ギークリー(Geekly)の評判/口コミは悪くない?IT転職で使うべき?他社比較と全特徴

ギークリーは、IT業界に特化した転職エージェントです。有名なサービスですが、悪い評判がないか、登録すべきか気になりますよね。

このページでは、他の転職サイト/エージェントと比較しながら、メリットデメリットを網羅的に解説。最後まで読めば、使うべきか否かを判断できます。

この記事のまとめ
  • ITベンチャー企業狙いならおすすめ
    利用したが、リクルートやdodaよりも最近勢いのあるベンチャー企業が登録されている印象。ただ、アドバイザーの対応は良くないことがあるので注意。
  • Greenの方が選考通過しやすい
    ギークリーにある求人は、転職サイトGreenにも掲載されていることが多いので、転職支援が不要ならGreenから応募したほうが、採用企業側の手数料がないので通過しやすい

ギークリーの特徴まとめ

ギークリーの特徴まとめ
  • 東京近郊に特化(全体求人の約9割)
  • IT/WEB/ゲーム業界に強い(常時1万件以上)
  • 専門性の高いアドバイザーが転職支援

Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

保有求人はほとんどが首都圏のものと限られてはいるものの、大手企業からベンチャークラスまで、常時10,000件以上の求人数を保有している点が魅力です。

運営者
実は筆者も過去に、IT業界での転職で利用したことがあります。マーケ職で探したのですが、どこよりも興味を惹かれる求人を提案してもらえましたよ!

また、公式曰く利用者満足度は85%、Googleの口コミ評価も4.0/5.0の高評価です。そのため首都圏でIT職種の求人を探しているのであれば、強くおすすめできます。

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あえて懸念をあげるならば、求人面では魅力的なのですが、若いメンバーはやや頼りなく、一方で経験豊富なメンバーはややゴリゴリ営業しがちなことです。合わなければ担当者を変更するようにしてくださいね。

運営者
基本的には求職者と採用企業を分業制で担当しているのと、比較的若い社員が多いことから、担当者の当たり外れはある印象です(私も担当者を変更してもらいました)。
Geekly(ギークリー)の基本情報
タイプ 転職エージェント
得意 IT/WEB/ゲーム業界
対象地域 首都圏(WEB対応可能)
求人件数 合計16,987件(非公開求人は不明)
※うちエンジニア系求人は、5,346件
運営会社 株式会社Geekly(企業HP
Pマーク あり(確認はこちら
公式サイト https://geekly.co.jp
2024年4月更新

※余談ですが、直接ギークリーの渋谷オフィスで面談する場合(もちろんWEB面談も可能です)、とても素敵なお姉さんたちがエレベーター前で出迎えてくれます。

他転職エージェントとの比較

まず、IT/WEB/ゲーム業界で転職をした785人へのアンケートの結果、ギークリーの総合評価は「3位」と高評価でした。

スクロール可能です→
順位 転職エージェント 職種 総合評価 コメント
1位 マイナビITエージェント
エンジニア専門
PG/EN
中心
★★★★☆
4.1/5.0
エンジニア20~30代満足度No.1
業界出身の専任アドバイザーが支援
2位 レバテックキャリア
エンジニア専門,高年収中心
PG/EN
のみ
★★★★☆
4.0/5.0
年収600万円以上のエンジニア求人が多い
年収が高いと優秀な担当者が着く傾向あり
3位 ギークリー
全職種対応,東京のみ
全職種 ★★★☆☆
3.9/5.0
東京のIT/WEB/ゲーム業界求人が豊富
エンジニア以外の職種にも強い
4位 リクルートエージェント
全職種に強い,大手企業多め
全職種 ★★★☆☆
3.9/5.0
IT業界全般の公開求人数No.1
求人を探すためにもまず登録したい一社
5位 ワークポート
IT業界の営業・第二新卒に強い
全職種 ★★★☆☆
3.8/5.0
IT業界の若手向け求人に強い
未経験からの営業職やエンジニアが豊富
2024年4月更新

