をしたことでバレることはまずありえませんが、そもそも以下のような点に注意しないとバレてしまう可能性があるので、事前におさえておきましょう。
- 企業スカウトありの転職サイトに注意する
- 職場では話さない、同僚には話さない
- 社内PC、アドレスを使って登録しない
- 会社のカレンダーに面接予定を記載しない
- Facebookで担当者と繋がるときは注意する
- 面接と同僚の営業訪問がかぶっていないか確認
企業スカウトありの転職サイトに注意する
リクナビNEXTやdodaをはじめとする企業スカウトありの転職サイトに登録すると、採用担当は以下のような情報を見てスカウトを送ることができるようになります。

上記からわかるように、所属している会社名だけでなく、出身大学名と在籍期間、年齢まで記載してあり、人事であればほぼ個人を特定できるので注意しましょう。
スカウト機能を導入している転職サイトであれば、必ず「企業ブロック機能」があるので、あなたの所属する会社はもちろん、関連するグループ企業は全て入れておいてください。(大手企業の方は大変ですね。。)
なお、ほとんどありませんが、会社の人事担当者が複数企業で人事業務を請け負っていた場合、その担当者にだけはバレてしまうケースもあります。
職場では話さない、同僚には話さない

転職活動中であることは職場の人間には話さないようにしておきましょう。仲が良くて信用していたとしても、そのメンバーは裏でつい言ってしまっているケースがあります。
実際、筆者が部下と飲みに行ったときに、部下の同期メンバー(別部署)が転職活動していることを聞いたことがありました。(特になにもしていませんが)
他にも、トイレで話していたら上司が個室にいた、ということもあるかもしれません。この手の話題は、すぐ噂話として広まってしまうので、注意してください。
社内PC、アドレスを使って登録しない
転職エージェントに登録するときは、会社から貸与されたPC、及びアドレスを使って登録しないようにしてください。(そもそも私的な利用は禁止されていますが、、)
実際、会社が付与しているPCであればアクセスしたURLを全て把握することができますし、管理者権限で全職員のメール一覧を見ることができるので、バレるケースがあります。
特に最近はコロナ禍においてリモートワークが促進し、セキュリティ管理上の目的で、デバイス操作を監視できるようにしている企業が多くあるので注意しましょう。
会社のカレンダーに面接予定を記載しない
当たり前ですが、会社のカレンダーに面接予定を記載しないように注意してください。あなたの上司や部下は日々あなたの予定を確認するので、バレるリスクが高いです。
仮に、共有非公開で自分だけ見れるようにしていたとしても、非公開の予定は気になるもので、ふとしたときに画面を見られて目に入ってしまうケースもあります。
絶対にプライベートのカレンダーで管理しましょう。仕事用のカレンダーしか日々見ていない方は、せめて、件名非公開で枠だけ確保しておくようにしてください。
Facebookで担当者と繋がるときは注意する
コトラではありませんが、ビズリーチをはじめとするスカウトサイトでコンタクトを取った個人規模の転職エージェントだと、稀にFacebookで繋がろうとしてくるので注意してください。
もし、会社の同僚や上司とFacebookで繋がっていて、転職エージェントとFacebookで繋がった場合「新しい友達を追加しました」というアクティビティ表示で怪しまれる可能性があります。

そのため、コンサルタントともし連絡先を交換するときには、LINEやメールで依頼するか、Facebookで繋がるにしても友達追加のアクティビティを非表示にしてからにしましょう。
ここまで細かくあなたのアクティビティを監視している同僚や上司はなかなかいないと思いますが、念には念を入れて対策しておくに越したことはありません。
面接と同僚の営業訪問がかぶっていないか確認
ほぼないと思いますが、在籍企業の取引先となるような企業への転職活動をしているのであれば、面接訪問予定と、同僚の営業訪問日程がかぶっていないかは確認しておきましょう。
現在は営業活動においてもリモートワーク化が進んでいるので大丈夫かと思いますが、もし運悪く、待合室で鉢合わせになると、かなり気まずい思いをすることになります。
