リクルートエグゼクティブエージェントに登録しようとしても、
「このまま登録して良いのかな」
「実際に利用した人からの評判は?」
などと、気になりますよね。
リクルートエグゼクティブエージェントのような転職サービスに登録すれば、より希望にあった求人を見つけ、効率的に転職活動を進められる可能性がありますが、
全ての人にお勧めできるわけではありません。
そこでこのページは、転職エージェントとして多くの求職者を支援してきた筆者が、Twitterや2ch、独自アンケートの口コミを元に、リクルートエグゼクティブエージェントの評判を整理したものです。
<公式サイト>
https://www.recruit-ex.co.jp/
目次
リクルートエグゼクティブエージェントの特徴|年収800万円以上のハイクラス専用

公開求人数 | 不明 | 非公開求人 | 非公開 |
エリア | 全国 | 対象年代 | 30~50代 |
得意年収 | 800万円~ | 口コミ評判 | ★★★★☆ |
<公式サイト>
https://www.recruit-ex.co.jp/
リクルートエグゼクティブエージェントは、リクルートグループの転職エージェントで、経営層・エグゼクティブ層の転職に特化しています。
また、エグゼクティブ転職なので、40代から50代で、最低でも年収800万円以上ある部長職以上のサポートが中心となります。
担当業界は製造業、ライフサイエンス/ヘルスケア、IT・WEB、消費財・食品、サービス業界に分かれており、業界に特化した専門性の高いコンサルタントが在籍しています。
なにより、人材業界No.1であるリクルートの中でも選りすぐりのコンサルタントが、転職支援をしてくれるので質が非常に高いエグゼクティブ層特化サービスと言えるでしょう。
- エグゼクティブ層の転職に特化
- 年収800万円以上の非公開求人多数
- 人材業界No.1のリクルートでも選りすぐりのコンサルタント
次章からは、100人の口コミを分析してわかった、リクルートエグゼクティブエージェントのメリット&デメリットを詳しく解説していきます。
なお、リクルートエグゼクティブエージェント以外の転職エージェントに関する評判は、「763人が選んだ転職エージェントおすすめランキング」でご紹介しているのでよろしければご覧ください。
リクルートエグゼクティブエージェントの評判|メリット&デメリット
幅広い年代、地域、職種の100人を対象に実施した調査から、リクルートエグゼクティブエージェントの特徴を整理すると、以下のようになりました。
それでは、個別に解説していきます。※リンクをタップすればジャンプします。
メリット(1) 業界トップクラスの実績を誇る
転職エージェントの中でも最も知名度の高い企業がリクルートですが、その中でハイクラス・エグゼクティブに特化している会社がリクルートエグゼクティブエージェントです。
経営幹部、エグゼクティブ転職支援実績が数しれず、様々な求職者がキャリアアップする転職を実現してきており、30代中盤〜40、50代を中心とした管理職のサポートに定評があります。
企業のステージでも参入期から参入成長期、成長成熟期、成熟再生期といった様々なステージの会社を熟知しており、実績の多さから安心してキャリアサポートを任せることが出来るでしょう。
メリット(2) 担当コンサルタントのレベルが高い
リクルートの中でもエグゼクティブ層をサポートするため、コンサルタントもベテランやスキルの高い人ばかりが揃っています。
特に、通常のリクルートと違うところとしては、リクルートエグゼクティブエージェントでは1人のコンサルタントが企業担当も求職者担当も行う両面型を取り入れていることです。
この両面型のメリットは、より企業のことを理解しているコンサルタントからサポートを受けるため、企業の細かい情報も教えてくれ、ミスマッチのない転職が可能になるということです。
例えば、経営ビジョンはもちろん、経営課題や組織課題など幹部候補で入社する方なら非常に重要となる項目でしょう。
また担当コンサルタントが自分の売りを理解してくれれば、企業へ売り込みをしてくれるため、安心して任せることができる点もメリットです。
- 片面型ではなく両面型エージェント
- ハイクラス・エグゼクティブ特化
メリット(3) エグゼクティブに特化した非公開求人
リクルートエグゼクティブエージェントの1番の強みは、人材業界で圧倒的求人数と実績を誇るリクルートが運営しているからこその取引実績です。
なぜなら、エグゼクティブ層での人員を募集する場合、信頼を置いている転職エージェントにのみ内々に依頼をするので、これまでの関係値が非常に重要だからです。
当然、募集をかける際も非公開求人として出します。
