転職エージェントおすすめ|目的別の選び方とランキング比較表

好条件企業への転職を狙うと倍率が上がるので「どの転職エージェントを選ぶかが成功と失敗を分ける」と言っても過言ではありません。

そこでこのページでは、上場企業部長の筆者が利用者満足度調査をもとに転職サービスを比較しながら、おすすめできる転職エージェントを紹介します。

おすすめ転職エージェント

上記の大手エージェントであれば、紹介可能な求人が多く、サポート力も高いので転職を有利に進められます。いくつか併用して「求人と担当者の質」を比較しましょう。

おすすめ転職エージェント

では早速、転職エージェントをランキング形式で紹介していきます。大手なら取引企業数が多いので条件の良い新着求人を確保するためにもぜひ登録しておきましょう。

転職エージェントの比較軸
  1. 総求人数(取引企業数)
  2. 利用者の満足度調査(詳細
  3. 実際に利用した体験談

まずは比較表から見ていきましょう!

スクロール可能です→
順位 名称 総合評価 掲載求人数 コメント 公式サイト
1位 リクルートエージェント
リクルートエージェント
★★★★☆
4.4/5.0
約38万件
全国
短期間で転職をしたいなら登録必須
取引企業数が多く、新着求人がほぼ毎日届く
2位 ワークポートワークポート ★★★★☆
4.3/5.0
約10万件
全国対応
営業職やIT系の未経験向け求人が多い
20代前半〜中盤でキャリアに悩む方におすすめ
3位 dodadodaエージェント ★★★★☆
4.1/5.0
約28万件
全国対応
地方や職種などバランスの良い求人がある
スカウトの届く求人サイトとしての運用が可能
4位 マイナビエージェントマイナビエージェント ★★★☆☆
3.9/5.0
約7万件
都心部のみ
新卒ナビサイト最大手の企業提携数が魅力
若手で幅広い業界を見たいならおすすめ
5位 JACリクルートメントJACリクルートメント ★★★★☆
3.9/5.0
約1.2万件
全国
外資やITベンチャー等幅広く案件を保有
年収800万円以上での転職なら利用したい
2024年3月更新

転職エージェントは最初から一つに絞る必要はありません。良い求人を見逃しにくくなるように、2~3社は登録しておきましょう。もしどこに登録しようと迷ったら上位2社(リクルートエージェントワークポート)から利用して良かったところに絞ることをお勧めします。

運営者
ここからは、利用者の口コミと筆者の体験談をもとに、転職エージェントの特徴を解説していきます!どれも無料で利用できるので気になったものから登録してみてくださいね。

1位.リクルートエージェント

リクルートエージェントの特徴
  • 求人数が圧倒的なので登録必須
    • 全国でどの職種もだいたい強い
    • 第二新卒からハイクラスまで保有
  • 優秀なアドバイザーが多く頼りになる
    • 一人当たりのサポートはやや淡白
    • すぐに転職したいという方におすすめ

リクルートエージェントは、人材業界No.1の求人数と実績を誇る転職エージェントです。求人数は常時30万件以上と、さまざまな地域・業界・職種の求人を網羅しています。

実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。

ただ、基本的には一度の面談のみで、最低限のフォローのみです。システムが自動で求人紹介してくるだけなので、個別支援には期待できません。求人数が多いサイトに登録するような感覚での利用をおすすめします。

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【公式】https://www.r-agent.com/

運営者
筆者も転職活動のたびに登録していますが、毎日のように新着求人が追加されるので、転職サイトのような感覚で使っていますね。
リクルートエージェントの基本情報
タイプ エージェント
得意 総合(全業界、全職種)
対象地域 全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数 595,014件(うち非公開求人は231,950件)
運営会社 株式会社リクルート
認可番号等 有料職業紹介:13-ユ-313011
Pマーク:17000021(09)
公式サイト https://www.r-agent.com/
2024年3月更新

