就活エージェントやめとけと言われるデメリット・裏事情を上場企業部長が解説

「就活エージェントやめとけって何故?」
「デメリットや裏事情を知ってから判断したい!」

就活エージェントは無料で就活支援をしてくれるので、ここ数年で多くの就活生に使われるようになりましたが、注意が必要です。裏側まで知りましょう

当ページで全てを網羅的に解説します

まずは1,2章でデメリットと裏事情を。そして3,4章でメリットと使うべきケースを紹介していきます。「良い面」「悪い面」の両方を見た上で判断しましょう

この記事を書いた専門家
佐々木
佐々木
三度の転職経験(年収500→730→950→1200万円)で転職サービスを使い倒し、現在は事業部長として新卒・中途採用に注力。自身の転職経験と企業目線の両軸からポジショントーク抜きの本質的な情報発信にこだわっている。

就活エージェントやめとけの理由(デメリット)

就活エージェントを使うのはやめとけ」と言われる理由は下記6パターンに分類されます。例外はありません。

①②は単に「メリットに期待しすぎないでくださいね」という話ですが、③〜⑥は「明確なデメリット」です。

佐々木
ただ「デメリットあるなら使うのやめよ」と結論を急がないでください。

世の中は0か1かで語れるほどシンプルではありません。後述しますが、メリットもあるので、利用すべきケースは当然あります。

という前提を踏まえて、一つひとつ見ていきましょう。

理由1.紹介企業は人気のないところが多い

まず、就活エージェントが保有するのは、一般知名度が低く、学生の応募が集まりにくいBtoB企業や中小企業が中心です。

反対に、誰もが知っているキラキラ人気企業は少ないです。待っていれば就活生がたくさん集まるので、一人採用するごとに100万円かかるエージェントは積極利用しません。

裏事情:企業は一人採用するごとに約100万円払う

企業側は、就活エージェント経由で紹介された学生を採用する場合には、一人当たり約100万円(相場)の成果報酬を払う必要があります。(詳しくは次章

そのため、自然と下記に当てはまる企業が多くなります。(例外はたくさんあります。あくまで傾向です。)

  • 初任給が低くて、人が集まらない企業
  • 知名度が低くて、人が集まらない企業
  • 評判が良くなくて、人が集まらない企業
  • 実生活と遠くて働くイメージが湧きにくい業界の企業

これだけ見るとパッとしないですね。もちろん上記に該当する企業にも素晴らしい企業はたくさんあります。ただ、期待しすぎると裏切られるかもしれません。

佐々木
そもそも就活エージェントとは「モテない企業」と「モテない学生」をマッチングさせるものです。人気企業を受けたいなら個別に応募するようにしてください。

使うべき時に、使うべき方法で、使うべきものを使う。その判断をするための思考力がないと、どこへ就職しても同じです。

就活エージェントは「知名度は低いが、優良な穴場企業を探す」「面接練習先を探す」というスタンスで利用しましょう。

理由②身の丈にあった企業しか紹介されない

大手ナビサイトや公式採用ページから応募する場合は、身の丈に合っていない超大手人気企業にも応募することはできます。しかし、就活エージェントではそもそも紹介がされません

その理由は下記3点です。

  1. そもそも人気企業は少ないから
    人気企業はたくさん応募が来るのでエージェントを使いません
  2. 紹介してもどうせ落ちるので時間の無駄だから
    エージェント紹介企業に就活生が入社しないと利益が出ません
  3. レベルの低い学生を紹介すると企業側に怒られるから
    企業側の採用条件を聞いて動いているのでズレると怒られます

①②はここまでの説明でわかると思うので、③について補足しますね。エージェントによっては一番大きい理由です。

裏事情:レベルの低い学生を紹介すると企業側に怒られる

採用企業側は「こういった人材が欲しい」という条件をエージェントに伝えて、就活生の紹介を依頼しています。なので、求めるレベルからズレた学生を紹介すると怒られるケースがあります

エージェントにとって、就活生は一度キリの付き合いですが、クライアント企業とは継続して取引するので、なるべく良い関係性を続けたいのが本音なのです。

居酒屋で例えるなら「ビールを頼んだお客さんに、オレンジジュースは出さない。」ただそれだけです。当たり前ですよね。

もし注文ミスが続くと、お客さんは減り、いずれ店は潰れます。報酬をもらう以上、お客さん(クライアント企業)が求めるものを提供するのがビジネスです。

佐々木
就活エージェントにとって「クライアントは企業」で「就活生は商品」です。

そのため、採用条件に合わない就活生からの応募は、こっそりとエージェント側で落としているケースがあります。

事実、就活エージェントは、企業側の採用条件に合わない学生を間引く「プチ面接官」の役割を担っているので当然ですね。

そのため就活エージェントを利用することで、図らずとも「自分自身の市場価値」がやんわりとわかってしまいます。

理由③ゴミ担当者に時間と思考体力を奪われる

「就活エージェントやめとけ」と言われる理由3つ目は、稀にいるゴミ担当者に「時間と思考体力」を奪われるからです。

極論、就活エージェントは、商品である就活生をクライアント企業に入社させればビジネスが成立します。しかも無料サービスです。そのため、下記のような対応が起こり得ます。

▼スタンスがゴミな担当者の例

  • 高圧的な態度で詰めてくる
  • 一方的でしつこい電話連絡が来る
  • 求人だけ送り、就活サポートをしない
  • 紹介企業への応募や、内定承諾を強要する
  • 都合良い情報や嘘で、内定先選択を誘導する
  • マウントや根拠のない持論の押し付けをする

