GEEK JOBは、プログライミングスクール兼転職エージェントです。一定名の知れたサービスですが、悪い評判がないか、登録すべきか気になりますよね。
このページでは、他の転職サービスと比較しながら、メリットデメリットを網羅的に解説。最後まで読めば、使うべきか否かを判断できます。
GEEK JOBの特徴まとめ
「GEEK JOB(ギークジョブ)」は、無料(安価)・短期間でプログラミング学習と転職支援をセットで受けられるのが特徴のプログラミングスクール。
就職(転職)支援に力を入れており、実践的な学習内容とメンターによる一貫したサポートで、未経験からでも「転職成功率95%以上」という実績を上げています。
完全無料の「スピード転職コース」は20代以下が対象ですが、30代以降でも転職に成功すると受講料がキャッシュバックになるコースが用意されているなど、費用を抑えつつ短期間でIT転職を目指したい方には多くのメリットが。
GEEK JOB独自のカリキュラムでは、初心者でも最短1ヶ月でWebアプリ開発まで学ぶことができ、現役エンジニアのメンターに質問しながら効率的に学べる内容になっています。
未経験からプログラミングを学び、かつIT転職を目指す20代の方は、GEEK JOBの持つメリットを特に最大限活用できますよ。
公式サイト
https://camp.geekjob.jp
次章からは、利用者の口コミを分析してわかった、GEEK JOBの良い評判と悪い評判を詳しく解説していきます。
口コミからわかる良い悪い評判を検証
幅広い年代、地域、職種の300人を対象に実施した調査から、GEEK JOBの特徴を整理すると、以下のようになりました。
- 受講料が無料のコースがある
- 未経験からでも短期間で実践的な内容を学べる
- 学習と転職、それぞれのメンターから手厚いサポートを受けられる
それでは、個別に解説していきます。
良い評判・メリット①
受講料が無料のコースがある
最大のメリットは、なんといっても完全無料でプログラミング学習と転職支援を受けられる「スピード転職コース」があること。
無料の理由は、受講者の就職後の企業から、GEEK JOBに報酬が入る仕組みになっているからです。受講者に費用は一切かかりません。
ただし、この「スピード転職コース」を受講するには下記のような条件があります。
- 年齢が20代以下であること
- GEEK JOBが紹介する提携先企業に就職・転職すること
上記のように、無料でプログラミング学習を行う場合、転職先はGEEK JOBが紹介する企業に限られます。
とはいえ、転職は提携先企業限定と言いつつも、その選択肢は決して少ないわけではありません。
同サービスの提携先企業は3,500社以上あり、しかも正社員として転職をすることができます。未経験可の企業も500社以上あるので、GEEK JOBで初めてプログラミングを学んだという方でも安心です。
また、本コースはオンライン完結型サービスなので地方在住者も受講可能ですが、就職先の企業は首都圏にある同社の提携先企業となるのが前提であることは必ず覚えておきましょう。
また無料コースを受講できても、以下のような場合には「違約金」が発生しますので注意が必要です。
- 受講から14日以降に自主退会した場合
- 自己応募や他社サービスからの応募でGEEK JOBの提携企業以外に転職した場合
- GEEK JOB経由の内定を辞退した場合
(※GEEK JOB 入学後20日間以内(土日祝日除く)に有料の「学習コース」にコース変更した場合は違約金は発生しません。)
無料コースの受講にはいくつか条件もありますが、通常は数十万円もかかる高額なスクール料金を完全無料で受けられるというのは大きな魅力です。
対象条件に当てはまる方は、ぜひ一度受講を検討してみてください。
良い評判・メリット②
未経験からでも短期間で実践的な内容を学べる
GEEK JOB受講者の約9割はIT未経験者。
カリキュラムは初心者でもしっかり理解できるようなわかりやすい内容ですが、基礎だけではなく、実践的な技術までしっかり学ぶことができますよ。
20代だけではなく、30代以降の方が受講可能なコースもあり、プログラミングを教養として学ぶコース、転職活動でアピールできる成果物(開発実績)を作れる「プレミアム転職コース」など、目的にあったコースを選択可能です。
また、GEEK JOBのカリキュラムはメンターによる個別指導ですが、学習の進め方は原則として自主学習スタイル。受講生は自力で問題解決する力を養いながら、マイペースに学習を進めていくことができます。