2位.ワークポート

ワークポートの特徴
  • IT/ゲーム業界、営業職に強い
  • 20代(第二新卒~20代後半)に強い
    • 未経験者向けのサポートが充実

ワークポートは、全国トップクラスの求人数を持つ転職エージェントです。IT業界やゲーム業界、営業職の案件が多いですね。急拡大している組織だからか、他転職エージェントと比べると若い担当者が多く、レベルに差があるように感じるかもしれません。

ただ、第二新卒から20代までの方を対象に、根気強いサポートをしているので「就職したけどこのままでいいのだろうか」と悩んでいる方は一度、求人だけでも見てみると良いでしょう。

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【公式】https://workport.co.jp

運営者
筆者もIT企業の事業部長として中途採用をおこなうことが多いですが、ワークポートさんには営業職やマーケ職といった職種で頻繁にお世話になっています。
ワークポートの基本情報
タイプ エージェント
得意 IT系、営業職
対象地域 全国(WEB面談実施中)
求人件数 87,778件(非公開求人は不明)
運営会社 株式会社ワークポート
認可番号等 有料職業紹介:13-ユ-040590
Pマーク:21000352(08)
公式サイト https://workport.co.jp
2024年3月更新

3位.dodaエージェント

dodaエージェントの特徴
  • 転職サポート付きの求人サイト
    • 自身で求人に応募可能
    • 非公開求人はエージェント登録が必要
  • アドバイザーの評判は割れる
  • 定期的なイベント開催あり

dodaエージェントは、業界トップクラスの求人数を持つ「doda(求人サイト)」で利用することができる転職支援サービスです。TVCMも配信していて非常に勢いがある一社ですね。

担当者の評価はややネガティブなものが多いですが、厚生労働省から「優良事業者認定」を受けています。利用すると、好条件な傾向が高い「非公開求人」を紹介してくれるようになるので、ぜひ利用しましょう。

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【公式】https://doda.jp/

運営者
最大手のリクルートと比べるとやや担当者の質にバラツキがありますが、優秀で業界知識の多いアドバイザーが多いですよ!
dodaエージェントの基本情報
タイプ サイト+エージェント
対象地域 全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数 264,158件(うち非公開求人は39,709件)
運営会社 パーソルキャリア株式会社
認可番号等 Pマーク:10860051(10)
有料職業紹介:13-ユ-304785
職業紹介優良事業者:第2304002(01)
公式サイト https://doda.jp/
2024年3月更新

4位.マイナビエージェント

マイナビエージェントの特徴
  • 求人数は都心部に限定される
    • 最大手に比べるとやや劣る
    • 特に、地方求人は少ない
  • 20代向けのサポート力が高い
    • 優良事業者認定あり
    • アンケートでも若手の評価が高い

マイナビエージェントは、新卒大手のマイナビが運営する20代30代といった若手〜ミドル層向けの転職エージェントです。

若年層向けに丁寧なサポートを行なっていることが特徴で、厚生労働省から「職業紹介優良事業者」の認可を受けています。

他エージェントと違って、各分野別(医療、介護、保育)でも認定されているので、会社全体として優れたサポートをしていることがわかりますね。業界や職種ごとに部門が分かれており専門性が高いので、一度相談してみることをおすすめします。

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【公式】https://mynavi-agent.jp

ただ、やや若手向けなので、年収800万円越えの求人を探すのであれば、JACリクルートメントビズリーチといった高年収専門サービスと併用してください。

マイナビエージェントの基本情報
タイプ エージェント
対象地域 首都圏、大阪、福岡、名古屋(WEB可)
求人件数 68,009件(うち非公開求人は18,976件)
運営会社 株式会社マイナビ
認可番号等 Pマーク:10821880(09)
有料職業紹介:13-ユ-080554
職業紹介優良事業者:2102006(03)
公式サイト https://mynavi-agent.jp
2024年3月更新

