ビズリーチの評判は悪い?口コミと他社比較からわかる全特徴

「ビズリーチは使うべき?」
「悪い評判があれば事前に知っておきたい!」

と気になりますよね。ビズリーチに登録すれば、転職を効率的に進められる可能性はありますが、当然、全ての人におすすめできるわけではありません。

なによりどの転職サービスを選ぶかによって、転職活動における成功率が大きく変わるため、信頼できる評判をみたうえで慎重に判断したいものです。

そこで、ハイクラス層364人の口コミをもとに、上場企業の管理職として中途採用を行っている筆者(過去二度の転職経験あり)が評判を整理しました。

公式サイト
https://www.bizreach.jp/

ビズリーチの特徴

ビズリーチは、首都圏を中心に掲載求人数とヘッドハンター登録者数が多いハイクラス向けのスカウト型転職サイトです。

全国から選りすぐりのヘッドハンターが登録しており、レジュメを登録することでスカウトを待つこともできれば、自ら気になった担当者へ相談をすることもできます。

また、首都圏を中心の求人数が非常に多く、自分から応募できる求人の選択肢が非常に多いことも嬉しい利点と言えるでしょう。特に、ITやWEB業界のベンチャー企業が多いです。

ビズリーチの特徴
  • 首都圏エリアのIT/WEB系求人が多い
  • 全国選りすぐりのヘッドハンターが登録
  • 自らヘッドハンターへアプローチも可能

レジュメを登録すればスカウトが送られてくるので「今すぐの転職は考えていないが良い案件があれば検討したい」と考えている方にもオススメすることができます。

ビズリーチの基本情報
タイプスカウトサイト
得意ハイクラス、エグゼクティブ層
利用料金基本無料(①タレント会員:3,278円(税込)/30日 ②ハイクラス会員:5,478円(税込)/30日)
対象地域全国+海外
運営会社株式会社ビズリーチ(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://bizreach.jp

他スカウトサービスとの比較

ハイクラス転職エージェントの利用者364名へのアンケートの結果、ビズリーチの総合評価は「1位」と高評価でした。

右にスクロール可能です→
順位スカウト型転職サイト評価基本
個別解説
総合評価取引企業数企業ブロックPマーク
1位ビズリーチ★★★★☆
4.1/5.0
1.7万社ありあり
2位リクルートダイレクトスカウト★★★☆☆
3.9/5.0
非公開あり
(10社まで)
あり
3位dodaX★★★☆☆
3.7/5.0
非公開そもそも企業
スカウトなし
あり
4位ミドルの転職★★★☆☆
3.6/5.0
非公開ありあり

※2023年6月時点の評価

スカウト型転職サイトとして多くのシェアを有しており、利用している企業を対象にしたブロック設定があるので、今の会社にバレる可能性も低い点が魅力です。

口コミからわかる良い悪い評判を検証

幅広い年代、地域、職種の364人を対象に実施した調査から、ビズリーチの特徴を整理すると、以下のようになりました。

それでは、個別に解説していきます。※リンクをタップすればジャンプします。

良い評判(1) 希少なハイクラス求人が豊富

ハイクラス転職に特化したビズリーチでは、希望のポジションや年収に的を絞った転職活動を行うことが可能です。

保有求人の3割が年収1,000万円以上という同社は、ヘッドハンター経由でしか紹介されない非公開案件や、希少な求人も多数保有しています。

ワンランク上のキャリアアップや年収アップ、ポジショニングによる転職を希望する方にとっては大変頼もしい転職サービスと言えるでしょう。

また、ビズリーチでの転職活動には、採用企業とヘッドハンター、それぞれからスカウトが届く2種類のアプローチがあります。

利用者の口コミには、自分では考えてもいなかった企業からオファーがあったり、予想以上の年収アップ・キャリアアップの求人を紹介されたりしたといった声も見られました。

このような豊富な求人とヘッドハンティング型のアプローチにより、転職の視野が広がり、自分の市場価値や企業からの需要を知ることもできる点も、ビズリーチの大きなメリットになっています。

