キャリトレですが、2022年12月21日を最後にサービス終了してしまっており、利用することができません。
すでにサービスは終了していて新規登録はすることはできませんが、過去ログとして評判記事を残しておきます。
現時点で転職を検討されている方は、以下記事からおすすめの転職エージェントを参考にしてください。
キャリトレの特徴まとめ
キャリトレは、ハイクラス転職のビズリーチが運営している、20代若手層向けのスカウト型転職サイトです。
機能としては、10万件を超える求人から検索して自ら応募することもできれば、さらに企業や転職エージェントからのスカウトを待つこともできます。
また、転職活動の動き方を動画で教えてくれるコンテンツや、”ドリブン診断”といった独自診断などがあり、まだ知らない可能性を見つける手助けをしてくれるのも特徴的です。
- 10万件を超える公開求人から応募可能
- 企業や転職エージェントからのスカウト機能
- 転職ノウハウや独自診断
ここまでの内容をまとめると「いますぐ転職したい」と積極的に転職活動をしている方にも「いいスカウトがあれば考えたい」と機会を待つ方にもおすすめできるサービスと言えるでしょう。
ただ、そもそもが20代若手向けのサービスなので、20代後半〜30代以降の方は「ビズリーチ」を利用しましょう。ハイクラスのイメージが強いですが、年収400万円前後のミドル求人も取り扱っているので、どなたでも魅力的な求人が見つけられる可能性があります。
キャリトレ(2022年12月21日サービス終了) | |
タイプ | 転職サイト(アプリ) |
対象 | 20代若手向け |
対象地域 | 全国 |
求人件数 | 21,128件 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
Pマーク | あり(確認はこちら) |
公式サイト | https://www.careertrek.com/ |
※2022年12月20日時点
次章からは、利用者の口コミを分析してわかった、キャリトレの良い評判と悪い評判を詳しく解説していきます。
口コミからわかる良い悪い評判を検証
幅広い年代、地域、職種の1,856人を対象に実施した調査から、キャリトレの特徴を整理すると、以下のようになりました。
- スカウトメールが頻繁に届く
- レコメンド機能が便利
- 転職祝い金がもらえる
それでは、個別に解説していきます。
良い評判・メリット①
スカウトメールが頻繁に届く
キャリトレのスカウト機能は、「スカウト」「優先スカウト」「プラチナスカウト」と、3つのランクにわかれています。
そのうち「スカウト」と「優先スカウト」は、レコメンド機能で登録したスキルや希望に沿った自動送信メールが、1日に7~8通届く仕組みです。
スカウトメールと聞くとヘッドハンティングをイメージされるかと思いますが、マッチしそうな企業を毎日紹介されていれば、中には興味を惹かれる大企業や優良企業が送られてくることもあります。
そのため、スカウトメールには毎日目を通し、定期的に情報を確認するのがおすすめです。
ただし、スカウトメールの中でも「プラチナスカウト」が届いた場合は、必ず確認をしてください。
「プラチナスカウト」は、あなたに会ってみたいと感じた企業の採用担当者が、直接連絡できる機能です。
他のスカウトメールと比べてみても内定率が高いため、連絡があった企業にはぜひ積極的に応募してみましょう。
また、キャリトレでは書類選考を登録情報でまかなっていることもあり、プラチナスカウトが届くと一次面接や二次面接が免除され、最終面接のみの選考の場合もあります。
プラチナスカウトの切符を手に入れれば確かに内定は近くなりますが、合格が決まったわけではないので、きちんと面接の練習を行ってから採用試験に挑むようにしましょう。
良い評判・メリット②
レコメンド機能が便利
キャリトレのレコメンド機能は、「職務経歴書や資格」「キャリア診断テスト」「利用履歴」「求職者に近い人の利用動向」を判断して、求職者に合った情報をおすすめしてくれるものです。
求職者がキャリトレを利用する回数が増えるほど、レコメンド機能の精度も上がっていくため、毎日サービスを活用することで、あなたにマッチした求人案件に出会う可能性も上がります。
つまり、求人検索はレコメンド機能に任せて、あなた自身は面接対策のみに集中することができるため、効率的な転職活動を行えるようになるのです。
キャリトレに登録した際は、できるだけ毎日サービスを利用しつつ、効率的かつ効果的な転職活動を行える仕組みを整えていきましょう。
