エン転職の評判/口コミは悪くない?転職で使うべき?他社比較と全特徴

エン転職は、全国で豊富な求人数を持つ転職サイトです。有名なサービスですが、悪い評判がないか、登録すべきか気になりますよね。

このページでは、他の転職サービスと比較しながら、メリットデメリットを網羅的に解説。最後まで読めば、使うべきか否かを判断できます。

この記事のまとめ
  • 年収を上げたいならおすすめはしない
    非公開求人や転職支援がなく、大量募集されるような求人ばかりなので、転職で年収を上げたいならおすすめはしない。
  • 転職エージェント経由で好条件求人を狙おう
    大手の転職エージェント(リクルートエージェントdodaなど)で個別に求人を案内してもらった方が、条件が良い求人に出会いやすい

エン転職|限定求人も豊富な転職支援サービス

求人数 12,915 口コミ評判 ★★★★☆
エリア 全国・海外
対応職種 全職種
2024年4月更新

「エン転職」は、転職支援事業を展開するエン・ジャパン株式会社が運営する、総合型転職サイト。

20〜30代の若手向けの求人や、「未経験可」の求人を多く保有しているのが特徴で、掲載求人の約80%がエン転職の限定案件というのも魅力です。

そんなエン転職の大きな強みのひとつは、その「取材力」。社員の独自取材により集められた企業の詳細な情報やデータが、非常に充実しています。

これにより、入社後実際に働く現場のリアルな内情をしっかり把握・理解したうえで、自分の特性や希望にマッチした求人を判断できるのが、エン転職を利用する大きなメリットです。

また、一部の求人紹介のページには、エン転職の職員が現場や仕事内容を直接取材した情報や、社員へのインタビュー、企業の口コミなど、気になる内部情報がまとめて紹介されています。

社内の写真や動画なども豊富に掲載されており、実際の雰囲気が伝わってくるコンテンツなので、入社してから自分が働く姿を、よりリアルにイメージすることができるでしょう

さらにサイトには、転職初心者や未経験分野への転職希望者に親切な、転職ノウハウも充実。公式サイトの「転職ノウハウ」「転職大辞典」ページには、転職準備から入社・退社まで、具体的にどのように転職活動を進めていけば良いかが丁寧に紹介されています。

かつ、同社が運営している、企業の口コミや評判を項目ごとに数値化した専用プラットフォームサイト【en Lighthouse】も併せて利用することで、より客観的な企業のデータを集めることができますよ。

そんなエン転職のデメリットですが、「毎日大量の求人案内や企業からのスカウトメールが届いて捌くのが大変」というものや、「求人の中にはあまり質の良くない企業も混ざっている」という声が比較的多くみられました。

ですが、保有求人の豊富さや、公式サイトの企業情報や転職ノウハウが充実さから、転職初心者にも使いやすいと評価の高い転職サイトでもあります。

若手の求職者や、詳細な企業情報を集めてじっくり転職活動を行いたいという方は、ぜひエン転職を利用することをおすすめします。

公式サイト
https://employment.en-japan.com/

次章からは、利用者の口コミを分析してわかった、エン転職の良い評判と悪い評判を詳しく解説していきます。

口コミからわかる良い悪い評判を検証

幅広い年代、地域、職種の300人を対象に実施した調査から、エン転職の特徴を整理すると、以下のようになりました。

◎良い評判

それでは、個別に解説していきます。

良い評判・メリット①
企業情報や転職ノウハウが充実している

エン転職サイトの強みのひとつとして、初めて転職をする人や未経験分野への転職希望者に対し、親切で使いやすいサイト設計、という点は外せません。

保有する求人の豊富さももちろんですが、検索サイトのキーワードには、職種や勤務地といった一般的な項目に加え「働き方の特徴・こだわり」「女性におすすめ」「働きがい検索」などの条件を設定することができます。

このような、エン転職独自のキーワードやテーマ、特集等によって、広く多角的に自分にぴったりの求人を探すことができるのです

さらに、求人詳細ページに掲載されている企業の取材内容や口コミなどの情報が、わかりやすい、かつ充実していると高評価。

全ての求人、というわけではありませんが、一部の求人ページには基本情報の他に「プロ取材」「インタビュー記事掲載中!」などのコンテンツがあり、その仕事のやりがいや厳しさ、向き・不向き、社員からの口コミなど、求職者目線で「知りたい」と思える、詳細な情報がまとめられています

