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就活エージェントやめとけと言われるデメリット・裏事情を上場企業管理職が解説

就活エージェントは、企業紹介や面接対策といった就活支援を無料でしているので、毎年多くの就活生に使われています。ただ、「良い企業が少ないからやめとけ」などと、ネガティブな意見があるのも事実です。

そこでこの記事では、就活エージェントやめとけと言われる理由と裏事情を全て解説していきます。

この記事のまとめ
  • 紹介企業や担当者にハズレが多い
    自社で就活生を集められないブランドのない企業が多いので、魅力的に見えないかもしれない。また、人材紹介ビジネスである以上、企業はクライアントで、就活生は商品なので、全幅の信頼をおいて依存するのはナンセンス。
  • アタリだとメリットが大きいので活用すべき
    良い担当者だと、面接対策からESまで濃いアドバイスをくれるので内定率が大幅に向上するのと、適性や興味にあった企業を紹介してくれるので、使わないのはもったいない。
  • 複数登録して、当たり外れを見極めよう
    無料でいくつでも登録できて、合わなければすぐに関係性を切れるので、どんどん試すべき。提携企業の数が多く、アドバイザーの平均的なレベルが高い大手エージェントから試そう。

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目次

就活エージェントやめとけの理由

就活エージェントを使うのはやめとけと言われる理由は6パターンに分類されます。例外はありません。

就活エージェントやめとけと言われる理由
  1. 紹介企業は人気のないところが多い
  2. 市場価値に見合わない企業は紹介されない
  3. ひどい担当者に時間と思考体力を奪われる
  4. 無能なポンコツ担当者に足を引っ張られる
  5. 通常応募の就活生より選考で不利になる
  6. 就職先選びにバイアスがかかる

ただここで「デメリットがあるなら、使うのはやめておこうかな...」と結論を急がないでください。

世の中は0か1かで語れるほどシンプルではありません。後述しますが、メリットもあるので、利用すべきケースは当然あります。という前提を踏まえて、一つひとつ見ていきましょう。

就活エージェントやめとけの理由①
紹介企業は人気のないところが多い

就活エージェントを積極利用するのは、知名度が低く、応募が集まりにくいBtoB企業や中小企業が中心です

就活エージェントを利用する企業例
  • 給料が低くて、人が集まらない企業
  • 知名度が低くて、人が集まらない企業
  • 評判が良くなくて、人が集まらない企業
  • 実生活と遠くてイメージが湧きにくい企業

反対に、誰もが知る人気企業は少なくなります。なぜなら自社募集だけで就活生がたくさん集まるので、あえてエージェントを利用する理由がないからです。

【裏事情】採用すると成功報酬がかかる

採用企業は、就活エージェント経由で紹介された学生を採用すると「一人当たり約100万円」の成果報酬を払う必要があります。

そのため、就活エージェントに頼っている企業のほとんどは、自社だけでは、就活生からの応募が十分に集められない中小企業の割合がどうしても多くなります。

一部の人気企業もエージェントを利用してはいますが、自社採用ページにたくさん応募がくるので、一般レベルの就活生は採用されません。人気企業は、採用報酬100万円をエージェントに支払ってでも採用したいと思える優秀な学生を採用するために利用しています

就活エージェントは「知名度は低いが、優良な穴場企業を探す」「面接練習先を探す」というスタンスで利用しましょう。

就活エージェントやめとけの理由②
市場価値に見合わない企業は紹介されない

就活エージェントでは、自身の就活市場価値に見合わないような人気企業を紹介されることはありません。理由は下記の通りです。

人気企業が紹介されにくい理由
  1. 募集要件に合わない学生は紹介できない
    採用企業側は「こういった人材が欲しい」という条件をエージェントに伝えて、就活生の紹介を依頼しています。なので、求める条件からズレた学生を紹介できません。
  2. 内定しない企業を紹介しても効率が悪い
    就活エージェントは就活生が入社することで利益が出るので、ビジネス効率を上げるためにも、内定が出やすい会社を紹介する傾向にあります。企業の採用要件に当てはまらない場合は、エージェント社内選考で落とされるので、企業側には応募すらできません。

就活エージェント(人材紹介会社)は名前の通り、クライアント企業が求める“人材を紹介する会社”なので、求められない人材を紹介することはありません。

顧客が求めていない商品は紹介されない

就活エージェントは、採用企業が求める「こういう学生が欲しい」という採用条件にあった就活生を紹介するビジネスです。そのため、採用条件に合わない場合は、紹介してもらえません。