ゴミ担当者と関わると時間が無駄になります。彼らの一方的な話や提案を「都度疑って判断」する必要があり「断わる理由の言語化」に思考体力が奪われるものです。

裏事情:キャリアアドバイザーには余裕が少ない

キャリアアドバイザーは激務なケースが多いです。1ヶ月に100人以上の就活生とやり取りすることもあります。

一人ひとりの状況を細かく聞いても覚えられません。1~2時間おきに新しい就活生と面談するので「どうせ全員に全力で向き合えないしなぁ」となるものです。

実際、キャリアアドバイザーが社内評価を上げるためには、商品である就活生を、企業に内定させる必要があります。ブラック体質なエージェントだと、きっと大変なのでしょうね。

佐々木
稀に、自身の評価のために、就活生に嘘をつき、圧をかけて都合良くコントロールしようとするサイコパスがいるので注意です。

理由④無能なポンコツ担当者に足を引っ張られるかも

「就活エージェントやめとけ」と言われる理由4つ目は、稀にいるポンコツ担当者に足を引っ張られることがあるからです。

▼無能なポンコツ担当者の例

  • 連絡が迅速ではない(遅い、滞る)
  • タスク漏れ、ミスが多い、品質が低い
  • 相手に正しく伝わる日本語が書けない
  • 就活ノウハウを体系的に理解していない
  • 業界や職種、企業の知識が浅い(または古い)

このように無能なキャリアアドバイザーが担当につくと、就活成功から遠のきます。歴史の偉人たちの名言にある通りです。

「真に恐れるべきは、有能な敵ではなく、無能な味方である」(ナポレオン)

「有能な怠け者は司令官に、有能な働き者は参謀にせよ。無能な怠け者は、連絡将校か下級兵士にすべし。無能な働き者は、すぐに銃殺刑に処せ。」(ハンス・フォン・ゼークト)

佐々木
キャリアアドバイザーに“やる気”があっても“無能”なら逆効果です。どんなに優しくて憎めない担当者だったとしても、頼りにならないと感じたら担当変更をしましょう。
裏事情:極論キャリアアドバイザーは誰でもできる

キャリアアドバイザーは、営業職の中でもハードルが低い仕事です。就活生の希望を聞いて社内システムに入力し、検索に出てきた企業を紹介すれば最低限はクリア。

なにより学生向け無料サービスなので仕事ができなくてもバレません。もはや敬語を話せる必要すらないのです。

そのため、就活生向けのキャリアアドバイザーは若い担当者が多いです。それこそ新卒1年目の担当者もいるので、エージェントを利用しても期待はほどほどにしましょう。

ただ、年齢が近いのと、営業職特有の人当たりの良さがあるので「一緒に頑張れる気がする!」とモチベーションに繋がりやすいのはメリットかもしれませんね!

理由⑤通常応募の就活生と比べて選考で不利になる

就活エージェントやめとけと言われる理由5つ目は、通常応募と比べて成果報酬が発生する分、選考で不利になるからです。

下記のように「全く同じ評価の就活生」が2人いて、1人しか採用できないとしたら、あなたならどちらを採用しますか?

十中八九、新卒採用責任者は、企業サイト経由の学生「Aさん」を採用するでしょう。採用費用の100万円は、新卒採用部にとって決して安い金額ではありません。

裏事情:エージェント経由の採用はハードルが上がる

筆者経験談ですが、採用合否に悩む時「100万円をエージェントに支払ってまで挑戦したい候補者ではないな…」と見送ることがあります。

そもそも普通の学生は落としますね。エージェントでは、こちらからスカウトしないとアプローチできないレベルの優秀な学生を求めているので。

優秀な人材を確保するためであれば、いくらでも企業はお金を払います。しかし、就活生は全員が等しく未経験。スキルにも差がないので、報酬分だけ採用ハードルが上がるのです。

佐々木
そのため、もし行きたい本命企業群が明確に決まっているのであれば、就活エージェント経由ではなく、公式サイト経由で応募するようにしてください!

ちなみに、ナビサイト(リクナビ、マイナビ)経由で応募しても不利にはなりません。掲載課金型(例:1週間掲載して10万円〜)なので、採用費用が発生しないからです。

理由⑥「お世話になったので断るのが申し訳ない」と就職先選びにバイアスがかかる

就活エージェントのデメリットとして、内定を獲得したときに「サポートしてもらったので断りにくい」「辞退するのが申し訳ない」と、就職先を決める軸が歪むことがあげられます。

特に、気が弱くて断るのが苦手な方にありがちです。キャリアアドバイザーもそれをわかっているので、成績が良い担当者ほど、内定を取るまでは優しく接してくれます。

裏事情:腹黒アドバイザーは「返報性の原理」を利用する

返報性の原理とは、相手が何かをしてくれたり譲歩してくれたりした際に生じる「お返しをしたい(しなければならない)」と思う心理現象のことです。その心理を利用して、すぐ内定が取れそうな就活生ほど、いい顔をして面倒を見る担当者もいます。営業の基本です。

担当によっては、内定を承諾するまでは丁寧ですが、承諾した途端対応が雑になります。なぜなら釣った魚に餌をあげる理由がないからです。エージェントあるあるですね。

ここまでのまとめ

ここまでご紹介してきた「就活エージェントを使うのはやめとけ」とされる理由となるデメリットを、改めて再掲します。

▼「就活エージェントやめとけ」の理由

①②は単に「メリットに期待しすぎないでくださいねー」という話ですが、③〜⑥は「明確なデメリット」ですね。

佐々木
忘れてはならないのは、キャリアアドバイザーは「営業職」だということです。業績のために、あなたを手持ちの企業に入社させたいと考えているので適度な距離感を取るようにしましょう。

就活エージェントの裏事情(ビジネスモデル)

ここでは、就活エージェントを利用する前に認識すべき裏事情(ビジネスモデル)について紹介していきます。前の章でもやや触れましたが、下記の通りです。

  1. ビジネス上、就活生は「商品」である
  2. 売れない「商品」に時間を割くのは賢くない

匿名だからこそ語れる裏事情を包み隠さず解説していきます。エージェントにおける一般論として参考にしてください。

①ビジネス上、就活生は「商品」である

まず就活エージェントの仕組み(ビジネスモデル)ですが、以下のように、就職希望者を入社させることで、企業から採用報酬をもらっています。

その報酬は大まかに決定年収の30%前後と言われているので、年収400万円で入社させれば、120万円が成果報酬として支払われることになります。(就活だと一律100万円のところもあります。)