良い評判(2) 優秀なヘッドハンターを自分から依頼できる

スカウト型のビズリーチでは、求人を紹介してくれるヘッドハンターの専門性や経験値が、転職に大きく関わってきます。

彼らが業界や職種に関する十分な専門性を備えているか、また利用者の経歴や希望条件をしっかり把握し、求人企業とのミスマッチを起こさないかどうか判断できる能力を備えているかは、大変重要なポイントです。

そんなヘッドハンターの能力を可視化できるのが「ヘッドハンタースコア」。

扱う求人数やこれまでの実績などの指標からなる評価で、S〜Dランク・5.0満点のランク分けがされています。

人柄や相性など、実際に会ってみないとわからない面もありますが、スコアは客観的なデータに基づく評価ですので、優秀なヘッドハンターを見分ける参考となるでしょう。

さらに、「ヘッドハンター検索」からヘッドハンターの詳細情報を確認したり、担当の業種や経験年数などで絞り込んで検索したりすることも可能です。

ヘッドハンターには、利用者側から求人紹介を依頼することもできますので、自分が希望する業界に強い、信頼できるヘッドハンターを探して、積極的に声をかけてみましょう。

良い評判(3) ヘッドハンティング型でミスマッチが少ない

ビズリーチでは、登録者の経歴やスキル、マネジメント経験などに興味を持った企業やヘッドハンターから、スカウトが届くようになっています。

あらかじめ登録者の経歴や人物像、おおまかな希望条件を把握した上でのオファーですので、お互いのミスマッチが少なく、条件が合えば内定までスムーズに進む場合も多いのがメリットです。

さらに、ビズリーチは「自分で条件に合う求人を検索して見つけていく」という一般的な転職サイトとは違い、基本的に先方からのスカウトを待つというスタイル。

求人を探す手間は、比較的少ないと言えるでしょう。

送られてくるスカウト内容に目を通したり、企業やヘッドハンターとのメッセージのやり取りは必要ですが、在職中などで時間の確保が難しい方や、転職するか迷っているが良い案件があれば…と考えている方には便利なサービスです。

無料登録であってもスカウトメールは届きますので、転職に迷っている方や、自分が企業からどれくらい需要があるか知りたい方は、登録しておいて損はないでしょう。

悪い評判(1) 登録者の年収や経歴によっては不向き

ビズリーチでは、はじめに職務経歴書を登録し、それを見た企業やヘッドハンターからスカウトが届く仕組みになっています。

企業やヘッドハンターによるスカウト形式で転職活動を進めていきますので、利用者をスカウトするか否かの判断基準である「職務経歴書」の内容は、非常に重要な要素です。

そのため、職務履歴書に記載する経歴や、アピールできる専門スキル、マネジメント経験などのキャリアが少ないと、スカウトがなかなか届かないことももちろんあります。

もしあなたが管理職経験を持っているミドル層の方などであれば、アピールできる要素も多く、ビズリーチを使って希望の転職先を見つけられる確率も高まるでしょう。

反対に、特筆できるキャリアを持っていない方や、未経験職種に挑戦したい方などには、ビズリーチはあまりおすすめできません。

ビズリーチの登録者の多くは高収入のミドル層やマネジメント経験のある人で、転職によりさらなるキャリアアップを目指しています。

高品質で魅力的な求人が多いのが強みではありますが、経歴や年収、転職で目指すものによっては別の転職サイトやエージェントを活用した方が近道になりますので、ご自身と相性の良いサービスを探してみましょう。

悪い評判(2) 希望とズレやスカウトや無駄なやり取りが多い

スカウト型のビズリーチには、送られてくるスカウトメールが多すぎるという声や、メッセージへの返信など、やり取りが煩雑で大変、という口コミが多数見られました。

また、思いのほか多くのスカウトがくるものの、内容があまり希望条件に合致していないというケースや、「こんな企業もどうですか」といった紹介程度のニュアンスの求人も多く含まれているという声も。