居酒屋で例えるなら「ビールを頼んだお客さんに、ワインを出さない」という単純な話です。ワイン業者が「あのお客さんに売ってよ!」と言っても、ビールが欲しいお客さんにワインは出しません。当然ですよね。

ビジネスである以上、お客さん(クライアント企業)が求めるものを提供するのは基本です。さらに、就活生とは一度キリの付き合いですが、クライアント企業とは継続して取引するので、なるべく良い関係性を続けたいに決まっています。

就活エージェント経由で書類落ちした場合は、社内選考で「紹介できない」と判断されただけのケースがあります。つまり、別の就活エージェントや、直接ホームページから応募すれば通る可能性があります。

就活エージェントやめとけの理由③
ひどい担当者に時間と思考体力を奪われる

就活エージェントやめとけと言われる理由3つ目は、稀にいるひどい担当者に「時間と思考体力」を奪われるからです。商品である就活生をクライアント企業に入社させればビジネスが成立するのと、就活生とは一度きりの関わりなので、対応が悪質なケースもあります。

対応がひどい担当者の例
  • 高圧的な態度で詰めてくる
  • 一方的でしつこい電話連絡が来る
  • 求人だけ送り、就活サポートをしない
  • 紹介企業への応募や、内定承諾を強要する
  • 都合良い情報や嘘で、内定先選択を誘導する
  • マウントや根拠のない持論の押し付けをする

上記のような対応品質が低いキャリアアドバイザーと関わると時間が無駄になります。彼らの一方的な話や提案を「都度疑って判断」する必要があり「断わる理由の言語化」に思考体力が奪われることにも繋がります。

キャリアアドバイザーは余裕がないことが多い

キャリアアドバイザーは激務なケースが多いです。それこそ1ヶ月に100人以上の就活生とやり取りすることもあります。一人ひとりの状況を細かく聞いても覚えられません。1~2時間おきに新しい就活生と面談するので「どうせ全員に全力で向き合えない」となります

実際、営業職であるキャリアアドバイザーが社内評価を上げるためには、就活生を内定させる必要があります。営業色の強い部署だと細かく進捗を確認されていることもあるので、一人ひとりに時間をかけられません。

運営者

面談数、応募数、選考通過数といった数値を部署ごとに可視化されて、営業成績が悪いと上司に詰められるケースもありますからね...

キャリアアドバイザーには当たり外れがあるので、対応品質が良くないと思ったら、別の就活エージェントを利用してください。

就活エージェントやめとけの理由④
無能なポンコツ担当者に足を引っ張られる

就活エージェントやめとけと言われる理由4つ目は、稀にいるポンコツ担当者に足を引っ張られることがあるからです。具体的に見ていきましょう。

無能なポンコツ担当者の例
  • 連絡が迅速ではない(遅い、滞る)
  • タスク漏れ、ミスが多い、品質が低い
  • 相手に正しく伝わる日本語が書けない
  • 就活ノウハウを体系的に理解していない
  • 業界や職種、企業の知識が浅い(または古い)

このように仕事ができないキャリアアドバイザーが担当につくと、就活成功から遠のきます。歴史の偉人たちの名言にある通りです。

「真に恐れるべきは、有能な敵ではなく、無能な味方である」

ナポレオン

「有能な怠け者は司令官に、有能な働き者は参謀にせよ。無能な怠け者は、連絡将校か下級兵士にすべし。無能な働き者は、すぐに銃殺刑に処せ。」

ハンス・フォン・ゼークト

キャリアアドバイザーにやる気があっても無能なら逆効果です。どんなに優しくて憎めない担当者でも、頼りにならないと感じたら担当変更しましょう。

極論、キャリアアドバイザーは誰でもできる

キャリアアドバイザーは、営業職の中でもハードルが低い仕事です。就活生の希望を聞いて社内システムに入力し、検索に出てきた企業を紹介すれば終わりです。

なにより学生向けサービスなので、敬語を話せる必要すらありません。そのため、就活生向けのアドバイザーは若い担当者が多いですね。大学生でもできます。

ただ、年齢が近いのと、営業職特有の人当たりの良さがあるので「一緒に頑張れる気がする!」とモチベーションに繋がりやすいのはメリットかもしれませんね。

就活エージェントやめとけの理由⑤
通常応募の就活生より選考で不利になる

就活エージェントやめとけと言われる理由5つ目としては、通常応募と比べて成果報酬が発生する分、選考で不利になるからです

全く同じ評価の就活生が2人いて1人しか採用できないとしたら、あなたならどちらを採用しますか?