どうしてもわからないところは、現役のプログラマーである技術メンターにいつでも質問することができますので、初心者でも効率的にカリキュラムを進められるでしょう。
良い評判・メリット③
学習と転職、それぞれのメンターから手厚いサポートを受けられる
GEEK JOBには学習を支援する「技術メンター」と、転職サポートを行う「転職メンター」(キャリアコンサルタント)の2種類の講師が在籍しています。
GEEK JOBの利用者は、IT業界未経験どころか、パソコン初心者や正社員経験がない方なども少なくありません。
そんな方のために、プログラミング学習はもちろん、これまでのキャリアや経歴、仕事の適性や今後の方向性など、メンターが受講生一人ひとりを丁寧にヒアリング。採用者目線に立って、目標達成のためのアドバイスをしてくれますよ。
また、技術メンターには現役プログラマーやインフラエンジニアが起用されています。わからないところは積極的に質問しながら、プログラミング学習を行っていきましょう。
転職メンターさんが良い人だったなー
体調ちょっと崩してたんだけど、心配してくれたり気配りができる人でした。
GEEKJOBはオススメできますよ。#GEEKJOB
#プログラミング
悪い評判・デメリット①
自習スタイルのため、学習を援助して欲しい人には不向き
GEEK JOBは個別指導ではありますが、原則として自主学習スタイルで学習を進めていきます。
そのため、自力で学習を進めていくより講師に援助して欲しい方や、講義形式を希望する方には不向きです。
問題解決スキルを養うための学習形式ではありますが、特に未経験からプログラミング学習に挑戦する方にとってはわからないことだらけ。「学習を援助して欲しい!」という気持ちも強いでしょう。
ただし、自習形式ではありますが、GEEK JOBではメンターに上限なく質問をすることができます。自力でわからないことがあれば、メンターに遠慮なく質問してみてください。
しかし、メンターによっては「調べ直してください」など、素っ気なく返答されてしまうことも。
メンターの経験値や相性にもよるかもしれませんが、自習スタイルが合わないと感じる方は、講義形式のスクールへの切り替えも検討しましょう。
悪い評判・デメリット②
メンターの質には当たり外れがある
GEEK JOBのメンターに対する口コミには、「対応が丁寧でわかりやすい」という内容のほか「メンターの質には当たり外れがある」といったものも見られました。
中には「メンターの専門性が低く、解説がわかりにくかった」「態度が悪く、話しかけづらい雰囲気のメンターがいた」といった声も。
担当アドバイザーの質の当たり外れは他社でもありがちですが、GEEK JOBも例外でなく担当の質はまちまちのようです。
同サービスのカリキュラムでは、技術メンターとして現役のプログラマーやエンジニアから個別指導を受けることができ、対応時間中ならいつでも質問可能なのがメリットのひとつ。
それなのにメンターとどうしても合わない、というのは非常にもったいないです。相性が合わない場合は、メンターの変更も相談してみましょう。
悪い評判・デメリット③
30歳以降が受講できるのは有料コースのみ
無料でプログラミング学習と転職支援を受けられるのが大きな魅力のGEEK JOB。
ですが、無料の「スピード転職コース」を受講するにはいくつか条件があり、中でも30代以降は受講できないという制限がついているのがデメリットです。
ただし、有料にはなりますが、30代以降でも利用可能なコースももちろん用意されています。
30代以降も受講可能な「学習コース」では「スピード転職コース」と違って受講料がかかってしまいますが、その後転職に成功すると、受講料が全額キャッシュバックされるのが大きな特徴。
こちらのコースでも転職支援を行なってもらえますので、30代以降の方でも、GEEK JOBを利用するメリットは充分あります。
結論|こんな人におすすめ
ここまでで解説したGEEK JOBの良い評判と悪い評判を再掲すると、以下のようになります。
- 受講料が無料のコースがある
- 未経験からでも短期間で実践的な内容を学べる
- 学習と転職、それぞれのメンターから手厚いサポートを受けられる
- 自習スタイルのため、学習を援助して欲しい人には不向き
- メンターの質には当たり外れがある
- 30歳以降が受講できるのは有料コースのみ
GEEK JOBは、転職支援も行っている、オンラインのプログラミングスクールです。