このように、企業としては組織の重要なポジションを中途で採用しようとしている動きを他に知られたくないのです。
場合によっては企業内でも幹部クラスしか知らない情報だけで採用活動が進むこともあるでしょう。
そのため、取引実績が豊富で求人数も多いリクルートに、自然と良質な非公開求人が集まってくる傾向にあります。
デメリット(1) 経験の浅い方だと求人紹介数が減少する
求人案件が部長職以上のため、経験がそこまでない求職者だと、紹介出来る案件はどうしても少なくなってしまうことがあります。
実績で見ても34歳以下は3%の登録しかなく、年齢としては30代後半から50代がマッチすることが多いようです。
とはいえリクルートは、リクルートエグゼクティブエージェント以外にも転職サービスを多数運営しているので、34歳以下でも柔軟に対応しています。
若手層はリクルートエグゼクティブエージェントとの相性がよくない可能性が高いので、リクルートエージェントに登録することをおすすめします。
デメリット(2) 外資系企業にはそこまで強くない
あくまで相対的な指標にはなりますが、実績データをもとにすると外資系企業割合は17%と低くなっています。
外資系企業は日系企業とは違い採用フローが特殊で、場合によっては本国が絡むため、コンサルタントに実績がないと自信を持っておすすめすることはできません。
ただしコンサルタントの中には外資系に特化したコンサルタントもいるため、きっちりコンサルタントの指名ができれば問題はありません。
とはいえ、外資系企業に特化した転職エージェントは他にもあるため、リクルートにこだわりがなければ、JACリクルートメントあたりに登録しておくのが無難でしょう。
デメリット(3) 拠点が東京・大阪・名古屋・福岡にしかない
都市部に本社、拠点があるため問題ない人が多いと思いますが、地方の求職者にとっては面談がWEB面談もしくは電話面談だけになる可能性があります。
キャリアの相談をする場合は、信頼できる人でないと本心で話せないことが多いため、面談できる場所は限られていることは懸念になることも生じます。
とはいえ、最近はWEB面談の品質も上がってきているので、対面にこだわりがない人にとっては問題ないでしょう。
リクルートエグゼクティブエージェントの利用をおすすめできる人
ここまでの口コミ評判からわかった、リクルートエグゼクティブエージェントのメリットとデメリットを再掲すると、以下のようになります。
- 業界トップクラスの実績を誇る
- 担当コンサルタントのレベルが高い
- エグゼクティブに特化した非公開求人
- 経験の浅い方だと求人紹介数が減少する
- 外資系企業にはそこまで強くない
- 拠点が東京・大阪・名古屋・福岡にしかない
ここまで紹介してきた特徴をまとめると、
リクルートエグゼクティブエージェントは、エグゼクティブ層に特化した転職エージェントであり、人材業界No.1のリクルート選りすぐりのコンサルタントが転職支援を実施してくれます。
そして、これまでの取引実績から日系大手企業のエグゼクティブ層求人を多数保有しているため、ぜひ一度どのような求人があるか相談してみることをおすすめします。
↓に該当する方であればぜひ利用しましょう。
- 日系大手企業の年収800万円〜求人をみたい方
- 役員・エグゼクティブ層の求人をみたい方
- リクルート選りすぐりのコンサルタントから転職支援を受けたい方
利用は無料なので、気軽に相談しましょう。
<公式サイト>
https://www.recruit-ex.co.jp/
とはいえ、エグゼクティブ求人は、そもそもの絶対数がそう多いわけではないので、登録後すぐに紹介してもらえるわけではありません。
そのため、リクルートエグゼクティブエージェントだけでなく、次で紹介するような転職エージェントもチェックしていきましょう。
リクルートエグゼクティブエージェントと併用したい転職エージェント
1社だけでなく、複数の転職エージェントを利用することで、応募できる求人の幅も広がり、転職後の満足度も向上させることができます。
ここでは、リクルートエグゼクティブエージェントに登録するような、年収800万円以上のエグゼクティブ層での転職を検討されている方向けの転職サービスを紹介します。
ハイクラス向け転職サービスは2種類。
- 転職エージェント
→3ヶ月以内に転職活動を検討している方
→コンサルタントにキャリア相談をしたい方 - ヘッドハンティング型サービス
→すぐの転職は考えていない方
→非公開求人をたくさん集めたい方
基本的には、各転職サービスを複数併用することがおすすめです。
特に、エグゼクティブ層の転職となると、求人が世に出回ることはなくヘッドハンターがスカウトをする、のが通例なのでヘッドハンティングサービスには登録だけでもしておきましょう。
