リクルートダイレクトスカウトに登録すると会社にバレる?採用担当者68人のアンケート結果を元に解説

「登録すると会社にバレる?」
「スカウト機能を使うとバレるって本当?」

と気になりますよね。リクルートダイレクトスカウトに登録すると、名前に住所・勤務先といった「個人が特定できる情報」を提供することになるので、不安を抱くのも当然です。

結論として、企業スカウト機能から、ブロック設定をしていないことによってバレてしまう可能性があるので、忘れないように注意しましょう。

ただ、ブロック設定をしていてもバレてしまうケースがあるので「どのようにバレてしまうのか」「どうしたら回避できるのか」を徹底解説していきます。

この記事を書いた専門家
佐々木
佐々木
東証プライム上場企業の管理職。企業側として新卒・中途採用をしている経験と、自身が転職した体験談をもとに記事を執筆。

公式サイト
https://directscout.recruit.co.jp/

スカウト機能でバレる可能性がある

リクルートダイレクトスカウトに登録したことで会社(上司や同僚、人事)に知られてしまうとしたら、考えられる経路はたった2つしかありません。

会社にバレる経路
  1. スカウト機能で表示されてしまう←要注意
  2. サイト側の情報流出や、人為的な情報漏洩

1つ目の「スカウト機能」では、企業が、登録者情報を閲覧してアプローチできることから、場合によっては特定されるので注意が必要です。

一方で2つ目の、情報流出や人為的な情報漏洩(例えば雑談など)でバレるケースはほとんどあり得ないので、考慮しなくて構いません。特に「個人情報の漏洩」は信頼性に大きな打撃を与えるので、徹底した管理がされており、もちろん人事担当者も細心の注意を払っているものです。

スカウト機能で会社が確認できる情報

スカウトサイトによりますが、個人情報以外(名前や住所、電話番号など、明確に個人が特定できる情報以外)の情報はすべて記載される可能性があります。例えば以下のような表示になります。

▼企業及びエージェント側に見える情報(1/4)

▼直近の職務経歴(2/4)

▼過去の職務経歴(3/4)

▼語学レベルや資格(4/4)

このように、個人情報(名前や住所、生年月日など)は載っていなくても、かなり具体的な情報が記載されているので、わかる人が見ればわかってしまいます。

スカウト機能で閲覧できる情報一覧
  • 都道府県(例:大阪府)
  • 年齢、性別(例:35歳 男性)
  • 在籍企業名(例:◯◯株式会社)
  • 職務&役職(例:◯◯事業部 係長)
  • 在籍期間(例:2010年4月~2022年3月)
  • 前職年収(例:600万円)
  • 最終学歴(例:日本大学 理工学部)
  • 保有資格(例:キャリアコンサルタント)
佐々木
かなり詳しく見ることができるので、私が以前お世話になった取引先の営業担当(ベンチャー企業部長)をたまたま発見し、年収が判明したことも。笑

どれくらいバレる?採用担当者アンケート

採用担当者(人事及び事業部責任者)を対象にアンケート調査を実施したところ、個人を特定できるレベルで自社の社員だと気づいたのは、68人中6名(約9%)でした。

バレた理由には以下のようなものがありました。

  • 所属企業のブロック設定が漏れていた(4名)
  • 子会社のアカウントから閲覧した(1名)
  • 別会社のアカウントから閲覧した(1名)
匿名口コミ

リクルートダイレクトスカウトに登録して気になったので検索したら何人か出てきました。うちは登録前だったのでブロック設定できなかったんでしょうね。見つけたのは、とある部署の管理職だったので年齢や経歴からすぐに特定できました。

匿名口コミ

フリーランスとして複数の会社で人事業務をやっている関係から、いくつかアカウントを持っているので、定期的に巡回しています(笑)見つけた場合「最近どう?」といったように探りを入れるようにしています。

匿名口コミ

新規事業で子会社を設立してそこで人員を募集することになったので、アカウントを作成し、親会社の名前で検索したら何人か出てきました。全員が特定できたわけではないですが、人事なのでだいたいわかります。

バレたとしても問題が起こるケースは少ない

もし転職サイトで社員を見つけた場合どうする?」というアンケート調査をおこなったところ、過半数(56%)の採用担当者は「何もしない」という選択を取りましたが、それ以外(44%)の方は何かしらのアクションを起こす、という結果となりました