そのため、就活生は、クライアント(新卒採用に困って就活エージェントを利用している企業)に納品するための『商品』という考え方が、ビジネス上における正しい認識です。

特に、採用企業は報酬を支払ってくれて継続的に取引をすることになる相手ですが、就活生は一円も払わず一度しか利用(就職)しないので、どうしてもビジネス上の優先度は異なります。

佐々木
どんなに親身で優しいキャリアアドバイザーだったとしても、ビジネスとしての実態がある以上「商品」と認識している側面は、少なからずあるものです。

②売れない「商品」に時間を割くのは賢くない

ビジネス上、就活生はクライアント企業に納品するための「商品」ですが、売れない商品に無駄に時間を割くことは、ビジネスにおいて賢い行動ではありません。

そのため、以下のような方は「売れない商品(入社できない就活生)」という烙印を押されてしまい、合理的なキャリアアドバイザーからは相手にされなくなります。

  • 希望条件の求人がほとんどない
    →納品できるクライアントがいない
  • 就活生のレベルが低い
    →商品として売ることができない

そのため、就活エージェント側に「売れないな」と思われてしまったら、満足に案件紹介やサポートをしてもらえなくなってしまうので、注意してくださいね。

反対に「この就活生は売れる!」と期待をかけてもらえれば、たくさん求人を紹介してもらえて、内定するためのサポートも丁寧にしてもらえますよ!

佐々木
本来、自力での就活が難しい就活生にこそ、丁寧なサポートが必要なのですが、時間をかけられないジレンマがあるのです。

ここまでのまとめ

ここまで1,2章で紹介してきた「デメリットと裏事情」の内容をまとめると下記の通りです。

▼デメリット

  1. 紹介企業は人気のないところが多い
  2. 身の丈にあった求人しか紹介されない
  3. ゴミ担当者に時間と思考体力を奪われる可能性
  4. 無能なポンコツ担当者に足を引っ張られるかも
  5. 通常応募の就活生と比べて選考で不利になる
  6. 「お世話になったので断るのが申し訳ない」と就職先選びにバイアスがかかる

▼裏事情

  1. ビジネス上、就活生は「商品」である
  2. 売れない「商品」に時間を割くのは賢くない

ただ「デメリットがあるから使わない」と決めてしまうのは賢い選択ではありません。就活エージェントのメリットまでを知ったうえで判断しましょう。

佐々木
「良い・悪い」の両面を見た上で、自分にとって吉か凶かを判断を下してくださいね!

では就活エージェントのメリットを見ていきましょう!

就活エージェントが人気な理由(メリット)

実は筆者も就活で使いましたが、決してデメリットばかりではありません。以下のメリットがあるので、状況によっては有効的な手段となり得ます。

▼就活エージェントのメリット

  1. 代わりに企業を選んでくれる
  2. 隠れ優良企業を知れる可能性がある
  3. ぱっとみ微妙な企業の魅力を教えてくれる
  4. サボりがちでも就職活動が前に進む
  5. 自己分析、エピソードの言語化が進む
  6. 選考エントリー(ES)の手間が省ける
  7. ES添削や面接対策で選考通過率があがる
  8. お祈り理由がわかるので次に活かしやすい
  9. 担当者によっては企業側にゴリ押ししてくれる
  10. 就活市場価値をより客観的に知ることができる

これらの就活サポートを全て無料でしてくれるので、何から始めていいか困っている就活生にとっては、これ以上ない頼もしい仲間かもしれません。

特に、エージェントを利用する意義は「②③隠れ優良企業とその魅力を知れる」点にあります。ナビサイトやネットで情報収集するだけだとどうしても限界がありますからね。

また、成果報酬があるので選考にはやや不利になりますが「⑥大手企業であってもエントリーシートをいちいち出さなくて良い」のは、意外と大きいです(自信のある方向けですが)。

就活エージェントを利用すべきケース

就活エージェントは、求人紹介から選考対策までトータルサポートしてくれる無料サービスなので、全ての方に使うメリットが一定ありますが、特に、以下のような方におすすめです。

  1. 自分の知らない優良企業と出会いたい
  2. プロのアドバイスをもらいたい
  3. 一人で就職活動を進めるのが不安
  4. 就活に出遅れて内定をもっていない
  5. 企業ごとにESをいちいち出すのが面倒
佐々木
就活エージェントは無料なので、上記の特徴に当てはまる形であればぜひ利用してみてください!

①自分の知らない優良企業と出会いたい

就活エージェントはあらゆる業種・職種・選考ルートを把握しているので、あなたが知らない企業と出会えるチャンスがあります。

以下表は、東洋経済オンラインが出した「30歳の推定年収ランキングTOP10社」ですが、普段名前を聞かない企業ばかりがズラリと並んでいるのではないでしょうか。

出典:最新!「30歳年収」ランキング全国トップ500社

就活生は、TVCMでよく名前を聞くような有名企業にばかり応募する傾向にありますが、なかなか就活生の目に入りづらいBtoB企業の中にも優良企業はたくさんあるのです。

佐々木
いま見えている限られた業界・職種の中からファーストキャリアを決めてしまうのはもったいないです。業界研究も含めて相談してみてください!

