マイケルペイジは、外資系企業に特化した転職エージェントです。業界では名の知れたサービスですが、悪い評判がないか、登録すべきか気になりますよね。
このページでは、他の転職エージェントと比較しながら、メリットデメリットを網羅的に解説。最後まで読めば、使うべきか否かを判断できます。
マイケルペイジの特徴まとめ
- 東京都の求人が9割を占める
- 外資系企業に特化した転職エージェント
- 分野ごとに専門性の高いアドバイザーが担当
- 英文履歴書添削、英語の面接対策をしてくれる
マイケルペイジは、1976年に英国ロンドンで創業され2001年に日本法人が設立された、外資系企業への転職支援に特化した転職エージェントです。
各業界に精通したアドバイザーが独自ネットワークを活用して、あなたのキャリアにあったポジションを提案してくれます。特に、英語での履歴書から面接対策など、外資系転職に役立つアドバイスを得意としていますね。
【公式】https://www.michaelpage.co.jp/
マイケルペイジの基本情報 | |
タイプ | 転職エージェント |
得意 | 外資系企業 |
対象地域 | 全国+海外(WEB面談実施中) |
求人件数 | 5,543件(うち外資系3,911件) |
運営会社 | マイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン株式会社 |
Pマーク | なし |
公式サイト | https://www.michaelpage.co.jp/ |
高年収な案件が魅力的
紹介案件は高年収なものが多く、魅力的でした。求人提案からアドバイスまでが迅速かつ的確で、その後のサポートも丁寧な担当者でした。
外資転職で何から何まで対応してくれた
担当の方には案件紹介から内定受諾までお世話になりました。英語での書類選考及びに英語での面接練習。
さらにタイムリーな情報提供を頂けるので、安心して転職活動に臨むことができました。
他の外資系転職エージェントとの比較
外資系転職エージェントの利用者満足度の調査結果、マイケルペイジの総合評価は「6位」という結果となりました。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | 必要年収 | コメント |
1位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 4.11/5.0 |
600万円 以上 |
外資転職の高年収求人に強い 専門性の高いコンサル複数人が求人提案 |
2位 | ランスタッド | ★★★★☆ 4.06/5.0 |
800万円 以上 |
世界最大規模の外資系エージェント 外資系企業の年収800万円以上求人に強い |
3位 | エンワールド | ★★★★☆ 4.02/5.0 |
600万円 以上 |
東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円) 職業紹介優良事業者の認定あり |
4位 | ロバートウォルターズ | ★★★★☆ 4.01/5.0 |
600万円 以上 |
外資系・グローバル企業に特化 英文履歴書添削や英語面接練習もあり |
5位 | リクルートエージェント | ★★★☆☆ 3.95/5.0 |
指定なし | 取引企業数No.1の圧倒的求人数 もちろん外資系企業の取り扱いも豊富 |
6位 | マイケルペイジ | ★★★☆☆ 3.94/5.0 |
600万円 以上 |
バイリンガルのハイクラス人材におすすめ 各分野の転職に特化した専門チームが対応 |
7位 | ISSコンサルティング | ★★★☆☆ 3.93/5.0 |
600万円 以上 |
中小規模のためやや求人数は少ないも、 外資系企業への転職者からは評価が高い |
8位 | クライス&カンパニー | ★★★☆☆ 3.91/5.0 |
600万円 以上 |
外資系IT企業に強い 国家資格保有のアドバイザーが担当 |
9位 | dodaエージェント | ★★★☆☆ 3.88/5.0 |
指定なし | 高年収帯の公開求人数No.1 実績豊富なアドバイザーが多数在籍 |
10位 | マイナビエージェント | ★★★☆☆ 3.84/5.0 |
指定なし | 首都圏近辺の日系大手企業に総じて強い 管理職からスペシャリストまで豊富に保有 |
外資系転職に特化した転職エージェントでありながらも、利用者の口コミ評判が非常に悪く、上位陣には及ばない結果となりました。
次章では、実際にアンケートやSNSで散見された口コミを元に、キャリアパーク就職エージェントのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
