JACリクルートメントの評判/口コミは悪い?登録したらばれる?上場企業管理職が徹底比較

「JACリクルートメントは使うべき?」「悪い評判があれば事前に知っておきたい!」と気になりますよね。

この記事では、上場企業管理職の筆者(過去二度の転職経験あり)が、他サービスと比較しながら、JACリクルートメントの評判を網羅的に解説していきます。

この記事を書いた専門家
佐々木
佐々木
東証プライム上場企業の管理職。企業側として新卒・中途採用をしている経験と、自身が転職した体験談から記事を執筆。

JACリクルートメントの特徴まとめ

JACリクルートメントの特徴
  • ハイクラス転職特化
  • オリコン満足度調査「4年連続1位」
  • コンサルタントの専門性・提案力が高い

JACリクルートメントは、オリコン満足度調査「4年連続1位」を獲得しているハイクラス専門の転職エージェントです。

業界ごとに担当者がついているため専門性が非常に高く、求職者の経歴に沿った求人を提案してくれることが大きな特徴。また、両面型で企業の採用担当者と直接やり取りをしているため、その企業の内部情報に詳しく、選考対策も的確というメリットもあります。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

【公式】http://www.jac-recruitment.jp/

佐々木
アンケート結果を見るに、利用した方からの口コミ評価が高いので、ハイクラス帯で転職をされるなら間違いなくおすすめできる1社ですね。
JACリクルートメントの基本情報
タイプ転職エージェント
得意ハイクラス特化
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数11,797件
運営会社株式会社ジェイエイシーリクルートメント
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttp://www.jac-recruitment.jp/

※2023/8/16更新

高収入で魅力的な求人が多い
匿名さん

いくつかエージェントに登録したのですが、JACリクルートメントが一番、条件にあった求人がたくさんありました。

印象的には、他のエージェントよりも年収が高い人向けの求人がたくさんあったように思えます。

コンサルタントの質が高い
匿名さん

コンサルタントがしっかりサポートしてくれました。特に面接対策のアドバイスが細くて、オンラインでも1時間ほどアドバイスしてくれます。

また、最終面接前には面接担当者の特徴などを一人ひとりについてしっかりと教えてもらえたので、それほど緊張することなく面接をすることができました。

佐々木
筆者も実際に、過去の転職活動で利用したことがありますが、何社か使った中では一番コンサルタントのレベルが高く、対応の質がよかった印象でした

他転職エージェントとの比較

ハイクラス転職エージェントの利用者364名へのアンケートの結果、JACリクルートメントの総合評価は「1位」と高評価でした。

スクロール可能です→
順位転職エージェント総合評価コメント詳細解説
1位JACリクルートメント★★★★☆
4.15/5.0
ハイクラス専門で圧倒的な実績
専門性の高いコンサル複数人が提案
2位ランスタッド★★★★☆
4.08/5.0
世界最大規模の外資系転職エージェント
外資系企業の年収800万円以上求人に強い
3位リクルートエージェント★★★★☆
4.07/5.0
取引企業数No.1の圧倒的求人数
グループ選りすぐりのコンサルタント力
4位エンワールド★★★☆☆
4.02/5.0
東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円)
職業紹介優良事業者の認定あり
5位ロバートウォルターズ★★★★☆
4.01/5.0
外資系・グローバル企業に特化
30~40代管理職から人気が高い一社
6位クライス&カンパニー★★★☆☆
3.96/5.0
IT業界の管理職・スペシャリストに強い
国家資格保有のコンサルタントが担当
7位マイナビエージェント★★★☆☆
3.86/5.0
首都圏近辺の日系大手企業に総じて強い
管理職からスペシャリストまで豊富に保有
8位dodaエージェント★★★☆☆
3.78/5.0
高年収帯の公開求人数No.1
実績豊富なコンサルタントが多数在籍
9位エグゼクティブボード★★★☆☆
3.77/5.0
エグゼクティブに特化
日系上場企業・事業会社への転職に強い
10位ISSコンサルティング★★★☆☆
3.71/5.0
中小規模のためやや求人数は少ないも、
外資系企業への転職者からは評価が高い

※2023年12月時点の評価

ハイクラス専門転職エージェントとして1988年に創業してから累計43万人以上を支援し続けてきた実績と蓄積された転職ノウハウ、太いパイプがあるからこそ成せる結果です。


次章では、実際にアンケートやSNSで散見された口コミを元に、JACリクルートメントのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

ここからの目次
  • 良い口コミ評判(メリット)
    1. 紹介求人の質が高い
    2. 経歴と希望を汲んだ求人提案力が高い
    3. コンサルタントのサポートが丁寧で抜群
  • 悪い口コミ評判(デメリット)
    1. 担当者の提案力・知識に大きな差がある
    2. 断りなく、採用企業に打診や応募をする
    3. メールの返信がない、遅い
    4. 担当者が対応してくれない、嘘をつく

ではまず、良い評判からみていきましょう!

良い口コミ評判(メリット)

ここではJACリクルートメントの良い口コミ評判からわかるメリットについてご紹介していきます。

◎良い評判
  1. 紹介求人の質が高い
  2. 経歴と希望を汲んだ求人提案力が高い
  3. コンサルタントのサポートが丁寧で抜群
佐々木
それぞれ実際に利用した方の口コミを引用しながら解説していきます!

①紹介求人の質が高い

1つ目のメリットは「紹介求人の質が高い」というものです。

ハイクラス特化の大手転職エージェントであるJACリクルートメントは、管理職、専門職、外資系といった高年収な案件を多く持っているので「他の転職エージェント比べて求人が魅力的だったという意見が多くみられました。

想像していたよりもだいぶ高収入なところばかり

いくつかエージェントに登録したのですが、JACリクルートメントが一番条件にあった求人がたくさんありました。想像していたよりもだいぶ高収入なところばかりだったので選び甲斐がありました。(40代女性 コンサルタント)

引用元:アンケート

他がもっていないレアな求人を紹介して下さいました

私は製薬会社に勤めており、同業での転職を考えております。その中でも希望する領域に絞り、他がもっていないレアな求人を紹介して下さいました

手当たり次第、自社が持っている求人を紹介してくる会社が多い中、転職に関する考え方、ニーズ、時期、そういった点を理解してこちらに紹介してくれる事が大きな評価ポイントです。(30代男性 MR)