ハイクラス・エグゼクティブにおすすめの転職エージェント
ここでは、年収800万円以上のエグゼクティブクラスでの転職を検討されている方向けの転職エージェントを紹介していきます。
比較軸はシンプルに2点。
- 高年収求人が多い(非公開求人含む)
- コンサルタントの質(専門性&対応力)
順位 | 名称 | 高年収 求人数 | 専門性 対応力 |
1位 | JACリクルートメント | 0.4万件 | ★★★★☆ (4.5/5.0) |
2位 | ランスタッド | 0.2万件 | ★★★★☆ (4.2/5.0) |
3位 | リクルートエグゼクティブ | 不明 | ★★★★☆ (4.3/5.0) |
ハイクラス・エグゼクティブ層の転職は、担当コンサルタントの質(専門性や対応力)に大きく依存しており、JACリクルートメントはその点で、圧倒的な評価を得ています。
また、2位のランスタッドは世界最大級の外資系転職エージェントで、外資系求人やグローバル求人に強みがあります。
3位のリクナビエグゼクティブエージェントは、人材業界最大手が運営しているからこその、日系大手求人と、グループ選りすぐりのコンサルタントが強みです。
それでは、それぞれ簡単に紹介していきます。
JACリクルートメント
公開求人数 | 3,400件 | 非公開求人 | 非公開 |
エリア | 全国 | 対象年代 | 20~50代 |
得意年収 | 600万円~ | 口コミ評判 | ★★★★★ |
公式)http://www.jac-recruitment.jp/
JACリクルートメントは、年収600万円以上のハイクラス専用転職エージェントです。
業界ごとに担当者がついているため専門性が非常に高く、求職者の経歴に沿った求人を提案してくれることが大きな特徴です。
また、 一気通貫型で企業の採用担当者と深いやり取りをしているため、その企業の情報に詳しく、選考対策も的確というメリットもあります。
そのため、ハイクラス層で転職したい方は、必ず登録すべき転職エージェントと言えるでしょう。
- 年収600万円以上の転職実績No.1
- 一気通貫型エージェントで求人に詳しい
- 業界の専門性・提案力が非常に高い
- 年収500万以下だと断られる場合がある
ハイクラス専門の転職エージェントであるため、一定の経歴がないとサポートを断られる場合があります。
ランスタッド
公開求人数 | 1,600件 | 非公開求人 | 非公開 |
エリア | 全国 | 対象年代 | 20~50代 |
得意年収 | 年収800万円~ | 口コミ評判 | ★★★★☆ |
公式)https://www.randstad.co.jp/
ランスタッドは、年収800万円を超えるようなハイクラス専門の転職エージェントです。
世界39の国と地域に拠点を持っているため、グローバル・外資系企業の取引実績が豊富であり、例えば、フィリップス、ユニリーバ、コカ・コーラを代表とする大手外資求人を多く保有しています。
実際のところ、ランスタッドが保有する約1,600件の公開求人のうち、その80%が年収800万円以上、そして50%が年収1,000万円以上となっており、その年収帯の高さがポイントです。
- 外資系求人に強い
- コンサルタントの質が高い
- 年収800万円以上の役員マネージャー層から高評価
- 年収500万以下だと断られる場合がある
ハイクラス専門の転職エージェントであるため、一定の経歴がないとサポートを断られる場合があります。
また上記のような転職エージェントだけでなく、ここから紹介するヘッドハンティング型転職サービスも併用することをおすすめします。
ハイクラス・エグゼクティブにおすすめのヘッドハンティング型サービス
ここでは、年収800万円以上のエグゼクティブクラスでの転職を検討されている方向けのヘッドハンティングサービスを紹介していきます。
比較軸はシンプルに2点。
- 高年収求人が多い(非公開求人含む)
- ヘッドハンターの登録人数
順位 | 名称 | 求人数 | ヘッドハンター数 |
1位 | ビズリーチ | 12.8 万件 | 4,300 人 |
2位 | キャリアカーバー | 5.4 件 | 2,000 人 |
3位 | iX転職 | 非公開 | 非公開 |
これらのヘッドハンティング型サービスは、スカウトを待つ形式になるので、マッチングしたヘッドハンター次第でサービスへの満足度が変わる特徴があります。
ただ、ビズリーチやキャリアカーバーであれば、評価の高いヘッドハンターを自分から選ぶことができるので、積極的に転職を検討されている方であればおすすめです。
また、ビズリーチは月数千円の利用料金がかかりますが、キャリアカーバーとiX転職はずっと無料なので、今すぐの転職を考えてはいなくても登録しておく価値があるでしょう。
