管理職エグゼクティブの転職エージェント・サイトおすすめ|選び方&比較表を上場企業部長が解説

「条件の良い非公開求人を知りたい」
「管理職に強い転職エージェントは?」

組織の中核を担う重要ポジションとなる管理職・エグゼクティブの転職は、専門的な転職エージェント、あるいはスカウト型の転職サイトを利用するのが一般的です。

実際、大手の課長クラスや、ベンチャーのCXOクラスとなると戦略上重要でピンポイントな人材獲得であるため、企業側も大手の求人媒体を使わなくなります。

管理職が使うべき転職サービス
  • ハイクラス向けの転職エージェント
  • ハイクラス向けのスカウトサイト

また、転職活動は慎重に進めるべきなので、まずは転職エージェントを利用して情報収集をしてください。そして企業から直接スカウトがもらえるスカウトサイト経由でカジュアル面談をしていくのがおすすめです。

この記事を書いた専門家
佐々木
佐々木
三度の転職経験(年収500→730→950→1200万円)で転職サービスを使い倒し、現在は事業部長として新卒・中途採用に注力。自身の転職経験と企業目線の両軸からポジショントーク抜きの本質的な情報発信にこだわっている。

管理職・エグゼクティブ転職サービスの選び方※重要

ハイクラス向け転職サービスは下記の2種類です。

転職エージェントは利用必須ですが、ヘッドハンティング型転職サイトは余裕があれば登録するくらいで構いません。その理由を以下で解説します。

管理職以上のハイレイヤー採用では大手転職エージェントを利用する企業が多数派

最近はヘッドハンティング型サイトも流行っていますが、まだまだ大手転職エージェントを活用した採用の方が主流です。求人機会が圧倒的に違います。

採用側の立場で考えればわかりますが、ハイクラス採用にヘッドハンティング型サイトを使っているのは、ベンチャー企業をはじめとした採用予算のない会社や、経営陣に余裕のある一部の企業です。

人気な企業であるほど、エージェントからの紹介や自社サイト経由でたくさん応募が来るので、ちまちまとヘッドハンティング型サイトでスカウトしません。

佐々木
筆者は普段から両方利用していますが、大手転職エージェントのほうがずっと魅力的な求人を紹介してもらえます。スカウトは正直パッとしません。

しかもスカウトを送ってくるのは中小規模の転職エージェントがほとんど。治安はよくない

登録すればわかりますが、スカウトメールを送ってくるのは「知名度が低くて求職者を集められない中小規模の転職エージェント」がほとんどです。

そしてスカウトの内容は、登録者情報をしっかりと読み込んでいるわけではなく「イケてる案件がたくさんあるのでぜひ一度お話の機会を〜!」といった旨のテンプレ文です。それが大量に来ます。

中には「特別に市場価値診断をします」ときて、当たり障りのない質問から、全く中身のない診断結果(例:あなたの転職市場価値は当社基準でAランクです!)を伝えられることもあります。(実体験)

さらに数社しか取り扱い企業がないからか、手持ちの案件をゴリ押ししてくることも珍しくありません。(書類を勝手に送られたこともありましたね。)

正直、当たり外れが大きい(ほぼ外れ)ので、最初から治安の良い大手エージェントに登録すべきです。

佐々木
「ヘッドハンター」とは名ばかりで、中小規模エージェントのための営業ツールと化しています。レベルもまちまちでヘッドハンターからのスカウトはおすすめできません。企業からのスカウト機能のみ使いましょう。

大手の転職エージェントはハイクラス向けと一般スタッフ向けでは完全に”別物”

よくある勘違いですが、転職エージェントは管理職以上専門と一般スタッフ向けでは完全に”別物”です。急ぎの転職でなくとも十分に活用できます。

市場価値が高くないスタッフ層向けのエージェントは、3ヶ月以内の転職を前提にサポートするものですが、管理職以上向けエージェントは6ヶ月以上の長期的な付き合いとなることもあります。

  • 中長期的なキャリアプランの構築
  • 定期的な求人紹介とカジュアル面談の設定
  • 管理職以上ならではの選考対策や経歴棚卸し

上記のような相談を継続的(3ヶ月に1回以上)に依頼するようにしてください。自身のキャリアへ客観的にアドバイスしてくれる存在はあまりいないので、有効活用しましょう。

佐々木
筆者は3ヶ月に1回以上のペースで定期面談をしてもらい、経歴の棚卸しや市場価値の確認、最新求人の紹介をしてもらっていますよ!

ここまでの主張をまとめると下記の通りです。

ではここからは実際に利用した経験と調査結果を踏まえたおすすめを紹介しますね!

管理職・エグゼクティブ向け転職エージェント

それでは早速、管理職・エグゼクティブにおすすめの転職エージェントを紹介します。厳選するにあたっては下記の点で比較し、ランキング化しました。

  • 比較ポイント(1) 求人数&質
    求人満足度を275人にアンケート
  • 比較ポイント(2) コンサルタントの提案力
    提案/交渉力で275人にアンケート

まずは概要まとめ表とTOP10の特徴を解説していきます。

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順位転職エージェント総合評価コメント
1位JACエグゼクティブ★★★★☆
4.11/5.0
30-40代の管理職転職で圧倒的実績
領域別に特化したコンサルが徹底サポート
2位リクルートエグゼクティブエージェント★★★★☆
4.09/5.0
取引企業数No.1の圧倒的求人数
高年収帯の管理職求人も取り扱いあり
3位dodaエグゼクティブ★★★★☆
4.01/5.0
高年収帯の公開求人数No.1
実績豊富なコンサルタントが多数在籍
4位パソナキャリア★★★★☆
4.00/5.0
丁寧な支援で4年連続「満足度No.1」
首都圏エリアの年収700万円以上におすすめ
5位転機★★★☆☆
3.95/5.0
社長の右腕求人など魅力的な案件が豊富
グループ会社のエージェントがサポートしてくれる
6位クライス&カンパニー★★★☆☆
3.94/5.0
IT業界・ベンチャーの管理職に強い
国家資格保有のコンサルタントが担当
7位マイナビエグゼクティブ★★★☆☆
3.93/5.0
20~30代の若手管理職におすすめ
首都圏近辺の日系大手企業に総じて強い
8位コトラ★★★☆☆
3.81/5.0
東京都の金融及びコンサル業界に強い
求める年代別に求人を探せるのもポイント
9位ワークポートエグゼクティブ★★★☆☆
3.77/5.0
IT業界や営業系職種に強い
ベンチャー企業の案件も豊富に揃っている
10位スプリングエグゼクティブ★★★☆☆
3.70/5.0
面談率100%で年齢が高くとも相談可
50-60代の中高年シニア転職におすすめ