引用元:アンケート

外資系の求人の量質は十分

私は外資系企業に働いていますが、今回も外資系で転職を考えておりました。外資系転職エージェントとして、外資系の求人の量質は十分です。以前もお世話になったのですが、あらためて利用してみて、外資系企業の転職に関しては当エージェントを選択すべきだと思います。

もちろんコロナへの対応も進んでおり、電話でスムーズに面談プロセスが進みましたが、担当者も丁寧に対応くださり、キャリアへのアドバイスがとても為になりました。(20代男性 マーケティング)

引用元:アンケート

このように、業界や職種を問わず、求人に関するポジティブな口コミが散見されました。

特に、JACリクルートメントは国内で1,000人近いコンサルタントが在籍しており、それぞれが担当するコンフィデンシャルな「非公開求人」を、転職希望者一人に対して複数コンサルタントで多角的に紹介してくれるので、思わぬ好条件案件と出会える可能性があります。

引用元:JACリクルートメント公式

実際のところ、日本国内において、高年収ポジションでここまで多くのコンサルタントが在籍、かつ取引実績を持っている転職エージェントは他にありません。

佐々木
魅力的な求人を網羅しているので、高年収帯で転職するなら必ず登録したい1社と言えますね!

②経歴と希望を汲んだ求人提案力が高い

2つ目のメリットは「経歴を希望を汲んだ求人提案力が高い」というものです。

JACリクルートメントでは、ハイクラス層を専門にサポートしていることもあって、相応にレベルが高いコンサルタントが集まっている傾向にあります。

その結果として、コンサルタント一人ひとりのレベルが高く、求人のマッチング精度が高いという口コミが多くみられるので、その一部を紹介していきます。

コンサルタント一人一人の力量が他の転職エージェントに比べて高い

コンサルタント一人一人の力量が他の転職エージェントに比べて高いです。

初回面談時からこちらの経歴や経験、アピールポイントを丁寧にヒアリングしてくれてそれをベースにさらに掘り下げていく話の仕方がうまく、自分について余すことなく話ができました。

自分の希望する求人については、候補となる企業を提案してくるのですが、マッチング度がやはり他社に比べて高い割合で応募へとつながりました。(40代男性 営業職)

引用元:アンケート

希望条件に合うようにコミュニケーションをとる姿勢がとても好感がもてました。

良い点は経歴書に基づき、細部まで話を聞いてくれ、希望条件に合うようにコミュニケーションをとる姿勢がとても好感がもてました。特に退職や転職しようとする動機等は、活動に際しての適切な用語や言い回しなど、学ぶ所がとてもありました。(40代女性 化学)

引用元:アンケート

探していた仕事内容の会社を、ベストなタイミングで紹介していただけた

ちょうど自分が探していた仕事内容の会社を、ベストなタイミングで紹介していただけたことです。

担当者の対応がよくて、面接の前も色々アドバイスや事前情報をいただけたおかげで、十分に対策もできて、難しいと思っていた会社に無事に内定をもらうことができました。トントン拍子で決まり、自分でも本当に驚いています。(30代女性 事務)

引用元:アンケート

年収400万円前後の私でも良い案件の求人票を紹介してくれた

企業ごとに専門のエージェントがいるので、信頼性の高い情報を提供してもらえる。エージェント一人一人の能力が高く、面談時の対応も丁寧で、スムーズに話を進めることができる

比較的高給与水準の方向けの転職サービスというイメージがあり、敷居の高さを感じていたが、実際に行ってみると全くそんな感じはなく、年収400万円前後の私でも良い案件の求人票を紹介してくれた。(20代男性 研究職)

引用元:アンケート

このように、幅広い転職希望者からの求人提案力に関するポジティブな意見がみられました。

筆者も過去2回ほど利用したのですが、いずれともしっかりと経歴と希望をヒアリングしていただき、いくつかのキャリアパターンに合わせて求人をご紹介いただけた記憶があります。

佐々木
ときには思わぬ観点からアドバイスをもらえ、キャリアの可能性が広がることもありますよ!

③コンサルタントのサポートが丁寧で抜群

3つ目のメリットは「コンサルタントのサポートが丁寧で抜群」というものです。

JACリクルートメントのコンサルタントは、転職希望者だけでなく企業側も一気通貫で対応しているので、企業側の内情を熟知しており「選考サポートによるアドバイスが的確」という特徴があります。

サポート体制やアドバイスなどは抜群でした

入社の希望などを細かく聞いてくれました。担当者一人ではなく、チームでいろいろな案件を送っていただき、質問等にもきちんと返答されて、信用できるかなと思います。

履歴書、職務経歴書に関しても、訂正箇所など教えてくれたり、面接時の対応などサポート体制やアドバイスなどは抜群でした。(40代男性 営業職)

引用元:アンケート

担当者のサポートが非常にきめ細やか

担当者のサポートが非常にきめ細やかで、電話・メールと臨機応変に対応頂き、採用条件についても、最大のものを引き出して頂いたと感謝している。

面接対策に関しても、転職先が必要としている人物像、想定される質問、他選考者の状況も含めて情報共有頂き、心配することなく面接に挑むことができた。

実際の採用決定後にも、研修に入るまでの間の準備事項、先方との調整を行っていただき、包括的にサポートをして頂いた。(30代男性 エンジニア)

引用元:アンケート

コンサルタントの質がとても高い

コンサルタントの質がとても高いです。特に面接対策のアドバイスが細くてオンラインでアドバイスをしてくださったのですが、一時間ほど事細かくしてもらえました。

また最終面接前には面接担当者の特徴などを一人一人についてしっかりと教えてもらえたので、それほど緊張することなく面接をすることができました。(40代女性 コンサルタント

引用元:アンケート

英語版の職務経歴書の添削をしてくれた

日系だけでなく外資系の求人を提案してくれたところがよかった点です。また英語版の職務経歴書の添削をしてくれたところと、内定をもらうためのコツや面接対策のアドバイスなどをいただけた点もよかったです。(30代男性 営業職)

引用元:アンケート

このように、職務経歴書をブラッシュアップしてくれたり、面接に向けて対策を練ってくれたり、といったサポートを受けることができるので選考が有利に進みます。

このように質が高いサポートが可能な理由は、業界や職種ごとにチームが細かく分かれているからこその専門性と、両面型で企業側に求められるニーズを把握しているからこそです。

佐々木
もちろん担当者にもよりますが、総じて面倒見の良い担当者が多いので、積極的にアドバイスをもらって選考を有利に進めましょう!