無料コースの利用に年齢制限がある、手取り足取り教えてほしい人には向いていないなどのネガティブな口コミはあるものの、30歳未満であれば無料でプログラミングが学べ、かつ転職サポートも受けられるなどのメリットもあるので、登録して損はないサービスだと言えるでしょう。
上記を踏まえると、GEEK JOBは以下に当てはまる方に特におすすめできます。
- 未経験からプログラミングを学びたい方
- 自己学習が得意な方
- できるだけ安価でプログラミングを勉強したい方
利用は無料なので、気軽に相談してみましょう。
公式サイト
https://camp.geekjob.jp
とはいえ、より良い求人を見つけるためには複数併用すべきです。
そのため、GEEK JOBだけでなく、次で紹介するような転職エージェントもチェックしていきましょう。
他のおすすめ転職エージェント
ここでは他に登録したい転職エージェントを紹介していきます。1社に絞らず、複数サービスを利用することで、応募できる求人の幅を広げるようにしてください。
- 総求人数
- 利用満足度調査(詳細)
- 実際に利用した体験談
まずは比較表から見ていきましょう!
順位 | 名称 | 総合評価 | 掲載求人数 | コメント | 公式サイト |
1位 | リクルートエージェント |
★★★★☆ 4.4/5.0 |
約38万件 全国 |
短期間で転職をしたいなら登録必須 取引企業数が多く、新着求人がほぼ毎日届く |
|
2位 | ワークポート | ★★★★☆ 4.3/5.0 |
約10万件 全国対応 |
営業職やIT系の未経験向け求人が多い 20代前半〜中盤でキャリアに悩む方におすすめ |
|
3位 | dodaエージェント | ★★★★☆ 4.1/5.0 |
約28万件 全国対応 |
地方や職種などバランスの良い求人がある スカウトの届く求人サイトとしての運用が可能 |
|
4位 | マイナビエージェント | ★★★☆☆ 3.9/5.0 |
約7万件 都心部のみ |
新卒ナビサイト最大手の企業提携数が魅力 若手で幅広い業界を見たいならおすすめ |
|
5位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 3.9/5.0 |
約1.2万件 全国 |
外資やITベンチャー等幅広く案件を保有 年収800万円以上での転職なら利用したい |
転職エージェントは最初から一つに絞る必要はありません。良い求人を見逃しにくくなるように、2~3社は登録しておきましょう。もしどこに登録しようと迷ったら上位2社(リクルートエージェント、ワークポート)から利用して良かったところに絞ることをお勧めします。
リクルートエージェントは、人材業界No.1の求人数と実績を誇る転職エージェントです。求人数は常時30万件以上と、さまざまな地域・業界・職種の求人を網羅しています。 実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。 ただ、基本的には一度の面談のみで、最低限のフォローのみです。システムが自動で求人紹介してくるだけなので、個別支援には期待できません。求人数が多いサイトに登録するような感覚での利用をおすすめします。 ワークポートは、全国トップクラスの求人数を持つ転職エージェントです。IT業界やゲーム業界、営業職の案件が多いですね。急拡大している組織だからか、他転職エージェントと比べると若い担当者が多く、レベルに差があるように感じるかもしれません。 ただ、第二新卒から20代までの方を対象に、根気強いサポートをしているので「就職したけどこのままでいいのだろうか」と悩んでいる方は一度、求人だけでも見てみると良いでしょう。 dodaエージェントは、業界トップクラスの求人数を持つ「doda(求人サイト)」で利用することができる転職支援サービスです。TVCMも配信していて非常に勢いがある一社ですね。 担当者の評価はややネガティブなものが多いですが、厚生労働省から「優良事業者認定」を受けています。利用すると、好条件な傾向が高い「非公開求人」を紹介してくれるようになるので、ぜひ利用しましょう。 【公式】https://doda.jp/ マイナビエージェントは、新卒大手のマイナビが運営する20代30代といった若手〜ミドル層向けの転職エージェントです。 若年層向けに丁寧なサポートを行なっていることが特徴で、厚生労働省から「職業紹介優良事業者」の認可を受けています。 他エージェントと違って、各分野別(医療、介護、保育)でも認定されているので、会社全体として優れたサポートをしていることがわかりますね。業界や職種ごとに部門が分かれており専門性が高いので、一度相談してみることをおすすめします。 