※名称は「エグゼクティブ」とありますが、課長以上の管理職も含みます。

上記で紹介している転職エージェントは、どれも両面型(企業と求職者)で対応しているコンサルタントがついてくれるので、高いマッチング精度に期待できます。

また、重要ポジションとなる管理職以上の転職では、社風や経営陣とのすり合わせ、期待されるスキルや活躍を正しく把握する必要があるので、担当コンサルタントは厳しい目で見極めてください。

転職エージェント登録のポイント

転職エージェントは複数利用するようにしましょう。管理職の案件は一般公開できないコンフィデンシャルなものが多いので、いかに多くの非公開求人を取り揃えられるかが鍵になります。

佐々木
悩んだら上から3社に登録してみてください。実際に使う過程で良し悪しを判断しつつ、新陳代謝を促すことをおすすめします!

1位.JACエグゼクティブ(JACリクルートメント)

JACエグゼクティブは、オリコン満足度調査「4年連続1位」を獲得している、30~40代を中心とした管理職に強い転職エージェントです。

管理職をはじめとしたハイクラス層を専門にするエージェントのなかでは最大規模で、コンサルタントは800名以上、取引企業も25,000社以上と圧倒的規模感が魅力。

さらにコンサルタントは、全員が企業側まで一気通貫で対応しているので、企業の内情を把握したマッチング精度が高さがポイントです。(希望すれば、管理職経験者が担当してくれますよ!)

特に、管理職の転職においては良質な非公開求人数がものをいうので、管理職として転職活動をするうえでは外せない一社と言えるでしょう。

JACエグゼクティブの特徴
  • 30~40代の管理職に強い
  • オリコン満足度調査「4年連続1位」
  • コンサルタントの専門性・提案力が高い

筆者も実際に、過去の転職活動で管理職として利用したことがありますが、何社か使った中では一番コンサルタントの提案力が高く、対応がよかった印象でした。

相談は無料でできるので、どのような求人があるかだけでも確認してみてください。

※登録から1週間ほどで担当が決まり連絡がきます。

JACリクルートメントの基本データ
タイプ転職エージェント
得意ハイクラス特化
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数公開求人で15,112件(非公開求人数は不明)
運営会社株式会社ジェイエイシーリクルートメント(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttp://www.jac-recruitment.jp/

※求人数は2022/9/26時点の数値

2位.リクルートエグゼクティブエージェント

リクルートエグゼクティブエージェントは、リクルートエージェントから「年収650万円以上」で登録すると担当してもらえるハイクラス特化型の転職エージェントです。

特に、取引企業数No.1のリクルートだからこその求人数が魅力で、例えば、管理職・エグゼクティブといった組織の中核となる求人を豊富に保有しています。

また基本的には、企業担当と求職者担当が別である「分業制」をとっているリクルートですが、ハイクラス部門では「両面型」をとっており、企業の内部事情にも精通した質の高い提案を実現している点がポイントです。

特徴まとめ
  • 取引企業数No.1の圧倒的求人数
  • 年収650万円以上のハイクラス求人特化
  • リクルートのトップコンサルタントが担当

人材業界最大手で利用者も多いため、使う人によってアンケート評価は異なりますが、共通しているのは「求人をたくさん紹介してもらえた」というものです。
▼口コミ|選択肢を増やすために登録必須

匿名口コミ

淡白な方が多いのでそこまで丁寧に寄り添ってくれる印象はないですが、大量の求人を見ることができるので、選択肢を増やすために登録必須ですね。

▼口コミ|優秀なコンサルタントが多い
匿名口コミ

お話ししてみて優秀だなと感じたので信頼してお任せできました。コンサルタントには専門領域ごとに分かれているので、最新情報まで把握している印象を受けました。

ここまでの内容、特にどのような業界や職種であっても求人を一定数保有していることを踏まえると、理想の求人に出会うためにも欠かせない一社と言えるでしょう。

リクルートエージェント(ハイクラス版)の基本データ
タイプ転職エージェント
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
高年収
求人件数
174,028件(うち非公開99,168件)
※外資系求人は16,192件(うち非公開12,390件)
※リクルートエージェントで年収800万円以上を算出
運営会社株式会社リクルート(企業HP
株式会社リクルートエグゼクティブエージェント(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://www.recruit-ex.co.jp/

※求人数は2022/9/26時点の数値

3位.dodaエグゼクティブ(dodaエージェント)

dodaエージェントは、業界大手のパーソルキャリア社が運営している、総合型の転職エージェントです。当然、管理職の利用者も多く、評価が高い傾向にありました。

特に、年収700万円以上の公開求人数はリクルートエージェントを抑えてNo.1なので、好条件な管理職求人を見たい方にはピッタリの1社です。

また、dodaは転職サイトとしての機能も兼ね揃えているので、まずは情報収集のために、コンサルタントに相談する前に求人を眺めたい、という方にもおすすめできます。

dodaエージェントの特徴
  • 年収700万円以上の公開求人数No.1
  • 幅広い業界に対応可能な大手転職エージェント

利用は無料でできるので、どのような求人があるかだけでも確認してみることをおすすめします。

dodaエージェントの基本データ
タイプ転職エージェント
得意総合(ハイクラス・EX対応)
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
高年収
求人件数
72,852件(非公開求人は不明)
※うち4,887件が外資系求人
※年収800万円以上を算出
運営会社パーソルキャリア株式会社(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://doda.jp/consultant/executiveagent/

※求人数は2022/9/26時点の数値

4位.パソナキャリア

パソナキャリアは、派遣業界最大手のパソナが運営する『オリコン顧客満足度調査4年連続No.1』を獲得している大手の転職エージェントです。

首都圏エリアに特化して28,000社以上の取引実績があり、管理職の非公開求人数を多く扱っていることが魅力で、3人に2人以上が年収UPに成功している実績があります。

満足度調査での評価が高いように手厚いサポート・対応力に定評があるので、管理職として初めての転職をする場合に特におすすめできる1社です。(女性管理職にもおすすめです)