悪い口コミ評判(デメリット)

JACリクルートメントは、魅力的な非公開求人とレベルの高いサポートに定評がある一方で、一部ネガティブな口コミもあったので、引用しつつ紹介していきます。

×悪い評判
  1. 担当者の提案力・知識に大きな差がある
  2. 断りなく、採用企業に打診や応募をする
  3. メールの返信がない、遅い
  4. 担当者が対応してくれない、嘘をつかれた
佐々木
利用前にネガティブな評判を見ておきたい方はぜひ参考にしてください!

①担当者の提案力・知識に大きな差がある

デメリット一つ目は「担当者の提案力・知識に大きな差がある」というものです。

JACリクルートメントは国内でも800人以上のコンサルタントが在籍している大手規模の転職エージェントなので「能力が低い担当者がいた」というネガティブな口コミが散見されました。

エージェントの質が低い

他の人も言ってるがエージェントの質が低い。求人も他で扱っているものがほとんどなので他から同求人を探して応募したほうが選考通過確立が高い。おそらくここは他の企業より金額が高いんでしょうね。評価も☆一つさえもあげたくない。

引用元:Google

レベルが低いです。

確か肩書きはマネージャーの方だったかと思いますが、話が噛み合わず、言葉を選ばずにいってしまうと「頭が悪い」としか思えない担当者でした。人材紹介業というビジネス上、高度な知能が求められる仕事でないことは理解していますが、それにしてもレベルが低いです。

引用元:アンケート

リクルーターのレベルがまちまちでほとんどが頼りない

以前お世話になりましたが、担当別のリクルーターたらい回し。リクルーターのレベルがまちまちでほとんどが頼りない人です。幸運にいい人に当たることをお祈りします。

引用元:Google

会話がかみあっていなさすぎて怖くなりました

代理店としてのWEBコンサルタントとしてではなく、事業サイドへの転職をしたいと相談したのですが、ベンチャーのWEBコンサル案件を嬉しそうに紹介されました。経歴的に転職はしやすいと思いますが、会話がかみあっていなさすぎて怖くなりました。

引用元:アンケート

視野が狭いし担当者が人の話を聞いていない

前職と違う業界にしたいと言っているのに前職と同じ業界しか送ってこない。この時点で非常に視野が狭いし担当者が人の話を聞いていない。

引用元:Google

迷惑なので言わなくても理解していて欲しい

担当コンサルタントと初回面談をした翌日、勤務時間中に電話をかけてきました。直後にメールがありましたが、そもそもメールで済む用事なら、相手の時間を自己都合で一方的に奪おうとせずに、最初から言語化してメールで送るべきかと。普通に迷惑なので言わなくても理解していて欲しいです。

引用元:アンケート

このように「担当者の質の低さ」に関する口コミがみられるのは大手エージェントあるあるなのですが、ハイクラス特化型のJACリクルートメントにおいても例外ではないようです。

実際に、筆者も二度利用したことがありますが、一度目は担当者のレベルが頼りなかったので変更してもらい、それ以降は良い担当者と巡り会えています。

このようにメイン担当者の変更は可能なので、もし担当者の質が頼りないと感じた場合には、遠慮なく交換してもらいましょう。

佐々木
担当者を変更してもらった場合、より優秀な方が担当になることが多いので、メリットの方が多いです!

②断りなく、採用企業に打診や応募をする

デメリット2つ目は、担当コンサルタントが「断りなく、採用企業に打診や応募をする」というものです。

JACリクルートメントではコンサルタント一人ひとりが、転職希望者と企業側の両方を対応しているためか、話を通す順番を間違えてしまい、採用側に先に打診するケースがあるようです。

勝手に求人に応募された

勝手に求人に応募された。コンサルタントから電話があり求人紹介され、メールも来たがビジネスに疑問がある会社だったので、その紹介は「結構です」と断ったところ、応募され書類選考合格と連絡あり。コンサルタントは「結構です」が応募してよいのかと思いましたとか言い訳をしていたが抗議した。新人でもなくプリンシパルコンサルタントと肩書きがついたベテランだった。

引用元:Google

受けるとも言っていないのに、採用企業側に私の情報を伝えたようで

まだ選考を受けるとも言っていないのに、採用企業側に私の情報を伝えたようで「先方がぜひ一度面談を、と言っています」と連絡が来ました。私はもちろん興味がなかったので断りましたが、採用企業に言ってしまったためか、しぶとく粘ってきました。さすがに違和感があり、不信感を拭えません。

引用元:アンケート

実際のところ、転職希望者に断ることなく、採用企業側に打診をしてしまうことは、両面型の転職エージェントではよくあることです。なぜなら個人情報にならない範囲であれば、転職希望者の応募の意思がなくとも、共有して問題がないからです。

その結果、弊害として「あとで時期を見てから応募しよう」と思っていた企業であったとしても、話が通ってしまったことで、断りにくくなることがあります。

なにより「カジュアル面談でもぜひ、と先方が強く希望しています」と言われてしまうと、本当は興味がなかったとしても、申し訳なく拒否しにくいものです。

このように、自分本位で転職希望者の時間を奪い、断る罪悪感によるストレスを与えるような配慮に欠ける担当者は、付加価値マイナスなので変更しましょう。

佐々木
「御社にピッタリの候補者がいたんです!こんな方です!口説いてきますね!」とクライアントに尻尾を振っている様子が目に浮かびますね。

③メールの返信がない、遅い

ネガティブな口コミからわかるデメリット3つ目は「メールの返信がない、遅い」というものです。

コンサルタントは、企業側と求職者側をいくつも相手にしているために、一つひとつの連絡に対して返信をしてくれなかったり、遅かったりするケースがよくあります。

選考結果もまともに連絡してこない

最低最悪のエージェント。選考結果もまともに連絡してこない。メールで問い合わせをしても連絡が帰ってこない。別の転職エージェントをオススメします。きっと使ったところで不快な思いしかしない。

引用元:Google

とにかく対応が遅い。毎回催促してやっと連絡返ってくる

とにかく対応が遅い。毎回催促してやっと連絡返ってくる感じ。メールの文章ちゃんと読んでないのか、返信に回答がない。担当者のせいで面接受けられなかった。とにかく信用できない!転職機会が失われる危険性あり。ほんとっこの会社ヤバイ…。