良い評判・メリット③
転職祝い金がもらえる
キャリトレでは、転職先が決まった求職者に対し、転職祝い金として5,000円分のAmazonギフト券をプレゼントしています。
交通費や身だしなみ費など、何かとお金のかかることが多い転職活動ですが、ネクタイやワイシャツ、名刺入れなど、新しい職場に必要な物を買いそろえるためにお祝い金を利用するのも良いでしょう。
ただし、内定承諾から3か月以内に申請する必要があるため、忘れないよう早めに申請することをおすすめします。
悪い評判・デメリット①
サポート体制が頼りない
キャリトレは、あくまでレコメンド型のサービスであり、アドバイザーがいる一般的な転職支援サービスとは異なるものです。
そのため、書類の添削や模擬面接など、求職者に対する指導やサポートには期待することができません。
また、求人への応募についてもアドバイザーが行ってくれるわけではなく、自分で求人を検索して応募する必要性があるため、「サポートがないと不安」だと感じる人には不向きだといえるでしょう。
反対に、アドバイザーのサポートが必要なく、自分のペースで転職活動を進めたい方にとっては、キャリトレは非常に使い勝手の良いサービスになります。
悪い評判・デメリット②
スカウトメールに期待できない
キャリトレのスカウトメールは配信件数が多いため、その頻度が煩わしく感じる利用者もいます。
スカウトメールの配信数を少なくすることはできますが、希望する企業からのメールが迷惑メールに振り分けられてしまう場合などもあるため、設定には注意が必要です。
また、プラチナスカウトが届いた場合でも、内定が約束されたと勘違いしてはいけません。
仮にプラチナスカウトを送ってくれた企業に応募しても、選考の様子次第では不採用のメールが来ることも考えられるからです。
スカウトが来ても必ずしも内定にならないのは他のオファー型サービスにも言えることですが、キャリトレは毎日スカウトメールが届く仕組みになっているため、メールの多さともらった内定の数のギャップを感じることが多いサービスだと言えるでしょう。
悪い評判・デメリット③
30代以上の利用が難しい
キャリトレは、20代の転職サポートに力を入れているため、30代以上が求める「キャリアアップ」や「ハイクラス求人」の案件は少ないです。
そのため、30代以上で転職を考えている方が利用するのは、少し難しいと言えるでしょう。
30代以上の方は他の転職支援サービスを検討するか、キャリトレと運用元が同じである「ビズリーチ」に登録した方が有用です。
自分の年齢、転職の目的に合わせて、適切な転職支援サービスを探してみてください。
結論|こんな人におすすめ
ここまでで解説したキャリトレの良い評判と悪い評判を再掲すると、以下のようになります。
- スカウトメールが頻繁に届く
- レコメンド機能が便利
- 転職祝い金がもらえる
- サポート体制が頼りない
- スカウトメールに期待できない
- 30代以上の利用が難しい
キャリトレは、「20代の転職希望者」「未経験や第二新卒」「多忙な人」など、キャリアに自身がない方や、スピード感がある転職活動を行いたい方の利用がおすすめです。
また、アプリで求人検索ができるため、通勤時間やお昼休みの時間など、余った時間を有効活用して転職活動を行うことができます。
未経験可の求人や大手企業の求人案件も掲載されているため、あなたの希望に合った企業が見つかるかもしれませんよ。
キャリトレのレコメンド機能を有効活用しつつ、効率的に転職活動を進めましょう。
上記を踏まえると、キャリトレは以下に当てはまる方に特におすすめできます。
- 20代で、未経験の方や第二新卒の方
- スピーディーに転職をしたい方
- 転職祝い金制度を利用したい方
利用は無料なので、気軽に相談してみましょう。
公式サイト:
https://www.careertrek.com/
とはいえ、より良い求人を見つけるためには複数併用すべきです。
そのため、キャリトレだけでなく、次で紹介するような転職エージェントもチェックしていきましょう。
ハイクラス転職サービス一覧
転職エージェントにも得意不得意があるので、保有求人や取引実績によって、あなたが志望する業種・役職に強いかどうかで使い分けられると理想です。いくつか併用して提案求人やサポートの質を比較していきましょう。
志望業種・役職で選ぶ転職エージェントおすすめ | |
スカウトサイト | |
外資系/グローバル | |
M&A/ファイナンス | |
IT/WEB/AIエンジニア | |