十中八九、新卒採用責任者は、企業サイト経由の学生「Aさん」を採用するでしょう。採用費用の100万円は、安い金額ではありません。

優秀な人材を確保するためであれば、企業はいくらでもお金を払います。しかし、就活生は全員が等しく未経験。スキルにも差がないので、成果報酬があると採用ハードルが上がることは言うまでもありません

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もし行きたい本命企業群が明確に決まっているのであれば、就活エージェント経由ではなく、公式サイト経由で応募したほうが良いです。

ちなみに、ナビサイト(マイナビ、リクナビ)経由なら不利にはなりません。掲載課金型(例:1週間掲載して10万円〜)なので、採用費用が発生しないからです。

就活エージェントやめとけの理由⑥
就職先選びにバイアスがかかる

就活エージェントやめとけの理由として、内定を獲得したときに「サポートしてもらったので断りにくい」「辞退するのが申し訳ない」と、就職先を決める軸が歪むことがあげられるでしょう。

特に、気が弱くて断るのが苦手な方にありがちですね。キャリアアドバイザーもそれをわかっているので、成績が良い担当者ほど、優しく接してくれます。

相手が何かをしてくれた場合に生じる「お返しをしなければならない」と感じてしまう「返報性の原理」に注意しましょう。

就活エージェントの裏事情

ここでは、就活エージェントを利用する前に認識すべき裏事情について紹介していきます。下記の通りです。

  1. 企業は顧客で、就活生は商品
  2. 利益にならない商品に時間を割くのは不合理

全ての会社や担当者に当てはまるわけではありませんが、人材紹介というビジネスである以上、一つの解釈として知っておいてください。

就活エージェントの裏事情①
採用企業は顧客で、就活生は商品

まず就活エージェントのビジネスモデルですが、以下のように、就職希望者を入社させることで、企業から採用報酬(約100万円)をもらっています。

そのため「就活生は、クライアント企業に納品するための商品である」という考え方が、ビジネス上における認識としては正しいです。

特に、採用企業は継続的に取引をすることになる相手ですが、就活生は一円も払わず一度しか利用(就職)しないので、どうしてもビジネス上の優先度は異なります

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どんなに親身で優しいアドバイザーでもも、ビジネスとしての実態がある以上「商品」と認識している側面は、少なからずあるものです。

就活エージェントの裏事情②
利益にならない商品に時間を割くのは不合理

ビジネス上、就活生はクライアント企業に納品するための「商品」ですが、売れない商品に無駄に時間を割くことは、ビジネスにおいて賢い行動ではありません。

そのため、以下のような場合だと、「売りにくい商品」という烙印を押されてしまい、合理的なキャリアアドバイザーからは相手にされなくなります。

  • 希望する企業が人気企業ばかり
    →企業の採用要件に届かず紹介できない。人気企業は自社HP経由で大量の学生が応募してくるので、就活エージェントでは、成果報酬を払ってでも採用したいレベルの優秀学生しか採用しない
  • 就活生のレベルが低い
    →スタンスや労働意欲の面で劣っていると、大事なクライアント企業には紹介できない

このように、就活エージェント側に「この就活生を相手にするだけ時間の無駄だな」と思われてしまうと、サポートしてもらえなくなるので注意をしてください。

就活エージェントのメリット

就活エージェントは、使い方さえ間違えなければ、デメリットはありません。筆者も使いましたが、無料で多くの恩恵を受けられるので、必ず使うべきです

就活エージェントのメリット
  1. 代わりに企業を選んでくれる
  2. 隠れ優良企業を知れる可能性がある
  3. ぱっとみ微妙な企業の魅力を教えてくれる
  4. サボりがちでも就職活動が前に進む
  5. 自己分析、エピソードの言語化が進む
  6. 選考エントリー(ES)の手間が省ける
  7. ES添削や面接対策で選考通過率があがる
  8. お祈り理由がわかるので次に活かしやすい
  9. 担当者によっては企業に推薦してくれる
  10. 就活市場価値を客観的に知ることができる

特に、エージェントを利用する意義は「隠れ優良企業とその魅力を知れる」点にあります。どうしても自力で情報収集するだけだと限界がありますからね。

募集人数が少ない企業だと就活エージェントでしか募集を出していないこともあります。大手一択の方以外は利用しましょう。

就活エージェントはこんな人におすすめ

就活エージェントは、求人紹介から選考対策までトータルサポートしてくれる無料サービスなので、全ての方に使うメリットが一定ありますが、特に、以下のような方におすすめです。

就活エージェントがおすすめな人
  1. 大手人気企業以外の優良企業を知りたい
  2. プロのアドバイスをもらいたい
  3. 一人で就職活動を進めるのが不安
  4. 就活に出遅れて内定をもっていない
  5. 企業ごとにESをいちいち出すのが面倒
運営者

就活エージェントは無料なので、上記の特徴に当てはまる形であればぜひ利用してみてください!