さて、ここまででコトラを使ってもバレない理由と、転職活動全般でバレないための注意点について説明してきましたが、コトラについて気になっている方のために軽く評判を解説します。
コトラの総評【要約】
コトラは、東京近郊における年収800万円以上のハイクラス層への転職支援に強みを持った転職エージェントで、特に金融業界においては最大手のポジションを確立しています。
それこそ、証券/銀行/投信投資顧問/PEファンド/不動産ファンド/VC/保険業界はもちろんのこと、FASのようなアドバイザリーのハイクラス求人を多数保有。
また、金融以外にもコンサル業界・IT/WEB・製造といった業界のハイクラス求人を取り扱っており、2023年1月現在において、保有求人全体の約97%が非公開案件で、その半分以上が年収800万円越えでした。
- 東京近郊の求人が9割以上
- 金融業界への転職支援に強い
- 年収800万円以上の非公開求人が多い

コトラは金融業界で転職するならおすすめです。私も過去2回ほど使っていますが、魅力的な案件が多く、担当者のレベルも高いので安心して相談できます。

いくつか転職エージェントを利用しましたが、コンサルタントに付加価値を感じたのはコトラだけでした。
求人を紹介するだけでなく、職務経歴書のPR欄に記載した方が良い内容から面接対策まで、親切に教えていただきました。
ここまでの内容をまとめると、以下のような条件に当てはまる方にはおすすめできます。
- 東京近郊かつ金融業界での転職を検討
- 現段階で最低でも年収が800万円以上ある
上記に当てはまる場合は、無料で相談できるので、良い求人案件がないかだけでも確認してみてください。
登録はこちら
https://www.kotora.jp/
コトラの基本データ | |
タイプ | 転職エージェント、サイト |
得意業界 | 金融・コンサル |
対象地域 | 東京近郊(9割),大阪,名古屋,福岡,海外 |
求人件数 | 18,993件(うち18,591件が非公開) ※年収800万円以上の求人は10,177件 |
運営会社 | 株式会社コトラ(企業HP) |
Pマーク | あり(確認はこちら) |
認定 | 優良職業紹介事業所認定(確認はこちら) |
公式サイト | https://www.kotora.jp/ |
※2023/1/3時点の数値
他転職エージェントとの比較
ハイクラス転職エージェントの利用者364名へのアンケートの結果、コトラの総合評価は「圏外」という結果となりました。
←左右にスクロール可能→順位 | 転職エージェント | 総合評価 | 得意 | コメント | 詳細 |
![]() | ![]() | ★★★★☆ 4.15/5.0 | ALL | ハイクラス専門で圧倒的な実績 専門性の高いコンサル複数人が提案 | |
![]() | ![]() | ★★★★☆ 4.09/5.0 | ALL | 取引企業数No.1の圧倒的求人数 グループ選りすぐりのコンサルタント力 | |
![]() | ![]() | ★★★★☆ 4.06/5.0 | 外資 | 世界最大規模の外資系転職エージェント 外資系企業の年収800万円以上求人に強い | |
4位 | ![]() | ★★★☆☆ 4.02/5.0 | 外資 | 東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円) 職業紹介優良事業者の認定あり | |
5位 | ![]() | ★★★★☆ 4.01/5.0 | 外資 | 外資系・グローバル企業に特化 30~40代管理職から人気が高い一社 | |
6位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.96/5.0 | IT 業界 | IT業界の管理職・スペシャリストに強い 国家資格保有のコンサルタントが担当 | |
7位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.86/5.0 | ALL | 首都圏近辺の日系大手企業に総じて強い 管理職からスペシャリストまで豊富に保有 | |
8位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.78/5.0 | ALL | 高年収帯の公開求人数No.1 実績豊富なコンサルタントが多数在籍 | |