特に、採用担当者が、見つけた社員と近い立場であったり、優秀な社員だったりした場合には何かしらのアクションを起こす確率が高いことがわかりました。

匿名口コミ

見つけた社員が管理職や優秀なプレイヤーだった場合には、全力で対策をします。直上長にそれとなく伝え、職場改善や、期待している旨を伝えるなど、離職を避けるためにできることを検討すると思います。

一方でそこまで成績や評価がすぐれない社員の場合は何もしません。転職がうまく行くことを願っています。笑

匿名口コミ

関係性が近くて気軽に話せる人だったら話しますが、そうでない場合は特に何もしないと思います。転職するしないは個人の自由だと思うので。

匿名口コミ

自身の部下が登録している場合は、それとなく探りを入れて直接話すと思います。何かしらの不満を抱えているのであれば解決するために意見を聞きます。

このように、無理に引き留めるためという感じではなく、不満や要望を聞いたうえで「職場の改善に活かしたい」という建設的な内容ばかりだったので、大きく心配することはないでしょう。

会社にバレずにリクルートダイレクトスカウトを使う方法

ここでは会社にバレないようにリクルートダイレクトスカウトを使う方法を解説していきます。

バレる可能性を減らす方法バレない度
①企業ブロック機能を使う★★★☆☆
②個人が特定できる情報を記載しない★★★★☆
③抽象度をあげた職務経歴書を書く★★★★☆
④スカウト機能を使わない★★★★★
⑤スカウト機能のない転職サイトに登録★★★★★
佐々木
一つずつ紹介していきますので、登録するときの参考にしてください!

①企業ブロック機能を使う

リクルートダイレクトスカウトに登録したあとには、勤務先や関連会社のブロック設定を忘れないようにしましょう

以下のような画面から、職務経歴書を非公開にしたい会社を検索して、ブロック設定をすることができます。

Step1. 設定>スカウトサービス>企業ブロック設定

Step2.社名で非公開対象を設定する

ちなみにあなたの在籍企業が利用していた場合は、最初からブロックされているので、関連企業だけ忘れずにやりましょう。

佐々木
今の在籍企業はもちろん、グループ企業や主要取引先もブロックすることを忘れないようにしてくださいね!

未登録企業はブロックできないので注意

企業ブロック機能は「転職サイト側の登録企業から検索して設定する形式」になっているので、まだ登録されていない場合はブロック設定ができません。実際にリクルートダイレクトスカウト公式にも以下のような記載があります。

※リクルートダイレクトスカウトの企業データベースには、本サービスを利用する可能性のある採用企業があらかじめ登録されております。全ての企業が登録されているわけではないことをあらかじめご了承ください。

引用元:リクルートダイレクトスカウト公式ヘルプ

そのため、すでに利用している企業や、名の知れた上場企業であれば基本的には問題ありませんが、グループ企業や中小企業だとブロック設定ができないケースがあります。

もちろん現時点では利用されていないということなので、すぐにバレることはありませんが、運悪く「あなたが登録した翌日、人事が登録した」といった場合だと確実にバレます。

佐々木
よくあるのが登録したことを忘れて放置したあとにバレるケースです。転職してしまっていれば気になりませんが、転職しなかった場合、気まずい思いをすることも。。

②個人が特定できる情報を記載しない

リクルートダイレクトスカウトへの登録が会社にバレないようにするために、個人を特定できるような情報の登録をしないという選択肢もあります。

特にバレやすい情報
  • 在籍企業名(例:セオリー株式会社)
  • 在籍期間(例:2014年8月〜)
  • 職務内容及び役職
  • 職務経歴(過去の在籍企業など)

上記のように今の会社の名前やポジション、仕事内容を記載してしまうとバレる可能性が高いです。また、以下のように、組み合わせることでバレるケースもあります。

Aさんの登録情報
  • 性別(例:男性)
  • 年齢(例:33歳)
  • 年収(例:年収600万円)
  • 在籍期間(例:2018年4月〜)
  • 役職(例:ベンチャー企業の管理職)
  • 最終学歴(例:明治大学 経営学部)

上記のケースだと会社名や職務経歴は記載していませんが、それ以外の情報の組み合わせで「もしかしたらこの人かも?」とバレてしまうケースがあります。

佐々木
特に、管理職は人数が少なくバレやすいので注意してください!