引用元:Google

丁寧に返答しているのですが、いつも返信がきません

紹介求人を断るときは、希望と異なる理由を論理的に整理したうえでかなり丁寧に返答しているのですが、いつも返信がきません。次回以降の求人案内につなげていただきたいのですが、反応がないということは、単純にメールを見ていないのでしょうか。

引用元:アンケート

このように連絡が遅い、ないというケースは非常によくあります。

実際、労働集約型のビジネスである以上、どうしても「転職意向度が低く、経歴が浅く転職できなさそうな求職者」に時間を割くわけにはいきません。

やむを得ず「選択と集中」を行った結果、無視するという意思決定をしている可能性もあります。(気持ちはわからないでもないです。)

そのため、連絡が遅かったり返ってこなかったりした場合は、単純に優先度を下げられているだけの可能性があるので、担当を変更するか、別の転職エージェントを使うようにしましょう。

④担当者が対応してくれない、嘘をつかれた

口コミからわかるデメリット4つ目は「担当者が対応してくれない、嘘をつく」というものです。

代理店のような調整業務では、構造上バレないので、営業が怠慢したり都合良く嘘をついたりすることはあるものですが、リクルーターにおいても例外ではありません。

給与交渉や条件交渉など全く行ってくれない

2年前に利用し案件紹介は豊富でしたが、転職エージェントが本来するべき給与交渉や条件交渉など全く行ってくれず、自分で直接企業とするはめになった。条件交渉などの際も直接企業と実施してくれと言われ驚いたのを覚えている。本来条件交渉をエージェントがやってくれるのに意味があるため、二度と利用しないと思う。

引用元:Google

応募させるために条件面等で嘘つくし都合悪くなったら返事すらなくなる

応募させるために条件面等で嘘つくし都合悪くなったら返事すらなくなる。エージェントですらないと思う。EC系プラットフォーム担当。程度の低い詐欺集団の末端みたい。故に全く信用できない

引用元:Google

案件クローズとか嘘付いたりして最悪

リクルーターの言う通りにしないと紹介してくれなくなります。案件クローズとか嘘付いたりして最悪です。二度と利用しません。

引用元:Google

このように、リクルーターの対応に関するネガティブな口コミは散見されました。また、一般論ですが、転職エージェントの中には、自分がミスをしたにも関わらず、自らの保身から、裏で転職希望者を悪者にしているような担当者もいるので注意が必要です。

もし、担当者に対して信頼できないと思った場合は、すぐに変更を依頼するか、別の転職エージェントを使うことをおすすめします。

【結論】利用をおすすめできる条件

ここまでの口コミ評判からわかった、JACリクルートメントのメリットとデメリットを再掲すると、以下のようになります。

◎良い評判
  1. 紹介求人の質が高い
  2. 経歴と希望を汲んだ求人提案力が高い
  3. コンサルタントのサポートが丁寧で抜群
×悪い評判
  1. 担当者の提案力・知識に大きな差がある
  2. 断りなく、採用企業に打診や応募をする
  3. メールの返信がない、遅い
  4. 担当者が対応してくれない、嘘をつく

ここまで紹介してきた特徴をまとめると、JACリクルートメントは、年収800万円以上のハイクラス層にとって、非公開求人の質、手厚いサポートという2点において高評価にあることがわかりました。

↓に該当する方であればぜひ利用しましょう。

JACリクルートメントをおすすめできる条件
  1. 年収800万円以上の高年収帯求人を見たい方
  2. 両面型コンサルタントの質の高いサポートを受けたい方

利用は無料なので、気軽に相談しましょう。

公式サイト
http://www.jac-recruitment.jp/

とはいえ、より良い求人を見つけるためには転職サービスは複数併用すべきです。

そのため、JACリクルートメントだけでなく、次で紹介するような転職エージェントもチェックしていきましょう。

併用したいハイクラス向け転職サービス

1社だけでなく、複数の転職サービスを利用することで、応募できる求人の幅も広がり、転職後の満足度も向上させることができます。

ハイクラス向け転職サービス

基本的には、複数併用することがおすすめです。エグゼクティブ層の転職となると、求人が世に出回ることはなくヘッドハンターがスカウトをする、のが一般的なので登録だけでもしておきましょう。

ハイクラス向けおすすめ転職エージェント

ここでは、ハイクラス層が使うべき転職エージェントを紹介していきます。比較軸は以下2点です。

  1. 求人数(年収800万円以上〜)
  2. アドバイザーの提案/交渉力

上記項目で364名にアンケート調査、かつ筆者の利用体験談を踏まえてランキング化しました。(詳しい選び方や比較表が気になる方は「ハイクラス転職エージェントの選ぶ基準と比較表」をご覧ください。)

スクロール可能です→
順位転職エージェント総合評価コメント詳細解説
1位JACリクルートメント★★★★☆
4.15/5.0
ハイクラス専門で圧倒的な実績
専門性の高いコンサル複数人が提案
2位ランスタッド★★★★☆
4.08/5.0
世界最大規模の外資系転職エージェント
外資系企業の年収800万円以上求人に強い
3位リクルートエージェント★★★★☆
4.07/5.0
取引企業数No.1の圧倒的求人数
グループ選りすぐりのコンサルタント力
4位エンワールド★★★☆☆
4.02/5.0
東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円)
職業紹介優良事業者の認定あり
5位ロバートウォルターズ★★★★☆
4.01/5.0
外資系・グローバル企業に特化
30~40代管理職から人気が高い一社
6位クライス&カンパニー★★★☆☆
3.96/5.0
IT業界の管理職・スペシャリストに強い
国家資格保有のコンサルタントが担当
7位マイナビエージェント★★★☆☆
3.86/5.0
首都圏近辺の日系大手企業に総じて強い
管理職からスペシャリストまで豊富に保有
8位dodaエージェント★★★☆☆
3.78/5.0
高年収帯の公開求人数No.1
実績豊富なコンサルタントが多数在籍
9位エグゼクティブボード★★★☆☆
3.77/5.0
エグゼクティブに特化
日系上場企業・事業会社への転職に強い
10位ISSコンサルティング★★★☆☆
3.71/5.0
中小規模のためやや求人数は少ないも、
外資系企業への転職者からは評価が高い