このようなスカウトメッセージでのやり取りばかりで、思ったように転職が進まず、反対に時間や手間が取られることもあるようです。

ビズリーチの求人には、良質なハイクラスのものが多いという強みがありますが、求人を探すのは基本的に「待ち」の姿勢になります。

そのため、転職を急ぐ方には不向きな面もあるかもしれません。

送られてくる求人内容があまりにも自分の経歴や条希望条件とかけ離れている場合は、特定の企業をブロックしたり、経歴書を一時的に非公開にして、送られてくるスカウトを抑えることも可能です。

他にも、登録している職務経歴書の内容を見直したり、自分が信頼できるヘッドハンターを探して紹介を依頼したりするなど、スカウト内容の精度があがるよう工夫してみましょう。

悪い評判(3) 地方により求人数のバラツキがある

ハイクラス求人を集めた転職サービスとして、幅広い職種や全国エリアを網羅しているビズリーチですが、地域によってはその数に偏りがあります。

特に地方の求人は少ない傾向にあるようで、ビズリーチの公開求人件数を地域別に見ると、首都圏が大多数を占めています。

実際に口コミでも「首都圏メインで、地方の求人は少ない」との声がありました。

このように、地方の求人が全くないというわけではありませんが、希望の地域によってはあまり多くの求人が見つからない可能性も。

ですが、ビズリーチは「地方企業の人材獲得支援サイト」を特設するなど、地方への転職にも力を入れています。

地方企業にあった新しい採用方法「ダイレクト・リクルーティング」の提案など、求職者と地方の企業を繋ぐ方法を取り入れていますので、登録すればそのうち企業からのオファーがあるかもしれません。

地方は求人が少ないだろうから、と諦めてしまわずに、ぜひ一度検索してみてください。

ビズリーチの利用をおすすめできる条件

ここまでで解説したビズリーチの良い評判と悪い評判を再掲すると、以下のようになります。

◎良い評判
  1. 希少なハイクラス求人が豊富
  2. 優秀なヘッドハンターを自分から依頼できる
  3. ヘッドハンティング型でミスマッチが少ない
×悪い評判
  1. 登録者の年収や経歴によっては不向き
  2. 希望とズレやスカウトや無駄なやり取りが多い
  3. 地方により求人数のバラツキがある

ビズリーチは、ハイクラス向けの求人が多い、スカウト型の転職サービスです。

経験や年齢によっては希望の求人を見つけにくいなどのネガティブな口コミはあるものの、ハイクラス求人が豊富だったり、ミスマッチの少ない転職が実現できたりするなどのメリットもあるので、登録して損はないサービスだと言えるでしょう。

上記を踏まえると、ビズリーチは以下に当てはまる方に特におすすめできます。

ビズリーチがおすすめな人
  • ハイクラス向けの求人を探している方
  • ミスマッチの少ない転職を目指している方
  • 優秀なヘッドハンターの多いスカウトサービスを利用したい方

利用は無料なので、気軽に相談してみましょう。

公式サイト
https://www.bizreach.jp/

とはいえ、より良い求人を見つけるためには複数併用すべきです。

そのため、ビズリーチだけでなく、次で紹介するような転職エージェントもチェックしていきましょう。

併用したいハイクラス向け転職サービス

1社だけでなく、複数の転職サービスを利用することで、応募できる求人の幅も広がり、転職後の満足度も向上させることができます。

ここでは、ビズリーチに登録するような、最低でも年収800万円を目指すようなハイクラス層向けの転職サービスを紹介します。

ハイクラス向け転職サービスは以下の2種類。

ハイクラス向け転職サービス

基本的には、複数併用することがおすすめです。

特に、エグゼクティブ層の転職となると、求人が世に出回ることはなくヘッドハンターがスカウトをする、のが一般的なので登録だけでもしておきましょう。

ハイクラスポジションを探すなら一般登録型の求人サイトはおすすめしない

一般的に、indeedやリクナビNEXTをはじめとした大手求人サイトは、スタッフクラスの求人が中心で、ハイクラス帯の求人は極端に少なくなる傾向にあるのでおすすめはしません。