「未経験者入社率」「月収〇〇万円超え社員率」などの気になる内部データや、実際に転職した方のインタビュー記事などのコンテンツからは、現場の雰囲気がリアルに伝わるよう、丁寧に取材されていることが伺えるでしょう。

また、転職が初めての方や、転職で未経験分野に挑戦する方向けのお役立ち情報も充実しています。

公式サイトの「転職ノウハウ」ページには、面接や応募書類などに関する基礎知識を始めとして、「エン転職 虎の巻」という、転職活動を上手く進めるための極意を掲載。

さらに、「転職大辞典」という転職ノウハウ集には、転職に役立つ情報や抑えておきたいポイントが幅広く紹介されています。

さらに、運営元であるエン・ジャパンは、企業の口コミや評判のプラットフォームサイト【en Lighthouse】を運営。口コミだけでなく、企業の「将来性・成長性」「風土」「経営陣の手腕」などの複数のチェック項目についての情報を数値化・グラフ化された状態で見ることができます。

企業情報や転職活動におけるノウハウが充実したエン転職。これらを上手く活用して、納得のいく転職活動を進めていきましょう。

良い評判・メリット②
保有している求人の量や質が良い

エン転職の運営元は、国内最大規模の転職支援事業を展開するエン・ジャパン。保有している求人の質や豊富さにも定評があります

公式サイトでは多種多様な求人を、さまざまな条件やキーワードによって検索することが可能です。口コミでは「エン転職でホワイト企業に転職成功できた」と喜ぶ声も見られました。

公式サイトの求人ページには、詳細な内部情報がまとめられていたり、エン転職独自のこだわりキーワードやテーマで検索できたりと、膨大な求人の中から自分に最適な求人を探し出すための工夫が施されています。

より多くの選択肢から、詳細な情報を元にじっくり転職先を選んでいきたい方には、特におすすめできる転職サイトです。

良い評判・メリット③
スマホ版アプリが使いやすい

エン転職にはスマホ版の専用アプリがあり、このアプリが非常に使いやすいと好評です。

スマホにアプリをダウンロードすることで、出先や職場の隙間時間にも、効率良く転職活動を行えます。

エン転職のアプリでは、カレンダー機能やWeb履歴書の登録、自分の希望条件にマッチした求人や、エン・ジャパン編集部が選んだ注目の求人情報をチェックすることなどが可能です。

また、スカウトメールを管理したり、企業とのメッセージのやり取りなども、アプリを通して行うことができます。ブックマーク機能もあるので、気になる求人はリストへ保存しておいて、時間のある時にまとめてじっくり調べるといった使い方をしても良いですね。

スマホやPC、それぞれのサービスを上手く使い分けて、自分に合った求人を効率的に探していきましょう。

悪い評判・デメリット①
大量の求人メールが届き、煩わしい

エン転職の利用者の口コミに多かったのが「スカウトやオファーの案内メールが大量に届くため、捌くのが大変」というデメリットです。

取り扱っている求人が豊富で、その分選択肢が多いのはもちろんメリットですが、中には興味のない内容や希望条件からかけ離れた求人、質の良くない求人の紹介メールも大量に届いてしまった、という方もいらっしゃいました。

これは他の転職サイトにも言えることですが、会員の登録情報を元にしたマッチングシステムにより送られてくる膨大な求人情報の中から、自分に最適な案件を探し出す、というのは手間も時間もかかり、かなり骨が折れます。

もし大量のメールが煩わしい、ということであれば、転職エージェントを利用することで、専任のキャリアアドバイザーと二人三脚で転職を進めていくことも可能です。

マイペースに求人を調べたり、アドバイザーからサポートを受けたりしながら転職活動を進めることもできますので、転職サイトと転職エージェントを上手く使い分けていくことをおすすめします。