※2023年12月時点の評価

ハイクラス層の転職は、担当コンサルタントの質(専門性や対応力)に大きく依存しますが、上位3社はその点で圧倒的な評価を得ています。

特に、1位のJACリクルートメントは、ハイクラス専門の転職エージェントとして長い歴史と実績があり、コンサルタントのレベルが非常に高いことで知られています。

ハイクラス層の転職は、いかに条件にあった非公開求人を集めることができるかが鍵なので、2~3社は利用して、定期的に求人を紹介してもらえるようにしておきましょう。

では上位3社を簡単に紹介していきます。

1位.JACリクルートメント

JACリクルートメントの特徴
  • ハイクラス転職特化
  • オリコン満足度調査「4年連続1位」
  • コンサルタントの専門性・提案力が高い

JACリクルートメントは、オリコン満足度調査「4年連続1位」を獲得しているハイクラス専門の転職エージェントです。

業界ごとに担当者がついているため専門性が非常に高く、求職者の経歴に沿った求人を提案してくれることが大きな特徴。また、両面型で企業の採用担当者と直接やり取りをしているため、その企業の内部情報に詳しく、選考対策も的確というメリットもあります。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

【公式】http://www.jac-recruitment.jp/

佐々木
アンケート結果を見るに、利用した方からの口コミ評価が高いので、ハイクラス帯で転職をされるなら間違いなくおすすめできる1社ですね。
JACリクルートメントの基本情報
タイプ転職エージェント
得意ハイクラス特化
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数11,797件
運営会社株式会社ジェイエイシーリクルートメント
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttp://www.jac-recruitment.jp/

※2023/8/16更新

高収入で魅力的な求人が多い
匿名さん

いくつかエージェントに登録したのですが、JACリクルートメントが一番、条件にあった求人がたくさんありました。

印象的には、他のエージェントよりも年収が高い人向けの求人がたくさんあったように思えます。

コンサルタントの質が高い
匿名さん

コンサルタントがしっかりサポートしてくれました。特に面接対策のアドバイスが細くて、オンラインでも1時間ほどアドバイスしてくれます。

また、最終面接前には面接担当者の特徴などを一人ひとりについてしっかりと教えてもらえたので、それほど緊張することなく面接をすることができました。

佐々木
筆者も実際に、過去の転職活動で利用したことがありますが、何社か使った中では一番コンサルタントのレベルが高く、対応の質がよかった印象でした

2位.ランスタッド|外資やITに強い

ランスタッドの特徴
  • 保有求人の年収帯が高い
    • 80%が年収800万円〜
    • 50%が年収1,000万円〜
  • 外資系/グローバル企業に強い

ランスタッドは、日本全国に91拠点を構える転職エージェントで、特に外資系企業のハイクラスポジションに強いことが特徴です

もともと海外での取引実績が豊富なことから、ユニリーバ、コカ・コーラといった世界的大企業の求人まで保有しています。実際のところ、公開求人の80%が年収800万円以上、そして50%が年収1,000万円以上と、年収帯の高さがポイントです。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

【公式】https://www.randstad.co.jp/

佐々木
特に外資系企業は、独特な選考対策が必要なので、実績のあるキャリアコンサルタントから支援を受けつつ、転職活動を進められると良いですね。
ランスタッドの基本情報
タイプ転職エージェント
得意外資系、グローバル、IT系
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数5,541件(非公開求人は不明)
※うち1,517件が外資系案件
運営会社ランスタッド株式会社
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/

※2023/8/16更新

魅力的な外資系求人が多かった
口コミ

もともとが外資系企業なだけあって、魅力的な外資求人が多かったような印象でした。担当エージェントがどういった案件を紹介してくれるか次第ですが、利用する価値はあると思います。

企業面談前に打ち合わせを行ってくれた
口コミ

アドバイザーの方の提案やサポートにも満足しています。相手企業との面談前には、選考練習を兼ねた打ち合わせを丁寧に行ってくれました。私目線でPRすべき点をしっかりと教えてくれて助かりました。

3位.リクルートエージェント

リクルートエージェントは、人材業界No.1の取引企業数を誇る転職エージェントです。中途採用を行なっている企業との取引が多いので、ハイクラス案件も豊富にあります。

実際、ポジションを問わず多くの利用者がいることが強みで、筆者の会社で管理職の採用をはじめたときも、一番最初に相談をしたものです(すでにスタッフ層の採用でお世話になっていたので)

また、一般メンバークラスの転職では企業担当(RA)と求職者担当(CA)でフロント対応を分担していますが、一定年収のあるハイクラス層では、リクルート選りすぐりのコンサルタントが双方を一気通貫で対応してくれる点がポイントです。

そのため、大手企業の課長以上や、ベンチャーのCXOといったエグゼクティブの非公開求人を豊富に持っているという点で、登録を外せない1社と言えます。

リクルートエージェントの特徴
  • 全職種・全地域で対応可能
  • 取引企業数が多く、大手求人も豊富
  • ハイクラスは一気通貫で対応してくれる

筆者も転職活動のたびに登録していますが、毎日のように新しい求人が追加されてシステムが通知してくれるので、求人数の多い転職サイトのような感覚でも使えます。

実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。

\60秒で無料登録!限定求人あり/
リクルートエージェントの基本情報
タイプ転職エージェント
得意総合(全業界、全職種)
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数680,226件(うち非公開求人は291,773件)
運営会社株式会社リクルート
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://www.r-agent.com/

※2023/8/16更新

また上記のような転職エージェントだけでなく、ここから紹介するスカウト型転職サービスも併用することをおすすめします。

長期を見据えた転職活動なら「スカウト型転職サービス」も利用しよう

重要ポジションは枠の絶対数が少なく、転職活動が長期化しやすい傾向にあるので、機を逃さないためにも「スカウト型転職サービス」への登録もおすすめしています。比較軸は以下3点です。

  1. ヘッドハンター数
  2. 高年収の求人数
  3. 今の会社にバレにくいか
スクロール可能です→
順位スカウト型転職サイト評価基本
個別解説
総合評価取引企業数企業ブロックPマーク
1位ビズリーチ★★★★☆
4.1/5.0
1.7万社ありあり
2位リクルートダイレクトスカウト★★★☆☆
3.9/5.0
非公開あり
(10社まで)
あり
3位dodaX★★★☆☆
3.7/5.0
非公開そもそも企業
スカウトなし
あり
4位ミドルの転職★★★☆☆
3.6/5.0
非公開ありあり