就活エージェントがおすすめな人の特徴①
大手人気企業以外の優良企業を知りたい

就活エージェントはあらゆる業種・職種・選考ルートを把握しているので、大手人気どころ以外で、あなたが知らない企業と出会えるチャンスがあります

以下表は、東洋経済オンラインが出した「30歳の推定年収ランキングTOP10社」ですが、普段名前を聞かない企業ばかりが並んでいるのではないでしょうか。

出典:最新!「30歳年収」ランキング全国トップ500社

※例としてわかりやすいので、平均年収を軸にしましたが、当然、選び方としては適切ではありません。

就活生は、TVCMでよく名前を聞くような有名企業にばかり応募する傾向にありますが、なかなか就活生の目に入りづらい企業にも優良企業はあります。

いま知っている業界や職種の中から就職先を決めてしまうのは勿体無いので、視野を広げる目的でも利用しましょう。

補足:法人企業は177万社あるので自力では限界がある

事実として、日本に法人企業は約177万社あるとされているので自力で集めるのは限界があります。(出典:令和3年 総務省と経済産業省による経済センサス-活動調査

内訳を「従業員数」で分けると下記の通りで、10人未満の零細企業を除いても47万社ほどあります。

企業数(従業員数別)
1,000人以上3,408社
100〜999人42,221社
10~99人419,774社
1~9人約130万社
平成24年 総務省統計局のデータから計算

従業員1,000人以上の大企業でも3,000社以上。従業員100人以上の中小企業を含めると4万社を超えるので、なかなか企業を選ぶことは容易ではありません。

大手企業しか見ないならともかく、ほとんどの方は「従業員100~1,000人クラスの中小・ベンチャー企業」も候補に入るはずなので、就活エージェント利用の有無が勝敗を分けます。

就活エージェントがおすすめな人の特徴②
選考対策にプロのアドバイスをもらいたい

就活を効率的に進めるために、選考対策に慣れているアドバイザーに手伝ってもらいたい方にもおすすめです。例えば、履歴書の書き方や面接の受け答えなど、個別フィードバックを得られるので就活力が上がります。

実際のところ、就職活動の面接では似たような質問ばかりがされるので、事前に対策することが効果的です

よく聞かれる質問
  • あなたの強み、弱みは?
  • 将来的なキャリアビジョンは?
  • 学生時代に力を入れたことは?
  • 就活の軸と具体的に見ている企業群は?

たいていの就活生は回答にボロがあるので、客観的に深掘りしてもらうことが重要です。友達やサークルの先輩だけでなく、就活対策に慣れているキャリアアドバイザーからも意見をもらえると良いでしょう。

志望動機や自己PRは、それぞれの企業に詳しい方にアドバイスをもらいましょう。就活エージェントなら、企業ごとの質問傾向を聞くこともできるので有利になります。

就活エージェントがおすすめな人の特徴③
一人で就職活動を進めるのが不安

就活エージェントは就職活動全般をサポートしてくれるので、「一人で進めるのが不安」「なにから始めればいいんだろう」という初心者にこそおすすめです。

慣れている人でも効率的に進められます。わからないことが多い中「気軽に相談できるパートナーがいるかいないか」で就活の結果に大きく差がでますからね。

ちなみに、既に仕事選びの経験がある社会人ですら、転職時には、エージェントを使うのが一般的になっています。

就活エージェントがおすすめな人の特徴④
就活に出遅れて内定をもっていない

就職活動に出遅れたために、まだ内定を持っていない方におすすめです。実際に筆者も学生時代、週5~6でアルバイトをしていたこともあって、大学4年生の春までなにもしていませんでした。

就活エージェントは、企業や他の学生の動きも把握しているので、あなたの今の状況と照らし合わせた上で、どこから手をつけたら良いか最適なアドバイスをしてくれます

最短で2週間ほどあれば内定を取ることができるので、早めに内定をとっておきましょう。内定が一つでもあると余裕を持って就活ができるのでおすすめです。

ちなみに、内定承諾後でも就活は継続して問題ありません。辞退の連絡も、入社日の2週間前までにすれば法的にセーフです。

就活エージェントがおすすめな人の特徴⑤
企業ごとにESをいちいち出すのが面倒

就活エージェントは、履歴書一枚出せばすべての企業に応募できるので、企業ごとに合わせたエントリーシートをいちいち書くのが面倒な人にもおすすめです。

特に、いろいろな会社に応募している状態だと、志望動機欄にびっしり文字を書くことを苦痛に感じる方も多いと思いますが、少なくともエージェント経由であれば、志望動機を細かく聞かれることはありません