- 良い口コミ評判・メリット
- 専門性が高く、信頼できる
- 対応が迅速で情報提供がタイムリー
- 親身に相談に乗ってくれる担当者がいる
- 英語求人が多く、海外案件もある
- 悪い口コミ評判・デメリット
- すべき連絡をせず、音信不通になる
- 英語が話せるだけで提案力が低い
- 対応がひどい担当者がいる
- 勤務中でも電話をかけてくる
悪い口コミ評判・デメリット
マイケルペイジには、金融業界やコンサル業界におけるハイクラス求人に定評がある一方で、ネガティブな口コミが非常に多いので、引用つつ紹介していきます。
- すべき連絡をせず、音信不通になる
- 英語が話せるだけで提案力が低い
- 対応がひどい担当者がいる
- 勤務中でも電話をかけてくる
悪い評判・デメリット①
すべき連絡をせず、音信不通になる
口コミを調査する中で一番多かったデメリットが「すべき連絡がこない。音信不通になる。」といった連絡に関する内容でした。
中でも多かったのが「履歴書を提出したら連絡が返ってこなくなった」というものや、面談で「JD(job description)を送ります」と言われたものの音沙汰がない、というケースです。
履歴書を提出したら、1か月音沙汰無し
こちらの会社から連絡頂いて、紹介された求人のため履歴書を提出したら、1か月音沙汰無し。何度も問い合わせたら担当者が退職されたそうです。個人情報を全て渡してそのような対応は前代未聞です。
引用元:Google
個人情報を渡すと連絡しなくなる
企業との面接日程調整中に2週間以上音信不通、企業の1次面接結果もまったく連絡なし。ヤバいです。個人情報を渡すと連絡しなくなるって何されてるかわからずこわいです。
引用元:Google
JD送るといって送ってこないし、結果も伝えない
ここに期待しても無駄です。JD送るといって送ってこないし、結果も伝えない。他のエージェントをお勧めします。星5とか4とかつけている人は、中の人ではないかと思うくらいです
引用元:Google
後程JDを送ると言われたが、音沙汰無し
元々大した期待してなかったが、取り敢えず良さそうな求人を扱っていたので面談。
その場で幾つか紹介してもらい、後程JDを送ると言われたが、音沙汰無し。
ある意味期待通りのエージェントで笑えた。
引用元:Google
一人当たりの担当者が多くの候補者を担当することがあるためか、はたまた離職率が激しい会社なのか、原因は不明ですが、すべき連絡をしない担当者がいるようです。
悪い評判・デメリット②
英語が話せるだけで提案力が低い
対応の品質であったネガティブな口コミとして2つ目は、「英語が話せるものの、リクルートメントの質が低い」といったものも、散見されました。
マイケルペイジで取り扱っている案件の半分以上が英語求人ということもあって、英語で対応できるスタッフが多いメリットが一方で、提案の質が低いというものです。
単に英語が話せるだけのスタッフだけで、リクルートメントの質は低い
星一つもつけたくないです。スタッフのレベルが低すぎて、案件も通らないです。他エージェントの方がレベルが高いです。単に英語が話せるだけのスタッフだけで、リクルートメントの質は低いです。英語だけ話せるなら、誰でもできます。
引用元:Google
使うメリットとしては英語の練習になることくらい
紹介してくる求人票も登録者のスキルや希望に合ったものとは思えない。まるで求人票をただ横に流してる感が漂っている。ノルマがあるのは百も承知だが、このエージェントの質は他のエージェントと比べても突出していると言っていいくらい、低すぎる。使うメリットとしては英語の練習になることくらいかな?
引用元:Google
このように、英語が話すことができるスタッフがいるものの、転職エージェントとして付加価値のある提案であったり調整といったことがしてもらえないケースがあるようです。
悪い評判・デメリット③
対応がひどい担当者がいる
ネガティブな口コミ3つ目は「対応がひどい担当者いる」というもので、利用者の怒りの感情に満ちた口コミも散見されました。
今でも頭に来ています
この会社のK山というコンサルは最悪でした。ある時は面談したいと人を呼びつけておきながら案件が無いと言われ、またある時はこちらの了承なく勝手に企業へ応募したりと傍若無人の振る舞いでした。このエージェントをお薦めすることは到底出来ません。今でも頭に来ています。
引用元:Google
今まで見た中で最悪のエージェンシー
The staff is unethical. This is the worst agency I’ve ever seen.