5位 type転職エージェント

特徴まとめ
  • 首都圏の求人に特化している
  • サポートが丁寧でセミナー多数開催
  • 女性特化型サービスもあり

type転職エージェントは、一都三県の案件を中心に取り扱う中堅どころの転職エージェント。求人件数は最大手ほどではありませんが、利用者一人ひとりにじっくりと手厚いサポートをしているため『利用者満足度87%』と高いことが特徴です。

在籍するキャリアアドバイザーは得意領域ごとに分かれており、利用者の経歴や希望職種、適性に合った選考対策(書類添削や面接対策)を受けることができるので、ぜひ相談してみてください。

公式サイト
https://type.career-agent.jp/

目的別に特化型転職エージェントも併用しよう

ひとくちに転職エージェントといっても得意不得意があるので「あなたが志望している業界・ポジションにどれだけ強いか」に合わせて併用することをおすすめします。

まずは特殊な「属性」に該当しないかを確認してください。なぜなら、一般的な状況と転職活動のポイントが違うので、専用の対策が必要だからです。

上記に該当しない場合、業界特化型の転職エージェントにも登録しておきましょう。業界の出身者がキャリアアドバイザーとして在籍しているので、情報収集や選考対策に役立ちます。

女性の状況や立場に寄り添ったサポート

女性の転職には、結婚や出産、育児、配偶者の転勤といった多くの悩みが付きまといます。

そのため、女性の気持ちを理解してくれて、状況や立場にあった求人を紹介できるだけのサポート力を持った転職エージェントを利用するようにしましょう

転職エージェントの選び方
  • 求人数&質(優良案件の多さ)
  • アドバイザーの質(女性目線の提案)
順位 サービス名 求人数 平均満足度
1位 パソナキャリア 38,876 4.00/5.0
2位 マイナビエージェント 33,583 3.84/5.0
3位 type女性の転職エージェント 7,789 3.98/5.0
2024年3月更新

いずれとも女性向け専門サービスも用意しており、求職者のことを考えた丁寧なサポートを実施していることから、すべての女性におすすめです。

登録すると専任の女性アドバイザーが付くので、安心して相談できます。

未経験歓迎(第二新卒、既卒)

ここでは、第二新卒・既卒をはじめとした、経歴やスキルに自信がない未経験の方の支援に強い転職エージェントを紹介します。

転職エージェントの選び方
  • 未経験可の求人が多い
  • 転職サポートの満足度が高い
順位 サービス名 未経験
求人数
サポート
満足度
1位 dodaエージェント 49,932件 3.54/5.0
2位 リクルートエージェント 27,172件 3.81/ 5.0
3位 パソナキャリア 6,547件 4.00/ 5.0
2024年3月更新

一般的に中途採用は『即戦力』が前提なので、経験やスキルがほとんどない『未経験』だと転職の難易度は高くなります

そのため、未経験でも応募可能な求人数はもちろんとして、徹底したキャリアアドバイス・選考対策を実施している転職エージェントの利用がおすすめです。

3位のパソナキャリアは、首都圏特化のため総求人数では劣っているものの、実績をもとにした丁寧なサポートが好評なので、不安がある方におすすめです。

ニート・フリーター(学歴・経歴不問)

ここでは、中卒や高卒、フリーターから『正社員』への転職を目指している方向けに、実績豊富な転職エージェントを紹介します。

基本的には求人数や支援実績で選ぶべきことを推奨しますが、経歴・学歴不問の転職エージェントは求人情報を公開していないところが多いので、注意が必要です。

転職エージェントの選び方
  • 公開求人数が多いこと
  • 転職支援実績が豊富であること
順位 サービス名 求人数 満足度
1位 Re就活 13,428件
※募集職種と勤務地の組み合わせで件数算出
★★★☆☆
3.54
2位 マイナビジョブ20s 2,512
★★★☆☆
3.43
3位 ハタラクティブ 2,300
★★★☆☆
3.39
2024年3月更新