なぜなら、採用企業側も「エージェント側に紹介されて応募した」というのを理解しているからで、仮にされるとしても「どういったところに興味をもったか」くらいです。

ただもちろん、最終面接が近づくにつれて意向度を確認するような質問をされるので、そこまでにはしっかりと志望動機を固めておきましょう。

就活サービス一覧とおすすめ

就職活動を成功させるためには、就活サービスを使いこなすことが重要です。分類別におすすめできるサービスを紹介していくので、ぜひ気軽に利用してみてください。(どれも無料です)

一覧サービスの特徴とおすすめ
就活サイト就活全体感が掴める。定期的に説明会案内が来るので要チェック
マイナビリクナビ
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就活エージェント個別サポートで就活力が上がる(選考対策や特別ルート案内あり)
キャリアチケット
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逆求人サイト企業スカウトで可能性が広がる(就活後期では持ち駒を増やせる)
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OBOG訪問社会人に幅広く相談できる(企業内情調査や就活体験、選考対策等)
マッチャー
dodaキャンパス
体験談・ES閲覧ESや面接で聞かれる設問などの情報収集に利用できる
就活会議
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長期インターンサイト就活が有利になる長期インターン求人を探せるので余裕があれば
Wantedly
ゼロワンインターン
運営者

さらに詳しく各サービスを解説していきます。利用料金がかかるものはないので、気になるものから登録してみてください!


就活エージェント(25卒向け)

就活エージェントでは、担当アドバイザーが就活全般のサポート・求人紹介をしてくれます。いわば塾講師のようなもので、就活を効率的に進められます。

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就活エージェント比較表(6位以降)

上記の3エージェントは大手でバランスが良いので一旦相談してみることをお勧めします。

運営者

大手で安定感はあるものの、担当者との相性はあるので、複数登録して見極められると良いですね。

逆求人・スカウトサイト

企業側からのスカウトなので、優位に選考を進められるのと、思わぬ可能性が広がることがあるのでお勧めです。勢いのあるベンチャー企業を中心に、人材採用に力を入れた企業と出会いやすい傾向にあります。

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順位サイト名おすすめ度企業数学生数コメント公式サイト

1位
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1.2万
以上
19万
以上
利用企業も利用者数もNo.1
入社でお祝いギフトがもらえる
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2位
ABABA
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700
以上
2万
以上
最終選考で落ちた人向け
就活終盤で威力を発揮するサービス
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3位
キャリアチケットスカウト
キャリアチケットスカウト
★★★★☆
4/5
非公開5万
以上
価値観診断からマッチング
エージェント最大手のレバレジーズ運営
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逆求人サービスの多くは「テンプレ一斉送信の案内メール」を送るだけの“スカウトもどき”というのが現状ですが、上記サービスであれば、採用担当者が一人ひとりのプロフィールを見て連絡する設計になっているので、内定につながりやすい傾向にあります。

運営者

これ一つで十分というサービスはないので、より多くの企業人事に見つけてもらえるよう、いくつか登録しておきましょう!

OB/OG訪問サービス

OBOG訪問は企業の一次情報を得るためにも必ずすべきです。他にも、就活体験から選考対策まで幅広い情報収集に活用できます。目安は10回以上ですね。

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順位サービス名おすすめ度コメント

1位
マッチャー
マッチャー
★★★★★
5/5
会社や大学単位で探せる
ややOBOGの質は低いが人数が多い

2位
ビズリーチキャンパス
ビズリーチキャンパス
★★★★☆
4/5
同じ大学のOB/OGを探せる
定期的にイベントも実施されている

3位
yenta
yenta
★★★★☆
4/5
優秀人材(役員や社長)も稀にいる
本来OBOG訪問向けではないがおすすめ

マッチャーは、OBOG訪問され慣れた社会人が多いのでやりとりがスムーズなのと、他の学生からのレビューを見れるので、初心者でも安心できます。(営業目的の人材紹介会社のポンコツ内定者が多いことが残念ですが、総じて使いやすいサイトです。)

yentaは、もともと社会人向けのビジネスマッチングアプリですが「ランチご馳走するので就活相談させてください!」とでも言えば、だいたい会えます。

やたら意欲的にアピールしているOBOGは「会社で活躍できていない側の社員・内定者」が、承認欲求を満たすために登録することが多く、自分の成功体験に依存した再現性のないアドバイスが多いので注意してください。また一部、出会い目的の社会人もいます(レビューしている学生の性別を確認すると面白いですよ)。