On top of this they are not professional, have terrible service, are rude, and a waste of time. The way they treat people is unethical and untrustworthy. 以下略
引用元:Google
このように、担当者によるところはあるのですが、転職希望者のことを考えずに自分勝手に振る舞うキャリアアドバイザーによって不満を抱える方は多いようです。
悪い評判・デメリット④
勤務中でも電話をかけてくる
マイケルペイジに対するネガティブな口コミ4つ目は「勤務中でも自社集うで一方的に電話をかけてくる。留守電もなし」という電話マナーに関するものでした。
一般的に、高年収層を対象とした転職エージェントだと、勤務時間中には架電しない、配慮ある事業所が多いのですが、マイケルペイジは例外なようです。
エージェントの都合で見境なく電話をよこしてくるのはいかがなものか
エージェントとしてはありえない対応。まず、事前に何の断りもなく、勤務中に電話をかけてくるのは本当にやめてほしい。登録者にも色々な事情があるわけで、当然ながら在職中に転職活動をしている人もいるであろう。それにも関わらず、エージェントの都合で見境なく電話をよこしてくるのはいかがなものか。登録者側の心理に寄り沿っているとは到底思えない。
引用元:Google
何度も勤務中に着信があり、1度も留守電にメッセージ無し
紹介したい企業があると何度も勤務中に着信があり、1度も留守電にメッセージ無し。
勤務中は電話対応難しいので、せめて留守電を残すかメールで連絡下さいと伝えても、平日の日中に着信だけ。皆さん本当にお気をつけ下さい。
引用元:Google
このように、担当キャリアアドバイザーの対応力に関するネガティブな口コミは、どの転職エージェントでも一定は見られるのですが、マイケルペイジも例外ではありません。もちろん、大半のアドバイザーは誠実に対応してくれるので、たまたま担当者がハズレだったケースもあります。
良い口コミ評判・メリット
ここではマイケルペイジの良い口コミ評判からわかるメリットについてご紹介していきます。
- 専門性が高く、信頼できる
- 対応が迅速で情報提供がタイムリー
- 親身に相談に乗ってくれる担当者がいる
良い評判・メリット①
専門性が高く、信頼できる
ポジティブな口コミとして多かったのは「専門性が高く、信頼できる」というものです。
外資系転職の支援実績が豊富なプロフェッショナル集団なので英語でやりとりができるのはもちろん、業界知識の豊富なアドバイザーが多数在籍しています。
やり取りは英語、かなり専門性が高い
Mouradというアドバイザーに転職先を紹介して頂き、次の職場を見つけることになりました。取次なども非常にスピーディーで、対応も丁寧です。やり取りは英語、かなり専門性が高いので、適してない方も多いと思いますが、当方の場合国外でのキャリアが有る医療職系の転職で、アドバイザーの専門に合致していたということで、非常に業界のことをよく知っており、大変勉強になりました。
引用元:Google
プロフェッショナルで専門性が高く信頼できる
Professional (and very friendly !) and very trustworthy recruiting expertise gives you in-depth information and situation around the job posts. Really helpful for me, and worked. Thank you!
引用元:Google
このように専門性が高くサポートに助けられたという口コミは散見されました。
実際に、転職ポジションの年収帯があがればあがるほど、相応の専門知識が求められるので、利用する転職エージェントには高いレベルが求められるものです。
その点、外資系転職支援の実績が豊富なマイケルペイジにはノウハウ豊富なアドバイザーが多数在籍しているので、安心して相談できるでしょう。
良い評判・メリット②
対応が迅速で情報提供がタイムリー
ポジティブな口コミからわかるメリット2つ目は「対応が迅速で、タイムリーな情報提供が得られる」というものです。
マッチングが迅速かつ的確で、その後のサポートも丁寧
求人、求職のマッチングが迅速かつ的確で、その後のサポートも丁寧なプロ集団です。
とても信頼がおけるエージェント様です。
引用元:Google
タイムリーな情報提供ならびに十分且つ適切な支援
マイケルペイジさんの担当の方から多大なご支援を頂きました。案件紹介から内定受諾まで、タイムリーな情報提供ならびに十分且つ適切な支援を頂きまして、応募者として安心して、書類選考ならびに複数回の面談を経て内定を頂きました。誠に有難う御座いました。
引用元:Google
このように対応の良さに関する口コミもいくつか見られました。デメリットとして紹介した「連絡がない」というものと矛盾するように思えますが、マイケルペイジも一枚岩ではありません。
当然、担当者によって対応のレベルが変わってしまうので、もし担当者が信頼できなかった場合は変更を依頼するようにしましょう!