職歴やスキルで不利であっても上記で紹介したような転職エージェントに登録すれば、正社員として就職することは十分可能です

ただ、条件の良い求人にありつこうとすればするほど転職活動は難航するので、最低でも3社に登録して選択肢を広げることをおすすめします。

求人情報が非公開なので自信を持って推奨はできませんが、知名度のある転職エージェントを以下に掲載しておきます。

ハイクラス向け(年収600万円以上)

ここでは最低でも年収600万円を超えるハイクラス層での転職を検討されている方向けの転職サービスを紹介します。高年収向けの転職サービスは2種類。

ハイクラス向け転職サービス

基本的には、複数併用することがおすすめです。

特に、エグゼクティブ層の転職となると、求人が世に出回ることはなくヘッドハンターがスカウトをする、のが一般的なので登録だけでもしておきましょう。

ハイクラスポジションを探すなら一般登録型の求人サイトはおすすめしない

一般的に、indeedやリクナビNEXTをはじめとした大手求人サイトは、スタッフクラスの求人が中心で、ハイクラス帯の求人は極端に少なくなる傾向にあるのでおすすめはしません。

なぜなら、企業側にとって課長や部長クラスの募集は事業戦略上の重要度が高いので、ピンポイントの人材獲得をおこなうためにエージェントやヘッドハンターを活用することが多くなるからです。(実際に私も事業部長として課長クラスの採用をおこなっていたことがありますが、求人サイトでは募集しませんでした。)

ハイクラス・エグゼクティブにおすすめの転職エージェント

ここでは、ハイクラス層が使うべき転職エージェントを紹介していきます。比較軸は以下3点です。

  • サービスの種類
    ハイクラス特化の両面型サービスを前提
  • 比較ポイント(1) 求人数
    年収800万円以上の求人数を集計
  • 比較ポイント(2) キャリアアドバイザーの質
    提案/交渉力で年収800万円以上364人にアンケート

上記の調査をしたうえで、ランキング化しました。(詳しい選び方や比較表が気になる方は「ハイクラス転職エージェントの選ぶ基準と比較表」をご覧ください。)

スクロール可能です→
順位 転職エージェント 総合評価 コメント 詳細解説
1位 JACリクルートメント ★★★★☆
4.3/5.0
ハイクラス専門で圧倒的な実績
専門性の高いコンサル複数人が提案
2位 ランスタッド ★★★★☆
4.2/5.0
世界最大規模の外資系転職エージェント
外資系企業の年収800万円以上求人に強い
3位 リクルートエージェント ★★★★☆
4.1/5.0
取引企業数No.1の圧倒的求人数
グループ選りすぐりのアドバイザー力
4位 エンワールド ★★★★☆
4.0/5.0
東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円)
職業紹介優良事業者の認定あり
5位 ロバートウォルターズ ★★★★☆
4.0/5.0
外資系・グローバル企業に特化
30~40代管理職から人気が高い一社
6位 クライス&カンパニー ★★★☆☆
3.9/5.0
IT業界の管理職・スペシャリストに強い
国家資格保有のアドバイザーが担当
7位 マイナビエージェント ★★★☆☆
3.8/5.0
首都圏近辺の日系大手企業に総じて強い
管理職からスペシャリストまで豊富に保有
8位 dodaエージェント ★★★☆☆
3.7/5.0
高年収帯の公開求人数No.1
実績豊富なアドバイザーが多数在籍
9位 エグゼクティブボード ★★★☆☆
3.7/5.0
エグゼクティブに特化
日系上場企業・事業会社への転職に強い
10位 ISSコンサルティング ★★★☆☆
3.7/5.0
中小規模のためやや求人数は少ないも、
外資系企業への転職者からは評価が高い
2024年3月更新