エグゼクティブ層の方であれば、自身の市場価値を測るためにも、何件か登録しておくことをおすすめします。
それでは、それぞれ簡単に紹介していきます。
ビズリーチ
公開求人数 | 15万件 | 非公開求人 | - |
エリア | 全国+海外 | 対象年代 | 全年代 |
得意年収 | 600万円~ | 口コミ評判 | ★★★★☆ |
TVCMで話題のビズリーチは、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです。
全国から選りすぐりのヘッドハンターが登録しており、スカウトを待つことができるため、今すぐの転職は考えていないがいい案件があれば、、と考えている方にもオススメすることができます。
また、首都圏を中心に求人数が非常に多く、自分から応募できる求人の選択肢が非常に多いことも嬉しい利点です。
- 首都圏を中心に求人数が非常に多い
- 全国選りすぐりのヘッドハンターが登録
- 年収700万円以上のハイクラス・エグゼクティブから高評価
ただ、スカウトを送ってきたヘッドハンターの対応が微妙だったり、そもそもキャリアが浅い人にはスカウトがこなかったり、とネガティブな意見も見られました。
- 結局スカウトを送るヘッドハンター次第
- 転職市場価値が低いとスカウトが来ない
年収500万円に満たない場合は、リクルートエージェントやパソナキャリアといった他の転職エージェントへ登録すると良いでしょう。
キャリアカーバー
公開求人数 | 6.3万件 | 非公開求人 | - |
エリア | 全国+海外 | 対象年代 | 全年代 |
得意年収 | 1000万円~ | 口コミ評判 | ★★★★★ |
キャリアカーバーは、人材業界No.1リクルートが運営するハイクラス特化のヘッドハンティング転職サイトです。
リクルートが厳選した選りすぐりのヘッドハンター計1,700が在籍しており、年収1000万円以上のハイクラス層からの口コミ評価が非常に高い傾向にありました。
レジュメを登録したらあとはスカウトを待つだけなので、『今すぐの転職を考えていないが、いい話があれば聞いてみたい』という方もおすすめできます。
- レジュメを登録したらスカウトを待つだけ!
- リクルートが厳選した選りすぐりのヘッドハンターが登録
- 年収1000万円以上のハイクラス・エグゼクティブから高評価
ただ、スカウトを送ってきたヘッドハンターの対応が微妙だったり、そもそもキャリアが浅い人にはスカウトがこなかったり、とネガティブな意見も見られました。
- 結局スカウトを送るヘッドハンター次第
- 転職市場価値が低いとスカウトが来ない
年収500万円に満たない場合は、リクルートエージェントやパソナキャリアといった他の転職エージェントへ登録すると良いでしょう。
iX転職
求人数 | 非公開 | ヘッドハンター数 | 非公開 |
エリア | 全国 | 対象年代 | 30~50代 |
得意年収 | 800万円~ | 口コミ評判 | ★★★★☆ |
<公式サイト>
https://ix-tenshoku.jp/
iX転職は、人材業界大手のパーソルグループが展開している、年収800万円を超えるようなハイクラス・エグゼクティブ向けヘッドハンティングサービスです。
最大の特徴はヘッドハンティング型を取っていることで、自身の履歴書と職務経歴書を提出しておくとヘッドハンターから自動的にスカウトを受け取ることができます。
ただ、こちら側から求人数や在籍ヘッドハンターを見ることはできないため、スカウトが来ないと「登録したけどなんだったんだろう...」となってしまう可能性もあるでしょう。
- ヘッドハンティング型サービス
- 年収800万円以上のエグゼクティブ向け
- 無料で通年利用可能。登録も簡単。
とはいえ、無料で通年利用できるため、「今すぐの転職は考えてはいないが、いい案件があれば考えなくもない」といった方であれば、登録だけでもしておくことをおすすめします。
リクルートエグゼクティブエージェントに関するQ&A
この章では、リクルートエグゼクティブエージェントに関連して気になる質問とその回答についてQ&A形式で解説していきます。
ではそれぞれ見ていきましょう。
Q1. リクルートエグゼクティブエージェントにはどんなコンサルタントが在籍していますか?
リクルートの中でも実績のあるコンサルタントやベテランコンサルタントが揃っています。
またコンサルタントは業界に特化しており、
製造業、ライフサイエンス/ヘルスケア、IT・WEB、消費財・食品、サービスといった5つの業界に分かれており、その業界への知識が高く親和性があるコンサルタントがサポートを行ってくれます。
Q2. リクルートエージェントとの違いは?