9位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.77/5.0 | EX | エグゼクティブに特化 日系上場企業・事業会社への転職に強い | |
10位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.71/5.0 | 外資 | 中小規模のためやや求人数は少ないも、 外資系企業への転職者からは評価が高い |
金融業界においては一定のポジションを確立しているものの規模がそう大きくないこともあり、求人数や対応レベルといった観点で、大手の有名どころには及ばずとなりました。
良い評判と悪い評判
コトラの良い悪いそれぞれの口コミを分析した結果、以下のようなメリットデメリットがあることがわかりました。
- 金融業界の好条件求人が多い
- ニーズを理解した求人提案をしてくれる
- 担当者が粘り強くサポートをしてくれる
- 東京近郊以外の求人数が少ない
- コンサルタントの提案力が今ひとつ
このように魅力として、金融業界の好条件求人をたくさん保有しており、業界出身者のコンサルタントが丁寧なヒアリングをもとにしたサポート体制があります。
ただし一方で、東京近郊以外で利用すると求人数が少なかったり、担当者によっては提案力がイマイチだったり、といった不満を感じた方もいることがわかりました。
コトラをおすすめできる人
ここまでの内容を踏まえるとコトラをおすすめできるのは、具体的には以下の条件に複数当てはまる方です。
- 東京近郊かつ金融業界での転職を検討
- 現段階で最低でも年収が800万円以上ある
利用は無料なので、どういった求人案件が紹介可能かを知るためにも、気軽に相談しましょう。
登録はこちら
https://www.kotora.jp/
1社だけでなく、複数の転職サービスを利用することで、応募できる求人の幅も広がり、転職後の満足度も向上させることができます。 ここでは、に登録するような、最低でも年収800万円を目指すようなハイクラス層向けの転職サービスを紹介します。 ハイクラス向け転職サービスは以下の2種類。 基本的には、複数併用することがおすすめです。 特に、エグゼクティブ層の転職となると、求人が世に出回ることはなくヘッドハンターがスカウトをする、のが一般的なので登録だけでもしておきましょう。 ハイクラスポジションを探すなら一般登録型の求人サイトはおすすめしない 一般的に、indeedやリクナビNEXTをはじめとした大手求人サイトは、スタッフクラスの求人が中心で、ハイクラス帯の求人は極端に少なくなる傾向にあるのでおすすめはしません。 なぜなら、企業側にとって課長や部長クラスの募集は事業戦略上の重要度が高いので、ピンポイントの人材獲得をおこなうためにエージェントやヘッドハンターを活用することが多くなるからです。(実際に私も事業部長として課長クラスの採用をおこなっていたことがありますが、求人サイトでは募集しませんでした。) ここでは、ハイクラス層が使うべき転職エージェントを紹介していきます。比較軸は以下3点です。 上記の調査をしたうえで、ランキング化しました。(詳しい選び方や比較表が気になる方は「ハイクラス転職エージェントの選ぶ基準と比較表」をご覧ください。) ハイクラス層の転職は、担当コンサルタントの質(専門性や対応力)に大きく依存しますが、上位3社はその点で圧倒的な評価を得ています。 特に、1位のJACリクルートメントは、ハイクラス専門の転職エージェントとして長い歴史と実績があり、コンサルタントのレベルが非常に高いことで知られています。 ハイクラス層の転職は、いかに条件にあった非公開求人を集めることができるかが鍵なので、2~3社は利用して、定期的に求人を紹介してもらえるようにしておきましょう。 では上位3社を簡単に紹介していきます。 JACリクルートメントは、オリコン満足度調査「4年連続1位」を獲得しているハイクラス専門の転職エージェントです。 業界ごとに担当者がついているため専門性が非常に高く、求職者の経歴に沿った求人を提案してくれることが大きな特徴です。 また、両面型で企業の採用担当者と直接やり取りをしているため、その企業の内部情報に詳しく、選考対策も的確というメリットもあります。 