ハイクラス層の転職は、担当アドバイザーの質(専門性や対応力)に大きく依存しますが、上位3社はその点で圧倒的な評価を得ています。

特に、1位のJACリクルートメントは、ハイクラス専門の転職エージェントとして長い歴史と実績があり、アドバイザーのレベルが非常に高いことで知られています。

ハイクラス層の転職は、いかに条件にあった非公開求人を集めることができるかが鍵なので、2~3社は利用して、定期的に求人を紹介してもらえるようにしておきましょう。

また上記のような転職エージェントだけでなく、ここから紹介するスカウト型転職サービスも併用することをおすすめします。

長期を見据えた転職活動なら「スカウト型転職サービス」も利用しよう

重要ポジションは枠の絶対数が少なく、転職活動が長期化しやすい傾向にあるので、機を逃さないためにも「スカウト型転職サービス」への登録もおすすめしています。比較軸は以下3点です。

  • 比較ポイント(1) ヘッドハンター数
    実際に登録してヘッドハンターを検索して確認
  • 比較ポイント(2) 高年収の求人数
    年収800万円以上の求人数を集計
  • 比較ポイント(3) 今の会社にバレにくいか
    企業ブロック機能やセキュリティ観点を確認
スクロール可能です→
順位 スカウト型転職サイト 評価 基本 個別解説
総合評価 取引企業数 企業ブロック Pマーク
1位 ビズリーチ ★★★★☆
4.1/5.0
1.7万社 あり あり
2位 リクルートダイレクトスカウト ★★★☆☆
3.9/5.0
非公開 あり
(10社まで)
あり
3位 doda X ★★★☆☆
3.7/5.0
非公開 あり あり
4位 ミドルの転職 ★★★☆☆
3.6/5.0
非公開 あり あり
2024年3月更新

ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトは、評価の高いヘッドハンターを自分から選ぶことができるので、積極的に転職を検討されている方にもおすすめできます。

もし迷ったら、一旦ビズリーチに登録しておけば十分です。企業ブロック機能があるのでバレにくく、ヘッドハンター数も一番多いので登録するだけで可能性が広がります。

50代60代の中高年シニア

定年の近い50代60代は、スキルや経験をどの程度積んでいるのか、によって使うべき転職エージェントが分かれます。

自分がどちらか迷った場合は、シンプルに年収800万円に達しているか否かで判断すると良いでしょう。

経歴に自信あり(年収800万円以上)

年収800万円を超えるような、ある程度スキルや経験がある50代の場合、高待遇な非公開求人を多く保有している転職エージェントに登録するのがおすすめです。

また、ご自身のキャリアに沿ったポストを調整できるだけの専門性&提案力が求められるので、転職アドバイザーの質も重視すべきです。

転職サービスの選び方
  • 求人数(高年収求人の保有数)
  • アドバイザーの質(専門性&提案力)
順位 サービス名 高年収
求人数
専門性
提案力
1位 JACリクルートメント 12,161
4.13/5.0
2位 リクルートダイレクトスカウト 110,365
担当次第
3位 ビズリーチ 69,637
担当次第
2024年3月更新

50代60代の高年収転職は、担当アドバイザーと二人三脚で転職活動を進めることになるので、より高いレベルの専門性&提案力に期待できる転職エージェントを利用しましょう。

アドバイザーに依頼したいこと
  • 経歴の棚卸し&職務経歴書の添削
  • キャリア設計へのアドバイス
  • 希望条件に沿った案件提案と選考対策

その点、両面型エージェントであるJACリクルートメントは、1人のアドバイザーが業界ごとに企業と直接繋がっているため、専門性や提案力のレベルが本当に高い、と評価されています。

また、リクルートが運営するヘッドハンティング型転職サイトの「リクルートダイレクトスカウト」は110,365件の求人を保有しており、その80%以上が年収1,000万円以上と非常に良質な求人が揃っています

ビズリーチと同様、登録すれば転職アドバイザーからスカウトがくるので、良いポジションが提案されるまで、待ちのスタイルに徹することも可能なので、気軽に利用しましょう。

経歴に自信なし(年収600万円以下)