悪い評判・デメリット②
「応募歓迎」のスカウトメールに応募しても選考に落ちることがある

エン転職では「応募歓迎」という企業からのスカウトメールが届くことがあります。

これは、利用者が登録したWeb履歴書を見た企業から「この人にぜひ応募して欲しい」という意図で送られてくるスカウトメッセージです。

勘違いしてしまいがちですが、これは面接の確約というわけではないので、応募しても選考落ちしてしまうこともあるようです。そのため「このスカウトに背中を押されて期待して応募したのに、選考落ちしてがっかりしてしまった」という口コミも見受けられました。

「応募歓迎」とはいえ、同じような経歴やスキルレベルの求職者たちとの競争となるので、場合によっては競争率が上がってしまう可能性もあります。

確かにスカウトをもらうことで選考に通る確率は上がることが予想されますが、「応募歓迎」と言われたのに選考に落ちてしまった、という方も、あまり気にせずに切り替えて、次の企業との選考に臨んでいきましょう

とはいえ、「応募歓迎メールをもらって応募したら面接に行けた!」という会員ももちろんいますので、転職の視野を広げるためにも、スカウトやオファーのあった求人内容は、希望と多少ズレているものであっても、一度検討してみることをおすすめします。

悪い評判・デメリット③
募集要項の条件が曖昧な求人や、実際の雇用条件が違っていることがある

エン転職に掲載されている求人内容は充実していると好評ですが、中には具体性に乏しい求人もあり、自分の希望にマッチしたものを見つけにくいというデメリットもあるようです。

年収の表記に「〇〇万円〜〇〇万円」と大きな幅があったり、「勤務地:全国」というような曖昧な条件だったりすると、転職先の候補として判断するのは難しくなります。

その他にも「募集要項に記載されていた雇用条件が、入社後の現場では違っていた」というケースや、「希望通りの条件で検索できず使いづらい」といった不満を感じる利用者もいるようです。

「細かい条件は気にしないから、とにかく早く別の職場環境へ転職したい」という方にはあまり問題ではないかもしれませんが、さまざまな条件を照らし合わせながら慎重に転職先を探したい方には、この点は大きなデメリットになります。

求人を探す際には、条件欄にしっかり目をとおし、内容が曖昧な箇所などの気になる点がある場合は自分なりにリサーチしたり、時には転職エージェントを活用して相談したりしながら、納得のいく転職先選びに進めていきましょう。

結論|こんな人におすすめ

ここまでで解説したエン転職の良い評判と悪い評判を再掲すると、以下のようになります。

◎良い評判
  • 企業情報や転職ノウハウが充実している
  • 保有している求人の量や質が良い
  • スマホ版アプリが使いやすい
×悪い評判
  • 大量の求人メールが届き、煩わしい
  • 「応募歓迎」のスカウトメールに応募しても選考に落ちることがある
  • 募集要項の条件が曖昧な求人や、実際の雇用条件が違っていることがある

エン転職は、20代から30代をターゲットにした、限定求人も豊富な転職エージェントです。

大量のメールが届くことや、求人の条件が曖昧な可能性があることなどのネガティブな口コミはあるものの、しっかりと情報収集を行うことができたり、スマホで効率よく転職活動ができたりするなどのメリットもあるので、登録して損はないサービスだと言えるでしょう。

上記を踏まえると、エン転職は以下に当てはまる方に特におすすめできます。

エン転職がおすすめな人
  • 20~30代の方
  • スマホを使って転職をしたい方
  • 情報を効率よく集めて転職活動をしたい方

利用は無料なので、気軽に相談してみましょう。

公式サイト
https://employment.en-japan.com/

とはいえ、より良い求人を見つけるためには複数併用すべきです。

そのため、エン転職だけでなく、次で紹介するような転職エージェントもチェックしていきましょう。

他のおすすめ転職エージェント

ここでは他に登録したい転職エージェントを紹介していきます。1社に絞らず、複数サービスを利用することで、応募できる求人の幅を広げるようにしてください

転職エージェントの比較軸

  • 総求人数
  • 利用満足度調査(詳細
  • 実際に利用した体験談

まずは比較表から見ていきましょう!