パソナキャリアの特徴
  • 首都圏エリアに強い
  • 転職者からの満足度評価No.1(4年連続)
  • 管理職として初めての転職におすすめ
  • 女性管理職の支援にも強い(専門部隊あり)

筆者も過去に何回か利用しましたが、求職者側の要望をしっかりとヒアリングして、その人にあった求人を丁寧に探してきてくれている、という印象でした。

地域は都心に偏っていますが、600円前後の求人から800万円以上の高収入な求人まで多く保有しているので、ぜひ一度確認してみることをおすすめします。

パソナキャリアの基本データ
タイプ転職エージェント
得意総合(全業界、全職種)
対象地域首都圏、大阪、名古屋(WEB面談実施中)
求人件数14,901件(非公開求人は不明)
運営会社株式会社パソナ(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://www.pasonacareer.jp/

※求人数は2022/9/26時点の数値

5位.転機

転機は、最低でも年収800万円を超えるような管理職(課長、部長、役員層)への転職を前提とした転職支援サービスです。

求人案件としては、それこそ事業開発責任者や取締役、CXOといったコンフィデンシャルなものをメインなので、経営者との面談機会が必須な求人が大半を占めています。

また、他社と違ってユニークな機能として「社長の右腕立候補」という機能があり、代表取締役社長の社長のインタビュー動画を見て応募できることは一つの魅力といえるでしょう。

引用元:転機「社長の右腕立候補」

転機の特徴
  • 最低でも800万円以上の管理職求人
  • CXOクラスのコンフィデンシャル案件メイン
  • 社長インタビューを見て、右腕立候補が可能

早い段階から社長や経営陣を見極めたい方は、無料で相談できるので、良い求人案件がないかだけでも確認してみてくださいね。

登録はこちら
https://ten-ki.jp/

転機の基本データ
タイプ転職エージェント
対象ハイクラス、エグゼクティブ層
対象地域全国(支店:東京,大阪,名古屋,福岡,札幌,仙台,富山,岡山,大宮,新宿,渋谷,横浜,静岡,京都,宮崎,沖縄)
求人件数公開求人は131件(非公開は不明)
運営会社レイサス株式会社(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://ten-ki.jp/

※求人数は2022/9/26時点の数値

6位.クライス&カンパニー

クライス&カンパニーは、IT業界やコンサルティング業界の管理職ポジションに強いハイクラス専門の転職エージェントです。

1993年創業と歴史が長いため、経営陣とのダイレクトなパイプをいくつも持っており、大手企業からベンチャー企業まで、経営幹部クラスの幅広い求人を紹介してくれます。

在籍しているアドバイザーは、担当業界ごとの専門性が高く、さらにその多くが国家資格”キャリアコンサルタント”を保有しているプロフェッショナルであるもの魅力です。

クライス&カンパニーの特徴
  • IT業界とコンサル業界の管理職に強い
  • 国家資格保有の優秀なコンサルタント

また、転職エージェントでは珍しく、中長期のキャリア相談もオープンに対応しているので「転職するかどうか悩んでいる」という方も、気軽に相談してみましょう。

<中長期のキャリア相談はこちらから>

クライス&カンパニーの基本データ
タイプ転職エージェント
得意経営、事業企画、IT職種、コンサル
対象地域全国(ZOOM面談実施中)
求人件数23,474件(うち非公開16,220件)
※外資系企業の公開求人は196件(非公開数は不明)
運営会社株式会社クライス&カンパニー(企業HP
Pマークなし
公式サイトhttps://www.kandc.com/

※求人数は2022/9/26時点の数値

7位.マイナビエグゼクティブ

マイナビエグゼクティブエージェントは、就活サイトで有名な株式会社マイナビが運営する、エグゼクティブ特化の転職エージェントです。

首都圏を中心とした年収800万円以上の転職に強みを持っており、上級管理職や経営層といったエグゼクティブポジションはもちろんのことながら、コンサルタント、マネジャー、経営企画といったハイクラス層全般の求人を豊富に取り揃えています。

また、若手向けの転職支援事業の中で培った企業とのパイプを武器に、エグゼクティブ専門のコンサルタントが支援をしてくれるので、高年収層からの評価も高い傾向にありました。

マイナビエグゼクティブの特徴
  • 年収800万円以上の非公開求人多数
  • ハイクラス・エグゼクティブ層に特化
  • マイナビグループ選りすぐりのコンサルタント
▼口コミ|魅力的なハイクラス求人
匿名口コミ

大手の事業部長クラスから中小企業やベンチャーCXOなど、魅力的な求人をたくさんご提案いただきました。登録前はどのような求人があるか不明だったのですが、大手のマイナビグループですし、情報の取り扱いも安心できるので登録しましたね。

▼口コミ|転職のイロハを教えてくれた
匿名口コミ

ぱっと見30代くらいの比較的若めな担当者でしたが、しっかり勉強されている印象で、転職のイロハを物腰丁寧に教えていただきました。すぐすぐの転職でなくとも急かさずじっくりと向き合ってくれるのでおすすめです。

ここまでの内容をまとめると、首都圏で年収800万円以上のハイクラス求人を探している方におすすめできます。

もちろん、すぐすぐの転職ではなく中長期的なキャリア相談もできるので「どのような求人があるか」も含め、ぜひ一度相談してみると良いでしょう。

マイナビエグゼクティブの基本データ
タイプ転職エージェント
得意ハイクラス、エグゼクティブ層
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
高年収
求人件数
30,949件(うち非公開12,726件)
※うち2,813件が外資系求人
※マイナビエージェントで年収800万円以上を算出
運営会社株式会社マイナビ(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://executive.mynavi-agent.jp/

※求人数は2022/9/26時点の数値

8位.コトラ

コトラは、東京近郊における年収800万円以上の管理職層への転職支援に強みを持った転職エージェントで、特に金融業界においては最大手のポジションを確立しています。

それこそ、証券/銀行/投信投資顧問/PEファンド/不動産ファンド/VC/保険業界はもちろんのこと、FASのようなアドバイザリーの管理職求人も多数保有。

2022年10月現在において、保有求人全体の約97%が非公開案件で、その半分以上が年収800万円越えとなっているので、高年収な案件を探している方におすすめできるサービスです。