ただ、やや若手向けなので、年収800万円越えの求人を探すのであれば、JACリクルートメントやビズリーチといった高年収専門サービスと併用してください。 type転職エージェントは、一都三県の案件を中心に取り扱う中堅どころの転職エージェント。求人件数は最大手ほどではありませんが、利用者一人ひとりにじっくりと手厚いサポートをしているため『利用者満足度87%』と高いことが特徴です。 在籍するキャリアアドバイザーは得意領域ごとに分かれており、利用者の経歴や希望職種、適性に合った選考対策(書類添削や面接対策)を受けることができるので、ぜひ相談してみてください。1位.リクルートエージェント
リクルートエージェントの基本情報
タイプ
エージェント
得意
総合(全業界、全職種)
対象地域
全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数
595,014件(うち非公開求人は231,950件)
運営会社
株式会社リクルート
認可番号等
有料職業紹介:13-ユ-313011
Pマーク:17000021(09)
公式サイト
https://www.r-agent.com/
2位.ワークポート
ワークポートの基本情報
タイプ
エージェント
得意
IT系、営業職
対象地域
全国(WEB面談実施中)
求人件数
87,778件(非公開求人は不明)
運営会社
株式会社ワークポート
認可番号等
有料職業紹介:13-ユ-040590
Pマーク:21000352(08)
公式サイト
https://workport.co.jp
3位.dodaエージェント
dodaエージェントの基本情報
タイプ
サイト+エージェント
対象地域
全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数
264,158件(うち非公開求人は39,709件)
運営会社
パーソルキャリア株式会社
認可番号等
Pマーク:10860051(10)
有料職業紹介:13-ユ-304785
職業紹介優良事業者:第2304002(01)
公式サイト
https://doda.jp/
4位 マイナビエージェント
マイナビエージェントの基本情報
タイプ
エージェント
対象地域
首都圏、大阪、福岡、名古屋(WEB可)
求人件数
68,009件(うち非公開求人は18,976件)
運営会社
株式会社マイナビ
認可番号等
Pマーク:10821880(09)
有料職業紹介:13-ユ-080554
職業紹介優良事業者:2102006(03)
公式サイト
https://mynavi-agent.jp
5位 type転職エージェント
よくある質問・転職ノウハウ
最後に、よくある質問と転職ノウハウをFAQ形式で整理しました。少しでもお役に立てれば幸いです。
- 転職エージェントはなぜ無料?
- 転職エージェントのメリットは?
- 企業が転職エージェントを利用するメリット
- 転職エージェントの仕組みは?
- 転職エージェントは複数利用すべき?
- 転職エージェントは何社利用すべき?
- 転職エージェントに登録したら会社にバレる?
- 転職エージェント利用の流れ
- 転職エージェント活用ポイント
Q. 転職エージェントはなぜ無料?
職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。
(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
引用元:職業安定法32条の3第2項
上記のように、一部の例外を除いて、有料職業紹介事業者(転職エージェント)は、求職者(仕事を探している人)から、手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。
Q. 転職エージェントの仕組みは?
採用された場、採用企業から報酬を受け取る仕組みです。その金額は『想定年収の2~3割ほど』にあたり、年収500万円で転職させると100~150万円が支払われることになります。
一見、高い金額に見えるものの、転職エージェントが候補者を集めて提案までしてくれるため、「より募集要項に合った人材を工数をかけずに採用できる」という利点から、積極的に人材募集している企業であれば必ず利用しています。
そのため、転職エージェントにとっては、最優先されるべき取引相手は採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。