アンケート結果を見るに、利用した方からの口コミ評価が高いので、ハイクラス帯で転職をされるなら間違いなくおすすめできる1社です。 いくつかエージェントに登録したのですが、JACリクルートメントが一番、条件にあった求人がたくさんありました。 印象的には、他のエージェントよりも年収が高い人向けの求人がたくさんあったように思えます。 コンサルタントがしっかりサポートしてくれました。特に面接対策のアドバイスが細くて、オンラインでも1時間ほどアドバイスしてくれます。 また、最終面接前には面接担当者の特徴などを一人ひとりについてしっかりと教えてもらえたので、それほど緊張することなく面接をすることができました。 筆者も実際に、過去の転職活動で利用したことがありますが、何社か使った中では一番コンサルタントのレベルが高く、対応の質がよかった印象でした。 上記を踏まえ、JACリクルートメントをおすすめできるのは以下のような方々です。 以上に当てはまった人は、無料で利用できるので「どのような求人があるか」だけでも確認してみてください。 ※登録から1週間ほどで担当が決まり連絡がきます。 ※2023/1/3時点の数値 リクルートエージェントは、人材業界No.1の取引企業数を誇る転職エージェントです。中途採用を行なっている企業との取引が多いので、ハイクラス案件も豊富にあります。 実際、ポジションを問わず多くの利用者がいることが強みで、筆者の会社で管理職の採用をはじめたときも、一番最初に相談をしたものです(すでにスタッフ層の採用でお世話になっていたので) また、一般メンバークラスの転職では企業担当(RA)と求職者担当(CA)でフロント対応を分担していますが、一定年収のあるハイクラス層では、リクルート選りすぐりのコンサルタントが双方を一気通貫で対応してくれる点がポイントです。 そのため、大手企業の課長以上や、ベンチャーのCXOといったエグゼクティブの非公開求人を豊富に持っているという点で、登録を外せない1社と言えます。 筆者も転職活動のたびに登録していますが、毎日のように新しい求人が追加されてシステムが通知してくれるので、求人数の多い転職サイトのような感覚でも使えます。 実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。 ※2023/1/3時点の数値 ランスタッドは、日本全国に91拠点を構える転職エージェントで、特に外資系企業のハイクラスポジションに強いことが特徴です。 海外での取引実績が豊富(世界39カ国に拠点あり)であることから、フィリップス、ユニリーバ、コカ・コーラといった世界的大企業の外資求人を多く保有しています。 実際のところ、ランスタッドが保有する公開求人のうち、その80%が年収800万円以上、そして50%が年収1,000万円以上となっており、年収帯の高さが高評価でした。 もともとが外資系企業なだけあって、魅力的な外資求人が多かったような印象でした。担当エージェントがどういった案件を紹介してくれるか次第ですが、利用する価値はあると思います。 アドバイザーの方の提案やサポートにも満足しています。相手企業との面談前には、選考練習を兼ねた打ち合わせを丁寧に行ってくれました。私目線でPRすべき点をしっかりと教えてくれて助かりました。 ここまでの内容を踏まえると、以下のような条件に該当する方におすすめできる転職エージェントです。 特に外資系企業は、日系企業と違った選考スタイルで個別対策が必要なので、支援実績のあるキャリアコンサルタントから支援を受けつつ、転職活動を進めるようにしましょう。 ※2023/1/3時点の数値 また上記のような転職エージェントだけでなく、ここから紹介するスカウト型転職サービスも併用することをおすすめします。 重要ポジションは枠の絶対数が少なく、転職活動が長期化しやすい傾向にあるので、機を逃さないためにも「スカウト型転職サービス」への登録もおすすめしています。比較軸は以下3点です。 ※2023/1/3時点の数値 ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトは、評価の高いヘッドハンターを自分から選ぶことができるので、積極的に転職を検討されている方にもおすすめできます。 もし迷ったら、一旦ビズリーチに登録しておけば十分です。企業ブロック機能があるのでバレにくく、ヘッドハンター数も一番多いので登録するだけで可能性が広がります。 