②選考対策にプロのアドバイスをもらいたい

就活エージェントは選考対策を強化したい方にもおすすめできます。例えば、履歴書の書き方や面接の受け答えなど、個別にフィードバックをもらえるのでより高いレベルを目指せます。

実際のところ、就職活動の面接ではどの企業も似たような質問(例:学生時代に力を入れたことは?)を聞いてくるので、事前に対策することが重要です。

よく聞かれる質問例
  • あなたの強み、弱みはなんですか
  • 学生時代に力を入れたことはなんですか
  • 弊社を志望している動機を教えてください
  • どういった軸でどういった企業を受けていますか

たいていの就活生は回答にボロはあるもので、客観的に深掘りしてもらうことが重要になってきます。エージェントを利用し、プロから改善点を教えてもらいましょう。

佐々木
特に、受ける企業に向けた志望動機や自己PRは、それぞれの企業に詳しいキャリアアドバイザーと一緒に考えることをおすすめします!

③一人で就職活動を進めるのが不安

就活エージェントは就職活動全般をサポートしてくれるので、「一人で進めるのが不安」「なにから始めれば?」という方は使うようにしましょう。

特に就活は、初めての仕事選びです。わからないことが多い中「気軽に相談できるパートナーがいるかいないか」で就活の結果に大きく差がでるので、必ず利用するようにしましょう。

佐々木
ちなみに、既に就職活動を経験したことのある社会人ですら、自分一人で進めるのではなく、エージェントを使うのが一般的になっていますよ!

④就活に出遅れて内定をもっていない

就職活動に出遅れたために、まだ内定を持っていない方におすすめです。

「部活や授業、バイトが忙しくて手が回らない
「何から始めれば良いか迷っていたらこの時期に…」

といったように、さまざま理由で就活に出遅れる学生はいます。実際に筆者も学生時代、週5~6でアルバイトをしていたので、大学4年生の春までなにもしていませんでした。

就活エージェントは、企業や他の学生の動きも把握しているので、あなたの今の状況と照らし合わせた上で、どこから手をつけたら良いか最適なアドバイスをしてくれますよ!

佐々木
また就活エージェントは、特別選考ルートを紹介してくれることがあるので、一度聞いてみることをおすすめします!

⑤企業ごとにESをいちいち出すのが面倒

就活エージェントは、履歴書一枚出せばすべての企業に応募できるので、企業ごとに合わせたエントリーシートをいちいち書くのが面倒な人にもおすすめです。

特に、いろいろな会社に応募している状態だと、志望動機欄にびっしり文字を書くことを苦痛に感じる方も多いと思いますが、少なくともエージェント経由であれば、志望動機を細かく聞かれることはありません。

なぜなら、採用企業側も「エージェント側に紹介されて応募した」というのを理解しているからで、仮にされるとしても「どういったところに興味をもったか」くらいです。

ただもちろん、最終面接が近づくにつれて意向度を確認するような質問をされるので、そこまでにはしっかりと志望動機を固めておきましょう。

佐々木
就活エージェント経由であれば面倒なES作成はしなくていいので、面倒くさがりな方にはピッタリかもしれません!

目的別に利用したい就活サービスおすすめ

ここでは就職活動をするなら利用したいサービスについて紹介していきます。どれも就活をグッと効率的に進められる可能性があるので、ぜひ利用してみてください!

目的おすすめサービス
就活エージェント
逆求人
スカウト
OB/OG訪問
ES閲覧
長期インターン

佐々木
ここからはおすすめのサービスについてそれぞれ詳しく解説していきますね!

利用料金がかかるものはないので、気になるものから利用してみましょう!

就活エージェントおすすめ

ここでは、ハズレの少ない就活エージェントを紹介します。厳選するにあたって36社のサービスを下記の点で比較し、ランキング化しました。

  • 比較ポイント(1) 求人数&質
    求人満足度を22卒利用者984人にアンケート
  • 比較ポイント(2) アドバイザーのサポート力
    サポート/提案力で22卒利用者984人にアンケート

ここでは簡単に上位3社に厳選して紹介していきますね。(詳しい比較表やTOP4以降はこちら

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順位就活エージェント総合評価コメント
1位キャリアチケット★★★★☆
4.13/5.0
就活生の4人に1人が利用(年間10万人以上)
オリコン満足度No.1の丁寧なサポート
2位リクナビ就職エージェント★★★★☆
4.09/5.0
担当者はリクルート新卒の就活強者
大手なので時間はかけないが求人は豊富
3位キャリアパーク就職エージェント★★★☆☆
3.98/5.0
自信がない方向け。ホワイト企業多数
優良企業の紹介と就活支援力に定評あり

佐々木
実際に利用された方の口コミを程よく紹介しつつ、詳しく解説をしていきますね!もちろん当たり外れはありますが、利用する価値のあるところばかりですよ!

1位.キャリアチケット

キャリアチケットは、就活生一人ひとりに寄り添った「質重視」のサポートによって、オリコン紹介企業満足度No.1を獲得している就活エージェントです。

就活生一人あたりに平均3.6回の面談を実施しており、適性と希望を見極めたうえでピンポイントにマッチする企業を紹介しているので、少ない選考で内定が取りやすいのが特徴。

その結果として、就活生の4人に1人(年間13万人以上)が利用する規模まで拡大しているので、全ての就活生におすすめできる一社ですね!

キャリアチケットの特徴

  • オリコン顧客満足度No.1
  • 就活生の4人に1人が利用している
  • 少ない選考で内定が取りやすい

また、利用学生の学歴は比較的分散しているので、たとえ学歴に自信がなかったとしても(他の就活エージェントに比べると)埋もれることなく使える点もポイントです。

実際に取り扱っている企業求人も、営業職からエンジニアまで幅広く保有しているので、どのような企業があるかだけでも確認してみてください!

※拠点地域:東京,横浜,名古屋,大阪,福岡(WEB面談可)

佐々木
キャリアチケットならではの特別選考枠も持っているので、率直に「いい感じの特別選考ないですか?」と聞いてみてもいいかもです。笑

また、価値観診断に基づいてオファーが来る「キャリアチケットスカウト」も運営しているので、あわせて利用するといいですよ!