あまり経歴に自信がない50代60代の場合、転職活動が難航する可能性が高いです。

そのため、幅広い求人の選択肢を持っており、かつ丁寧なサポートを実施している転職エージェントに登録する必要があります。

転職エージェントの選び方
  • 求人数と質
  • 提案&サポートの満足度
順位 サービス名 求人数 満足度
1位 リクルートエージェント 387,113
★★★☆☆
3.81
2位 dodaエージェント 153,088
★★★☆☆
3.54
3位 LHH転職エージェント 53,087
★★★☆☆
3.76
2024年3月更新

最大手のリクルートやdodaは、圧倒的な求人数を保有しているので、そこまで経歴に自信がない方であっても応募可能な求人が見つかります。

また、3位のLHH転職エージェントは、人材業界世界No.1のアデコが運営する面談率100%の転職エージェントです。

上位2サービスと比べると求人数はやや物足りなく感じるものの、直接会っての丁寧なサポートに期待できるので、併用する形で登録するのが良いでしょう

外資系企業

ここでは、おすすめの外資転職向けエージェントを紹介します。厳選するにあたって下記の点で比較し、ランキング化しました。

  • 比較ポイント(1) 求人数&質
    求人満足度を利用者258人にアンケート
  • 比較ポイント(2) アドバイザーの提案力
    提案/交渉力で利用者258人にアンケート
スクロール可能です→
順位 転職エージェント 総合評価 必要年収 コメント
1位 JACリクルートメント ★★★★☆
4.11/5.0
600万円
以上
外資転職の高年収求人に強い
専門性の高いコンサル複数人が求人提案
2位 ランスタッド ★★★★☆
4.06/5.0
800万円
以上
世界最大規模の外資系エージェント
外資系企業の年収800万円以上求人に強い
3位 エンワールド ★★★★☆
4.02/5.0
600万円
以上
東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円)
職業紹介優良事業者の認定あり
4位 ロバートウォルターズ ★★★★☆
4.01/5.0
600万円
以上
外資系・グローバル企業に特化
英文履歴書添削や英語面接練習もあり
5位 リクルートエージェント ★★★☆☆
3.95/5.0
指定なし 取引企業数No.1の圧倒的求人数
もちろん外資系企業の取り扱いも豊富
6位 マイケルペイジ ★★★☆☆
3.94/5.0
600万円
以上
バイリンガルのハイクラス人材におすすめ
各分野の転職に特化した専門チームが対応
7位 ISSコンサルティング ★★★☆☆
3.93/5.0
600万円
以上
中小規模のためやや求人数は少ないも、
外資系企業への転職者からは評価が高い
8位 クライス&カンパニー ★★★☆☆
3.91/5.0
600万円
以上
外資系IT企業に強い
国家資格保有のアドバイザーが担当
9位 dodaエージェント ★★★☆☆
3.88/5.0
指定なし 高年収帯の公開求人数No.1
実績豊富なアドバイザーが多数在籍
10位 マイナビエージェント ★★★☆☆
3.84/5.0
指定なし 首都圏近辺の日系大手企業に総じて強い
管理職からスペシャリストまで豊富に保有
2024年3月更新

上位4社は基本的に年収800万円での転職をするようなハイクラス層向けの転職エージェントなので、現時点で経歴に自信がなければ、第二新卒からミドル層まで幅広く対応できるリクルートエージェント(5位)やdodaエージェント(9位)を利用しましょう。