※2023年12月時点の評価

ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトは、評価の高いヘッドハンターを自分から選ぶことができるので、積極的に転職を検討されている方にもおすすめできます。

もし迷ったら、一旦ビズリーチに登録しておけば十分です。企業ブロック機能があるのでバレにくく、ヘッドハンター数も一番多いので登録するだけで可能性が広がります。

1位.ビズリーチ

ビズリーチの特徴
  • 全国の人材紹介業者が登録
    • レジュメを登録すればスカウトが来る
    • 人気なヘッドハンターにアプローチ可能
  • 首都圏のIT/WEB系求人が多い
    • 年収400万円前後も意外とある

ビズリーチは、首都圏を中心に掲載求人数とヘッドハンター登録者数が多いハイクラス向けのスカウト型転職サイトです。特に、ITやWEB業界のベンチャー企業が多いですね。

全国の人材仲介業者が登録しており、レジュメを登録することでスカウトを待つこともできれば、自ら気になった担当者へ相談をすることもできます。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

【公式】https://www.bizreach.jp/

佐々木
定期的にスカウトがくるので「今すぐの転職は考えていないが良い案件があれば検討したい」と考えている方にもオススメです。
ビズリーチの基本情報
タイプスカウトサイト
得意ハイクラス、エグゼクティブ層
利用料金基本無料
①タレント会員:3,278円(税込)/30日
②ハイクラス会員:5,478円(税込)/30日)
対象地域全国+海外
運営会社株式会社ビズリーチ
Pマークあり
公式サイトhttps://bizreach.jp

2位.リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトの特徴
  • 多くのヘッドハンターが登録
  • 登録したらスカウトを待つだけ
  • 求人数の約半数が年収600万円以上

リクルートダイレクトスカウトは、人材業界大手のリクルートが運営しているスカウトサイト。登録するエージェントは4,000名以上です。

自分で応募できる求人件数も常時20万件以上登録されている(かつ半数が年収600万円以上)ので、ハイクラスの方々であっても満足できる質になっています。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

【公式】https://directscout.recruit.co.jp/

佐々木
レジュメを登録したらあとはスカウトを待つだけなので『今すぐの転職を考えていないが、いい話があれば聞いてみたい』という方におすすめできます。
リクルートダイレクトスカウトの基本情報
タイプスカウトサイト
得意総合(全業界、全職種)
対象地域全国+海外
運営会社株式会社リクルート(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://directscout.recruit.co.jp/

3位.dodaX(by パーソルキャリア)

dodaXの特徴
  • パーソル運営のスカウト型転職サイト
  • 年収800万円以上のハイクラス層向け
  • 自分から応募することもできる

dodaXは、人材業界大手のパーソルが展開している、ハイクラス向けスカウトサービス。履歴書と職務経歴書を登録するとヘッドハンターから連絡がきます。

ただ、こちら側から在籍ヘッドハンターに連絡することはできず、スカウトが来ない可能性もあるので、あらかじめ職務経歴書はしっかりと記載しましょう。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

【公式】https://doda-x.jp/

佐々木
無料で通年利用できるため「今すぐの転職は考えてはいないが、いい案件があれば考えなくもない」といった方は、登録だけしておきましょう。
dodaXの基本情報
タイプスカウトサイト
得意ハイクラス、エグゼクティブ層
対象地域全国+海外
運営会社パーソルキャリア株式会社
Pマークあり
公式サイトhttps://doda-x.jp/

裏事情|担当者の質にばらつきがある理由

担当者の質にばらつきがある理由はシンプルに「人員の大幅増員で採用を強化しているが、研修がうまくいかず従来の質に追いついていない」ためです。

佐々木
元転職エージェントの筆者の経験を交えつつ、それぞれ説明していきますね!

裏事情① 採用を大幅強化して組織拡大している

担当者の質にバラツキがある理由としては、大手規模の転職エージェントで835名(2021年)もいるからというのもありますが、それ以上に、採用を大幅強化して組織を拡大しているからです。

実際、20世紀までは終身雇用が当たり前で転職しても20代までがせいぜいでしたが、ここ20年でハイクラス人材の流動性が大きく上がり、業績が右肩上がり。

事業好調に伴って、新卒や中途を含めて多くの増員を行なった結果、ここ5年で2倍以上(2016年548名→2021年1,102名)に増員しています。

引用:JACリクルートメント決算説明資料(2022年2月24日)

上記のように、組織の急拡大に向けて、採用を大幅に強化した結果、担当者の質にバラツキが出てしまっている結果となっています。

ただ、もちろん採用と研修がうまくいっているのであれば、質を落とさずにスケールできるのですが、なかなかそうはうまくいきません。

裏事情② 新卒1年目が担当になることがある

JACリクルートメントでは、運が悪いと、転職経験どころか社会人経験すらまともにない新卒1年目が担当者になる可能性があります。(もちろん最初は経験豊富な上司が付いています)

実際、新卒ではコンサルタント職(企業と求職者を担当)が毎年50名ほど募集されているので、国内社員数が835人(2021年)ということを踏まえると毎年約6%ずつ新人が入ることになり、新卒3年以内で経験の浅い社員が15%前後(離職率次第)を占めることになります。

引用元:JACリクルートメント新卒採用ページ

余談ですが、人材業界で1年目の年棒350万円は最低クラスの部類に入るので、高学歴でコミュニケーション能力が高い優秀な新卒は、大手でブランド力があり年収も450万円以上の競合他社(リクルートやパーソル、レバテック等)へ行き、そう優秀な方は残りません。(まあ当然ですよね)

補足|直近の新卒入社実績

コロナが流行り始めたことで転職市場が落ち着いていた2021年度では採用を控えたようですが、基本的には毎年50名ほどの新卒を採用していることがわかります。

2017年度:45名入社
2018年度:64名入社
2019年度:44名入社
2020年度:51名入社
2021年度:15名入社

引用元:マイナビ

補足|直近の新卒の採用大学

東京大学、京都大学、一橋大学、大阪大学、神戸大学、筑波大学、広島大学、大阪教育大学、横浜国立大学、熊本大学、静岡大学、愛媛大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、国際基督教大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、東京学芸大学、東京理科大学、東京外国語大学、明治学院大学、駒澤大学、日本大学、専修大学、南山大学、國學院大學、首都大学東京、順天堂大学、東京農工大学、同志社大学、関西大学、関西学院大学、立命館大学、甲南大学、関西外国語大学、京都産業大学、近畿大学、武蔵野大学、武蔵大学、神戸市外国語大学、お茶の水女子大学、東京女子大学、日本女子大学、聖心女子大学、フェリス女学院大学、奈良女子大学、白百合女子大学