キャリアチケットの基本データ
タイプ就活エージェント
利用料金無料
対象地域全国
運営会社レバレジーズ株式会社(企業HP
公式サイトhttps://careerticket.jp/

2位.リクナビ就職エージェント

リクナビ就職エージェントは、人材業界No.1の実績を持つリクルートならではの企業コネクションをもとに、魅力的な新卒求人を紹介してくれる就活エージェントです。

どちらかと言えば、就活サポートを熱心にしてくれるというよりは、就活生の希望や状況をもとに合いそうな企業求人をピックアップしてくれることが特徴。

ちなみに、取り扱い求人の多くは、リクナビで大量新卒募集をしているような「大手企業の補欠枠」か「新卒採用がうまくいっていない中小企業」が中心です。

就活生がたくさん登録していることもあって、学歴やガクチカが弱いと大手企業はなかなか紹介してもらえない(他の就活生が優先される)ので、就活弱者にはおすすめしません。

リクナビ就職エージェントの特徴

  • 人材業界No.1ゆえの求人数
  • サポートはやや薄めで上級者向き
  • 大手企業〜日系中小企業が多め

実際にある口コミとしても「サポートは薄めだが求人が魅力的だった」というコメントが多くを占めていました。

匿名口コミ

30分ほどの電話面談でいくつか質問をされ、それ以降は求人をポンポン紹介されるだけでした。

私は面接慣れしていたので、履歴書添削や選考アドバイスは特にありませんでしたが、魅力的な求人が多く、紹介された企業の選考を受けていくつか内定を獲得しました。

ここまでの内容をまとめると、就活は順調に進められており、「まだ見つけられていない優良企業や特別選考ルートを紹介して欲しい」という方におすすめしたい就活エージェントです。

ただ、一人当たりのキャリアアドバイザーが多くの就活生を見ていることもあって、就活レベルが低い学生にはあまり時間を割いてもらえないので、不安なら面倒見の良い中規模エージェント(キャリアチケットキャリアパーク就職エージェントなど)を使うようにしましょう。

※対応地域:全国(WEB面談可)

佐々木
実は筆者も使ったことがあります。希望条件を聞いた上でどんどん求人を紹介してくれるので、企業選びに困っている方や練習目的で選考をたくさん受けたい方におすすめですね!

当然ながらリクルート関連会社の求人も持っていて、担当者が枠をこじ開けてくれる可能性もありますよ!応募期限は過ぎてましたが、グループ選考にねじ込んでもらった記憶があります。

リクナビ就職エージェントの基本データ
タイプ就活エージェント
利用料金無料
対象地域全国
運営会社株式会社リクルート(企業HP
公式サイトhttps://job.rikunabi.com/agent/

3位.キャリアパーク就職エージェント

キャリアパーク就職エージェントは、就活生一人あたり平均5回の面談を通して、自己分析や業界研究・選考アドバイスなどの支援をしてくれる就活エージェントです。

就活初心者向けのサポートが充実しているので「面接でことごとく落ちてしまう」と悩んでいる方におすすめで、最短1週間のスピード内定、さらに就職率98%という高い実績がポイントです。

どちらかと言えば、就活がうまく行っていない方向けのサービスなので、だれもが羨むような人気企業の求人はそう多くなく、就活強者にはおすすめできません。

キャリアパーク就職エージェントの特徴

  • 就活がうまく行っていない人向け
  • 就活生ごとに平均5回の面談サポート
  • 最短1週間のスピード内定、就職率98%

また、実際に登録している就活生の学歴をみても、日東駒専未満が37%を占めているので、学歴に自信がなくても安心して相談することができる点がポイントです。

反対に、大手就活エージェントだと、高学歴層がたくさん登録しているので、学歴が低いとなかなかサポートに時間を割いてもらえません。そのため学歴に自信がない場合は、キャリアパーク就職エージェントを優先して利用するようにしましょう。

※対応地域:全国(WEB面談可)

逆求人・スカウトサービス

就活に強い逆求人サービスは下記の通りです。採用に力を入れている企業は、優秀学生の囲い込みをすべくスカウト型アプリをどんどん取り入れています。積極的に利用しましょう。

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順位就活サービス対象評総合価企業数学生数コメント
1位オファーボックス23卒○
24卒○
★★★★☆
4.5/5.0
1.2万社
ほど
19万人
以上
利用企業も利用者数もNo.1
全就活生におすすめの逆求人サービス
2位キャリアチケットスカウト23卒○
24卒○
★★★★☆
4.3/5.0
非公開5万人
以上
価値観診断からマッチング
エージェント最大手のレバレジーズ運営
3位ABABA23卒◎
24卒△
★★★★☆
4.2/5.0
300社
以上
0.2万人
以上
最終選考で落ちた人向け
就活終盤で威力を発揮するサービス

佐々木
登録すれば登録するほどスカウトされる可能性が上がるので、いくつか利用しておきましょう!筆者も学生の頃は4~5つほど登録していたものです。

残念ながら、逆求人サービスの多くは「就活サイトのテンプレ一斉送信のような安いスカウト」を送ってくる“スカウトもどき”が多いのが現状ですが、上記3サービスであれば、採用担当者が一人ひとりの「ガクチカ、価値観」をしっかりと見た上でスカウトをする設計になっているので、内定につながりやすい傾向にあります。

特にABABAは面白く、「最終選考まで進んだけど、惜しくも社風と合わずに落ちてしまった」という方を対象にスカウトがくるので、就活終盤の方にもおすすめです。

OB/OG訪問に便利なサービス

OBOG訪問ができるサービスは下記の通りです。最初は緊張するかもしれませんが、企業の一次情報を積極的に取りに行くためにも、必ず利用してください。

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順位就活サービス評総合価コメント
1位マッチャー★★★★☆
4.4/5.0
会社&大学単位で探せる
ややOBOGの質は荒いが人数が多い
2位ビズリーチキャンパス★★★★☆
4.2/5.0
同じ大学のOBOGを探せる
定期的にイベントも実施されている
3位yenta★★★★☆
4.1/5.0
優秀人材(役員や社長)と繋がれる
本来OBOG訪問向けではないがおすすめ