特に、エンジニアに限定すれば「マイナビITエージェント」や「レバテックキャリア」の方が求人数が多く満足度も高い傾向にあったので、こちらをおすすめします。

口コミからわかる良い悪い評判を検証

幅広い年代、地域、職種の785人を対象に実施した調査から、ギークリーの特徴を整理すると、以下のようになりました。

◯良い評判

それでは、個別に解説していきます。

良い評判・メリット①

企業と求職者の「質の高い」マッチング

IT・Web・ゲーム業界特化のギークリー。メインとなる業種を絞り込んでいることで、情報の精度や専門性が高く、求職者に対してより的確なアドバイスを提供しています。

ギークリーは利用者を単に転職させるのではなく、利用者の希望と企業の求める人材との「理想的なマッチング」を追求している点が特徴的です。

過去の利用者の転職結果を多角的に分析し、独自の内定ノウハウとして蓄積していますので、これまでの受験者の受験や面接内容などの詳細な情報も提供してくれます。

また、利用者の面接後には、アドバイザーがフィードバックを企業にしっかり確認してくれるのも安心なポイントです。

良い評判・メリット②
IT・ゲーム業界の案件が質・量ともに充実

創業当初からIT業界特化の転職エージェントとしてサービスを提供してきたギークリー。

それゆえ業界の企業との繋がりも強く、求人サイトだけではわからない会社の社風やカルチャー、現場での働き方など企業内部の情報も豊富に収集しています。

そのような企業情報とともに、業界企業とのパイプによって寄せられた、10,000件以上もの膨大な数の非公開求人を保有

その中にはキャリアップや年収アップを実現する良質な案件や、ギークリーだけが持つ独自案件も多数存在します。

利用者の口コミには「ITやゲーム系の転職ならギークリー」とすすめる声も多く見られました。

ギークリーでは、専任のアドバイザーによって利用者の希望や経歴、適性などをしっかりカウンセリングした上で、こうして蓄積された情報とともに最適な求人を紹介してもらえます。

利用者一人当たりに提案される求人数も「平均48件」にのぼります。より多くの候補の中から希望に合うものを選ぶことができるでしょう。

良い評判・メリット③
未経験者や幅広い年齢層に向けた支援体制がある

ギークリーでは豊富な専門知識や企業情報を持つキャリアアドバイザーが、利用者一人ひとりを専任でサポート。

業界知識やスキルに自信がない方や、未経験からIT業界へ転職を希望する方も安心のサポート体制が整っています。

利用者それぞれのスキルレベルや業界経験に合わせ、事前に必要な準備やスキル、転職へのメリットなど具体的・実践的なアドバイスをしてくれるのも安心できるポイントです。

またIT分野は20代〜30代前半の「若年層」の転職者が多いイメージですが、ギークリーではより幅広い年齢層に向けて転職支援を行っているのも特徴です。

上記グラフからもわかるように、30代後半〜40代の転職にも比較的多くの転職成功実績があります。

未経験からIT業界を目指したい方や、IT系の経歴を持ちながら年齢を理由に他社転職エージェントでの転職活動が思うように進まない方は、ギークリーで相談してみてはいかがでしょうか。