運営者

誰に何を相談してどういった情報を引き出すべきかを考えながら使ってください。その思考力がないと社会では活躍できません。

就活体験談・ES閲覧情報サイト

就活は情報戦です。仕事でも同じですが、知識と経験がない以上、参考資料をもとに進めた方が遥かに効率的なので、事前にブックマークしておきましょう。

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順位サービス名おすすめ度コメント

1位
ワンキャリア
ワンキャリア
★★★★★
5/5
企業通過ESと面接内容がわかる
独自イベントもあるので登録必須

2位
みん就
みん就
★★★★☆
4/5
歴史が長い大手情報サイト
利用者が多いので登録ESも多い

3位
ユニスタイル
ユニスタイル
★★★★☆
4/5
内定者のES60,000以上が掲載
業界によってはやや少ない場合も

ワンキャリアはややレベルの高い学生向けではありますが、倍率の高い企業で通過したESを見ることができるのでおすすめです。

自身が受けたい業界や企業群を通過したエントリーシートの内容を見て、レベル感を掴んでおきましょう。

運営者

参考に作成したら、chatGPTや先述した就活エージェント、OBOGにに添削してもらいましょう。

長期インターン求人掲載サイト

就職活動を有利に進めるためには長期インターンもおすすめです。会社で働く経験ができるので、志望動機やガクチカも作りやすくなります。

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求人掲載数2万件以上
気軽に話を聞けて、体験談も豊富!

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求人数7,000件以上!
質が高いものから気軽なものまで幅広い

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求人数は1,500件以上。質が高い
就活向きの有給インターンが多めな印象

Wantedlyは、ビジョンややりがいを軸に仕事を探せるベンチャー特化のサイト。他サービスと違って企業側が無料で掲載開始できるので、掲載数が圧倒的です。

インフラやゼロワンインターンは、企業側が掲載料を支払う必要がある(年間60万円近く)ので、求人数はやや減りますが、大量採用に向いた職種(営業やライター)が多くあります。そのため、未経験でも始めやすいのが特徴です

運営者

時給ではなく「どんな体験ができるのか」で選びましょう。より有意義にするポイントは下記記事でも解説しています。

補足|よくある質問と就活ノウハウ

最後に、就活全般に関するノウハウをFAQ(よくある質問と回答)形式でまとめていきます。少しでも参考になれば幸いです。あなたの就活がうまくいくことを祈っています。

<就活エージェント関連>

  • 就活エージェントとは?
  • 就活エージェントはなぜ無料?
  • 就活エージェントの仕組みは?
  • 就活エージェントのメリットは?
  • 就活エージェントのデメリットは?
  • 就活エージェントは複数利用すべき?
  • 就活エージェントは何社利用すべき?
  • 就活エージェント利用の流れと活用方法

<仕事の選び方>

  • やりたい仕事がない場合どうすれば?
  • そもそも仕事の選び方を教えてください

<面接対策について>

  • 面接でよく聞かれる質問
  • 逆質問やOB訪問で聞くべき質問

Q. 就活エージェントとは?

就活エージェントとは、人材を採用したい企業と、企業に就職したい就活生をマッチングさせる人材紹介サービスのことです。就活のプロが間に入り、双方にとって最適な組み合わせを実現します。

就活生側にしてくれること
  • 企業の紹介
  • 企業側への推薦
  • 選考対策(書類、面接)
  • 選考結果のフィードバック
  • 優秀なら給与交渉も可能(望みは薄いが)
採用企業側にしていること
  • 人材紹介
  • 求人票作成、改善提案
  • 就活生側へのプッシュ
  • 各種調整