なぜなら、企業側にとって課長や部長クラスの募集は事業戦略上の重要度が高いので、ピンポイントの人材獲得をおこなうためにエージェントやヘッドハンターを活用することが多くなるからです。(実際に私も事業部長として課長クラスの採用をおこなっていたことがありますが、求人サイトでは募集しませんでした。)

ハイクラス・エグゼクティブにおすすめの転職エージェント

ここでは、ハイクラス層が使うべき転職エージェントを紹介していきます。比較軸は以下2点です。

  1. 求人数(年収800万円以上〜)
  2. アドバイザーの提案/交渉力

上記項目で364名にアンケート調査、かつ筆者の利用体験談を踏まえてランキング化しました。(詳しい選び方や比較表が気になる方は「ハイクラス転職エージェントの選ぶ基準と比較表」をご覧ください。)

右にスクロール可能です→
順位転職エージェント総合評価得意コメント詳細解説
1位JACリクルートメント★★★★☆
4.15/5.0
全般ハイクラス専門で圧倒的な実績
専門性の高いコンサル複数人が提案
2位ランスタッド★★★★☆
4.08/5.0
外資
IT系
世界最大規模の外資系転職エージェント
外資系企業の年収800万円以上求人に強い
3位リクルートエージェント★★★★☆
4.07/5.0
全般取引企業数No.1の圧倒的求人数
グループ選りすぐりのコンサルタント力
4位エンワールド★★★☆☆
4.02/5.0
外資東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円)
職業紹介優良事業者の認定あり
5位ロバートウォルターズ★★★★☆
4.01/5.0
外資外資系・グローバル企業に特化
30~40代管理職から人気が高い一社
6位クライス&カンパニー★★★☆☆
3.96/5.0
IT
業界
IT業界の管理職・スペシャリストに強い
国家資格保有のコンサルタントが担当
7位マイナビエージェント★★★☆☆
3.86/5.0
ALL首都圏近辺の日系大手企業に総じて強い
管理職からスペシャリストまで豊富に保有
8位dodaエージェント★★★☆☆
3.78/5.0
ALL高年収帯の公開求人数No.1
実績豊富なコンサルタントが多数在籍
9位エグゼクティブボード★★★☆☆
3.77/5.0
EXエグゼクティブに特化
日系上場企業・事業会社への転職に強い
10位ISSコンサルティング★★★☆☆
3.71/5.0
外資中小規模のためやや求人数は少ないも、
外資系企業への転職者からは評価が高い