悪い評判・デメリット①
関東(首都圏)以外の求人が少ない

豊富な業界特化案件が強みのギークリー。保有している非公開求人も10,000件と業界トップレベルですが、そのサポートエリアは首都圏に限られています

また、拠点も東京(渋谷)の1カ所しかなく、面談日が他の利用者と被って予約が取りづらいなどのデメリットも。

電話やLINEでのやり取りも可能なので、地方在住者も登録は可能ですが、サポートエリアが狭いため、どうしてもギークリーに向いている利用者は限られてしまいます。

首都圏勤務のIT系企業への転職を目指す方には大変心強いですが、地方への転職を希望する方にはギークリーは使いづらいかもしれません

その場合は、地方への転職に強い転職エージェント、もしくは全国の案件を網羅している大手他社を併用しながら、希望に合う求人を探してみてください。

悪い評判・デメリット②
メールや面談後の確認電話が多い

ギークリーでの対応について、スカウトメールなどの連絡がしつこく送られてきて煩わしい、という声が見られます。

頻繁に連絡が来ることは、担当アドバイザーの熱意や迅速な対応の裏返しでもありますが、不要な連絡が大量にくるとチェックするだけでも大変な作業になります。

また、ギークリーでは企業との面談が終わる度に「どうでした?」という電話が来ることが多く、それを煩わしく感じる方もいるようです。

そうした利用者のデータ収集が独自の内定ノウハウとなっているのも確かですが、人によってはペースを乱されたりストレスになってしまうことも

メールの送信頻度や電話連絡のタイミングなど、調整できることは担当アドバイザーに相談してみるといいでしょう。

悪い評判・デメリット③
アドバイザーの質に当たり外れがある

ギークリーの口コミには、アドバイザーの対応についての不満の声も見られました。

・面接の日程調整ができていない
・企業に勝手に連絡・応募される
・熱意がなく素っ気ない対応をされる

上記のような利用者の意にそぐわない提案や、押しが強く丁寧さに欠ける対応をするアドバイザーもいるようです

また、提案の量やスピード感についても、矢継ぎ早に案件を紹介されたり面接や応募を急かされたりする印象を受けた、という声も。

ただ、押しの強さやスピーディな対応は、利用者にとって決してデメリットのみというわけではありません。

それらの能力は、企業側との待遇や年収アップなどの交渉のために不可欠の要素でもあります。

迷っている利用者の背中を押してくれたり、企業へのアピールも積極的に行ってくれたりしますので、それだけ頼りになるアドバイザーであるとも言えるでしょう

とは言え相性はありますので、担当とのやり取りの中で自分とは合わないと感じる場合は、担当を変更してもらったり、別の転職エージェントを併用すると良いでしょう。

結論|こんな人におすすめ

ここまでで解説したギークリーの良い評判と悪い評判を再掲すると、以下のようになります。

◯良い評判
  • 企業と求職者の「質の高い」マッチング
  • IT・ゲーム業界の案件が質・量ともに充実
  • 未経験者や幅広い年齢層に向けた支援体制がある
×悪い評判
  • 関東(首都圏)以外の求人が少ない
  • メールや面談後の確認電話が多い
  • アドバイザーの質に当たり外れがある

ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界に力を入れている転職エージェントです。

首都圏以外の求人の無さや、電話の頻度が多いなどというネガティブな口コミはあるものの、業界の求人の幅が広く、質の高いマッチングにも定評がありますので、登録して損はないサービスだと言えるでしょう。

上記を踏まえると、ギークリーは以下に当てはまる方に特におすすめできます。

ギークリーがおすすめな人
  • IT・Web・ゲーム業界へ転職したい方
  • 自分に合った職場を見つけたい方
  • 30代後半〜40代以降の年齢での転職を考えている方

利用は無料なので、気軽に相談してみましょう。

公式サイト
https://geekly.co.jp

とはいえ、より良い求人を見つけるためには複数併用すべきです。

そのため、ギークリーだけでなく、次で紹介するような転職エージェントもチェックしていきましょう。

他のおすすめ転職エージェント

ここでは他に登録したい転職エージェントを紹介していきます。1社に絞らず、複数サービスを利用することで、応募できる求人の幅を広げるようにしてください

転職エージェントの比較軸

  • 総求人数
  • 利用満足度調査(詳細
  • 実際に利用した体験談

まずは比較表から見ていきましょう!

スクロール可能です→
順位 名称 総合評価 掲載求人数 コメント 公式サイト
1位 リクルートエージェント
リクルートエージェント
★★★★☆
4.4/5.0
約38万件
全国
短期間で転職をしたいなら登録必須
取引企業数が多く、新着求人がほぼ毎日届く
2位 ワークポートワークポート ★★★★☆
4.3/5.0
約10万件
全国対応
営業職やIT系の未経験向け求人が多い
20代前半〜中盤でキャリアに悩む方におすすめ
3位 dodadodaエージェント ★★★★☆
4.1/5.0
約28万件
全国対応
地方や職種などバランスの良い求人がある
スカウトの届く求人サイトとしての運用が可能
4位 マイナビエージェントマイナビエージェント ★★★☆☆
3.9/5.0
約7万件
都心部のみ
新卒ナビサイト最大手の企業提携数が魅力
若手で幅広い業界を見たいならおすすめ
5位 JACリクルートメントJACリクルートメント ★★★★☆
3.9/5.0
約1.2万件
全国
外資やITベンチャー等幅広く案件を保有
年収800万円以上での転職なら利用したい
2024年4月更新