就活生は無料で利用できます。実績から培われた就活ノウハウを得ることができるので、情報収集のためにも登録することをおすすめします。

Q. 就活エージェントはなぜ無料?

就活エージェント(有料職業紹介事業者)は、職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。

(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。

引用元:職業安定法32条の3第2項

Q. 就活エージェントの仕組みは?

就活エージェントでは、就活生には無償で企業紹介と就活サポートをおこなう一方で、就活生が企業に採用された場合に、採用企業から報酬を受け取っています

別名「人材紹介」や「有料職業紹介」と呼ばれることがあり、厚生労働省から許認可を得た上で運営されています。

Q. 就活エージェントのメリット

就活エージェントのメリットは下記の通りです。実は筆者も就職活動の時に使いましたが、特にマーカーで強調したところに大きな意義を感じました。

就活エージェントのメリット
  1. 代わりに企業を探してくれる
  2. よく知らない業界や企業を知れる
  3. 知名度が低い隠れ企業の情報を知れる
  4. サボりがちでも就職活動が前に進む
  5. 自己分析、エピソードの言語化が進む
  6. 選考エントリー(ES)の手間が省ける
  7. ES添削や面接対策で選考通過率があがる
  8. お祈り理由がわかるので次に活かしやすい
  9. 担当者次第で企業に強く推奨してくれる
  10. 就活市場でのいまの評価を客観的に知れる

これらの就活サポートを全て無料でしてくれるので、何から始めていいか困っている就活生にとっては、これ以上ない頼もしい仲間かもしれません。

Q. 就活エージェントのデメリット

就活エージェントは、無料でいつでも利用をやめられるので、明確なデメリットはありません。ただ、使い方や相性次第では、必ずしも恩恵を受けられるとは限らないので、その点は認識しておきましょう。

就活エージェント利用時に認識すべきこと
  1. 人気企業の紹介は多くはない
  2. 応募が集まりづらい企業の紹介が多い
  3. 担当者と相性が合わないことがある
  4. 担当者がミスをしないとは限らない
  5. 通常応募と比べて不利になることがある
  6. 就職先選びにバイアスがかかる

自分のキャリアに責任を持つのは自分なので、効果的に活用し、納得の行く就職先を選びましょう!

Q. 就活エージェントは複数利用すべき?

必ず、複数利用すべきです。就活エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、いくつか登録して、比較するようにしてください。

Q. 就活エージェントは何社利用すべき?

就活エージェントは「3社」利用することをおすすめします。

実際に、エージェント利用者向けのアンケート調査(有効回答数1,515件)でも、利用社数に応じて最終的な満足度が大きく変わり、以下のことが判明しています。

  • 1社だと満足度が低い
  • 3社までは満足度が上がり不満率も下がる
  • 4社以上利用しても大きな差がない
利用社数満足普通不満
1社のみ66.5%24.5%8.9%
2社70.5%22.2%7.3%
3社74.3%20.6%5.1%
4社75.0%20.5%4.5%
5社74.0%22.0%4.1%
利用社数と満足度の分布(有効回答数1,515件)

このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。

運営者

ただ、4社以上利用してもあまり結果が変わらないのと、同時に多く併用すると連絡が大変になってしまうので「3社」をおすすめします!

Q. 就活エージェント利用の流れと活用方法

就活エージェントを利用する流れは以下の5ステップになります。活用ポイントと一緒に見ていきましょう。

STEP
登録・申し込み

サイト上で大学名や名前、志望業界といった基本情報を登録します。メールアドレスは就活専用のものを作っておきましょう。

ポイント
  • 就活エージェントは複数登録する
  • 就職活動用のメールアドレスを作る
STEP
担当アドバイザーと面談

担当アドバイザーとの面談で、希望する業界や条件を伝えます。あなたの適性や就活力を知る目的で、将来の展望やガクチカを聞かれます。

ポイント
  • 事前に希望条件を整理しておく
  • 経験を盛るとしても嘘にならない程度に
  • 担当者と合わなければ変更する
  • その後、担当者にはこまめに返信する
STEP
選考対策(書類添削、面接練習)

担当によってはES添削や面接練習をしてます。ただ「今のままでもどこかは受かる」と思われると時間をかけてもらえないので依頼しましょう。

ポイント
  • 自分から依頼する
  • 面接の想定質問を事前に聞いておく
  • フィードバックが少ない担当は変更する
STEP
求人紹介、応募

あなたの希望する業界や適正に合わせて企業を紹介してくれます。ただ、希望でなくても、企業側の採用要件に当てはまっていると思えば理由をつけて紹介してくる担当もいるので、キッパリ断りましょう。

ポイント
  • 担当者に採用基準を聞く
  • 応募時の推薦文を必ず確認する
  • 他の就活生が見送られた理由を聞く
  • よくされる質問と評価のポイントを聞く
  • むやみやたらに求人へ応募しない
STEP
選考結果の伝達

どのような選考結果でも面接の感想を教えてくれます。ただ、面接担当がツール上に記載した文章をコピペするだけのケースが多いので、見送りの場合は詳しく聞いてください。内定の場合は、書類のやり取りをしてくれます。