ただ、バレないことを気にして情報粒度を下げすぎると、あなたの魅力が伝わらずスカウトが来なくなってしまうので、バランス感を意識したいところです。

③ほどよく抽象度をあげた職務経歴を書く

仮に登録情報でバレなくとも職務経歴入力欄からバレるケースもあるので事前に対策する必要があります。ポイントは、具体的な訴求を避けて抽象度を「ほどよく」あげることです。

  • 商品名やプロジェクト名は書かない
  • 具体的な部署名や社内の専門用語は使わない
  • 会社規模や実績数値は幅をもたせて記載する

上記のポイントを踏まえれば、特定される可能性はグッと下げつつ効率的にスカウトを受け取ることができるようになります。具体例は以下の通りです。

特定されにくい職務経歴書

(2019年4月1日~2021年3月31日)
◯ 営業本部 課長代理(課内営業職員数5~10名)
◯ 主な担当業務
・中堅及び大手企業を対象とした自社開発ソフトウェア、インフラ構築、管理保守サービスの販売
・展示会などによる自社ビジネスの新規顧客開拓

◯ 目標達成率・表彰実績
2019年度 個人売上達成率 約120%(売上 約3,000万円)、課売上達成率 約100%
2020年度 個人売上達成率 約130%(売上 約4,000万円)、課売上達成率 約110%
2020年度 役職者向けの表彰で1位を受賞

反対に、特定されやすい職務経歴書の例も見てみましょう。

特定されやすい職務経歴書の例

(2019年4月1日~2021年3月31日)
◯ ソリューション営業本部 中央第一営業部 二課 課長代理(課内営業職員数8名)
◯ 主な担当業務
・中央第一営業部にて、PC操作ログ監視ソフト「ログチェッカー」を中心とした自社開発ソフトウェア、インフラ構築、管理保守サービスを、中堅及び大手企業を対象に販売
・「2019年度 【首都圏】IT管理ソフト開発・活用展」により、自社ビジネスの新規顧客開拓

◯ 目標達成率・表彰実績
2019年度 個人売上達成率117%(売上3,240万円)、課売上達成率103%
2020年度 個人売上達成率126%(売上4,170万円)、課売上達成率109%
2020年度 ベストパフォーマンス賞 営業マネジメント部門1位受賞

上記は例なので仮で作成しましたが、具体的な売上が記載してあるので同じ会社にいる人物ならばピンときてしまう可能性が高いです。注意しましょう。

注意!バレないためでも嘘の記載はNG

嘘の情報で転職サイトに登録するのは絶対にやめましょう。「経歴詐称」に該当するので、バレたら懲戒解雇や損害賠償請求を受ける可能性もあります。嘘にならない範囲のぼかし方にしてください。

佐々木
まあ、よほど大きく嘘を書かない限りバレないですけどね。でもやめましょう。

④スカウト機能を使わない

そもそも企業スカウト機能を使わなければ、人事や上司に見つかることもありません。以下のように、設定画面から「企業スカウトサービスの利用設定」を「利用しない」にするだけです。

▼設定>企業スカウトサービス

これで採用企業には情報が見られずに、ヘッドハンターからスカウトをもらうことができるようになります。

ちなみにヘッドハンターのスカウトをオフにすることもできるので、もし、あなたの会社がヘッドハンター事業をやっていたとしても大丈夫になります。

▼設定>ヘッドハンタースカウトサービス

佐々木
企業スカウトもヘッドハンタースカウトもなくなったらそもそも使う意味があまりなくなりますが、どうしてもバレたくない方にはおすすめです。

⑤スカウト機能のない転職サイトに登録

どうしてもバレるのが心配なのであれば、そもそもスカウト機能がない、リクルートダイレクトスカウト以外の転職サイトに登録するというのも一つの手です。

それこそ転職エージェントであれば、転職希望者が企業側の選考に応募しない限り情報を見ることができないので、バレることがありません。

上記のように転職エージェントを間に介することによって、企業側は転職希望者の情報を直接見ることでできないようになっているので、安心です。

バレない転職サービスのおすすめ

佐々木
そのため、心配な方は転職エージェントを利用するようにしましょう!