クルートエージェントはオールマイティな転職サービスを展開しており、リクルートエグゼクティブエージェントはハイクラス、エグゼクティブの特化しています。
役職は最低でも部長職以上の求人案件しかなく、年収も800万円以上と、限られた人が利用できる転職サービスとなっています。
また、それに合わせてコンサルタントも片面型ではなく両面型となっており、リクルートグループの中でも選りすぐりのコンサルタントが在籍していることが特徴です。
Q3. リクルートキャリアカーバーとの違いは?
ハイクラス層をターゲットにしているところまでは同じですが、キャリアカーバーはヘッドハンティング型サイトなので、サービス自体が異なります。
転職エージェントと異なり、様々な在籍コンサルタントからスカウトがくるので、興味が沸けば面談予約をして個別にやり取りをしていくという流れになります。
そのため、今すぐの転職を考えておらず、「いい案件があれば…」くらいの方にとってもおすすめできる転職サービスと言えるでしょう。
転職エージェントの活用ポイント10ヶ条
転職エージェントに登録後、転職コンサルタントと面談をして、求人を紹介してもらうことになりますが、効果的に活用するために以下のポイントを押さえておきましょう。
- 経歴と希望条件を事前に整理しておく
- 経歴やスキルには嘘を絶対につかない
- 転職をするという意思を示すこと
- 担当コンサルタントへこまめに連絡する
- 企業側に出される推薦書は事前確認する
- 面接前に企業の情報を丁寧に聞いておく
- 選考企業の情報は口コミサイトでも集める
- 言いなりにならず自分の頭で判断する
- 担当者と合わなければ担当変更を依頼する
- 転職エージェントは1社だけに依存しない
それぞれ簡単に説明していきます。
①経歴と希望条件を事前に整理しておく
転職エージェントは、ご自身の経歴や希望に沿った求人を提案してくれるサービスなので、なるべく事前に整理しておくことが重要です。
- 履歴書と職務経歴書
- 希望条件(簡単にメモする程度)
履歴書や職務経歴書は、求人に応募するためにも必要ですが、担当コンサルタントにスキルや経歴を正しく伝えるために役立つので、必ず用意しましょう。
もちろん準備ができていなければ後でも構いませんが、事前に伝えておいた方が効果的なアドバイスを受けることができるので、現段階である程度書けるのであれば、準備した方がよいです。
また、希望条件に関しては詳細には決めていなくても、業界に職種、年収などで譲れない条件があれば、事前に整理して伝えることで、より希望に沿った提案を受けることができるでしょう。
②経歴やスキルには嘘を絶対につかない
こちらは言うまでもありませんが、これまでの経歴やスキルに嘘をつくことは絶対にやめてください。
転職だけの付き合いとはいえ、バレる可能性は非常に高いですし、詐称して入社したとしてもそれは本来の実力ではないため、入社後にギャップが生じてしまう可能性があります。
もし転職後にバレたら、内定・入社が取り消されることもありますし、何より嘘をついたという過去があなたを一生苦しめることになります。
ただ、自身の経歴やスキルを魅力的に見せたいという気持ちは非常にわかるので、嘘にならない範囲で、細かい言い回しや表現の工夫をするに留めてください。
③転職をするという意思を示すこと
まず転職をするという意思を示すことで、彼らの中で優先度を高めてもらうことが非常に重要になってきます。
大前提として転職コンサルタントは、サポートしている求職者が転職をすることが成果となり、そして日々目標に追われているため、 なるべく転職しそうな方に時間をかける傾向があるからです。
目安としては『3ヶ月以内』と言われており、転職エージェントによっては、3ヶ月以上かかる場合、サポートしないと決めていることもあります。
④コンサルタントへこまめに連絡すること
転職コンサルタントには定期的に連絡を入れて、優先度を高めてもらうことが大事です。
理由については、①と近い内容ではありますが、1人で複数の求職者を担当している転職コンサルタントに、こまめへ連絡をすることによって良い印象をつけるためです。
転職コンサルタントも人なので、『定期的に報告してくれた方が、アドバイスしたい気持ちになる』という単純接触効果による心理的バイアスを利用していきましょう。
⑤企業側に出される推薦書の内容はしっかりと確認すること
前提として、転職エージェントは求職者からヒアリングした内容をもとに、推薦文を企業に提出しています。
企業側の採用担当はその文章を見てから求職者に会っているため、もし内容に齟齬があれば「あれ?聞いていた話とズレているぞ...」と不信感を与える結果となり、選考で不利になってしまいます。
なにより、間違えた情報で推薦されていたために、書類で落ちてしまう可能性もあるので、必ず確認するようにしましょう。
⑥面接前に企業情報を丁寧に聞いておく
面接前に、企業や担当者の特徴、さらに選考対策について丁寧に聞いておくことをお勧めします。
過去に、その企業の選考を別の求職者が受けている場合があるので、転職エージェント側として、ポジションに応じた想定質問などをノウハウとして持っていることが多いです。
仮に持っていなくても、その業界ならではの選考アドバイスをもらえることがありますし、面接練習に付き合ってくれることがあるので、気軽に頼ることをお勧めします。
⑦企業の情報は口コミサイトでも集める
転職エージェントから聞いた情報だけでなく、実際に働いている(働いていた)人からの本音口コミを見るようにしておきましょう!