引用元:マイナビ

採用大学は偏差値上位校がもちろん並べられていますが、マッチャー(就活生向けOB訪問サイト)を見るに、ボリュームゾーンとしては、偏差値55~60前後の中堅大学群(MARCH,関関同立あたり)が中心といった印象でした。

裏事情③ 中途転職の応募条件が低すぎる

JACリクルートメントの中途採用の募集ページを見る限り、ハイクラス専門の転職エージェントにしては、応募条件が緩すぎる印象があります。

営業経験があれば誰でも応募することができ、6ヶ月という長い試用期間(一般的には3ヶ月です)を設けて解雇しやすくしていることからも、正直、社員のレベルが高いとは思えません

このように採用ハードルが低い背景としては、一般認知度が低くて応募者が集まりにくいからかと思いますが、その結果として、従来JACリクルートメントが持っていた「質の高い提案・サポート力」が失われることがないように祈るばかりです。

補足:20代の転職希望者は若手が担当する

経験と実績のない1,2年目の社員(新卒及び第二新卒)は、各業界ごとに登録した20代の転職希望者を担当することになります。(30代相手はさすがに年齢差が浮き彫りになって難しいですからね)

もちろん初回面談では、経験豊富な『20代専門の面談担当者』がヒアリングの進行を担当してくれる(若手と2名体制)ので、経歴や条件理解にズレは起こりません。ただ、面談以降では若手担当者一人だけで対応することになるので注意が必要です。

実際、筆者が過去2度利用したうちの1度は20代だったのですが、初回面談を担当してくれた2名のうち、1名は経験豊富そうで円滑に会話ができていたものの、もう1名はほとんど喋りませんでした(ちなみに喋らないほうがメイン担当者となってしまい、メールのやり取りで不満を感じたので、担当変更(上司)を依頼したものです。)

登録したら今の会社にバレる?

JACのような転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。

登録しても今の会社にバレない理由

<理由①>
企業側は応募前の求職者情報を見れないため
└求職者の情報を見れるのはコンサルタントのみ
└本人同意なしで企業に個人情報は開示されない

<理由②>
転職エージェントが情報管理を徹底しているため
└情報漏洩は、会社の信用・ブランドが失墜する
└有料職業紹介事業の許可取り消しすらありえる

<理由③>
各コンサルタントが最大限注意しているため
└そもそもあえて情報を漏洩するメリットがない
└漏洩のデメリットが大きすぎる(懲戒処分)

特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。

転職エージェント事業所の情報管理の取り組み
  • 盗難の防止策
  • 事業所への入退室の管理
  • 個人情報の移送や送信時のリスク対策
  • 個人情報保護の社内マニュアル/ルール

もちろんJACリクルートメントにおいても、プライバシーポリシーに記載されているように徹底した情報管理がされているので、2023年12月時点で情報が漏洩した形跡はありません。

さらに、プライバシーマーク(とは:個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者が受ける認定)も保持しているので、より安心できます。確認はこちら

ただ、転転活動をする際には、以下のような点に注意をしないと、今の会社にバレる可能性があるので注意していきましょう。

転職活動をする時の注意点
  • 職場では話さない、同僚には話さない
  • 社内PC、アドレスを使って登録しない
  • 会社のカレンダーに面接予定を記載しない
  • 企業スカウトありの転職サイトに注意する
  • Facebookで担当者と繋がるときは注意する
  • 面接と同僚の営業訪問がかぶっていないか確認

よくある質問と回答

この章では、JACリクルートメントに関連して気になる質問とその回答についてQ&A形式で解説していきます。

JACリクルートメント関連
ハイクラス関連
転職エージェント関連
その他

Q. 登録の流れを教えてください。

登録の流れは以下の通りです。

  1. 初回登録(→メールで本人確認)
  2. マイページ開設(この時点では求人紹介なし)
  3. 担当コンサルタントから連絡(1週間以内)
  4. 担当コンサルタントとWEB面談
  5. 求人紹介、応募

Q. 退会方法を教えてください。

JACリクルートメントの退会方法は3つあります。

Q. JACリクルートメントに登録したものの連絡がきません

マイページを開設したら次は担当コンサルタントからの連絡を待つことになりますが、人によってこの期間は変わり、遅いと最大で1週間ほど待つ場合があります。

それ以上遅い場合は、利用をサイレントで断られている可能性があり、以下の記事を参考に対処してみてください。

Q. ハイクラス層の定義は?

ハイクラスの明確な定義は転職サービスによって異なりますが、一般的には以下のいずれかを指すケースがほとんどです。

  • 年収600万円以上
  • 管理職、マネジメント経験者
  • 専門性の高いスペシャリスト職
  • 外資系(英語や中国語を活かす仕事)

日本語に直訳して「ハイ(高い)クラス(等級、階級)」となることから、目安としては『上位20%』くらいと捉えておけば良いでしょう。

他の例でも「高学歴」と言われるのも偏差値上位20%の大学群(MARCH以上)です。

Q. ハイクラスでなくても利用して良い?

問題ありません。

なぜなら、給与は、似たような経歴やスキルを持っていても、企業の業績や業界によって大きく変わるので、転職を通して給与がグッと上がり、ハイクラスになるケースがあるからです。

特に、DXバブルの影響を受ける会社ではその傾向が強く、例えば、システム開発企業の営業職から外資IT企業へ転職することで、年収が2倍近くになるケースもあります。

Q. 若手や20代でも利用して良い?

問題ありません。

ハイクラスと聞くと、一部の限られた方々しか登録してはいけないようなイメージを持たれる方が多いですが、キャリアに自信がなくとも利用できます。

登録している企業には、ポテンシャルや人柄を重視するところも多いので、積極的にチャレンジ、キャリアアップしたい方にもおすすめです。自分自身の市場価値や可能性を確認するためにも、ぜひ利用してみましょう!

佐々木
筆者も20代でJACリクルートメント等を利用しましたが、20代専門の担当者がいるので、安心して相談してください!