役員/エグゼクティブ | |
20代前半/第二新卒 |
迷ったら大手の「JACリクルートメント」や「リクルートエージェント」に登録しましょう。各業種ごとにいくつもの専門チームが分かれているので、あなたの経歴をもとに転職全般のサポートと非公開求人の紹介をおこなってくれます。
現時点で年収600万円以下なら
高年収に特化した転職エージェントだと、経歴によっては「紹介できる求人がない」と断られる可能性があります。そのため、幅広い年収層の求人を保有している大手転職エージェント(リクルートエージェントやワークポートなど)を使うようにしましょう。
スカウト型のハイクラス転職サイト
ハイクラス層の転職では、ヘッドハンティング型サイトにも登録して、いつでも”企業から”スカウトが届く状態にしておきましょう。余談ですが”求人数”は気にしなくて構いません(中小規模エージェントが社名非公開で大量に傘増ししているので)。
順位 | スカウト型転職サイト | 評価 | 基本 | 個別解説 | ||
総合評価 | 取引企業数 | 企業ブロック | Pマーク | |||
1位 | ビズリーチ | ★★★★☆ 4.1/5.0 |
1.7万社 | あり | あり | |
2位 | リクルートダイレクトスカウト | ★★★☆☆ 3.9/5.0 |
非公開 | あり (10社まで) |
あり | |
3位 | doda X | ★★★☆☆ 3.7/5.0 |
非公開 | あり | あり | |
4位 | ミドルの転職 | ★★★☆☆ 3.6/5.0 |
非公開 | あり | あり |
迷ったら、ビズリーチに登録しておけば十分です。企業ブロック機能があるのでバレにくく、人気のヘッドハンターを選ぶこともできるのでおすすめです。
外資系/グローバルに強い転職エージェント
外資転職に強い転職エージェントは下記の通りです。近年のDXバブルによって外資系企業(特にITコンサルティング)は採用拡大しているので年収を比較的上げやすい分野です。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | 必要年収 | コメント |
1位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 4.11/5.0 |
600万円 以上 |
外資転職の高年収求人に強い 専門性の高いコンサル複数人が求人提案 |
2位 | ランスタッド | ★★★★☆ 4.04/5.0 |
800万円 以上 |
世界最大規模の外資系エージェント 外資系”IT企業”のハイクラス求人に強い |
3位 | エンワールド | ★★★★☆ 4.09/5.0 |
600万円 以上 |
東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円) 職業紹介優良事業者の認定あり |
外資系企業となると、英文レジュメが必要であったり、面接がやや風変わりだったりと、特別な選考対策が必要になるので、専門性の高いエージェントを活用して有利に進めましょう。
JACリクルートメントはハイクラス全般に強く、外資系求人が豊富にあります。ランスタッドとエンワールドはそもそもが”外資系専門”なので高いノウハウに期待できるでしょう。
M&A/ファイナンス業界に強い転職エージェント
M&A、ファイナンス業界の転職に強い転職エージェントは下記の通りです。経営戦略やファイナンスといった上流職務の転職は、専門的なエージェントを使いましょう。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | コメント | 詳細 |
1位 | ヤマトヒューマンキャピタル | ★★★★☆ 4.12/5.0 |
M&A業界の転職支援数No.1 経営×ファイナンス領域の支援に強い |
|
2位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 4.06/5.0 |
ハイクラス転職全般に強い 専門性の高いコンサル複数人が求人提案 |
|
3位 | ムービン | ★★★★☆ 4.03/5.0 |
コンサル業界の転職支援数No.1 経営、金融アドバイザーを目指すなら |
経営戦略やファイナンスに特化した職種であれば、YHC(ヤマトヒューマンキャピタル)は外せません。また、M&A仲介や戦略コンサルであればムービンがおすすめです。