転職エージェントは最初から一つに絞る必要はありません。良い求人を見逃しにくくなるように、2~3社は登録しておきましょう。もしどこに登録しようと迷ったら上位2社(リクルートエージェントワークポート)から利用して良かったところに絞ることをお勧めします。

運営者
タップすれば説明文が開くので、好きなものから見てくださいね!

1位.リクルートエージェント

リクルートエージェントの特徴

  • 求人数が圧倒的なので登録必須
    • 全国でどの職種もだいたい強い
    • 第二新卒からハイクラスまで保有
  • 優秀なアドバイザーが多く頼りになる
    • 一人当たりのサポートはやや淡白
    • すぐに転職したいという方におすすめ

リクルートエージェントは、人材業界No.1の求人数と実績を誇る転職エージェントです。求人数は常時30万件以上と、さまざまな地域・業界・職種の求人を網羅しています。

実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。

ただ、基本的には一度の面談のみで、最低限のフォローのみです。システムが自動で求人紹介してくるだけなので、個別支援には期待できません。求人数が多いサイトに登録するような感覚での利用をおすすめします。

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【公式】https://www.r-agent.com/

運営者
筆者も転職活動のたびに登録していますが、毎日のように新着求人が追加されるので、転職サイトのような感覚で使っていますね。
リクルートエージェントの基本情報
タイプ エージェント
得意 総合(全業界、全職種)
対象地域 全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数 595,014件(うち非公開求人は231,950件)
運営会社 株式会社リクルート
認可番号等 有料職業紹介:13-ユ-313011
Pマーク:17000021(09)
公式サイト https://www.r-agent.com/
2024年4月更新

2位.ワークポート

ワークポートの特徴
  • IT/ゲーム業界、営業職に強い
  • 20代(第二新卒~20代後半)に強い
    • 未経験者向けのサポートが充実

ワークポートは、全国トップクラスの求人数を持つ転職エージェントです。IT業界やゲーム業界、営業職の案件が多いですね。急拡大している組織だからか、他転職エージェントと比べると若い担当者が多く、レベルに差があるように感じるかもしれません。

ただ、第二新卒から20代までの方を対象に、根気強いサポートをしているので「就職したけどこのままでいいのだろうか」と悩んでいる方は一度、求人だけでも見てみると良いでしょう。

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【公式】https://workport.co.jp

運営者
筆者もIT企業の事業部長として中途採用をおこなうことが多いですが、ワークポートさんには営業職やマーケ職といった職種で頻繁にお世話になっています。
ワークポートの基本情報
タイプ エージェント
得意 IT系、営業職
対象地域 全国(WEB面談実施中)
求人件数 94,417件(非公開求人は不明)
運営会社 株式会社ワークポート
認可番号等 有料職業紹介:13-ユ-040590
Pマーク:21000352(08)
公式サイト https://workport.co.jp

2024年4月更新

3位.dodaエージェント

dodaエージェントの特徴
  • 転職サポート付きの求人サイト
    • 自身で求人に応募可能
    • 非公開求人はエージェント登録が必要
  • アドバイザーの評判は割れる
  • 定期的なイベント開催あり

dodaエージェントは、業界トップクラスの求人数を持つ「doda(求人サイト)」で利用することができる転職支援サービスです。TVCMも配信していて非常に勢いがある一社ですね。

担当者の評価はややネガティブなものが多いですが、厚生労働省から「優良事業者認定」を受けています。利用すると、好条件な傾向が高い「非公開求人」を紹介してくれるようになるので、ぜひ利用しましょう。