ビズリーチは、首都圏を中心に掲載求人数とヘッドハンター登録者数が多いハイクラス向けのスカウト型転職サイトです。 全国から選りすぐりのヘッドハンターが登録しており、レジュメを登録することでスカウトを待つこともできれば、自ら気になった担当者へ相談をすることもできます。 また、首都圏を中心の求人数が非常に多く、自分から応募できる求人の選択肢が非常に多いことも嬉しい利点と言えるでしょう。特に、ITやWEB業界のベンチャー企業が多いです。 レジュメを登録すればスカウトが送られてくるので「今すぐの転職は考えていないが良い案件があれば検討したい」と考えている方にもオススメすることができます。 リクルートダイレクトスカウトは、人材業界No.1のリクルートが運営している全年収対応のスカウト型転職サイトです。 2022年春ごろからTVCMを大々的に配信しているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。ヘッドハンターは4,000人以上が在籍し、ビズリーチと並んで業界TOPシェアを占めています。 自分で応募できる求人件数も常時20万件以上登録されている(かつ半数が年収600万円以上)ので、ハイクラスの方々であっても満足できる質になっています。 レジュメを登録したらあとはスカウトを待つだけなので、『今すぐの転職を考えていないが、いい話があれば聞いてみたい』という方におすすめできます。 ただ、結局はスカウトを送ってくるヘッドハンター次第ということもあるので、最初からいいコンサルタントに相談をしたい方は、JACリクルートメントといった評判の良い転職エージェントに登録すると良いでしょう。 dodaXは、人材業界大手のパーソルグループが展開している、年収800万円を超えるようなハイクラス 向け転職サービスです。 最大の特徴はヘッドハンティング型を取っていることで、自身の履歴書と職務経歴書を提出しておくとヘッドハンターから自動的にスカウトを受け取ることができます。 ただ、こちら側から在籍ヘッドハンターに連絡することはできず、スカウトが来ない可能性もあるので、あらかじめ職務経歴書はしっかりと記載しましょう。 無料で通年利用できるため、「今すぐの転職は考えてはいないが、いい案件があれば考えなくもない」といった方であれば、登録だけでもしておくことをおすすめします。 ※2023/1/3時点の数値併用したいハイクラス向け転職サービス
→求人もサポートも良い
→ちゃんと選べばハズレは少ない
→非公開求人をたくさん集められる
→個人レベルの中小事業者が多く、担当次第ハイクラス・エグゼクティブにおすすめの転職エージェント
ハイクラス特化の両面型サービスを前提
年収800万円以上の求人数を集計
提案/交渉力で年収800万円以上364人にアンケート順位 転職エージェント 総合評価 得意 コメント 詳細 1位
JACリクルートメント
★★★★☆
4.15/5.0ALL ハイクラス専門で圧倒的な実績
専門性の高いコンサル複数人が提案2位
リクルートエージェント
★★★★☆
4.09/5.0ALL 取引企業数No.1の圧倒的求人数
グループ選りすぐりのコンサルタント力3位
ランスタッド
★★★★☆
4.06/5.0外資 世界最大規模の外資系転職エージェント
外資系企業の年収800万円以上求人に強い4位 エンワールド
★★★☆☆
4.02/5.0外資 東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円)
職業紹介優良事業者の認定あり5位 ロバートウォルターズ
★★★★☆
4.01/5.0外資 外資系・グローバル企業に特化
30~40代管理職から人気が高い一社6位 クライス&カンパニー
★★★☆☆
3.96/5.0IT
業界IT業界の管理職・スペシャリストに強い
国家資格保有のコンサルタントが担当7位 マイナビエージェント
★★★☆☆
3.86/5.0ALL 首都圏近辺の日系大手企業に総じて強い
管理職からスペシャリストまで豊富に保有8位 dodaエージェント
★★★☆☆
3.78/5.0ALL 高年収帯の公開求人数No.1
実績豊富なコンサルタントが多数在籍9位 エグゼクティブボード
★★★☆☆
3.77/5.0EX エグゼクティブに特化