もし現時点で、転職先の職種や業態を決めておらず、幅広くキャリアを検討したければ、全体をカバーしているJACリクルートメントに相談してみましょう。
IT/WEB/AIエンジニアに強い転職エージェント
IT/WEBエンジニアのハイクラス求人に強い転職エージェントを紹介します。近年では、IT人材の需要拡大に伴って転職しやすく、給与も上がりやすい傾向にあります。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | 必要年収 | コメント |
1位 | レバテックキャリア | ★★★★☆ 4.06/5.0 |
600万円 以上 |
エンジニア専門の転職サービス 保有求人の70%が年収600万円以上 |
2位 | ランスタッド | ★★★★☆ 4.04/5.0 |
800万円 以上 |
世界最大規模の外資系エージェント 外資系”IT企業”のハイクラス求人に強い |
3位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 4.02/5.0 |
600万円 以上 |
ハイクラス転職全般に強い 専門性の高いコンサル複数人が求人提案 |
業界出身のアドバイザーが、専門性の高いサポートをしていることで定評のあるエージェントを抜粋しました。
- スペシャリストとして専門性を高める
- 経営側(CTO、開発部長)
- 事業側(PM、事業責任者)
上記のように「どのようにキャリアを積み上げていくべきか」といった方向性に悩むことが多いので、幅広い支援実績のある経験豊富なアドバイザーに相談するようにしましょう。
管理職/エグゼクティブに強い転職エージェント
ここでは企業の管理職、あるいは上級管理職(執行役員、CXO)であるエグゼクティブに強い転職エージェントを紹介していきます。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | 必要年収 | コメント |
1位 | JACエグゼクティブ | ★★★★☆ 4.11/5.0 |
800万円 以上 |
スタートアップ、ベンチャー、大手企業 と豊富に案件を取り揃えている |
2位 | リクルートエグゼクティブ | ★★★★☆ 4.09/5.0 |
600万円 以上 |
取引企業数No.1の圧倒的求人数 グループ選りすぐりのアドバイザー力 |
3位 | dodaエグゼクティブ | ★★★☆☆ 4.01/5.0 |
600万円 以上 |
高年収帯の公開求人数No.1 実績豊富なアドバイザーが多数在籍 |
基本的に、管理職やエグゼクティブの求人案件はコンフィデンシャルなものが多く、非公開求人として一部のエージェントに人材紹介を依頼するケースが多いです。
そのため、各社ごとにそれぞれ違った求人を持っているので、いくつか登録して定期的に案内をもらうことをおすすめします。
20代前半/第二新卒からハイクラスを目指すなら
ここでは20代前半(第二新卒)のうちからハイクラスを目指している方におすすめの転職サービスを紹介していきます。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | コメント |
1位 | ビズリーチ | ★★★★☆ 4.11/5.0 |
大手スカウトサイト 20代から第二新卒向け求人も多い |
2位 | Assign | ★★★★☆ 4.04/5.0 |
キャリア診断・価値観診断あり AIが最適な職種や業界を教えてくれる |
3位 | AMBI(アンビ) | ★★★★☆ 4.01/5.0 |
大手エングループ運営! 求人数最多の20代若手向け転職サイト |
いずれも、20代からハイクラスを目指せる転職サイトです。それぞれ強みとしているところが異なっているので、利用してみてください。
特に、2位のAssignは、独自のキャリア診断があり、あなたの価値観をもとに年収を伸ばしやすい職種や業界、具体的な企業名を教えてくれるのが魅力です。
そのため、新卒で入社して数年経ち「このまま今の会社にいて良いのだろうか」と葛藤を抱えている第二新卒の方にもおすすめできます。
よくある質問・転職ノウハウ
最後に、よくある質問と転職ノウハウをFAQ形式で整理しました。少しでもお役に立てれば幸いです。
- 転職エージェントはなぜ無料?
- 転職エージェントのメリットは?
- 企業が転職エージェントを利用するメリット
- 転職エージェントの仕組みは?
- 転職エージェントは複数利用すべき?
- 転職エージェントは何社利用すべき?
- 転職エージェントに登録したら会社にバレる?