※2023年6月時点の評価

ハイクラス層の転職は、担当コンサルタントの質(専門性や対応力)に大きく依存しますが、上位3社はその点で圧倒的な評価を得ています。

特に、1位のJACリクルートメントは、ハイクラス専門の転職エージェントとして長い歴史と実績があり、コンサルタントのレベルが非常に高いことで知られています。

ハイクラス層の転職は、いかに条件にあった非公開求人を集めることができるかが鍵なので、2~3社は利用して、定期的に求人を紹介してもらえるようにしておきましょう。

では上位3社を簡単に紹介していきます。

1位.JACリクルートメント

JACリクルートメントは、オリコン満足度調査「4年連続1位」を獲得しているハイクラス専門の転職エージェントです。

業界ごとに担当者がついているため専門性が非常に高く、求職者の経歴に沿った求人を提案してくれることが大きな特徴です。

また、両面型で企業の採用担当者と直接やり取りをしているため、その企業の内部情報に詳しく、選考対策も的確というメリットもあります。

JACリクルートメントの特徴
  • ハイクラス転職特化
  • オリコン満足度調査「4年連続1位」
  • コンサルタントの専門性・提案力が高い

アンケート結果を見るに、利用した方からの口コミ評価が高いので、ハイクラス帯で転職をされるなら間違いなくおすすめできる1社です。

▼口コミ|高収入で魅力的な求人が多い

匿名さん

いくつかエージェントに登録したのですが、JACリクルートメントが一番、条件にあった求人がたくさんありました。

印象的には、他のエージェントよりも年収が高い人向けの求人がたくさんあったように思えます。

▼口コミ|コンサルタントの質が高い

匿名さん

コンサルタントがしっかりサポートしてくれました。特に面接対策のアドバイスが細くて、オンラインでも1時間ほどアドバイスしてくれます。

また、最終面接前には面接担当者の特徴などを一人ひとりについてしっかりと教えてもらえたので、それほど緊張することなく面接をすることができました。

筆者も実際に、過去の転職活動で利用したことがありますが、何社か使った中では一番コンサルタントのレベルが高く、対応の質がよかった印象でした。

上記を踏まえ、JACリクルートメントをおすすめできるのは以下のような方々です。

  • 年収800万円以上の求人を探している方
  • コンサルタントから選考対策を受けたい方

以上に当てはまった人は、無料で利用できるので「どのような求人があるか」だけでも確認してみてください。

※登録から1週間ほどで担当が決まり連絡がきます。

JACリクルートメントの基本情報
タイプ転職エージェント
得意ハイクラス特化
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数13,622件
運営会社株式会社ジェイエイシーリクルートメント
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttp://www.jac-recruitment.jp/

※2023/5/13更新

2位.ランスタッド|外資やITに強い

ランスタッドは、日本全国に91拠点を構える転職エージェントで、特に外資系企業のハイクラスポジションに強いことが特徴です

海外での取引実績が豊富(世界39カ国に拠点あり)であることから、フィリップス、ユニリーバ、コカ・コーラといった世界的大企業の外資求人を多く保有しています。

実際のところ、ランスタッドが保有する公開求人のうち、その80%が年収800万円以上、そして50%が年収1,000万円以上となっており、年収帯の高さが高評価でした。

ランスタッドの特徴
  • 外資系・グローバル企業の求人数が豊富
  • 年収800万円以上のハイクラス層から高評価
▼口コミ|魅力的な外資系求人が多かった
匿名口コミ

もともとが外資系企業なだけあって、魅力的な外資求人が多かったような印象でした。担当エージェントがどういった案件を紹介してくれるか次第ですが、利用する価値はあると思います。

▼口コミ|企業面談前に打ち合わせを行ってくれた
匿名口コミ

アドバイザーの方の提案やサポートにも満足しています。相手企業との面談前には、選考練習を兼ねた打ち合わせを丁寧に行ってくれました。私目線でPRすべき点をしっかりと教えてくれて助かりました。

ここまでの内容を踏まえると、以下のような条件に該当する方におすすめできる転職エージェントです。

  • 年収800万円以上の外資系求人を探している方
  • コンサルタントから丁寧なサポートを受けたい方

特に外資系企業は、日系企業と違った選考スタイルで個別対策が必要なので、支援実績のあるキャリアコンサルタントから支援を受けつつ、転職活動を進めるようにしましょう。

ランスタッドの基本情報
タイプ転職エージェント
得意外資系、グローバル、IT系
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数5,652件(非公開求人は不明)
※うち1,526件が外資系案件
運営会社ランスタッド株式会社
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/

※2023/5/13更新

3位.リクルートエージェント

リクルートエージェントは、人材業界No.1の取引企業数を誇る転職エージェントです。中途採用を行なっている企業との取引が多いので、ハイクラス案件も豊富にあります。

実際、ポジションを問わず多くの利用者がいることが強みで、筆者の会社で管理職の採用をはじめたときも、一番最初に相談をしたものです(すでにスタッフ層の採用でお世話になっていたので)

また、一般メンバークラスの転職では企業担当(RA)と求職者担当(CA)でフロント対応を分担していますが、一定年収のあるハイクラス層では、リクルート選りすぐりのコンサルタントが双方を一気通貫で対応してくれる点がポイントです。

そのため、大手企業の課長以上や、ベンチャーのCXOといったエグゼクティブの非公開求人を豊富に持っているという点で、登録を外せない1社と言えます。

リクルートエージェントの特徴
  • 全職種・全地域で対応可能
  • 取引企業数が多く、大手求人も豊富
  • ハイクラスは一気通貫で対応してくれる

筆者も転職活動のたびに登録していますが、毎日のように新しい求人が追加されてシステムが通知してくれるので、求人数の多い転職サイトのような感覚でも使えます。

実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。

リクルートエージェントの基本情報
タイプ転職エージェント
得意総合(全業界、全職種)
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数627,997件(うち非公開求人は257,690件)
運営会社株式会社リクルート
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://www.r-agent.com/