上位陣も若手向けのハイキャリア求人を取り扱っていますが、他の転職希望者に比べて経歴が劣っていると、あまり相手にしてもらえないことがあるので注意が必要です。

IT/WEB業界

ここでは、IT/WEB業界での転職におすすめな転職エージェントを紹介します。厳選するにあたって下記の点で比較し、ランキング化しました。

転職エージェントの選び方
  • 業界求人数の多さ
  • 業界での利用者満足度
スクロール可能です→
順位 転職エージェント 職種 総合評価 コメント
1位 マイナビITエージェント
エンジニア専門
PG/EN
中心
★★★★☆
4.1/5.0
エンジニア20~30代満足度No.1
業界出身の専任アドバイザーが支援
2位 レバテックキャリア
エンジニア専門,高年収中心
PG/EN
のみ
★★★★☆
4.0/5.0
年収600万円以上のエンジニア求人が多い
年収が高いと優秀な担当者が着く傾向あり
3位 ギークリー
全職種対応,東京のみ
全職種 ★★★☆☆
3.9/5.0
東京のIT/WEB/ゲーム業界求人が豊富
エンジニア以外の職種にも強い
4位 リクルートエージェント
全職種に強い,大手企業多め
全職種 ★★★☆☆
3.9/5.0
IT業界全般の公開求人数No.1
求人を探すためにもまず登録したい一社
5位 ワークポート
IT業界の営業・第二新卒に強い
全職種 ★★★☆☆
3.8/5.0
IT業界の若手向け求人に強い
未経験からの営業職やエンジニアが豊富
2024年3月更新

IT/WEB業界はコロナ流行以降さらに市場規模が拡大していることもあり、採用が活発に行われ、転職市場そのものが拡大傾向にあります。

そのため転職エージェントの質には、ややあたりハズレが大きい傾向にあるので、上位にあるような質の高いところを利用するようにしましょう。

SE・IT/Webエンジニア

ここでは、エンジニアに特化した転職エージェントを紹介します。

転職エージェントの選び方
  • 求人数の多さ(エンジニア・デザイナー)
  • 業界専任のアドバイザーの有無
サービス名 エンジニア
求人数
得意
年収帯
リクルートエージェント 43,146
バランスよく保有
レバテックキャリア 14,583
高年収
求人多め
ワークポート 13,837
二卒・未経験
求人多め
2024年3月更新

専門性の高いITWebエンジニア・デザイナーの転職は、担当アドバイザーのレベルに大きく依存しています。

例えば、レバテックキャリアは年収600万円以上の高年収求人が中心で、一方ワークポートは未経験可の求人が多めです。

それぞれ得意な年収帯が異なっているので、ご自身に合わせた転職エージェントを選びましょう。

よくある質問・転職ノウハウ

最後に、よくある質問と転職ノウハウをFAQ形式で整理しました。少しでもお役に立てれば幸いです。

転職エージェント関連

Q. 転職エージェントはなぜ無料?

職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。

(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。

引用元:職業安定法32条の3第2項

上記のように、一部の例外を除いて、有料職業紹介事業者(転職エージェント)は、求職者(仕事を探している人)から、手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。

Q. 転職エージェントの仕組みは?

採用された場、採用企業から報酬を受け取る仕組みです。その金額は『想定年収の2~3割ほど』にあたり、年収500万円で転職させると100~150万円が支払われることになります。

一見、高い金額に見えるものの、転職エージェントが候補者を集めて提案までしてくれるため、「より募集要項に合った人材を工数をかけずに採用できる」という利点から、積極的に人材募集している企業であれば必ず利用しています。

そのため、転職エージェントにとっては、最優先されるべき取引相手は採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。

Q. 転職エージェントを使うメリットは?

転職エージェントのメリットを一言で言うと「転職の成功確率があがること」で、具体的には下記2点です。

①好条件な求人を紹介してもらえる

一般的に、転職エージェントの方が、求人サイトよりも求人数が多いです。さらに転職エージェントの場合、一般には公開されていない「非公開求人(好条件なことが多い)」まで取り扱っているので、条件が良い傾向にあります。

②転職のプロからサポートを受けられる

転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーから、以下の転職サポートを受けられます。

  • キャリア相談
  • 希望条件に沿った求人提案
  • 選考対策(書類添削、面接練習)
  • 受けた選考のフィードバック
  • 年収交渉

上記のサポートを受けることができて、さらに求人の数も質も多いので、利用するだけで転職活動そのものが有利になるというのが圧倒的メリットです。

Q. 企業が転職エージェントを利用するメリット

より募集要項に合った人材を、工数をかけずに採用できることです。採用しない限り費用が発生しないので、リスクがありません。

  • 無名企業でも応募が集まる
  • 採用しない限り費用が発生しない
  • 転職エージェントが募集管理してくれる

このように、面接以外の採用業務を転職エージェントに外注する形なので時間を取られにくく、採用しない限り費用が発生しないので経済合理性に適っています。

一方で求人サイトの場合、掲載課金なので効果が読みにくく、求人や応募者の管理も自前でやらなくてはいけないので、一度に大量採用する場合以外は使いにくいというのが本音です。