佐々木
マッチャーは、学生からOBOG訪問され慣れた社会人が多く、個別でレビューを見ることもできるので、初心者でも安心です。

ただ、正直なところ「たいして活躍していないイマイチな社員」がほとんどです。個人の経験談に依存した再現性のないアドバイスが大半なので、取捨選択が必要です。

また、もともとはOBOG訪問を目的としたサービスではありませんが、yentaもおすすめです。ビジネスパーソン同士で繋がれるアプリで優秀な社会人がたくさんいます。審査制ですがほぼ落ちません。

実は筆者も就活時に利用しました。某大手企業の役員に会えたので、特別選考枠をこじ開けてもらったものです。

ES閲覧できる就活サービス

無料で内定者のESを閲覧することができるサービスを紹介します。ゼロベースで作るより、なにかしら参考にしたほうが楽です。基準を知るためにも利用しましょう。

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順位就活サービス評総合価コメント
1位ワンキャリア★★★★☆
4.3/5.0
ESだけでなく面接内容もわかる
独自イベントもあるので登録必須
2位みん就★★★★☆
4.1/5.0
歴史が長い大手情報サイト
利用者が多いので登録ESも多い
3位ユニスタイル★★★☆☆
3.6/5.0
内定者のES60,000以上が掲載
業界によってはやや少ない場合も

佐々木
ワンキャリアはややレベルの高い学生向けではありますが、倍率の高い企業で通過したESを見ることができるので登録必須です!

イマイチな企業では、日本語やロジックがやや怪しいESだったとしても通ってしまうことがありますが、倍率が高い企業では絶対に落ちます。

ESのテーマはだいたいパターン化されるので、どうせ参考にするのであればハイレベルな企業で通過したものを選ぶに越したことはありません。

長期インターン掲載サイト

就職活動を有利に進めるためには長期インターンもおすすめです。社会経験を擬似的に積めるので「働く」イメージがつきやすく志望動機やガクチカも作りやすくなります。

←左右にスクロール可能です→

順位就活サービス評総合価コメント
1位ウォンテッドリー★★★★★
4.7/5.0
求人掲載数2万件以上
気軽に話を聞けて、体験談も豊富!
2位ゼロワンインターン★★★★☆
4.1/5.0
求人数は3,000件以上。質が高い
就活向きの有給インターンが多め
3位インフラインターン★★★★☆
4.0/5.0
求人数も6,000件以上
ただアルバイトっぽい求人が多い

佐々木
Wantedlyは、ビジョンややりがいを軸に仕事を探せるベンチャー特化のサイト。他サービスと違って企業側が無料で掲載開始できるので、掲載数が圧倒的です。

時給が記載されていないところがネックですが、企業ブログやスカウト機能など、コンテンツが全体的に充実しているので、インターンを探すなら外せません。

インフラやゼロワンインターンは、企業側が掲載料を支払う必要がある(年間60万円近く)ので、求人数はやや減りますが、大量採用に向いた職種(営業やライター)が多くあります。そのため未経験でも始めやすいのが特徴です。

どこも無料で利用できるので、まずは気軽に話を聞いてみてください!

よくある質問と回答【就活ノウハウ】

<就活エージェント関連>

<仕事の選び方>

<面接対策について>

就活エージェントとは?

就活エージェントとは、人材を採用したい企業と、企業に就職したい就活生をマッチングさせる人材紹介サービスのことです。就活のプロが間に入り、双方にとって最適な組み合わせを実現します。

就活エージェントがしてくれること
就活生側に企業側側に
・非公開、新着求人の紹介
・企業側への推薦
・選考対策(書類、面接)
(・優秀なら給与交渉も可能)
・人材の紹介
・求人票作成、改善提案
・就活生側へのプッシュ
・各種調整

費用は全額企業側が負担しているので、就活生は無料で利用することができます。無料で就活ノウハウを得ることができるので、情報収集のためにも登録することをおすすめします。

就活エージェントはなぜ無料?

就活エージェントで就活生が無料なのは、そもそも人材紹介業では利用者から金銭を取ることが法律で禁止されているからです。代わりに採用企業から報酬(一人あたり100万円ほど)をもらっています。

就活エージェントの仕組みは?

就活エージェントは、採用企業に対して就活生を紹介することで、採用となった場合に成果報酬を受け取るビジネスをしている「人材紹介事業所」のことです。

そのため、就活生は無料で使うことができますが、就活エージェントにとってのクライアントはあくまで採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。

就活エージェントにとって、クライアント企業は一度や二度ではなく長期的に取引をすることになるので、ビジネス構造上どうしても「就活生は商品」となります。

結果として、中には「就活生を騙してでもクライアント企業に入社させようとする」といった不誠実な対応をとる就活エージェントもいるので注意してください。

就活エージェントのメリット

就活エージェントのメリットは下記の通りです。実は筆者も就職活動の時に使いましたが、特に赤文字で強調したところに大きな意義を感じました。

▼就活エージェントのメリット

  1. 代わりに企業を選んでくれる
  2. 隠れ優良企業を知れる可能性がある
  3. ぱっとみ微妙な企業の魅力を教えてくれる
  4. サボりがちでも就職活動が前に進む
  5. 自己分析、エピソードの言語化が進む
  6. 選考エントリー(ES)の手間が省ける
  7. ES添削や面接対策で選考通過率があがる
  8. お祈り理由がわかるので次に活かしやすい
  9. 担当者によっては企業側にゴリ押ししてくれる
  10. 就活市場価値をより客観的に知ることができる