スクロール可能です→
順位 名称 総合評価 掲載求人数 コメント 公式サイト
1位 リクルートエージェント
リクルートエージェント
★★★★☆
4.4/5.0
約38万件
全国
短期間で転職をしたいなら登録必須
取引企業数が多く、新着求人がほぼ毎日届く
2位 ワークポートワークポート ★★★★☆
4.3/5.0
約10万件
全国対応
営業職やIT系の未経験向け求人が多い
20代前半〜中盤でキャリアに悩む方におすすめ
3位 dodadodaエージェント ★★★★☆
4.1/5.0
約28万件
全国対応
地方や職種などバランスの良い求人がある
スカウトの届く求人サイトとしての運用が可能
4位 マイナビエージェントマイナビエージェント ★★★☆☆
3.9/5.0
約7万件
都心部のみ
新卒ナビサイト最大手の企業提携数が魅力
若手で幅広い業界を見たいならおすすめ
5位 JACリクルートメントJACリクルートメント ★★★★☆
3.9/5.0
約1.2万件
全国
外資やITベンチャー等幅広く案件を保有
年収800万円以上での転職なら利用したい
2024年4月更新

転職エージェントは最初から一つに絞る必要はありません。良い求人を見逃しにくくなるように、2~3社は登録しておきましょう。もしどこに登録しようと迷ったら上位2社(リクルートエージェントワークポート)から利用して良かったところに絞ることをお勧めします。

運営者
タップすれば説明文が開くので、好きなものから見てくださいね!

1位.リクルートエージェント

リクルートエージェントの特徴

  • 求人数が圧倒的なので登録必須
    • 全国でどの職種もだいたい強い
    • 第二新卒からハイクラスまで保有
  • 優秀なアドバイザーが多く頼りになる
    • 一人当たりのサポートはやや淡白
    • すぐに転職したいという方におすすめ

リクルートエージェントは、人材業界No.1の求人数と実績を誇る転職エージェントです。求人数は常時30万件以上と、さまざまな地域・業界・職種の求人を網羅しています。

実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。

ただ、基本的には一度の面談のみで、最低限のフォローのみです。システムが自動で求人紹介してくるだけなので、個別支援には期待できません。求人数が多いサイトに登録するような感覚での利用をおすすめします。

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【公式】https://www.r-agent.com/

運営者
筆者も転職活動のたびに登録していますが、毎日のように新着求人が追加されるので、転職サイトのような感覚で使っていますね。
リクルートエージェントの基本情報
タイプ エージェント
得意 総合(全業界、全職種)
対象地域 全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数 595,014件(うち非公開求人は231,950件)
運営会社 株式会社リクルート
認可番号等 有料職業紹介:13-ユ-313011
Pマーク:17000021(09)
公式サイト https://www.r-agent.com/
2024年4月更新

2位.ワークポート

ワークポートの特徴
  • IT/ゲーム業界、営業職に強い
  • 20代(第二新卒~20代後半)に強い
    • 未経験者向けのサポートが充実

ワークポートは、全国トップクラスの求人数を持つ転職エージェントです。IT業界やゲーム業界、営業職の案件が多いですね。急拡大している組織だからか、他転職エージェントと比べると若い担当者が多く、レベルに差があるように感じるかもしれません。

ただ、第二新卒から20代までの方を対象に、根気強いサポートをしているので「就職したけどこのままでいいのだろうか」と悩んでいる方は一度、求人だけでも見てみると良いでしょう。

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【公式】https://workport.co.jp

運営者
筆者もIT企業の事業部長として中途採用をおこなうことが多いですが、ワークポートさんには営業職やマーケ職といった職種で頻繁にお世話になっています。
ワークポートの基本情報
タイプ エージェント
得意 IT系、営業職
対象地域 全国(WEB面談実施中)
求人件数 94,417件(非公開求人は不明)
運営会社 株式会社ワークポート
認可番号等 有料職業紹介:13-ユ-040590
Pマーク:21000352(08)
公式サイト https://workport.co.jp

2024年4月更新

3位.dodaエージェント

dodaエージェントの特徴
  • 転職サポート付きの求人サイト
    • 自身で求人に応募可能
    • 非公開求人はエージェント登録が必要
  • アドバイザーの評判は割れる
  • 定期的なイベント開催あり

dodaエージェントは、業界トップクラスの求人数を持つ「doda(求人サイト)」で利用することができる転職支援サービスです。TVCMも配信していて非常に勢いがある一社ですね。