※2023/5/13更新

また上記のような転職エージェントだけでなく、ここから紹介するスカウト型転職サービスも併用することをおすすめします。

長期を見据えた転職活動なら「スカウト型転職サービス」も利用しよう

重要ポジションは枠の絶対数が少なく、転職活動が長期化しやすい傾向にあるので、機を逃さないためにも「スカウト型転職サービス」への登録もおすすめしています。比較軸は以下3点です。

  • 比較ポイント(1) ヘッドハンター数
    実際に登録してヘッドハンターを検索して確認
  • 比較ポイント(2) 高年収の求人数
    年収800万円以上の求人数を集計
  • 比較ポイント(3) 今の会社にバレにくいか
    企業ブロック機能やセキュリティ観点を確認
右にスクロール可能です→
順位スカウト型転職サイト評価基本
個別解説
総合評価取引企業数企業ブロックPマーク
1位ビズリーチ★★★★☆
4.1/5.0
1.7万社ありあり
2位リクルートダイレクトスカウト★★★☆☆
3.9/5.0
非公開あり
(10社まで)
あり
3位dodaX★★★☆☆
3.7/5.0
非公開そもそも企業
スカウトなし
あり
4位ミドルの転職★★★☆☆
3.6/5.0
非公開ありあり

※2023年6月時点の評価

ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトは、評価の高いヘッドハンターを自分から選ぶことができるので、積極的に転職を検討されている方にもおすすめできます。

もし迷ったら、一旦ビズリーチに登録しておけば十分です。企業ブロック機能があるのでバレにくく、ヘッドハンター数も一番多いので登録するだけで可能性が広がります。

1位.ビズリーチ

ビズリーチは、首都圏を中心に掲載求人数とヘッドハンター登録者数が多いハイクラス向けのスカウト型転職サイトです。

全国から選りすぐりのヘッドハンターが登録しており、レジュメを登録することでスカウトを待つこともできれば、自ら気になった担当者へ相談をすることもできます。

また、首都圏を中心の求人数が非常に多く、自分から応募できる求人の選択肢が非常に多いことも嬉しい利点と言えるでしょう。特に、ITやWEB業界のベンチャー企業が多いです。

ビズリーチの特徴
  • 首都圏エリアのIT/WEB系求人が多い
  • 全国選りすぐりのヘッドハンターが登録
  • 自らヘッドハンターへアプローチも可能

レジュメを登録すればスカウトが送られてくるので「今すぐの転職は考えていないが良い案件があれば検討したい」と考えている方にもオススメすることができます。

ビズリーチの基本情報
タイプスカウトサイト
得意ハイクラス、エグゼクティブ層
利用料金基本無料(①タレント会員:3,278円(税込)/30日 ②ハイクラス会員:5,478円(税込)/30日)
対象地域全国+海外
運営会社株式会社ビズリーチ(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://bizreach.jp

2位.リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、人材業界No.1のリクルートが運営している全年収対応のスカウト型転職サイトです。

2022年春ごろからTVCMを大々的に配信しているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。ヘッドハンターは4,000人以上が在籍し、ビズリーチと並んで業界TOPシェアを占めています。

自分で応募できる求人件数も常時20万件以上登録されている(かつ半数が年収600万円以上)ので、ハイクラスの方々であっても満足できる質になっています。

リクルートダイレクトスカウトの特徴
  • 多くのヘッドハンターが登録
  • 登録したらスカウトを待つだけ
  • 求人数の約半数が年収600万円以上

レジュメを登録したらあとはスカウトを待つだけなので、『今すぐの転職を考えていないが、いい話があれば聞いてみたい』という方におすすめできます。

ただ、結局はスカウトを送ってくるヘッドハンター次第ということもあるので、最初からいいコンサルタントに相談をしたい方は、JACリクルートメントといった評判の良い転職エージェントに登録すると良いでしょう。