Q. 転職エージェントは複数利用すべき?

はい。複数利用すべきです。

転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも複数利用をお勧めしています。

Q. 転職エージェントは何社利用すべき?

3社利用することをおすすめします。

実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わるという結果となりました。

▼利用社数と転職成功率の分布(有効回答数1,515件)
利用社数 満足/成功 普通 不満/後悔
1社のみ 66.5%
低い
24.5%
(-)
8.9%
高い
2社 70.5%
(普通)
22.2%
(-)
7.3%
(普通)
3社 74.3%
高い
20.6%
(-)
5.1%
低い
4社 75.0%
高い
20.5%
(-)
4.5%
低い
5社以上 74.0%
高い
22.0%
(-)
4.1%
低い

このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。

上記統計からわかること
  • 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
  • 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
  • 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない
運営者
ただ、4社以上利用してもあまり結果が変わらないのと、同時に多く併用すると連絡が大変になってしまうので、悩んだら「3社」をおすすめします!

Q. 登録したら今の会社にバレる?

転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが、今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。

登録しても今の会社にバレない理由
  1. 企業側は応募前情報を見れないため
    応募前に求職者情報を見れるのはエージェントのみ。本人の同意なく、企業側に情報開示されることはない
  2. エージェントが情報管理を徹底しているため
    情報漏洩は、人材紹介会社にとって信用リスクが大きい。各アドバイザーにとっても、漏洩のデメリット(懲戒処分)があるので細心の注意が払われる。

特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。

Q. 転職エージェント利用の流れ

基本的にどの転職エージェントも上記の手順を踏んでいくことになりますが、特に重要なのがStep2の初回面談です。今後紹介していく求人の内容をすり合わせる場になので、希望条件や譲れない条件などは事前に整理してしっかりと伝えるようにしましょう。

また、面談は一度限りではなく、必要に応じて随時頼むこともできるので、書類添削や面接対策などをしてほしければ積極的に依頼するようにしてください。

Q. 転職エージェント活用ポイント

転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。

転職エージェント活用ポイント
  1. 応募フォームから登録・申し込み
    ・転職エージェントは複数登録する
    ・事前に転職活動用のメールアドレスを作る
  2. 担当アドバイザーと面談
    ・事前に経歴と希望条件を整理しておく
    ・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
    ・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
    ・その後、担当者にはこまめに返信する
  3. 選考対策(書類添削、面接練習)
    ・自分から依頼する
    ・面接の想定質問を事前に聞いておく
    ・フィードバックが少ない担当は変更する
  4. 求人紹介、応募
    ・応募時の推薦文を必ず確認する
    ・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
    ・むやみやたらに求人へ応募しない
    ・その企業の退職者から一次情報を集める
  5. 面接、選考フィードバック
    ・その企業でされやすい質問を聞く
    ・その企業に聞くべき逆質問を聞く
    ・選考で見送りになったら対策を依頼する
  6. 内定、入社前後の最終調整
    ・妥協しない
    ・言いなりにならず自分で決める

補足|当サイトのアンケート調査について

各種転職サービスの口コミは、アンケートによって定期的、かつ継続的に取得しています。

調査概要

調査人数:5,000人以上
調査期間:2020年2月1日〜2024年3月1日
調査方法:大手アンケート調査会社及び自社取得
調査総額:67万円〜

<アンケート回答を出力した一部>
アンケートご協力のお願い

当サイトでは、転職サービスを利用した方のアンケートを募集しています。直近1年以内に利用したものがあれば、ぜひご協力ください。

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