リクルートダイレクトスカウト以外でもバレないための注意点

転職活動全般において、そもそも以下のような点に注意しないとバレてしまう可能性があるので、事前におさえておきましょう。

  1. 職場では話さない、同僚には話さない
  2. 社内PC、アドレスを使って登録しない
  3. 転職サイトを社内回線で閲覧しない
  4. 会社のカレンダーに面接予定を記載しない
  5. エージェントからの電話を社内で受けない
  6. Facebookで担当者と繋がるときは注意する
  7. 面接と同僚の営業訪問がかぶっていないか確認
佐々木
一つずつ説明していくので、うっかりやらかさないように、チェックしてくださいね!

①職場では話さない、同僚には話さない

転職活動中であることは職場の人間には話さないようにしておきましょう。仲が良くて信用していたとしても、そのメンバーは裏でつい言ってしまっているケースがあります。

実際、筆者が部下と飲みに行ったときに、部下の同期メンバー(別部署)が転職活動していることを聞いたことがありました。(特になにもしていませんが)

他にも、トイレで話していたら上司が個室にいた、ということもあるかもしれません。この手の話題は、すぐ噂話として広まってしまうので、注意してください。

②社内PC、アドレスを使って登録しない

転職サービスに登録するときは、会社から貸与されたPC、スマホ、及びアドレスを使って登録しないようにしてください。(そもそも私的な利用は禁止されていますが、、)

実際、会社が付与しているPCであればアクセスしたURLを全て把握することができますし、管理者権限で全職員のメール一覧を見ることができるので、バレるケースがあります。

特に最近はコロナ禍においてリモートワークが促進し、セキュリティ管理上の目的で、デバイス操作を監視できるようにしている企業が多くあるので注意しましょう。

③転職サイトを社内回線で閲覧しない

リクルートダイレクトスカウトをはじめとした転職サイトを社内回線で閲覧するとバレる可能性があります。

特にセキュリティの厳しい上場企業やISMS認証企業となると、個別社員がどういったサイトにアクセスしたかの履歴を残している会社が多くあるので注意してください。

仮に個人のスマホやPCデバイスを利用していたとしても、会社のアカウントでWi-Fi接続するとバレる可能性が高いです。

④会社のカレンダーに面接予定を記載しない

当たり前ですが、会社のカレンダーに面接予定を記載しないように注意してください。あなたの上司や部下は日々あなたの予定を確認するので、バレるリスクが高いです。

仮に、共有非公開で自分だけ見れるようにしていたとしても、非公開の予定は気になるもので、ふとしたときに画面を見られて目に入ってしまうケースもあります。

絶対にプライベートのカレンダーで管理しましょう。仕事用のカレンダーしか日々見ていない方は、せめて、件名非公開で枠だけ確保しておくようにしてください。

⑤エージェントからの電話を社内で受けない

転職エージェントやヘッドハンターからの連絡は社内で受けないようにしてください。

オフィスだと周囲のメンバーは、自然とあなたが話す内容が耳に入ってしまうので、転職に関連する話題であることはすぐにバレてしまいます。そのため、メールでの連絡を依頼するか、誰もない場所で折り返しの連絡をするようにしましょう。

⑥Facebookで担当者と繋がるときは注意する

転職エージェントではありませんが、ビズリーチをはじめとするスカウトサイトでコンタクトを取った個人規模の転職エージェントだと、稀にFacebookで繋がろうとしてくるので注意してください。

もし、会社の同僚や上司とFacebookで繋がっていて、転職エージェントとFacebookで繋がった場合「新しい友達を追加しました」というアクティビティ表示で怪しまれる可能性があります。

そのため、コンサルタントともし連絡先を交換するときには、LINEやメールで依頼するか、Facebookで繋がるにしても友達追加のアクティビティを非表示にしてからにしましょう。

ここまで細かくあなたのアクティビティを監視している同僚や上司はなかなかいないと思いますが、念には念を入れて対策しておくに越したことはありません。

⑦面接と同僚の営業訪問がかぶっていないか確認

ほぼないと思いますが、在籍企業の取引先となるような企業への転職活動をしているのであれば、面接訪問予定と、同僚の営業訪問日程がかぶっていないかは確認しておきましょう。