リクルートダイレクトスカウトの基本情報
タイプスカウトサイト
得意総合(全業界、全職種)
対象地域全国+海外
運営会社株式会社リクルート(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://directscout.recruit.co.jp/

3位.dodaX(by パーソルキャリア)

dodaXは、人材業界大手のパーソルグループが展開している、年収800万円を超えるようなハイクラス 向け転職サービスです。

最大の特徴はヘッドハンティング型を取っていることで、自身の履歴書と職務経歴書を提出しておくとヘッドハンターから自動的にスカウトを受け取ることができます。

ただ、こちら側から在籍ヘッドハンターに連絡することはできず、スカウトが来ない可能性もあるので、あらかじめ職務経歴書はしっかりと記載しましょう。

dodaXの特徴
  • パーソル運営のスカウト型転職サイト
  • 年収800万円以上のハイクラス層向け
  • 自分から応募することもできる

無料で通年利用できるため、「今すぐの転職は考えてはいないが、いい案件があれば考えなくもない」といった方であれば、登録だけでもしておくことをおすすめします。

dodaXの基本情報
タイプスカウトサイト
得意ハイクラス、エグゼクティブ層
対象地域全国+海外
求人件数17,482件
運営会社パーソルキャリア株式会社(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://doda-x.jp/

※2023/5/13更新

よくある質問と回答

ビズリーチに関するFAQを整理しました。

1つずつ回答していきますので、気になる項目があればタップしてください。

Q. 登録したら今の会社にバレる?

バレる可能性がややあります。

ビズリーチには、「利用企業を対象にしたブロック設定」しかないので、あなたが在籍している企業が、運悪く、あなたが登録したあとに利用を開始した場合には、バレる可能性があります。

実際に、公式ヘルプページにも以下のような記載があります。

「企業ブロック設定」のリストに登録されていない企業はビズリーチとの取引がありません。取引が開始される可能性はありますので、こまめなチェックが必要です。

引用:公式ヘルプページ

こまめなチェックが必要とありますが、あなたの在籍企業の人事が登録した瞬間にスカウト候補を検索したら回避不可能です。確実にバレます。

もしバレることを心配するのであれば、企業名を記載せずにぼかすことをおすすめします。ビズリーチ公式としてもそれを推奨しています。

企業名の公開を希望されない場合は、企業名を記載せず、具体的な事業内容、業種、資本、規模等が分かる内容を登録してください。なお、企業名を公開した方がスカウトを受ける確率は高まる傾向があります。

【入力例】 国内大手IT系コンサルティング会社

引用:公式ヘルプページ

気になるようであれば、現時点で、企業からのスカウト機能が存在しないdodaXを利用するようにしましょう。

ちなみにリクルートダイレクトスカウトは、企業スカウト機能はあるものの企業ブロック機能すらないので、ビズリーチよりバレやすくおすすめしません。

Q.ビズリーチにはどんなヘッドハンターが在籍している?

ビズリーチには、2,900人を超えるヘッドハンターが登録

公式サイトの専用ページには、それぞれのヘッドハンターの専門領域や経験値などの詳細情報や、ビズリーチ独自の指標によってその実力を評価された「ヘッドハンタースコア」が掲載されています。

これらの情報を参考に「ヘッドハンター検索」で信頼できるヘッドハンターを探し、登録者側から求人紹介を依頼することも可能です。

また、有料会員である「プレミアム会員」になれば、キャリア相談などの手厚いサポートを受けることもできるようになります。

ぜひご自分にあったプランで、ビズリーチを利用してみてください。

Q.ビズリーチはハイクラス転職に特化していると聞きましたが、登録に制限はありますか?