これらの就活サポートを全て無料でしてくれるので、何から始めていいか困っている就活生にとっては、これ以上ない頼もしい仲間かもしれません。

特に、エージェントを利用する意義は「②③隠れ優良企業とその魅力を知れる」点にあります。ナビサイトやネットで情報収集するだけだとどうしても限界がありますからね。

また、成果報酬があるので選考にはやや不利になりますが「⑥大手企業であってもエントリーシートをいちいち出さなくて良い」点は、意外とメリットです(自信のある方向けですが)。

就活エージェントのデメリット

就活エージェントのデメリットは大きく以下の6パターンに分類されます。例外はありません。

  1. 紹介企業は人気のないところが多い
  2. 身の丈にあった求人しか紹介されない
  3. ゴミ担当者に時間と思考体力を奪われる可能性
  4. ポンコツ担当者に足を引っ張られる可能性
  5. 通常応募の就活生と比べて不利になることがある
  6. 「お世話になったので断るのが申し訳ない」と就職先選びにバイアスがかかる

①②は単に「紹介企業に期待しすぎないでくださいねー」という話ですが、③〜⑥は「明確なデメリット」ですね。

特に担当者には当たり外れが大きいので、違和感があればすぐに変更するようにしてください!

就活エージェントの裏事情は?

ここでは、無料で利用できて求人紹介からサポートまでしてくれる就活エージェントの、利用する前に認識すべき裏事情について紹介していきます。

  1. ビジネス上、就活生は「商品」である
  2. 売れない商品に時間を割いてはくれない

匿名だからこそ語れる裏事情を包み隠さず公開していきます。就活エージェント全般における一般論として参考にしてくださいね!

佐々木
元エージェントとしての筆者の経験を踏まえつつ、赤裸々に裏事情を解説していきます。

①ビジネス上、就活生は「商品」である

まず就活エージェントの仕組み(ビジネスモデル)ですが、以下のように、就職希望者を入社させることで、企業から採用報酬をもらっています。

その報酬は大まかに決定年収の30%前後と言われているので、年収400万円で入社させれば、120万円が成果報酬として支払われることになります。(就活だと一律100万円のところもあります。)

そのため、就活生は、クライアント(新卒採用に困って就活エージェントを利用している企業)に納品するための『商品』という考え方が、ビジネス上における正しい認識です。

特に、採用企業は報酬を支払ってくれて継続的に取引をすることになる相手ですが、就活生は一円も払わず一度しか利用(就職)しないので、どうしてもビジネス上の優先度は異なります。

佐々木
どんなに親身で優しいキャリアアドバイザーだったとしても、ビジネスとしての実態がある以上「商品」と認識している側面は、少なからずあるものです。

②売れない商品に時間を割いてはくれない

ビジネス上、就活生はクライアント企業に納品するための「商品」ですが、売れない商品に無駄に時間を割くことは、ビジネスにおいて賢い行動ではありません。

そのため、以下のような方は「売れない商品(入社できない就活生)」という烙印を押されてしまい、合理的なキャリアアドバイザーからは相手にされなくなります。

  • 希望条件の求人がほとんどない
    →納品できるクライアントがいない
  • 就活生のレベルが低い
    →商品として売ることができない

そのため、就活エージェント側に「売れないな」と思われてしまったら、満足に案件紹介やサポートをしてもらえなくなってしまうので、注意してくださいね。

反対に「この就活生は売れる!」と期待をかけてもらえれば、たくさん求人を紹介してもらえて、内定するためのサポートも丁寧にしてもらえますよ!

佐々木
本来、市場価値の低くて自力での就活が難しい利用者にこそ、丁寧なサポートが必要なのですが、時間をかけられないジレンマがあるのです。

就活エージェントは複数利用すべき?

必ず、複数利用すべきです。就活エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、いくつか登録して、比較するようにしてください。

就活エージェントは何社利用すべき?

就活エージェントは「3社」利用することをおすすめします。

実際に、エージェント利用者向けのアンケート調査(有効回答数1,515件)でも、利用社数に応じて最終的な満足度が大きく変わり、以下のことが判明しています。

利用社数と転職成功率の統計結果

  • 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
  • 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
  • 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない

▼利用社数と転職成功率の分布(有効回答数1,515件)

利用社数満足/成功普通不満/後悔
1社のみ66.5%
低い
24.5%
(-)
8.9%
高い
2社70.5%
(普通)
22.2%
(-)
7.3%
(普通)
3社74.3%
高い
20.6%
(-)
5.1%
低い
4社75.0%
高い
20.5%
(-)
4.5%
低い
5社以上74.0%
高い
22.0%
(-)
4.1%
低い

このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。

上記は転職エージェントにおける統計ですが、全く同じ業態をとっている就活エージェントに対しても同様のことが当てはまるのは言うまでもありません。

佐々木
ただ、4社以上利用してもあまり結果が変わらないのと、同時に多く併用すると連絡が大変になってしまうので「3社」をおすすめします!

就活エージェント利用の流れ

就活エージェントを利用する流れは以下の6ステップになります。

  1. 応募フォームから登録・申し込み
  2. 担当コンサルタントと面談
  3. 選考対策(書類添削、面接練習)
  4. 求人紹介、応募
  5. 面接、選考フィードバック
  6. 内定、入社前後の最終調整

担当コンサルタントは忙しいことが多いです。積極的に選考対策(書類添削や面接練習)をやるという方はそう多くありません。こちら側から丁寧にお願いするのがポイントです。

就活エージェント活用ポイント

就活エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。

  1. 応募フォームから登録・申し込み
    ・就活エージェントは複数登録する
    ・事前に就職活動用のメールアドレスを作る
  2. 担当コンサルタントと面談
    ・事前に希望条件を整理しておく
    ・経験を盛るとしても嘘にならない程度に
    ・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
    ・その後コンサルタントにはこまめに返信する
  3. 選考対策(書類添削、面接練習)
    ・自分から依頼する
    ・面接の想定質問を事前に聞いておく
    ・フィードバックが少ない担当は変更する
  4. 求人紹介、応募
    ・応募時の推薦文を必ず確認する
    ・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
    ・むやみやたらに求人へ応募しない
    ・その企業を退職した人から一次情報を集める
  5. 面接、選考フィードバック
    ・その企業でされやすい質問を聞く
    ・その企業に聞くべき逆質問を聞く
    ・選考で見送りになったら対策を依頼する
  6. 内定、入社前後の最終調整
    ・妥協しない
    ・言いなりにならず自分で決める

やりたい仕事がない場合どうすれば?