現在は営業活動においてもリモートワーク化が進んでいるので大丈夫かと思いますが、もし運悪く、待合室で鉢合わせになると、かなり気まずい思いをすることになります。

転職活動がバレた時の誤魔化し方

転職活動が会社にバレた時の対策は「認める」か「誤魔化す」かの2通りしかありません。ここでは誤魔化し方について、例を元にいくつか案を紹介するので、参考にしてください。

  1. なんとなく登録しただけ
  2. 記憶にないと言い、なりすましを匂わす
  3. 市場価値を知るため登録した
  4. 友達の転職に協力するため色々試した
  5. 友達のアフィリエイトに協力した

①なんとなく登録しただけ

転職を意識せず「無料だからなんとなく登録してみただけ」というのもおすすめな言い訳です。

ポイントは、飄々とした態度で「それがなにか?気にしすぎですよ〜」と、なんとなく登録しただけ感を演出して「転職は考えていないです!」を納得してもらうことが重要になります。

佐々木
あ、CMでやたら目にして気になったので、サービス調査も兼ねてなんとなく登録しただけです。

面白いサービスですよね。まだ転職は考えていないので安心してください〜!

②記憶にないと言い、なりすましを匂わす

記憶にないといい、なりすましを匂わすのも一つの作戦です。

実際に、転職サイトでそれっぽい人物を見つけられたとしても、転職サイトでは本人確認があるわけではないので、なりすましを匂わして回避することが可能です。

佐々木
え、登録してないですよ。誰かのなりすましじゃないですか?

なりすましだとしたら気分悪いので、画面見せてもらえますか?(真顔)

③市場価値を知るため登録した

スカウト型転職サイトは、職務経歴書をもとに企業やヘッドハンターからスカウトが来るので、市場価値がわかりやすい点が強みなので、「市場価値を知りたかった」と誤魔化すのがおすすめです。

ポイントは、「市場価値を知りたい!」という好奇心だけで登録した点と「転職はあくまで考えていない」という実験的な取り組みであることを伝えることが重要です。

佐々木
自分がこの業界でどれくらい市場価値があるのかを知りたかったので、登録してみました!もう満足したので最近はもうしばらくログインしていないですね。。

④友達の転職に協力するため色々試した

自分の転職ではなく、あくまで、友達が転職するので協力するために色々と試してみた、という言い訳を使うのもありです。

ポイントは、「転職に慣れていない友達が心配だった」というアピールと、友達が自分と似たような経歴であり「自分が試すことで、似たノウハウが得られやすいこと」を伝える点です。

佐々木
転職を考えている友達と会ったときに、どの転職サイトがいいんだろうって色々登録してみました!

友達が心配なのでどうにか役に立ちたいのですが、自分は登録したことがなかったので、どうアドバイスしたらいいかわからなくて、、おすすめのサイトとかありますか?

⑤友達のアフィリエイトに協力した

リクルートダイレクトスカウトを紹介したサイト経由でユーザーが登録した場合に、紹介したサイトに対して、一定の成果報酬が支払われる「アフィリエイト」を言い訳に使うのもありです。

ポイントは、「友達からどのように説得されたのか」を具体的な数字をもとに伝えることと、飄々とした態度で「転職を考えてはいないですよ」感を演出することです。

佐々木
友達が転職系のアフィリエイトサイトをやっていて、そこ経由で登録するだけで5,000円くれるって言われたので登録しました。

彼は1万円くらいもらったそうですけど、登録するだけでそんなにもらえるっていいですよね、自分もやろうかな〜、、

バレない転職サービスの選び方とおすすめ

会社にバレるリスクを減らしたいのであれば、企業スカウトがない転職エージェントを利用することをおすすめします。

ただ、リクルートエージェントやdodaのように「スカウト機能とエージェントが一体型になっている転職サイト」もあるので、念のためエージェント機能のみを有しているものをおすすめします。

  • パソナキャリア|30代以上なら
  • マイナビエージェント|20代若手なら
  • JACリクルートメント|年収600万円以上
佐々木
ここから順番に紹介していきますので、自分にあったエージェントを使うようにしましょう!