コトラの特徴
  • 求人のほとんどが東京近郊
  • 金融業界の年収800万円以上求人に強い

下記に当てはまる場合は、無料で相談できるので、良い求人案件がないかだけでも確認してみてください。

  • 東京近郊かつ金融業界での転職を検討
  • 現段階で最低でも年収が600万円以上ある
コトラの基本データ
タイプ転職エージェント、サイト
得意業界金融・コンサル
対象地域東京近郊(9割),大阪,名古屋,福岡,海外
求人件数18,546件(うち18,147件が非公開)
※年収800万円以上の求人は10,235件
運営会社株式会社コトラ(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
認定優良職業紹介事業所認定(確認はこちら
公式サイトhttps://www.kotora.jp/

※求人数は2022/9/26時点の数値

9位.ワークポート

ワークポートは、2003年3月設立とやや後発ながらも全国トップクラスの求人数を誇る、非常に勢いのある総合型転職エージェントです。

特に、営業職やIT/ゲーム業界の転職支援に強みがあり、大手企業からベンチャー企業まで、多くの管理職求人を取り揃えていることが特徴です。

また、年収800万円以上の方であれば「ワークポートエグゼクティブ」というハイクラス向けの専門部隊を構えているので、専門性の高さにも安心できます。

ワークポートの特徴
  • 営業職、IT/ゲーム業界に強い
  • 全国求人数が多く管理職求人も豊富
  • 年収800万円以上を対象とした専門部隊あり

年収800万円以上ならこちらから

ただ、急拡大している組織だからか、管理職担当であっても担当者のレベルにやや差があり、他転職エージェントと比べると、口コミ満足度はそう高くない傾向にあります。

ハズレ担当者を引きたくない場合は、口コミ評価が総じて高いJACリクルートメントパソナキャリアに登録すると良いでしょう。

ワークポートの基本データ
タイプ転職エージェント
得意IT系、営業職
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数59,557件(非公開求人は不明)
運営会社株式会社ワークポート(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://workport.co.jp

※求人数は2022/9/26時点の数値

10位.スプリングエグゼクティブ

スプリングエグゼクティブは、アジアを中心にグローバル展開し、人材業界世界No.1の実績を持つAdecco Groupが運営する、管理職・エグゼクティブ向けの転職エージェントです。

業界のなかでも、IT・機械エンジニアに特化しており、業界知見を持った専門性の高い転職コンサルタントが、質の高い転職サポートを実現しています。

さらに女性・外国人・シニア層などの方々が輝くことができる多様性推進企業とのリレーションが深い転職エージェントであり、ダイバーシティ採用を得意としている点も魅力です。

スプリングエグゼクティブの特徴
  • IT・機械エンジニア業界に特化
  • 女性やシニア層などダイバーシティ採用も得意

特別な求人はなかなか出回らないので、少しでも増やして可能性を広げておきましょう。

なお、サービス名称には”エグゼクティブ”と記載がありますが、ミドルからハイクラス帯も取り扱っているので、エグゼクティブ以外の求人も紹介してもらえます。

Spring Executive は、ミドルからハイクラスを対象としたITおよびセールス&マーケティングの求人をご紹介しています。(引用:Spring Executive公式

基本データ
タイプ転職エージェント
得意IT業界、製造系エンジニア、ライフサイエンス&メディカル
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数15,214件(非公開求人数は不明)
※Spring転職エージェントで年収800万円以上を算出
運営会社アデコ株式会社(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://exec.springjapan.com/

※求人数は2022/9/26時点の数値

スカウトが来るヘッドハンティング型サイト

管理職以上の転職では、ヘッドハンティング型サイトにも登録して、いつでも”企業から”スカウトが届く状態にしておきましょう。(ヘッドハンターという名の中小規模エージェントからのスカウトはオフを推奨します。ハズレが多いので。)

  • 比較1. 登録企業数
    あなたにスカウトをくれる企業数と相関
  • 比較2. 今の会社にバレにくいか
    企業ブロック機能やセキュリティ観点を確認

ちなみに”求人数”はほとんど意味を成しません。いろいろな中小規模エージェントが社名非公開で大量に傘増ししているので重複ばかりです。ヘッドハンター数も本質的に無価値です。

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順位スカウト型転職サイト評価基本
個別解説
総合評価取引企業数企業ブロックPマーク
1位ビズリーチ★★★★☆
4.1/5.0
1.7万社ありあり
2位リクルートダイレクトスカウト★★★☆☆
3.9/5.0
非公開あり
(10社まで)
あり
3位iX転職★★★☆☆
3.7/5.0
非公開そもそも企業
スカウトなし
あり
4位ミドルの転職★★★☆☆
3.6/5.0
非公開ありあり
5位キャリトレ(20代若手向け)★★★☆☆
3.5/5.0
6,700社ありあり

※2022年10月1日更新

もし迷ったら、一旦ビズリーチに登録しておけば十分です。企業ブロック機能があるのでバレにくく、人気のヘッドハンターを選ぶこともできるのでおすすめです。

1位.ビズリーチ

ビズリーチは、首都圏を中心に掲載求人数とヘッドハンター登録者数が多いハイクラス向けのスカウト型転職サイトです。

全国から選りすぐりのヘッドハンターが登録しており、レジュメを登録することでスカウトを待つこともできれば、自ら気になった担当者へ相談をすることもできます。

また、首都圏を中心の求人数が非常に多く、自分から応募できる求人の選択肢が非常に多いことも嬉しい利点と言えるでしょう。特に、ITやWEB業界のベンチャー企業が多いです。

ビズリーチの特徴
  • 首都圏エリアのIT/WEB系求人が多い
  • 全国選りすぐりのヘッドハンターが登録
  • 自らヘッドハンターへアプローチも可能

レジュメを登録すればスカウトが送られてくるので「今すぐの転職は考えていないが良い案件があれば検討したい」と考えている方にもオススメすることができます。

ビズリーチの基本データ
タイプスカウトサイト
得意ハイクラス、エグゼクティブ層
利用料金基本無料(①タレント会員:3,278円(税込)/30日 ②ハイクラス会員:5,478円(税込)/30日)
対象地域全国+海外
求人件数78,952件
ヘッドハンター4,393人
運営会社株式会社ビズリーチ(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://bizreach.jp

※求人数は2022/9/26時点の数値

2位.リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、人材業界No.1のリクルートが運営している全年収対応のスカウト型転職サイトです。