やりたい仕事が見つからないのは、シンプルに知識と時間が足りていないからなので、しっかりと調査してじっくりと考えれば、必ず見つかります。

  • Step1. どのような仕事があるかを知る
  • Step2. 仕事を選ぶ基準を理解して比較する

このように、悩まれている方の多くは、この世界にどのような仕事があるかを十分に知らないまま「自分にはやりたい仕事がない」と勘違いしているケースがほとんどです。

世界には、あなたの知らない仕事がたくさんあるので、しっかりと調査をして、じっくりと考えれば、興味の惹かれる仕事は必ず見つかります。

そもそも仕事の選び方を教えてください

仕事の選び方は、以下の3ステップを順に進めながら選びましょう。

仕事を選ぶまでの3ステップ

  • Step1. 仕事を選ぶ10基準に重みをつける
  • Step2. 視野を広げて仕事をリストアップする
  • Step3. 点数をつけながら徹底的に比較する

詳しくは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください!

今後のキャリアについて徹底的に考えたいなら、ポジウィルキャリアのようなキャリアコーチングサービスを利用するのも一つの手です。

利用料金はかかります(初回相談は無料)が、20~30代の無料/有料相談実績No.1を獲得している人気サービスなので、あなたが納得するまで向き合ってくれますよ!

面接でよく聞かれる質問を教えてください

就職活動では以下のような質問をよくされるので事前に対策しておくことをおすすめします。

  • 自己紹介、PR(1分)
  • 仕事における強みと弱み
  • 強みと弱みを発揮した経験や学び
  • あなたの強みをこの会社でどう活かすか
  • 周囲からどういった評価をされるか
  • 自分を一言で表すと?◯で例えると?
  • 学生時代に最も苦労したこと
  • 学生時代に最も力を入れたこと
  • 将来のキャリアビジョン
  • 就活の軸と実際に受けている企業名
  • 弊社を志望する動機
  • 逆質問(なにか質問はありますか?)

上記全ての質問で「なぜですか?」「他にはありますか?」と3回聞かれても大丈夫なように対策をしておきましょう。

特に、逆質問で「特にありません」と答えてしまうのは、思考力を疑われる(人生かかってるのに何も考えていないの)ので、必ず準備して臨みましょう。

逆質問ではなにを聞けば良いですか?

詳しくは別記事「仕事の比較基準」で解説していますが、下記のような項目を聞くことで他社と比較できるようにしましょう。

逆質問で面接官に直接聞くべき項目

  • 理念:ビジョン、社風への共感ができそうか
    →理念の浸透度合いを教えてください
    →御社らしい制度や文化があれば教えてください
    →御社ではどういった褒め言葉がよく使われますか?
  • 活躍:自分が価値貢献、強みを活かせそうか
    →どういった強みを持つ社員が多いか
    →組織内で足りていない人材・スキルは何か
    →自分の強みである◯◯は活かすことができるか
  • 明確:給与や評価、仕事内容は明瞭か
    →会社や組織のビジョンは何か
    →ビジョン実現に向けた行動や仕組みはあるか
    →組織はどのような目標で動いているのか
    →個人目標の設定内容と、役割ごとの責任範囲
    →給与体系と評価制度
    →個人の貢献と失敗を可視化して判断する仕組み
  • 前進:目標達成・成長実感を得られるか
    →目標の粒度と明確性
    →どの行動が進捗に結びついたかが即座にわかるようになっているか
    →十分な時間とリソース提供、適切なサポートがあるか(初動3ヶ月のサポート)
  • 刺激:仕事は多様性や変化に富んでいるか
    →任せられる仕事内容の幅と変化の事例
    →リスクを負った挑戦や失敗が許容された事例
  • 裁量:仕事の決定権が自分にあるか
    →組織や個人の目標はどのように決まるのか
    →労働時間、場所はどこまで好きに選べるのか
    →仕事内容や作業ペースはどこまで委ねられるのか
  • 貢献:社会や人の役に立つ感覚はあるか
    →仕事のやりがいを全て教えてください
    →その仕事はどう社会に貢献していますか
    →貢献の実感はどう得ることができますか

事前に調査すべき項目

下記3項目は面接の逆質問では聞くことができないものなので、求人票なり口コミサイト、あるいはOB訪問を駆使して1次情報を集めるようにしてください。

  • 労働:勤務時間、業務負荷は多すぎないか
    →口コミサイトやOB訪問で確認
  • 報酬:生活に必要十分な報酬は得られるか
    →口コミサイトやエージェント経由で確認
  • 仲間:一緒に働く上司や同僚は魅力的か
    →OB訪問や面接の過程で確認しましょう。

さいごに

ここまで就活エージェントやめとけと言われるデメリットと裏事情について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。再掲しますね。

  • 理由①紹介企業は人気のないところが多い
  • 理由②身の丈にあった求人しか紹介されない
  • 理由③ゴミ担当者に時間と思考体力を奪われる可能性
  • 理由④無能なポンコツ担当者に足を引っ張られるかも
  • 理由⑤通常応募の就活生と比べて選考で不利になる
  • 理由⑥「お世話になったので断るのが申し訳ない」と就職先選びにバイアスがかかる

ただ、上記のようなデメリットも確かにあるものの、無料でたくさんのメリットを享受できるので、使わないのはもったいないようにも思います。ぜひうまく活用してくださいね。