ビズリーチの登録に制限はありません。

ですが、登録時の年収が500万円未満の場合、「現在の年収 500万円未満」という項目に一括りにされてしまいます。

また、ビズリーチでは、最初に登録する「職務経歴書」の内容をもとにして、企業やヘッドハンターからスカウトが届く仕組みです。

そのため、登録者の経歴や年収などによっては、スカウトが届きにくいケースも。

もちろん、マネジメント経験が豊富であったり、専門的なスキルや知識を蓄積していたりするなど、転職先で即戦力になれることをアピールできるキャリアがあれば多くのスカウトを得られるでしょう。

このように登録に制限はありませんが、経歴や年収によってビズリーチが不向きな場合がある、ということは、念頭に置いて利用するのがおすすめです。

Q.「プラチナスカウト」は面談や面接が確約されているとのことですが、必ず企業と面接できるのでしょうか?

プラチナスカウトとは、面談や面接が確約されている特別なスカウトです。

登録者のレジュメを見て強い関心を持った企業やヘッドハンターから送られ、無料・有料どちらの会員も閲覧・返信が可能です。

企業からのスカウトで確約されているのは「面接」ですが、ヘッドハンターからのスカウトで確約されるのは、彼らとの「面談」です。

プラチナスカウトと一口に言っても、確約の内容が違っていますので、その点はご注意ください。

ですが、プラチナスカウトを受けると、面談や面接を経て内定までスムーズに進める可能性が高まります。

転職活動の要である面接の場数を踏むことができますので、もしプラチナスカウトが届いた際には、ひとまず連絡してみるのが良いでしょう。

最後に

ここまでご説明してきた通り、ビズリーチはハイクラス向けの求人が多いスカウト型転職サービスです。

以下に該当する方であればぜひ利用しましょう。

ビズリーチをおすすめできる条件
  • ハイクラス向けの求人を探している方
  • ミスマッチの少ない転職を目指している方
  • 優秀なヘッドハンターの多いスカウトサービスを利用したい方

利用は無料なので、気軽に相談しましょう。

公式サイト
https://www.bizreach.jp/

ただ、転職の成功率を上げるなら、以下の転職サービスも併用することをおすすめします。

今すぐ転職したいというわけでなければ、一旦登録してみて、良い提案があれば話を聞いてみる、といった形が良いでしょう。

あなたの転職がうまくいくことを心から願っております。

参考:ビズリーチの口コミ・評判

ビズリーチは首都圏ばっかりだからぜんぜん役に立たない

Twitter

ビズリーチでスカウトメールが来た。
ちゃんと私の経歴見てるのかな?
「サービスエンジニアとしてのご経験を拝見し・・・」と書いてあるのですが、私機械系のサービスエンジニアとして経験を積んだ記憶はないのですが。
#スカウトメール

Twitter

ビズリーチで以前スカウト送って来た人と全く同じ人からほぼ同じ内容ではじめましてってきてる。
そういうのちょっと「うっ」てなる。
見てないと思ってるからまたはじめましてで送ってるのかもしれないけど、またかと思わせたらもうそこから下見ないよね、、自戒も込めて気をつけねば。

Twitter

市場価値、個人的には低くないと思いますよ。
私も、某転職エージェント(二ヶ所)から何やら来てますが、資格欄見てねーだろってのが多いです(笑)勿論、難関資格はゼロだから仕方ないけど…流石にビズリーチ登録は無理で。

多分、大学の名前だけで検索されてますね 差が出るのはそこなのかな…

Twitter

リクナビNEXTに登録!マイナビ転職に登録!indeedに登録!dodaに登録!ハローワーク求人を検索!エン転職に登録!はたらいくに登録!キャリトレに登録!とらばーゆに登録!ビズリーチは無理!(ハイスペックな労働者しか引き抜かれないから)

Twitter

そういえばビズリーチとかのコマーシャルでも即戦力がどーこー言ってましたね…そもそも戦力になれる人間が他社に行くなんてそうそうないでしょと言いたい…というか企業側が怠けすぎてる…( ‘ω’)

Twitter

シェアはこちらからどうぞ!
ABOUT US
佐々木
佐々木
東証プライム上場企業の管理職。企業側として新卒・中途採用をしている経験と、自身が転職した体験談をもとに記事を執筆。