Q. 一般向けとハイクラス特化の違いは?

違いを表に整理しました。

 一般向けハイクラス向け
運営形態片面型
求職者と企業を別で担当
両面型
求職者と企業を同時担当
保有求人総数は多いが、質は低い
400~600万円帯がメイン
総数は少ないが、質は高い
800~1,500万円がメイン
コンサルタント年収が低い担当者ばかり
実績と経験が浅い人が多い
年収が高い担当者ばかり
実績と経験のある人しかいない

ハイクラス向けはコンサルタントの質が高い

コンサルタントの給与水準が、一般向けだと400~600万円がボリュームゾーンなのに対して、ハイクラス向けだと800万円以上~と大きく差があります。

なぜここまでの差があるかというと、一般向けキャリアアドバイザーは求職者しか担当しないこともあって、そもそもの求められるスキルが高くないからです。

特に仕組み化が進んだ大手企業ほどその傾向が強く、彼らがやる仕事といえば、求職者の希望条件をニコニコしながら聞いて、社内システムに入力、ヒットした大量の求人を紹介して、あとは企業との連絡調整をするだけです。極論、やろうと思えば誰でもできます。

一方でハイクラス担当の場合、コンサルタントが法人サイドも担当する必要があり、さらに中長期的な求職者目線での「付加価値」を求められるので、相応の知識と経験を有していなければなりません。

給与の高さがコンサルタントとしての優秀さを物語っています。

大手一般向けは求人サイトとほぼ変わらない

大手一般向けの転職エージェントは、一度登録してみたらわかりますが、求人数そのものは確かに多いものの、毎日のように多くの(微妙なものも含めて)求人を紹介されます。

というのも、面談で話した基本情報(業界、職種、年収、地域)をもとにシステムが自動でレコメンドするようになっているからです。

そのため、キャリアアドバイザーが一人ひとりに多くの時間をかけることはなく、何人もの求職者を同時に担当しています。

一般向け転職エージェントの価値は、大手ゆえの求人保有数とレコメンドシステムであり、キャリアアドバイザーに高い付加価値は求められないので(ハイクラス担当に比べると)給与が高くはないのです。

Q. 転職エージェントはなぜ無料?

転職エージェント(有料職業紹介事業者)は、職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。

(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。

引用元:職業安定法32条の3第2項

上記のように、求職者(仕事を探している人)からは、原則として手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。(代わりに企業から採用報酬をもらっています。)

Q. 転職エージェントの仕組みは?

転職エージェントは、採用企業に対して転職希望者を紹介することで、採用となった場合に成果報酬を受け取るビジネスをしている「人材紹介事業所」のことです。

そのため、転職希望者は無料で使うことができますが、転職エージェントにとってのクライアントはあくまで採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。

転職エージェントにとって、クライアント企業は一度や二度ではなく長期的に取引をすることになるので、ビジネス構造上どうしても「転職希望者は商品」となります。

結果として、中には「転職希望者を騙してでもクライアント企業に入社させようとする」といった不誠実な対応をとる悪質なコンサルタントもいるので注意してください。

Q. 転職エージェントは複数利用すべき?

転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも、必ず、複数利用すべきです。

Q. 転職エージェントは何社利用するのがいい?

結論、転職エージェントは「3社」利用することをおすすめします。

実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査(有効回答数1,515件)でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わり、以下のことが判明しています。

利用社数と転職成功率の統計結果
  • 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
  • 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
  • 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない

▼利用社数と転職成功率の分布(有効回答数1,515件)

利用社数満足/成功普通不満/後悔
1社のみ66.5%
低い
24.5%8.9%
高い
2社70.5%
(普通)
22.2%7.3%
(普通)
3社74.3%
高い
20.6%5.1%
低い
4社75.0%
高い
20.5%4.5%
低い
5社以上74.0%
高い
22.0%4.1%
低い

このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。

佐々木
ただ、4社以上利用してもあまり結果が変わらないのと、同時に多く併用すると連絡が大変になってしまうので、悩んだら「3社」をおすすめします!

Q. 転職エージェント利用の流れ

転職エージェントを利用する流れは以下の6ステップになります。

  1. 応募フォームから登録・申し込み
  2. 担当コンサルタントと面談
  3. 選考対策(書類添削、面接練習)
  4. 求人紹介、応募
  5. 面接、選考フィードバック
  6. 内定、入社前後の最終調整

Q. 転職エージェント活用ポイント

転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。

  1. 応募フォームから登録・申し込み
    ・転職エージェントは複数登録する
    ・事前に転職活動用のメールアドレスを作る
  2. 担当コンサルタントと面談
    ・事前に経歴と希望条件を整理しておく
    ・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
    ・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
    ・その後コンサルタントにはこまめに返信する
  3. 選考対策(書類添削、面接練習)
    ・自分から依頼する
    ・面接の想定質問を事前に聞いておく
    ・フィードバックが少ない担当は変更する
  4. 求人紹介、応募
    ・応募時の推薦文を必ず確認する
    ・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
    ・むやみやたらに求人へ応募しない
    ・その企業を退職した人から一次情報を集める
  5. 面接、選考フィードバック
    ・その企業でされやすい質問を聞く
    ・その企業に聞くべき逆質問を聞く
    ・選考で見送りになったら対策を依頼する
  6. 内定、入社前後の最終調整
    ・妥協しない
    ・言いなりにならず自分で決める

Q. そもそも仕事の選び方を知りたい

仕事の選び方は、以下の3ステップを順に進めながら選びましょう。

仕事を選ぶまでの3ステップ
  • Step1. 仕事を選ぶ10基準に重みをつける
  • Step2. 視野を広げて仕事をリストアップする
  • Step3. 点数をつけながら徹底的に比較する

詳しくは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください!

今後のキャリアについて徹底的に考えたいなら、ポジウィルキャリアのようなキャリアコーチングサービスを利用するのも一つの手です。

経営者・CXO・中間管理職といったハイクラス層を対象にしたプレミアムプランも用意しており、あなたの状況に応じて内容をチューニングしてもらえます。

初回の45分相談は無料で受けることができるので、ぜひ一度、どういったサービスを受けることができるのが相談してみましょう。

登録はこちらから
https://posiwill.jp/career/

シェアはこちらからどうぞ!
ABOUT US
佐々木
佐々木
東証プライム上場企業の管理職。企業側として新卒・中途採用をしている経験と、自身が転職した体験談から記事を執筆。