ポイント
  • 選考に落ちた理由は詳しく聞く
  • 見送られた理由をもとに対策を依頼する
  • 言いなりにならず、自分の意思で決断する

Q. やりたい仕事がない場合どうすれば?

やりたい仕事が見つからないのは、シンプルに知識と時間が足りていないからなので、しっかりと調査してじっくりと考えれば、必ず見つかります。

  • どのような仕事があるかを知る
  • 仕事を選ぶ基準を考えながら比較する

このように、悩まれている方の多くは、この世界にどのような仕事があるかを十分に知らないまま「自分にはやりたい仕事がない」と勘違いしているケースがほとんどです。

世界には、あなたの知らない仕事がたくさんあるので、しっかりと調査をして、じっくりと考えれば、興味の惹かれる仕事は必ず見つかります。

Q. そもそも仕事の選び方を教えてください

仕事の選び方は、以下の3ステップを順に進めながら選びましょう。

  • Step1. 視野を広げて情報収集する
  • Step2. 自分が大切にしている軸を知る
  • Step3. 仕事を比較して選択肢を絞り込む

詳しくは、別の記事で詳しく解説しているので、興味があれば参考にしてください。

Q. 面接でよく聞かれる質問を教えてください

就職活動では以下のような質問をよくされるので事前に対策しておくことをおすすめします。

  • 自己紹介、PR(1分)
  • 仕事における強みと弱み
  • 強みと弱みを発揮した経験や学び
  • あなたの強みをこの会社でどう活かすか
  • 周囲からどういった評価をされるか
  • 自分を一言で表すと?◯で例えると?
  • 学生時代に最も苦労したこと
  • 学生時代に最も力を入れたこと
  • 将来のキャリアビジョン
  • 就活の軸と実際に受けている企業名
  • 弊社を志望する動機
  • 逆質問(なにか質問はありますか?)

上記全ての質問で「なぜですか?」「他にはありますか?」と3回聞かれても大丈夫なように対策をしておきましょう。

また、逆質問で「特にありません」と答えてしまうのは、思考力を疑われる(人生かかってるのに何も考えていない)ので、必ず準備して臨みましょう。

Q. 逆質問ではなにを聞けば良いですか?

詳しくは別記事「仕事の比較基準」で解説していますが、下記のような項目を聞くことで他社と比較できるようにしましょう。

①経営理念、社風への共感ができそうか
  • 理念の浸透度合いを教えてください
  • 御社らしい制度や文化を教えてください
  • 御社ではどういった褒め言葉が使われますか?
②自分が価値貢献、強みを活かせそうか
  • どういった強みを持つ社員が多いか
  • 組織内で足りていない人材・スキルは何か
  • 自分の強みである◯◯は活かすことができるか
③給与や評価、仕事内容は明瞭か
  • 会社や組織のビジョンは何か
  • ビジョン実現に向けた行動や仕組みはあるか
  • 組織はどのような目標で動いているのか
  • 個人目標の設定内容と、役割ごとの責任範囲
  • 給与体系と評価制度
  • 個人の貢献/失敗を可視化して判断する仕組み
④目標達成・成長実感を得られるか
  • 個人目標の具体性と明確性
  • どの行動が進捗に結びついたかが即座にわかるようになっているか
  • 十分な時間とリソース提供、適切なサポートがあるか(初動3ヶ月のサポートなど)
⑤仕事は多様性や変化に富んでいるか
  • 任せられる仕事内容の幅はどう変わるのか
  • リスクを負った挑戦や失敗が許容された事例
⑥仕事の決定権が自分にあるか
  • 組織や個人の目標はどのように決まるのか
  • 労働時間、場所はどこまで好きに選べるのか
  • 仕事内容や作業ペースはどこまで自由なのか
⑦社会や人の役に立つ感覚はあるか
  • 仕事のやりがいを全て教えてください
  • その仕事はどう社会に貢献していますか
  • 貢献の実感はどう得ることができますか

事前に調査すべき項目

下記3項目は面接の逆質問では聞くことができないものなので、求人票なり口コミサイト、あるいはOB訪問を駆使して1次情報を集めるようにしてください。

  • 勤務時間、業務負荷は多すぎないか
  • 生活に必要十分な報酬は得られるか
  • 一緒に働く上司や同僚は魅力的か

採用担当に聞く、あるいは社員を紹介してもらうこともできますが、都合が悪い情報を積極的に開示する人はいないので、別口から調査したいところです。

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