2022年春ごろからTVCMを大々的に配信しているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。ヘッドハンターは4,000人以上が在籍し、ビズリーチと並んで業界TOPシェアを占めています。

自分で応募できる求人件数も常時20万件以上登録されている(かつ半数が年収600万円以上)ので、ハイクラスの方々であっても満足できる質になっています。

リクルートダイレクトスカウトの特徴
  • 多くのヘッドハンターが登録
  • 登録したらスカウトを待つだけ
  • 求人数の約半数が年収600万円以上

レジュメを登録したらあとはスカウトを待つだけなので、『今すぐの転職を考えていないが、いい話があれば聞いてみたい』という方におすすめできます。

ただ、結局はスカウトを送ってくるヘッドハンター次第ということもあるので、最初からいいコンサルタントに相談をしたい方は、JACリクルートメントといった評判の良い転職エージェントに登録すると良いでしょう。

リクルートダイレクトスカウトの基本データ
タイプスカウトサイト
得意総合(全業界、全職種)
対象地域全国+海外
求人件数262,001件(うち半数が年収600万円以下)
ヘッドハンター4,523人
運営会社株式会社リクルート(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://directscout.recruit.co.jp/

※求人数は2022/9/26時点の数値

3位.iX転職(by パーソルキャリア)

iX転職は、人材業界大手のパーソルグループが展開している、年収800万円を超えるようなハイクラス・エグゼクティブ向けスカウト型サービスです。

最大の特徴はヘッドハンティング型を取っていることで、自身の履歴書と職務経歴書を提出しておくとヘッドハンターから自動的にスカウトを受け取ることができます。

ただ、こちら側から在籍ヘッドハンターに連絡することはできず、スカウトが来ない可能性もあるので、あらかじめ職務経歴書はしっかりと記載しましょう。

また、2022年10月時点において、スカウトをするのは転職エージェントのみであり、一般企業は登録していないため、あなたの在籍企業にバレることがないのが他にない強みです。

iX転職の特徴
  • パーソル運営のスカウト型転職サイト
  • 年収800万円以上のハイクラス層向け
  • 企業スカウトがないので今の会社にバレない

無料で通年利用できるため、「今すぐの転職は考えてはいないが、いい案件があれば考えなくもない」といった方であれば、登録だけでもしておくことをおすすめします。

iX転職の基本データ
タイプスカウトサイト
得意ハイクラス、エグゼクティブ層
対象地域全国+海外
求人件数9,800件
運営会社パーソルキャリア株式会社(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://ix-tenshoku.jp/

※求人数は2022/9/26時点の数値

管理職エグゼクティブ転職エージェントの選び方

  1. 管理職層向けの転職サービスを選ぶ
  2. 志望業種・ポジションへの強さで選ぶ
  3. 複数併用しながら担当者の質を見極める

選び方1. 管理職層向けの転職サービスを選ぶ

まず、管理職のような重要ポジションの転職では、担当コンサルタントに求められる知識やノウハウの水準が高くなるので、必ず専用の転職エージェントを選びましょう。

あなたの経歴と希望に沿うベストな提案するためには、市場動向はもちろん、各企業の事業戦略と内情を把握している必要があるため、以下の要件を満たしていなくてはなりません。

管理職特化ならではの特徴・メリット
  • 業界出身者で構成されている
  • 所属コンサルタントの質(経歴)が高い
  • 各コンサルタントが企業と求職者の双方を担当

一方で、メンバー層が使うような一般的な転職エージェントだと、上記の特徴を満たしていないことが多く、相談したときの対応レベルに懸念が残ります。

一般的な転職エージェントを使う懸念
  • そもそも業界未経験者が多い
  • 所属コンサルタントの質(経歴)が低い
  • 各コンサルタントが求職者しか担当していない

特に、企業と求職者で担当が分かれている「分業体制」を取っているケースだと、担当コンサルタントが企業と直接やりとりをしていないので、提案・交渉の質に限界があります。そのため、必ず、管理職特化の転職エージェントを使いましょう。

選び方2. 志望業種・ポジションへの強さで選ぶ

転職エージェントにも得意不得意があるので、サイト上に公開されている求人数や取引実績によって、あなたが志望する業種・役職に強いかどうかを事前に見極めるようにしましょう。

特に、志望業界に特化している転職エージェントであれば、業界出身のコンサルタントが多く在籍しているので、提案やサポートの質が高くなりやすい傾向にあります。

志望業界に強いエージェントを利用するメリット
  • 業界の求人を豊富に保有している
  • 業界主要企業の転職トレンドに詳しい
  • 在籍コンサルタントに業界出身者が多い

もちろん担当コンサルタントが優秀であれば、あなたのスキルや経験に合う企業を開拓してくれる可能性はありますが、そうはいっても、最初から多くの企業と長期的な付き合いをしている転職エージェントには及びません。

そのため、以下のように、あなたが希望している業界における管理職求人を多く保有している転職エージェントを優先的に利用するようにしましょう。

志望業種・役職で選ぶ転職エージェントおすすめ
全ての方におすすめ
外資系/グローバル
日系上場企業
IT/WEB業界
コンサル業界
エグゼクティブ

スカウト型転職サイトも併用して可能性を広げよう

高年収の重要ポジションはなかなか転職市場に出回らないので、スカウト型転職サイト(あなたの経歴やスキルを元にヘッドハンターからスカウトが届くサイト)も同時に登録しておくとよいでしょう。

一度登録さえしてしまえば、あなたの経歴に合わせて定期的に求人案内が送ってくれるので「今すぐの転職ではなく、魅力的な求人があれば検討したい」と考えている方におすすめです。(比較ポイントとおすすめサイトはこちら

選び方3. 利用しながら担当者の質を見極める

管理職の転職では「担当コンサルタントの技量」が特に重要です。実際、仮に所属している転職エージェントが同じだったとしても、担当者次第で提案内容に大きな差が出ることもあります。

しかし、実績が豊富なコンサルタントであれば良い、と単純なものではなく、お互いの経歴や人柄を踏まえた”相性”のようなものがあるので、利用する過程で判断するしかありません。具体的には、以下の項目でチェックしましょう。

担当コンサルタントを見極めるポイント
  • 業界構造と転職市場の動向に詳しいか
  • 各企業の事業戦略と内部事情に詳しいか
  • あなたが言語化していないニーズまで汲めるか
  • 紹介求人・提案はあなたの期待を超えているか