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【公式】https://doda.jp/

運営者
最大手のリクルートと比べるとやや担当者の質にバラツキがありますが、優秀で業界知識の多いアドバイザーが多いですよ!
dodaエージェントの基本情報
タイプ サイト+エージェント
対象地域 全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数 264,158件(うち非公開求人は39,709件)
運営会社 パーソルキャリア株式会社
認可番号等 Pマーク:10860051(10)
有料職業紹介:13-ユ-304785
職業紹介優良事業者:第2304002(01)
公式サイト https://doda.jp/
2024年4月更新
4位 マイナビエージェント

マイナビエージェントの特徴
  • 求人数は都心部に限定される
    • 最大手に比べるとやや劣る
    • 特に、地方求人は少ない
  • 20代向けのサポート力が高い
    • 優良事業者認定あり
    • アンケートでも若手の評価が高い

マイナビエージェントは、新卒大手のマイナビが運営する20代30代といった若手〜ミドル層向けの転職エージェントです。

若年層向けに丁寧なサポートを行なっていることが特徴で、厚生労働省から「職業紹介優良事業者」の認可を受けています。

他エージェントと違って、各分野別(医療、介護、保育)でも認定されているので、会社全体として優れたサポートをしていることがわかりますね。業界や職種ごとに部門が分かれており専門性が高いので、一度相談してみることをおすすめします。

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【公式】https://mynavi-agent.jp

ただ、やや若手向けなので、年収800万円越えの求人を探すのであれば、JACリクルートメントビズリーチといった高年収専門サービスと併用してください。

マイナビエージェントの基本情報
タイプ エージェント
対象地域 首都圏、大阪、福岡、名古屋(WEB可)
求人件数 68,009件(うち非公開求人は18,976件)
運営会社 株式会社マイナビ
認可番号等 Pマーク:10821880(09)
有料職業紹介:13-ユ-080554
職業紹介優良事業者:2102006(03)
公式サイト https://mynavi-agent.jp
2024年4月更新
5位 type転職エージェント

特徴まとめ
  • 首都圏の求人に特化している
  • サポートが丁寧でセミナー多数開催
  • 女性特化型サービスもあり

type転職エージェントは、一都三県の案件を中心に取り扱う中堅どころの転職エージェント。求人件数は最大手ほどではありませんが、利用者一人ひとりにじっくりと手厚いサポートをしているため『利用者満足度87%』と高いことが特徴です。

在籍するキャリアアドバイザーは得意領域ごとに分かれており、利用者の経歴や希望職種、適性に合った選考対策(書類添削や面接対策)を受けることができるので、ぜひ相談してみてください。

公式サイト
https://type.career-agent.jp/

よくある質問・転職ノウハウ

最後に、よくある質問と転職ノウハウをFAQ形式で整理しました。少しでもお役に立てれば幸いです。

転職エージェント関連

Q. 転職エージェントはなぜ無料?

職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。

(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。

引用元:職業安定法32条の3第2項

上記のように、一部の例外を除いて、有料職業紹介事業者(転職エージェント)は、求職者(仕事を探している人)から、手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。

Q. 転職エージェントの仕組みは?

採用された場、採用企業から報酬を受け取る仕組みです。その金額は『想定年収の2~3割ほど』にあたり、年収500万円で転職させると100~150万円が支払われることになります。

一見、高い金額に見えるものの、転職エージェントが候補者を集めて提案までしてくれるため、「より募集要項に合った人材を工数をかけずに採用できる」という利点から、積極的に人材募集している企業であれば必ず利用しています。

そのため、転職エージェントにとっては、最優先されるべき取引相手は採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。

Q. 転職エージェントを使うメリットは?

転職エージェントのメリットを一言で言うと「転職の成功確率があがること」で、具体的には下記2点です。

①好条件な求人を紹介してもらえる

一般的に、転職エージェントの方が、求人サイトよりも求人数が多いです。さらに転職エージェントの場合、一般には公開されていない「非公開求人(好条件なことが多い)」まで取り扱っているので、条件が良い傾向にあります。