担当者の評価はややネガティブなものが多いですが、厚生労働省から「優良事業者認定」を受けています。利用すると、好条件な傾向が高い「非公開求人」を紹介してくれるようになるので、ぜひ利用しましょう。

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【公式】https://doda.jp/

運営者
最大手のリクルートと比べるとやや担当者の質にバラツキがありますが、優秀で業界知識の多いアドバイザーが多いですよ!
dodaエージェントの基本情報
タイプ サイト+エージェント
対象地域 全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数 264,158件(うち非公開求人は39,709件)
運営会社 パーソルキャリア株式会社
認可番号等 Pマーク:10860051(10)
有料職業紹介:13-ユ-304785
職業紹介優良事業者:第2304002(01)
公式サイト https://doda.jp/
2024年4月更新
4位 マイナビエージェント

マイナビエージェントの特徴
  • 求人数は都心部に限定される
    • 最大手に比べるとやや劣る
    • 特に、地方求人は少ない
  • 20代向けのサポート力が高い
    • 優良事業者認定あり
    • アンケートでも若手の評価が高い

マイナビエージェントは、新卒大手のマイナビが運営する20代30代といった若手〜ミドル層向けの転職エージェントです。

若年層向けに丁寧なサポートを行なっていることが特徴で、厚生労働省から「職業紹介優良事業者」の認可を受けています。

他エージェントと違って、各分野別(医療、介護、保育)でも認定されているので、会社全体として優れたサポートをしていることがわかりますね。業界や職種ごとに部門が分かれており専門性が高いので、一度相談してみることをおすすめします。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

【公式】https://mynavi-agent.jp

ただ、やや若手向けなので、年収800万円越えの求人を探すのであれば、JACリクルートメントビズリーチといった高年収専門サービスと併用してください。

マイナビエージェントの基本情報
タイプ エージェント
対象地域 首都圏、大阪、福岡、名古屋(WEB可)
求人件数 68,009件(うち非公開求人は18,976件)
運営会社 株式会社マイナビ
認可番号等 Pマーク:10821880(09)
有料職業紹介:13-ユ-080554
職業紹介優良事業者:2102006(03)
公式サイト https://mynavi-agent.jp
2024年4月更新
5位 type転職エージェント

特徴まとめ
  • 首都圏の求人に特化している
  • サポートが丁寧でセミナー多数開催
  • 女性特化型サービスもあり

type転職エージェントは、一都三県の案件を中心に取り扱う中堅どころの転職エージェント。求人件数は最大手ほどではありませんが、利用者一人ひとりにじっくりと手厚いサポートをしているため『利用者満足度87%』と高いことが特徴です。

在籍するキャリアアドバイザーは得意領域ごとに分かれており、利用者の経歴や希望職種、適性に合った選考対策(書類添削や面接対策)を受けることができるので、ぜひ相談してみてください。

公式サイト
https://type.career-agent.jp/

よくある質問・転職ノウハウ

最後に、よくある質問と転職ノウハウをFAQ形式で整理しました。少しでもお役に立てれば幸いです。

転職エージェント関連

Q. 転職エージェントはなぜ無料?

職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。

(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。

引用元:職業安定法32条の3第2項

上記のように、一部の例外を除いて、有料職業紹介事業者(転職エージェント)は、求職者(仕事を探している人)から、手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。

Q. 転職エージェントの仕組みは?

採用された場、採用企業から報酬を受け取る仕組みです。その金額は『想定年収の2~3割ほど』にあたり、年収500万円で転職させると100~150万円が支払われることになります。

一見、高い金額に見えるものの、転職エージェントが候補者を集めて提案までしてくれるため、「より募集要項に合った人材を工数をかけずに採用できる」という利点から、積極的に人材募集している企業であれば必ず利用しています。

そのため、転職エージェントにとっては、最優先されるべき取引相手は採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。

Q. 転職エージェントを使うメリットは?

転職エージェントのメリットを一言で言うと「転職の成功確率があがること」で、具体的には下記2点です。

①好条件な求人を紹介してもらえる

一般的に、転職エージェントの方が、求人サイトよりも求人数が多いです。さらに転職エージェントの場合、一般には公開されていない「非公開求人(好条件なことが多い)」まで取り扱っているので、条件が良い傾向にあります。