上記の要件を満たしたコンサルタントであれば、あなたの経歴やニーズ、そして企業側の戦略と内情を踏まえたベストな提案をしてくれるでしょう。

特に、プロジェクト動向によって求めるスキルや人材が変わるコンサルティング業界や、新規事業を検討している企業を狙う場合、今後の事業展開を見越したコンサルタントの提案・交渉力が鍵を握るので、しっかりと見極めるようにしてください。

また、何より肝心なのが、「社名や年収、社格」といった表層的な情報だけでなく、以下のような、より本質に近い観点であなたに提案してくれるコンサルタントを利用することです。

管理職が転職先選びで重視すべきポイント
  • あなたがより活躍できる場所はどこか
  • 企業に求められている役割はどのようなものか
  • 企業の成長に貢献した結果、どう市場価値を高めていけるか

一方で、上記のポイントを踏まえず、求人をただただ送りつけて「いかがですか」「なぜダメですか」「また提案します」と、求人を紹介することしか考えていないようであれば利用しなくて構いません。

転職活動は、あなたのキャリアを左右する重要な意思決定なので、伴走相手となるコンサルタントは厳しめに判断することをおすすめします。

管理職が期待されている役割と経験

「管理職の転職」で求められるのは「組織と事業の成長に向けてリーダーシップをとった経験(実績があればなお良し)」です。具体的にみていきましょう。

役割具体的な経験・実績
組織の成長
(生産性の向上)
①メンバー育成
②業務プロセス改善
事業の結果
(利益の創出)
③目標達成、及び事業成長
④新価値の創造、イノベーション
佐々木
組織や事業成長に向けてリーダーシップをとった取り組みの結果、目に見える「実績」があればベストです。

ただ、ヒトを扱うマネジメントの特性上、必ずしも定量化できるわけではないので、ポイントさえ押さえれば大丈夫ですよ!

①メンバー育成

管理職として、部下を指導し、成長を支援した経験はどの組織でも重宝されます。なぜなら、会社の経営資源である「ヒト」の価値をあげることができるからです。

特に、自身の体系化されたノウハウを組織に還元して「一定レベルの能力を持った社員」を量産してくれる管理職は、退職後も「ヒト」や「ヒトが育つ仕組み」を残してくれるので需要が高いです。

メンバー育成で訴求したい3ポイント
  1. 心理的安全性の確保
    例:1on1やメンター制度、リモート下の交流
  2. モチベーション向上の取り組み
    例:個人の成果や貢献の可視化、理念の浸透
  3. 業務スキルの成長支援
    例:スキルマップ作成や育成し合う体制づくり

たとえば「営業チームのスキル標準化を推進し、成約率が向上。事業営利がYoYで120%成長しました」など、行動&結果のセットで伝えると良いでしょう。

佐々木
「無能を有能に変える錬金術師」としての役割が管理職には求められます。

もし仮に、部下を使い捨ての道具だと思っていても、今はコンプラ意識が高い企業が多いので注意してください。

「みんなの成長や活躍が自分のことのように嬉しい」と面倒見が良い雰囲気を演出しておきましょう。

②業務プロセスの改善

管理職の転職では、業務プロセスを改善した経験も求められます。実際、組織の生産性をあげるためには、従業員の成長だけでなく、事業運営の仕組みを見直すことも重要です。

  • 人員配置、体制変更
  • 販路や集客チャネルの見直し
  • 予算や実行スケジュールの管理
  • 成果分析

上記のように、プロジェクトが円滑に進むための「潤滑油」としての役割を担った経験を、具体的に、企業側に伝えられると良いでしょう。

佐々木
「無能を無能のままにしない」ことも管理職の仕事です。健全な流動性を促す目的で退職させるのも良いですが、個々の適性を踏まえた人員配置や、新しい仕事を作ることも求められます。

それこそ某保険会社は、介護事業も手掛けており、営業ができない営業職を介護要員として異動させています。こういった全体最適化に向けた判断や取り組みも重要です。

③目標達成、及び事業成長

あえていうまでもありませんが、事業やチームの責任者として、目標数値の達成も求められます。そのため、事業を担当してからの取り組みと結果(YoYの成長率等)を、下記の観点で整理しておきましょう。

  • 高い目標を掲げる
  • 目標に向かって全力を尽くす
  • 周囲をエンパワーメントする

特に、ナレッジや予算、時間が限られた中、「達成が難しい」とされる高い目標に向かって、創意工夫をしながら全力で挑んだ経験、さらに達成した実績まであると有利になります。

佐々木
株主や経営陣からの高い期待に対して、いかに組織の潜在能力を引き上げ、限界を超えたハイパフォーマンスを出せるかが重要です。

たとえ目標数値の無茶振りをされても、前向きに捉え、建設的に行動することができる“都合の良い歯車”であることをそれとなく伝えましょう!

④新価値の創造、イノベーション

リスクをとって、新しい価値創出に挑戦した経験も重要です。特に、成長が鈍化した成熟事業において、過去の延長線上で運営するだけでは、遠くない未来で緩やかに衰退してしまうでしょう。

マーケティング理論「プロダクトライフサイクル」であるように、会社として利益を創出し続けるために、中長期目線で新しい芽を作っていくことも重要です。

  • 事業領域拡大、M&A
  • 既存アセットを活用した事業創出
  • 新規事業への挑戦、イノベーション
  • 競合がやっていない新しい取り組み

上記のような新しい取り組みの実績や、あなたならではの工夫があると、企業から採用されやすくなります。特に、市場変化が大きい事業ドメインや、ベンチャーマインドの高い会社では重宝されるでしょう。

転職活動の準備と進め方(5step)

転職活動は慎重におこなうようにしてください。「とりあえず面接を受けてみよう」といった安直な進め方は禁物です。少なくとも以下のステップは踏むようにしましょう。

ハイクラス転職の進め方のキホン
  1. 視野を広げて情報収集をする
  2. カジュアル面談で企業の一次情報を集める
  3. 転職の軸を整理して選択肢を絞り込む
  4. エージェントの対策を受けながら選考に進む
  5. 内定を獲得したら慎重に年収交渉をする