②転職のプロからサポートを受けられる

転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーから、以下の転職サポートを受けられます。

  • キャリア相談
  • 希望条件に沿った求人提案
  • 選考対策(書類添削、面接練習)
  • 受けた選考のフィードバック
  • 年収交渉

上記のサポートを受けることができて、さらに求人の数も質も多いので、利用するだけで転職活動そのものが有利になるというのが圧倒的メリットです。

Q. 企業が転職エージェントを利用するメリット

より募集要項に合った人材を、工数をかけずに採用できることです。採用しない限り費用が発生しないので、リスクがありません。

  • 無名企業でも応募が集まる
  • 採用しない限り費用が発生しない
  • 転職エージェントが募集管理してくれる

このように、面接以外の採用業務を転職エージェントに外注する形なので時間を取られにくく、採用しない限り費用が発生しないので経済合理性に適っています。

一方で求人サイトの場合、掲載課金なので効果が読みにくく、求人や応募者の管理も自前でやらなくてはいけないので、一度に大量採用する場合以外は使いにくいというのが本音です。

Q. 転職エージェントは複数利用すべき?

はい。複数利用すべきです。

転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも複数利用をお勧めしています。

Q. 転職エージェントは何社利用すべき?

3社利用することをおすすめします。

実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わるという結果となりました。

▼利用社数と転職成功率の分布(有効回答数1,515件)
利用社数 満足/成功 普通 不満/後悔
1社のみ 66.5%
低い
24.5%
(-)
8.9%
高い
2社 70.5%
(普通)
22.2%
(-)
7.3%
(普通)
3社 74.3%
高い
20.6%
(-)
5.1%
低い
4社 75.0%
高い
20.5%
(-)
4.5%
低い
5社以上 74.0%
高い
22.0%
(-)
4.1%
低い

このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。

上記統計からわかること
  • 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
  • 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
  • 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない
運営者
ただ、4社以上利用してもあまり結果が変わらないのと、同時に多く併用すると連絡が大変になってしまうので、悩んだら「3社」をおすすめします!

Q. 登録したら今の会社にバレる?

転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが、今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。

登録しても今の会社にバレない理由
  1. 企業側は応募前情報を見れないため
    応募前に求職者情報を見れるのはエージェントのみ。本人の同意なく、企業側に情報開示されることはない
  2. エージェントが情報管理を徹底しているため
    情報漏洩は、人材紹介会社にとって信用リスクが大きい。各アドバイザーにとっても、漏洩のデメリット(懲戒処分)があるので細心の注意が払われる。

特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。

Q. 転職エージェント利用の流れ

基本的にどの転職エージェントも上記の手順を踏んでいくことになりますが、特に重要なのがStep2の初回面談です。今後紹介していく求人の内容をすり合わせる場になので、希望条件や譲れない条件などは事前に整理してしっかりと伝えるようにしましょう。

また、面談は一度限りではなく、必要に応じて随時頼むこともできるので、書類添削や面接対策などをしてほしければ積極的に依頼するようにしてください。

Q. 転職エージェント活用ポイント

転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。

転職エージェント活用ポイント
  1. 応募フォームから登録・申し込み
    ・転職エージェントは複数登録する
    ・事前に転職活動用のメールアドレスを作る
  2. 担当アドバイザーと面談
    ・事前に経歴と希望条件を整理しておく
    ・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
    ・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
    ・その後、担当者にはこまめに返信する
  3. 選考対策(書類添削、面接練習)
    ・自分から依頼する
    ・面接の想定質問を事前に聞いておく
    ・フィードバックが少ない担当は変更する
  4. 求人紹介、応募
    ・応募時の推薦文を必ず確認する
    ・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
    ・むやみやたらに求人へ応募しない
    ・その企業の退職者から一次情報を集める
  5. 面接、選考フィードバック
    ・その企業でされやすい質問を聞く
    ・その企業に聞くべき逆質問を聞く
    ・選考で見送りになったら対策を依頼する
  6. 内定、入社前後の最終調整
    ・妥協しない
    ・言いなりにならず自分で決める