パソナキャリア

パソナキャリアは、派遣業界最大手のパソナが運営する『オリコン顧客満足度調査4年連続No.1』を獲得している大手転職エージェントです。

首都圏エリアを中心に28,000社以上の企業と取引実績があるため求人数が多く、手厚いサポート・対応力に定評があるので、慣れない転職に不安がある方におすすめできます。

パソナキャリアの特徴
  • 転職者からの満足度評価No.1(4年連続)
  • 丁寧なサポートで慣れない転職に強い
  • 都心エリアの求人が豊富で高年収求人も多い

筆者も過去に何回か利用しましたが、求職者側の要望をしっかりとヒアリングして、その人にあった求人を丁寧に探してきてくれている、という印象でした。

地域は都心に偏っていますが、400万円前後の求人から800万円以上のハイクラス求人まで多く保有しているので、どなたでもぜひ一度確認してみることをおすすめします。

ただ、対象エリア以外での求人数はそう多くはないので、地方の場合はリクルートエージェントを活用することをお勧めします。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは新卒大手のマイナビが運営する20代30代といった若手〜ミドル層向けの転職エージェントです。

新卒領域での取引実績から、首都圏を中心に若年層向けの求人数が非常に多く、また丁寧なサポートに『20代の満足度No.1』の強さです。

さらに、ITエンジニア領域や医療系分野(看護師など)にも特化したサービスを出しており、専門性が非常に高いことが特徴なので、どなたでも1度相談してみることをおすすめします。

マイナビエージェントの特徴
  • 20代からの利用者満足度評価No.1
  • 圧倒的シェアを持つ新卒領域での取引実績から若年層に強い
  • 経歴の棚卸からキャリア設計までサポートが好評

ここまでの内容をまとめるとマイナビエージェントは、都心エリアに在住の20代~30代前半であれば利用を強くおすすめしたい転職エージェントです。

ただ、やや若手向けなので、年収800万円越えの求人を探すのであれば、JACリクルートメントのような高年収専門の転職サービスと併用するようにしましょう。

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、オリコン満足度調査「4年連続1位」を獲得しているハイクラス専門の転職エージェントです。

業界ごとに担当者がついているため専門性が非常に高く、求職者の経歴に沿った求人を提案してくれることが大きな特徴です。

また、両面型で企業の採用担当者と直接やり取りをしているため、その企業の内部情報に詳しく、選考対策も的確というメリットもあります。

JACリクルートメントの特徴
  • ハイクラス転職特化
  • オリコン満足度調査「4年連続1位」
  • コンサルタントの専門性・提案力が高い

アンケート結果を見るに、利用した方からの口コミ評価が高いので、ハイクラス帯で転職をされるなら間違いなくおすすめできる1社です。

▼口コミ|高収入で魅力的な求人が多い

匿名さん

いくつかエージェントに登録したのですが、JACリクルートメントが一番、条件にあった求人がたくさんありました。

印象的には、他のエージェントよりも年収が高い人向けの求人がたくさんあったように思えます。

▼口コミ|コンサルタントの質が高い

匿名さん

コンサルタントがしっかりサポートしてくれました。特に面接対策のアドバイスが細くて、オンラインでも1時間ほどアドバイスしてくれます。

また、最終面接前には面接担当者の特徴などを一人ひとりについてしっかりと教えてもらえたので、それほど緊張することなく面接をすることができました。

筆者も実際に、過去の転職活動で利用したことがありますが、何社か使った中では一番コンサルタントのレベルが高く、対応の質がよかった印象でした。

上記を踏まえ、JACリクルートメントをおすすめできるのは以下のような方々です。

  • 年収800万円以上の求人を探している方
  • コンサルタントから選考対策を受けたい方

以上に当てはまった人は、無料で利用できるので「どのような求人があるか」だけでも確認してみてください。

※登録から1週間ほどで担当が決まり連絡がきます。

JACリクルートメントの基本情報
タイプ転職エージェント
得意ハイクラス特化
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数13,622件
運営会社株式会社ジェイエイシーリクルートメント
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttp://www.jac-recruitment.jp/

※2023/5/13更新

最後に

ここまでで、リクルートダイレクトスカウトに登録したらバレるケースと対処法について解説してきました。どうしても心配なようなら転職エージェントを使うことがおすすめです。

転職エージェントであればデメリットなく無料で使えるので、とことん使い倒すようにしましょう。あなたの転職がうまくいくことを願っております。