- 転職エージェント利用の流れ
- 転職エージェント活用ポイント
Q. 転職エージェントはなぜ無料?
職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。
(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
引用元:職業安定法32条の3第2項
上記のように、一部の例外を除いて、有料職業紹介事業者(転職エージェント)は、求職者(仕事を探している人)から、手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。
Q. 転職エージェントの仕組みは?
採用された場、採用企業から報酬を受け取る仕組みです。その金額は『想定年収の2~3割ほど』にあたり、年収500万円で転職させると100~150万円が支払われることになります。
一見、高い金額に見えるものの、転職エージェントが候補者を集めて提案までしてくれるため、「より募集要項に合った人材を工数をかけずに採用できる」という利点から、積極的に人材募集している企業であれば必ず利用しています。
そのため、転職エージェントにとっては、最優先されるべき取引相手は採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。
Q. 転職エージェントを使うメリットは?
転職エージェントのメリットを一言で言うと「転職の成功確率があがること」で、具体的には下記2点です。
①好条件な求人を紹介してもらえる
一般的に、転職エージェントの方が、求人サイトよりも求人数が多いです。さらに転職エージェントの場合、一般には公開されていない「非公開求人(好条件なことが多い)」まで取り扱っているので、条件が良い傾向にあります。
②転職のプロからサポートを受けられる
転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーから、以下の転職サポートを受けられます。
- キャリア相談
- 希望条件に沿った求人提案
- 選考対策(書類添削、面接練習)
- 受けた選考のフィードバック
- 年収交渉
上記のサポートを受けることができて、さらに求人の数も質も多いので、利用するだけで転職活動そのものが有利になるというのが圧倒的メリットです。
Q. 企業が転職エージェントを利用するメリット
より募集要項に合った人材を、工数をかけずに採用できることです。採用しない限り費用が発生しないので、リスクがありません。
- 無名企業でも応募が集まる
- 採用しない限り費用が発生しない
- 転職エージェントが募集管理してくれる
このように、面接以外の採用業務を転職エージェントに外注する形なので時間を取られにくく、採用しない限り費用が発生しないので経済合理性に適っています。
一方で求人サイトの場合、掲載課金なので効果が読みにくく、求人や応募者の管理も自前でやらなくてはいけないので、一度に大量採用する場合以外は使いにくいというのが本音です。
Q. 転職エージェントは複数利用すべき?
はい。複数利用すべきです。
転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも複数利用をお勧めしています。
Q. 転職エージェントは何社利用すべき?
3社利用することをおすすめします。
実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わるという結果となりました。
利用社数 | 満足/成功 | 普通 | 不満/後悔 |
1社のみ | 66.5% (低い) |
24.5% (-) |
8.9% (高い) |
2社 | 70.5% (普通) |
22.2% (-) |
7.3% (普通) |
3社 | 74.3% (高い) |
20.6% (-) |
5.1% (低い) |
4社 | 75.0% (高い) |
20.5% (-) |
4.5% (低い) |
5社以上 | 74.0% (高い) |
22.0% (-) |
4.1% (低い) |
このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。
- 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
- 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
- 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない
Q. 登録したら今の会社にバレる?
転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが、今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。
- 企業側は応募前情報を見れないため
応募前に求職者情報を見れるのはエージェントのみ。本人の同意なく、企業側に情報開示されることはない - エージェントが情報管理を徹底しているため
情報漏洩は、人材紹介会社にとって信用リスクが大きい。各アドバイザーにとっても、漏洩のデメリット(懲戒処分)があるので細心の注意が払われる。
特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。
Q. 転職エージェント利用の流れ
基本的にどの転職エージェントも上記の手順を踏んでいくことになりますが、特に重要なのがStep2の初回面談です。今後紹介していく求人の内容をすり合わせる場になので、希望条件や譲れない条件などは事前に整理してしっかりと伝えるようにしましょう。
また、面談は一度限りではなく、必要に応じて随時頼むこともできるので、書類添削や面接対策などをしてほしければ積極的に依頼するようにしてください。
Q. 転職エージェント活用ポイント
転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。
- 応募フォームから登録・申し込み
・転職エージェントは複数登録する
・事前に転職活動用のメールアドレスを作る - 担当アドバイザーと面談
・事前に経歴と希望条件を整理しておく
・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
・その後、担当者にはこまめに返信する - 選考対策(書類添削、面接練習)
・自分から依頼する
・面接の想定質問を事前に聞いておく
・フィードバックが少ない担当は変更する - 求人紹介、応募
・応募時の推薦文を必ず確認する
・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
・むやみやたらに求人へ応募しない
・その企業の退職者から一次情報を集める - 面接、選考フィードバック
・その企業でされやすい質問を聞く
・その企業に聞くべき逆質問を聞く
・選考で見送りになったら対策を依頼する - 内定、入社前後の最終調整
・妥協しない
・言いなりにならず自分で決める