というのも、当然ながら転職エージェントは紹介企業で働いた経験がないので、全てを知っているわけではないからです。
なるべく口コミサイト、例えば『転職会議』や『カイシャの評判』を見ることで、選考企業に悪評がないか、安心して入社することができるか、を確認するようにしてください。
⑧言いなりにならず自分の頭で判断する
基本的に転職エージェントは求職者側の味方ですが、企業から報酬をもらうというビジネスモデル上、企業側の味方になりやすい構造にあります。
例えば、内定を2社からもらったとき、多少社風があっていなかったとしても敢えて言わず、マージン額の高い『年収が高い企業』をお勧めしてくることもあるかもしれません。
そのため、思考停止で信じ切って全てを鵜呑みにするのは危険です。
⑨担当者と相性が合わないと思った場合は担当変更を申し出ること
転職コンサルタントも人間なので相性があります。
例えば、ぶっきらぼうな性格の担当者もいれば、 温和で人当たりの良い担当者もいます。
また、経験が浅い担当者もいれば、専門性が高く非常に経験が豊富な担当者もいます。
転職活動はあなたの人生を左右する非常に大事な事柄なので、少しでも合わない・物足りないと思った担当者は変更してもらいましょう。
ちなみに、例えば『専門知識が浅く、頼りない』と伝えれば、より専門性が高くて経験豊富なコンサルタントが出てくるケースが多いので、遠慮なく変更を申し出ましょう。
⑩転職エージェントは1社に依存しない
転職エージェントは1社だけに依存せず、複数社併用しましょう。
なぜならば、保有している求人がそもそも違いますし、担当コンサルタントによってアドバイスの内容が違うことがあるからです。
人間は心理的めんどくささのあまり、選択肢を減らしてシンプルに決断をしようとする傾向にありますが、
オハイオ州立大学の研究によると、
『3択の選択肢を用意して進めた場合ですら32%が失敗をしてしまい、2択の場合はなんと52%が失敗してしまった』
という調査結果があるので、1択の場合などもう目も当てられません。
そのため、求人の幅を広げるためはもちろん、より多くのコンサルタントからアドバイスをもらい失敗しない判断をするためにも、最低3社以上は併用することにしましょう。
最後に
ここまでご説明してきた通り、リクルートエグゼクティブエージェントはハイクラス・エグゼクティブでの転職を検討されている方におすすめできる転職エージェントです。
最低でも年収800万円以上の非公開求人を保有しているので、まずはどのような求人があるかだけでも、話を聞いてみると良いでしょう。
↓に該当する方であればぜひ利用しましょう。
- 日系大手企業の年収800万円〜求人をみたい方
- 役員・エグゼクティブ層の求人をみたい方
- リクルート選りすぐりのコンサルタントから転職支援を受けたい方
利用は無料なので、気軽に相談しましょう。
<公式サイト>
https://www.recruit-ex.co.jp/
ただ、全体求人数は、ビズリーチやキャリアカーバーと比較すると「物足りない..」という意見もあったので、合わせて併用することをおすすめします。
- ビズリーチ
公式)https://bizreach.jp - キャリアカーバー
公式)https://careercarver.jp/
ハイクラス転職の場合は、今すぐ転職したいというわけでなければ、一旦登録してみて、良い提案があれば話を聞いてみる、といった形が良いでしょう。
あなたの転職がうまくいくことを心から願っております。
社長・取締役、CEO・COO・CFOなどの経営執行責任者、事業部門責任者、社外取締役