良い評判・メリット③
親身に相談に乗ってくれる
ポジティブな口コミからわかるメリットとして「親身に相談に乗ってくれる担当者がいる」という点になります。
転職エージェントでは、求人紹介をするだけでなく、いかに転職希望者のキャリアに寄り添ってくれるかが重要なので、大きなメリットと言えるでしょう。
自分の仕事に関する悩み、実現したい事を親身になって考えていただけました
エージェントの方に自分の仕事に関する悩み、実現したい事を親身になって考えていただけました。メールで、様々な希望の求人情報を送って頂いて面接のアドバイスも事細かくいただきました。新しい仕事に就いてからも、連絡をくれ、状況を聞いてくれたりなどして頂けました。
引用元:Google
一貫性、忍耐力、そして前向きな姿勢に感銘を受けました
Senior Consultant Mourad in Michael Page helped me find the job matching my skill sets and preferences in the healthcare & life science industry. He remained very supportive, attentive, and considerate throughout the entire process of my career transition. I was very impressed by his consistency, patience and, positive attitude as well. I was not able to find the job of my liking it if it were not for his professional support.
I would certainly recommend Mourad for anybody who looks for a new career opportunity in the healthcare industry.
Thank you Mourad for all your help.
引用元:Google
このように、親身に転職支援をしてくれることで転職活動がずっと効率的に進むようになるので、丁寧にサポートしてくれる担当者がいることは大きなメリットです。
次章では、ここまでご紹介したマイケルペイジのメリットとデメリットを踏まえて、利用をおすすめできる人の条件について整理していきます。
結論|こんな人におすすめ
ここまでの口コミ評判からわかった、マイケルペイジのメリットとデメリットを再掲すると、以下のようになります。
- 専門性が高く、信頼できる
- 対応が迅速で情報提供がタイムリー
- 親身に相談に乗ってくれる担当者がいる
- すべき連絡をせず、音信不通になる
- 英語が話せるだけで提案力が低い
- 対応がひどい担当者がいる
- 勤務中でも電話をかけてくる
ここまで紹介してきた特徴をまとめると、ネガティブな口コミが多く、担当者のアタリハズレが大きいので、転職に慣れていない方には自信をもってお勧めすることはできません。
ただ、外資系転職の支援実績が豊富で中には優秀なアドバイザーも在籍しているので、うまく利用することで、転職活動を有利に進められる可能性もあります。
↓に該当する方であればぜひ利用しましょう。
- 外資系転職を検討している
- 転職エージェントに慣れている
- ハズレ担当者を引いたら遠慮なく変更依頼できる
利用は無料なので、どういった求人案件が紹介可能かを知るためにも、気軽に相談してみてください。
マイケルペイジの基本情報 | |
タイプ | 転職エージェント |
得意 | 外資系企業 |
対象地域 | 全国+海外(WEB面談実施中) |
求人件数 | 5,543件(うち外資系3,911件) |
運営会社 | マイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン株式会社 |
Pマーク | なし |
公式サイト | https://www.michaelpage.co.jp/ |
ただ、紹介求人数は、JACリクルートメントやビズリーチと比較してしまうと「やや物足りない..」という意見があったので、併用することをおすすめします。
なにより、より良い求人を見つけるためには転職サービスは複数併用すべきなので、他にも次で紹介するような転職エージェントもチェックしていきましょう。
ハイクラス転職サービス一覧
転職エージェントにも得意不得意があるので、保有求人や取引実績によって、あなたが志望する業種・役職に強いかどうかで使い分けられると理想です。いくつか併用して提案求人やサポートの質を比較していきましょう。
志望業種・役職で選ぶ転職エージェントおすすめ | |
スカウトサイト | |
外資系/グローバル | |
M&A/ファイナンス | |
IT/WEB/AIエンジニア | |