日系上場企業・事業会社への転職に強い10位 ISSコンサルティング
★★★☆☆
3.71/5.0外資 中小規模のためやや求人数は少ないも、
外資系企業への転職者からは評価が高い1位.JACリクルートメント
JACリクルートメントの基本データ タイプ 転職エージェント 得意 ハイクラス特化 対象地域 全国+海外(WEB面談実施中) 求人件数 15,159件 運営会社 株式会社ジェイエイシーリクルートメント(企業HP) Pマーク あり(確認はこちら) 公式サイト http://www.jac-recruitment.jp/ 2位.リクルートエージェント
リクルートエージェントの基本データ タイプ 転職エージェント 得意 総合(全業界、全職種) 対象地域 全国+海外(WEB面談実施中) 求人件数 569,298件(うち非公開求人は274,055件) 運営会社 株式会社リクルート(企業HP) Pマーク あり(確認はこちら) 公式サイト https://www.r-agent.com/ 3位.ランスタッド|外資特化
ランスタッドの基本データ タイプ 転職エージェント 得意 外資系、グローバル、IT系 対象地域 全国+海外(WEB面談実施中) 求人件数 6,579件(非公開求人は不明)
※うち1,640件が外資系案件運営会社 ランスタッド株式会社(企業HP) Pマーク あり(確認はこちら) 公式サイト https://www.randstad.co.jp/ 長期を見据えた転職活動なら「スカウト型転職サービス」も利用しよう
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実際に登録してヘッドハンターを検索して確認
年収800万円以上の求人数を集計
企業ブロック機能やセキュリティ観点を確認順位 スカウト型転職サイト 評価 基本 個別解説 総合評価 取引企業数 企業ブロック Pマーク 1位
ビズリーチ
★★★★☆
4.1/5.01.7万社 あり あり 2位
リクルートダイレクトスカウト
★★★☆☆
3.9/5.0非公開 あり
(10社まで)あり 3位
dodaX
★★★☆☆
3.7/5.0非公開 そもそも企業
スカウトなしあり 4位 ミドルの転職
★★★☆☆
3.6/5.0非公開 あり あり 1位.ビズリーチ
ビズリーチの基本データ タイプ スカウトサイト 得意 ハイクラス、エグゼクティブ層 利用料金 基本無料(①タレント会員:3,278円(税込)/30日 ②ハイクラス会員:5,478円(税込)/30日) 対象地域 全国+海外 運営会社 株式会社ビズリーチ(企業HP) Pマーク あり(確認はこちら) 公式サイト https://bizreach.jp 2位.リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトの基本データ タイプ スカウトサイト 得意 総合(全業界、全職種) 対象地域 全国+海外 運営会社 株式会社リクルート(企業HP) Pマーク あり(確認はこちら) 公式サイト https://directscout.recruit.co.jp/ 3位.dodaX(by パーソルキャリア)
dodaXの基本データ タイプ スカウトサイト 得意 ハイクラス、エグゼクティブ層 対象地域 全国+海外 求人件数 17,482件 運営会社 パーソルキャリア株式会社(企業HP) Pマーク あり(確認はこちら) 公式サイト https://doda-x.jp/
最後に
ここまでで、コトラに登録をしても転職活動中であることがバレない理由と、それ以外でも転職活動中であることがバレないようにするための方法について解説してきました。
コトラをはじめとする転職エージェントはデメリットなく無料で使えるので、とことん使い倒すようにしましょう。
あなたの転職がうまくいくことを願っております。
<理由①>
企業側は応募前の求職者情報を見れないため
└求職者の情報を見れるのはコンサルタントのみ
└本人同意なしで企業に個人情報は開示されない
<理由②>
組織として情報管理を徹底しているため
└情報漏洩は、会社の信用・ブランドが失墜する
└有料職業紹介事業の許可取り消しすらありえる
<理由③>
各コンサルタントが最大限注意しているため
└そもそもあえて情報を漏洩するメリットがない
└漏洩のデメリットが大きすぎる(懲戒処分)