管理職以上の転職では、安易に選考を受けようとせず、情報収集に時間をかけるのが肝心です。ほとんどの方は準備にかける時間が少なすぎるので、意識してください。

Step1.視野を広げて情報収集をする(1週間)

まずは視野を広げて情報収集をしましょう。人は「自分が見えているものが、世界の全てである」と無意識に視野が狭まってしまう傾向があるので、視野を広げる作業は欠かせません。

これまで培ってきたスキルを活かして、これからどのようなキャリアを踏んでいくのかを検討していきましょう。実際、下記のように広い選択肢があるものです。

キャリアパスの例

▼役割

  • 経営サイド(経営企画、CXO)
  • 事業サイド(事業責任者、PM)
  • コンサルタント職
  • 新規事業開発

▼会社規模

  • 大手企業(200人〜)
  • ベンチャー企業(50~200人)
  • スタートアップ(1~50人)

最初は、転職エージェントから幅広いキャリアプランの提案と、具体的な求人イメージの共有を受けて、自分自身のキャリアの可能性を知るところから始めましょう。

Step2.カジュアル面談で企業の一次情報を集める(1~2ヶ月)

転職エージェントから幅広いキャリアプランの提案を受けたら、次はさらに具体的な就業イメージをつけにいくために、企業側の一次情報を取りにいきましょう。

ハイクラス層の転職であれば、多くの企業が「カジュアル面談(選考を前提としない企業説明の場)」をしてくれるので、気になる企業は積極的に話を聞いてみるようにしてください。

特に、会社の中枢を担う重要ポジションでの転職となると、これまで以上に、社風や経営理念とのマッチ度合いが重要となるので、相性を確かめるようにしましょう。

佐々木
エージェントにカジュアル面談のセッティングを依頼しましょう!また、スカウトサイトも同時に登録してさまざまな企業の話を聞いてみてください。

Step3.転職の軸を整理して選択肢を絞り込もう(1週間)

気になる企業のカジュアル面談を通して「合う、合わない」の解像度があがってきたら、次は転職の軸を言語化、整理して比較していきましょう。

  • キャリアの棚卸し(自己分析)
  • 転職を通じて叶えたいこと(目的)

これらを踏まえて、最終的に仕事を選ぶ基準は「給料が高いから」や「楽しそうだから」ではなく、以下の10項目から状況に応じて優先度をつけ、総合的に判断することが重要です。

仕事を比較するための10基準
  1. 労働:勤務時間、業務負荷は多すぎないか
  2. 報酬:生活に必要十分な報酬は得られるか
  3. 仲間:一緒に働く上司や同僚は魅力的か
  4. 理念:組織のビジョン、社風への共感
  5. 活躍:組織内で十分に活躍できるか
  6. 明確:給与や評価、仕事内容は明瞭か
  7. 前進:目標達成、成長実感を得られるか
  8. 刺激:多様性や変化に富んでいるか
  9. 裁量:仕事の決定権が自分にあるか
  10. 貢献:社会や人の役に立つ感覚はあるか

たくさんあって混乱してしまうかもしれませんが、仕事は「視野を広めてたくさんの選択肢を出した後に、比較しながら少しずつ絞っていく」ことが重要なので、どれも欠かせません。

Step4.エージェントの対策を受けながら選考に進もう(1~2ヶ月)

自分自身が進みたいキャリアの方向性が決まってきたら、転職エージェントに選考対策をしてもらいながら、選考に進むようにしましょう。

例えば、職務経歴書(受けるポジションによってPRすべき点が異なるので)や、面接でよく聞かれる質問や応対練習は、必ずフィードバックしてもらうようにしてください。

またここでしっかりと対応してくれる頼り甲斐のあるエージェントは、同時にあなたのことを理解して企業側にプッシュしてくれることに期待できます。反対にアドバイスがほとんどないようなら、単純にエージェントのレベルが低いだけなので、見極めるポイントにしてください。

佐々木
筆者は事業部長としていくつもの職務経歴書を見ますが、正直、レベルが低いものばかりです。もっとエージェントを使った方がいいですよ。

Step5.内定を獲得したら慎重に年収交渉をしよう(1週間)

企業の内定を獲得したら最後に年収交渉をしましょう。年収600万円未満のスタッフ層は年収交渉しない方がよいですが、市場価値の高いハイクラス層ならする意味があります。

ただ、やり方を間違えると失敗するだけでなく心象まで悪くなってしまうので、転職エージェントをうまく使って交渉していきましょう。

詳しくは下記記事で解説していますが、エージェントに「他社からもっと良い条件で内定をもらって悩んでいるので時間が欲しい」と伝えれば、うまく交渉してくれます。

よくある質問と回答/転職ノウハウ

▼管理職の転職ノウハウ

▼転職エージェント関連

▼その他

管理職が転職で求められる経験・実績は?

「管理職の転職」で求められるのは「組織と事業の成長に向けてリーダーシップをとった経験(実績があればなお良し)」です。

役割/目的具体的な経験・実績
組織の成長
(生産性の向上)
①メンバー育成
②業務プロセス改善
事業の結果
(利益の創出)
③目標達成、及び事業成長
④新価値の創造、イノベーション
佐々木
組織や事業成長に向けてリーダーシップをとった取り組みの結果、目に見える「実績」があればベストです。

ただ、ヒトを扱うマネジメントの特性上、必ずしも定量化できるわけではないので、ポイントさえ押さえれば大丈夫ですよ!

管理職の転職が難しいとされる理由は?

スタッフ層に比べて「管理職の転職が難しい」とされる理由は下記の通りです。もちろん、これまでの経験や実績によって不利とならないケースはありますが、一般論として理解が必要です。

  1. 求人母数が限られる
  2. 管理職求人は転職サイトでは公開されない
  3. 採用条件(能力、実績)が高い
  4. 求められるカルチャーマッチ度合いが高い
  5. 転職リスク以上の期待値を得るのが難しい

また、転職経験のある管理職エグゼクティブの46.7%が「転職で失敗したと感じた」という調査結果もあるので、慎重な判断が必要です。

管理職として転職するリスクとは?