役員/エグゼクティブ | |
20代前半/第二新卒 |
迷ったら大手の「JACリクルートメント」や「リクルートエージェント」に登録しましょう。各業種ごとにいくつもの専門チームが分かれているので、あなたの経歴をもとに転職全般のサポートと非公開求人の紹介をおこなってくれます。
現時点で年収600万円以下なら
高年収に特化した転職エージェントだと、経歴によっては「紹介できる求人がない」と断られる可能性があります。そのため、幅広い年収層の求人を保有している大手転職エージェント(リクルートエージェントやワークポートなど)を使うようにしましょう。
スカウト型のハイクラス転職サイト
ハイクラス層の転職では、ヘッドハンティング型サイトにも登録して、いつでも”企業から”スカウトが届く状態にしておきましょう。余談ですが”求人数”は気にしなくて構いません(中小規模エージェントが社名非公開で大量に傘増ししているので)。
順位 | スカウト型転職サイト | 評価 | 基本 | 個別解説 | ||
総合評価 | 取引企業数 | 企業ブロック | Pマーク | |||
1位 | ビズリーチ | ★★★★☆ 4.1/5.0 |
1.7万社 | あり | あり | |
2位 | リクルートダイレクトスカウト | ★★★☆☆ 3.9/5.0 |
非公開 | あり (10社まで) |
あり | |
3位 | doda X | ★★★☆☆ 3.7/5.0 |
非公開 | あり | あり | |
4位 | ミドルの転職 | ★★★☆☆ 3.6/5.0 |
非公開 | あり | あり |
迷ったら、ビズリーチに登録しておけば十分です。企業ブロック機能があるのでバレにくく、人気のヘッドハンターを選ぶこともできるのでおすすめです。
外資系/グローバルに強い転職エージェント
外資転職に強い転職エージェントは下記の通りです。近年のDXバブルによって外資系企業(特にITコンサルティング)は採用拡大しているので年収を比較的上げやすい分野です。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | 必要年収 | コメント |
1位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 4.11/5.0 |
600万円 以上 |
外資転職の高年収求人に強い 専門性の高いコンサル複数人が求人提案 |
2位 | ランスタッド | ★★★★☆ 4.04/5.0 |
800万円 以上 |
世界最大規模の外資系エージェント 外資系”IT企業”のハイクラス求人に強い |
3位 | エンワールド | ★★★★☆ 4.09/5.0 |
600万円 以上 |
東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円) 職業紹介優良事業者の認定あり |
外資系企業となると、英文レジュメが必要であったり、面接がやや風変わりだったりと、特別な選考対策が必要になるので、専門性の高いエージェントを活用して有利に進めましょう。
JACリクルートメントはハイクラス全般に強く、外資系求人が豊富にあります。ランスタッドとエンワールドはそもそもが”外資系専門”なので高いノウハウに期待できるでしょう。
M&A/ファイナンス業界に強い転職エージェント
M&A、ファイナンス業界の転職に強い転職エージェントは下記の通りです。経営戦略やファイナンスといった上流職務の転職は、専門的なエージェントを使いましょう。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | コメント | 詳細 |
1位 | ヤマトヒューマンキャピタル | ★★★★☆ 4.12/5.0 |
M&A業界の転職支援数No.1 経営×ファイナンス領域の支援に強い |
|
2位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 4.06/5.0 |
ハイクラス転職全般に強い 専門性の高いコンサル複数人が求人提案 |
|
3位 | ムービン | ★★★★☆ 4.03/5.0 |
コンサル業界の転職支援数No.1 経営、金融アドバイザーを目指すなら |
経営戦略やファイナンスに特化した職種であれば、YHC(ヤマトヒューマンキャピタル)は外せません。また、M&A仲介や戦略コンサルであればムービンがおすすめです。
もし現時点で、転職先の職種や業態を決めておらず、幅広くキャリアを検討したければ、全体をカバーしているJACリクルートメントに相談してみましょう。
IT/WEB/AIエンジニアに強い転職エージェント
IT/WEBエンジニアのハイクラス求人に強い転職エージェントを紹介します。近年では、IT人材の需要拡大に伴って転職しやすく、給与も上がりやすい傾向にあります。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | 必要年収 | コメント |