②転職のプロからサポートを受けられる

転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーから、以下の転職サポートを受けられます。

  • キャリア相談
  • 希望条件に沿った求人提案
  • 選考対策(書類添削、面接練習)
  • 受けた選考のフィードバック
  • 年収交渉

上記のサポートを受けることができて、さらに求人の数も質も多いので、利用するだけで転職活動そのものが有利になるというのが圧倒的メリットです。

Q. 企業が転職エージェントを利用するメリット

より募集要項に合った人材を、工数をかけずに採用できることです。採用しない限り費用が発生しないので、リスクがありません。

  • 無名企業でも応募が集まる
  • 採用しない限り費用が発生しない
  • 転職エージェントが募集管理してくれる

このように、面接以外の採用業務を転職エージェントに外注する形なので時間を取られにくく、採用しない限り費用が発生しないので経済合理性に適っています。

一方で求人サイトの場合、掲載課金なので効果が読みにくく、求人や応募者の管理も自前でやらなくてはいけないので、一度に大量採用する場合以外は使いにくいというのが本音です。

Q. 転職エージェントは複数利用すべき?

はい。複数利用すべきです。

転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも複数利用をお勧めしています。

Q. 転職エージェントは何社利用すべき?

3社利用することをおすすめします。

実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わるという結果となりました。

▼利用社数と転職成功率の分布(有効回答数1,515件)
利用社数 満足/成功 普通 不満/後悔
1社のみ 66.5%
低い
24.5%
(-)
8.9%
高い
2社 70.5%
(普通)
22.2%
(-)
7.3%
(普通)
3社 74.3%
高い
20.6%
(-)
5.1%
低い
4社 75.0%
高い
20.5%
(-)
4.5%
低い
5社以上 74.0%
高い
22.0%
(-)
4.1%
低い

このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。

上記統計からわかること
  • 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
  • 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
  • 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない
運営者
ただ、4社以上利用してもあまり結果が変わらないのと、同時に多く併用すると連絡が大変になってしまうので、悩んだら「3社」をおすすめします!

Q. 登録したら今の会社にバレる?

転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが、今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。

登録しても今の会社にバレない理由
  1. 企業側は応募前情報を見れないため
    応募前に求職者情報を見れるのはエージェントのみ。本人の同意なく、企業側に情報開示されることはない
  2. エージェントが情報管理を徹底しているため
    情報漏洩は、人材紹介会社にとって信用リスクが大きい。各アドバイザーにとっても、漏洩のデメリット(懲戒処分)があるので細心の注意が払われる。

特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。

Q. 転職エージェント利用の流れ

基本的にどの転職エージェントも上記の手順を踏んでいくことになりますが、特に重要なのがStep2の初回面談です。今後紹介していく求人の内容をすり合わせる場になので、希望条件や譲れない条件などは事前に整理してしっかりと伝えるようにしましょう。

また、面談は一度限りではなく、必要に応じて随時頼むこともできるので、書類添削や面接対策などをしてほしければ積極的に依頼するようにしてください。

Q. 転職エージェント活用ポイント

転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。

転職エージェント活用ポイント
  1. 応募フォームから登録・申し込み
    ・転職エージェントは複数登録する
    ・事前に転職活動用のメールアドレスを作る
  2. 担当アドバイザーと面談
    ・事前に経歴と希望条件を整理しておく
    ・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
    ・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
    ・その後、担当者にはこまめに返信する
  3. 選考対策(書類添削、面接練習)
    ・自分から依頼する
    ・面接の想定質問を事前に聞いておく
    ・フィードバックが少ない担当は変更する
  4. 求人紹介、応募
    ・応募時の推薦文を必ず確認する
    ・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
    ・むやみやたらに求人へ応募しない
    ・その企業の退職者から一次情報を集める
  5. 面接、選考フィードバック
    ・その企業でされやすい質問を聞く
    ・その企業に聞くべき逆質問を聞く
    ・選考で見送りになったら対策を依頼する
  6. 内定、入社前後の最終調整
    ・妥協しない
    ・言いなりにならず自分で決める