Q. 転職エージェントを使うメリットは?
転職エージェントのメリットを一言で言うと「転職の成功確率があがること」で、具体的には下記2点です。
①好条件な求人を紹介してもらえる
一般的に、転職エージェントの方が、求人サイトよりも求人数が多いです。さらに転職エージェントの場合、一般には公開されていない「非公開求人(好条件なことが多い)」まで取り扱っているので、条件が良い傾向にあります。
②転職のプロからサポートを受けられる
転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーから、以下の転職サポートを受けられます。
- キャリア相談
- 希望条件に沿った求人提案
- 選考対策(書類添削、面接練習)
- 受けた選考のフィードバック
- 年収交渉
上記のサポートを受けることができて、さらに求人の数も質も多いので、利用するだけで転職活動そのものが有利になるというのが圧倒的メリットです。
Q. 企業が転職エージェントを利用するメリット
より募集要項に合った人材を、工数をかけずに採用できることです。採用しない限り費用が発生しないので、リスクがありません。
- 無名企業でも応募が集まる
- 採用しない限り費用が発生しない
- 転職エージェントが募集管理してくれる
このように、面接以外の採用業務を転職エージェントに外注する形なので時間を取られにくく、採用しない限り費用が発生しないので経済合理性に適っています。
一方で求人サイトの場合、掲載課金なので効果が読みにくく、求人や応募者の管理も自前でやらなくてはいけないので、一度に大量採用する場合以外は使いにくいというのが本音です。
Q. 転職エージェントは複数利用すべき?
はい。複数利用すべきです。
転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも複数利用をお勧めしています。
Q. 転職エージェントは何社利用すべき?
3社利用することをおすすめします。
実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わるという結果となりました。
利用社数 | 満足/成功 | 普通 | 不満/後悔 |
1社のみ | 66.5% (低い) |
24.5% (-) |
8.9% (高い) |
2社 | 70.5% (普通) |
22.2% (-) |
7.3% (普通) |
3社 | 74.3% (高い) |
20.6% (-) |
5.1% (低い) |
4社 | 75.0% (高い) |
20.5% (-) |
4.5% (低い) |
5社以上 | 74.0% (高い) |
22.0% (-) |
4.1% (低い) |
このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。
- 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
- 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
- 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない
Q. 登録したら今の会社にバレる?
転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが、今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。
- 企業側は応募前情報を見れないため
応募前に求職者情報を見れるのはエージェントのみ。本人の同意なく、企業側に情報開示されることはない - エージェントが情報管理を徹底しているため
情報漏洩は、人材紹介会社にとって信用リスクが大きい。各アドバイザーにとっても、漏洩のデメリット(懲戒処分)があるので細心の注意が払われる。
特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。
Q. 転職エージェント利用の流れ
基本的にどの転職エージェントも上記の手順を踏んでいくことになりますが、特に重要なのがStep2の初回面談です。今後紹介していく求人の内容をすり合わせる場になので、希望条件や譲れない条件などは事前に整理してしっかりと伝えるようにしましょう。
また、面談は一度限りではなく、必要に応じて随時頼むこともできるので、書類添削や面接対策などをしてほしければ積極的に依頼するようにしてください。
Q. 転職エージェント活用ポイント
転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。
- 応募フォームから登録・申し込み
・転職エージェントは複数登録する
・事前に転職活動用のメールアドレスを作る - 担当アドバイザーと面談
・事前に経歴と希望条件を整理しておく
・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
・その後、担当者にはこまめに返信する - 選考対策(書類添削、面接練習)
・自分から依頼する
・面接の想定質問を事前に聞いておく
・フィードバックが少ない担当は変更する - 求人紹介、応募
・応募時の推薦文を必ず確認する
・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
・むやみやたらに求人へ応募しない
・その企業の退職者から一次情報を集める - 面接、選考フィードバック
・その企業でされやすい質問を聞く
・その企業に聞くべき逆質問を聞く
・選考で見送りになったら対策を依頼する - 内定、入社前後の最終調整
・妥協しない
・言いなりにならず自分で決める
無料かつ短時間で学習できるレベル感は知れているが、体験しながら転職活動を並行してしたい方にはおすすめ
年収400万円以上なら転職エージェント(レバテックキャリアやギークリーなど)で個別に求人を案内してもらった方が、条件が良い求人に出会いやすい