「管理職をやめたい理由」を、管理職として勤務している213人へのアンケートを取った結果、下記のような悩みを持っていることがわかっています。

▼数値責任によるプレッシャー

  • 理由1.業績への責任を取らされる
  • 理由2.業績目標が高すぎて理不尽

▼人間関係(上司部下の板挟み、孤独)

  • 理由3.問題のある部下との関係が疲れる
  • 理由4.上司と部下の板挟みがストレス
  • 理由5.対等に話せる相手がいない孤独

▼激務(職務範囲が広い、かつ多い)

  • 理由6.仕事量が多く労働時間が長くなる
  • 理由7.マルチタスクで心にゆとりがない

▼労働に見合う対価が得られない

  • 理由8.管理職手当が見合っていない
  • 理由9.プレイヤーとして挑戦ができない

そのため、転職することによって、上記のような悩みを抱える可能性があることは念頭に置いておかねばなりません。

転職エージェントはなぜ無料?

転職エージェントで利用者が無料なのは、そもそも人材紹介業では利用者から金銭を取ることが法律で禁止されているからです。代わりに採用企業から報酬(年収の35%が相場)をもらっています。

転職エージェントの仕組みは?

転職エージェントは、採用企業に対して転職希望者を紹介することで、採用となった場合に成果報酬を受け取るビジネスをしている「人材紹介事業所」のことです。

そのため、転職希望者は無料で使うことができますが、転職エージェントにとってのクライアントはあくまで採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。

転職エージェントにとって、クライアント企業は一度や二度ではなく長期的に取引をすることになるので、ビジネス構造上どうしても「転職希望者は商品」となります。

結果として、中には「転職希望者を騙してでもクライアント企業に入社させようとする」といった不誠実な対応をとる悪質なコンサルタントもいるので注意してください。

転職エージェントは複数利用すべき?

転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも、必ず、複数利用すべきです。

転職エージェントは何社利用するのがいい?

結論、転職エージェントは「3社」利用することをおすすめします。

実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査(有効回答数1,515件)でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わり、以下のことが判明しています。

利用社数と転職成功率の統計結果
  • 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
  • 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
  • 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない

▼利用社数と転職成功率の分布(有効回答数1,515件)

利用社数満足/成功普通不満/後悔
1社のみ66.5%
低い
24.5%
(-)
8.9%
高い
2社70.5%
(普通)
22.2%
(-)
7.3%
(普通)
3社74.3%
高い
20.6%
(-)
5.1%
低い
4社75.0%
高い
20.5%
(-)
4.5%
低い
5社以上74.0%
高い
22.0%
(-)
4.1%
低い

このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。

佐々木
ただ、4社以上利用してもあまり結果が変わらないのと、同時に多く併用すると連絡が大変になってしまうので、悩んだら「3社」をおすすめします!

転職エージェントに登録したら今の会社にバレる?

転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。

登録しても今の会社にバレない理由

<理由①>
企業側は応募前の求職者情報を見れないため
└求職者の情報を見れるのはコンサルタントのみ
└本人同意なしで企業に個人情報は開示されない

<理由②>
転職エージェントが情報管理を徹底しているため
└情報漏洩は、会社の信用・ブランドが失墜する
└有料職業紹介事業の許可取り消しすらありえる

<理由③>
各コンサルタントが最大限注意しているため
└そもそもあえて情報を漏洩するメリットがない
└漏洩のデメリットが大きすぎる(懲戒処分)

特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。

転職エージェント事業所の情報管理の取り組み
  • 盗難の防止策
  • 事業所への入退室の管理
  • 個人情報の移送や送信時のリスク対策
  • 個人情報保護の社内マニュアル/ルール

ただ、転転活動をする際には、以下のような点に注意をしないと、今の会社にバレる可能性があるので注意していきましょう。

転職活動をする時の注意点
  • 企業スカウトありの転職サイトに注意する
  • 職場では話さない、同僚には話さない
  • 社内PC、アドレスを使って登録しない
  • 会社のカレンダーに面接予定を記載しない
  • Facebookで担当者と繋がるときは注意する
  • 面接と同僚の営業訪問がかぶっていないか確認

転職エージェント利用の流れ

転職エージェントを利用する流れは以下の6ステップになります。

  1. 応募フォームから登録・申し込み
  2. 担当コンサルタントと面談
  3. 選考対策(書類添削、面接練習)
  4. 求人紹介、応募
  5. 面接、選考フィードバック
  6. 内定、入社前後の最終調整

転職エージェント活用ポイント

転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。

  1. 応募フォームから登録・申し込み
    ・転職エージェントは複数登録する
    ・事前に転職活動用のメールアドレスを作る
  2. 担当コンサルタントと面談
    ・事前に経歴と希望条件を整理しておく
    ・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
    ・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
    ・その後コンサルタントにはこまめに返信する
  3. 選考対策(書類添削、面接練習)
    ・自分から依頼する
    ・面接の想定質問を事前に聞いておく
    ・フィードバックが少ない担当は変更する
  4. 求人紹介、応募
    ・応募時の推薦文を必ず確認する
    ・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
    ・むやみやたらに求人へ応募しない
    ・その企業を退職した人から一次情報を集める
  5. 面接、選考フィードバック
    ・その企業でされやすい質問を聞く
    ・その企業に聞くべき逆質問を聞く
    ・選考で見送りになったら対策を依頼する
  6. 内定、入社前後の最終調整
    ・妥協しない
    ・言いなりにならず自分で決める

そもそも仕事の選び方を知りたい

仕事の選び方は、以下の3ステップを順に進めながら選びましょう。

仕事を選ぶまでの3ステップ
  • Step1. 仕事を選ぶ10基準に重みをつける
  • Step2. 視野を広げて仕事をリストアップする
  • Step3. 点数をつけながら徹底的に比較する

詳しくは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください!

今後のキャリアについて徹底的に考えたいなら、ポジウィルキャリアのようなキャリアコーチングサービスを利用するのも一つの手です。

経営者・CXO・中間管理職といったハイクラス層を対象にしたプレミアムプランも用意しており、あなたの状況に応じて内容をチューニングしてもらえます。

初回の45分相談は無料で受けることができるので、ぜひ一度、どういったサービスを受けることができるのが相談してみましょう。

登録はこちらから
https://posiwill.jp/career/

最後に

今回は管理職の方を対象として、転職エージェントの選び方とおすすめを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

最後は担当者との相性がとても重要ですが、それでも転職エージェント選びをしっかりとすれば、自分にとって最適な求人に巡りあう確率を上げることができるでしょう。

あなたの転職がうまくいくことを心から願っております。

転職/就活サービス評判アンケート

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