1位 | レバテックキャリア | ★★★★☆ 4.06/5.0 |
600万円 以上 |
エンジニア専門の転職サービス 保有求人の70%が年収600万円以上 |
2位 | ランスタッド | ★★★★☆ 4.04/5.0 |
800万円 以上 |
世界最大規模の外資系エージェント 外資系”IT企業”のハイクラス求人に強い |
3位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 4.02/5.0 |
600万円 以上 |
ハイクラス転職全般に強い 専門性の高いコンサル複数人が求人提案 |
業界出身のアドバイザーが、専門性の高いサポートをしていることで定評のあるエージェントを抜粋しました。
- スペシャリストとして専門性を高める
- 経営側(CTO、開発部長)
- 事業側(PM、事業責任者)
上記のように「どのようにキャリアを積み上げていくべきか」といった方向性に悩むことが多いので、幅広い支援実績のある経験豊富なアドバイザーに相談するようにしましょう。
管理職/エグゼクティブに強い転職エージェント
ここでは企業の管理職、あるいは上級管理職(執行役員、CXO)であるエグゼクティブに強い転職エージェントを紹介していきます。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | 必要年収 | コメント |
1位 | JACエグゼクティブ | ★★★★☆ 4.11/5.0 |
800万円 以上 |
スタートアップ、ベンチャー、大手企業 と豊富に案件を取り揃えている |
2位 | リクルートエグゼクティブ | ★★★★☆ 4.09/5.0 |
600万円 以上 |
取引企業数No.1の圧倒的求人数 グループ選りすぐりのアドバイザー力 |
3位 | dodaエグゼクティブ | ★★★☆☆ 4.01/5.0 |
600万円 以上 |
高年収帯の公開求人数No.1 実績豊富なアドバイザーが多数在籍 |
基本的に、管理職やエグゼクティブの求人案件はコンフィデンシャルなものが多く、非公開求人として一部のエージェントに人材紹介を依頼するケースが多いです。
そのため、各社ごとにそれぞれ違った求人を持っているので、いくつか登録して定期的に案内をもらうことをおすすめします。
20代前半/第二新卒からハイクラスを目指すなら
ここでは20代前半(第二新卒)のうちからハイクラスを目指している方におすすめの転職サービスを紹介していきます。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | コメント |
1位 | ビズリーチ | ★★★★☆ 4.11/5.0 |
大手スカウトサイト 20代から第二新卒向け求人も多い |
2位 | Assign | ★★★★☆ 4.04/5.0 |
キャリア診断・価値観診断あり AIが最適な職種や業界を教えてくれる |
3位 | AMBI(アンビ) | ★★★★☆ 4.01/5.0 |
大手エングループ運営! 求人数最多の20代若手向け転職サイト |
いずれも、20代からハイクラスを目指せる転職サイトです。それぞれ強みとしているところが異なっているので、利用してみてください。
特に、2位のAssignは、独自のキャリア診断があり、あなたの価値観をもとに年収を伸ばしやすい職種や業界、具体的な企業名を教えてくれるのが魅力です。
そのため、新卒で入社して数年経ち「このまま今の会社にいて良いのだろうか」と葛藤を抱えている第二新卒の方にもおすすめできます。
よくある質問・転職ノウハウ
最後に、よくある質問と転職ノウハウをFAQ形式で整理しました。少しでもお役に立てれば幸いです。
- 転職エージェントはなぜ無料?
- 転職エージェントのメリットは?
- 企業が転職エージェントを利用するメリット
- 転職エージェントの仕組みは?
- 転職エージェントは複数利用すべき?
- 転職エージェントは何社利用すべき?
- 転職エージェントに登録したら会社にバレる?
- 転職エージェント利用の流れ
- 転職エージェント活用ポイント
Q. 転職エージェントはなぜ無料?
職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。
(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
引用元:職業安定法32条の3第2項
上記のように、一部の例外を除いて、有料職業紹介事業者(転職エージェント)は、求職者(仕事を探している人)から、手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。
Q. 転職エージェントの仕組みは?
採用された場、採用企業から報酬を受け取る仕組みです。その金額は『想定年収の2~3割ほど』にあたり、年収500万円で転職させると100~150万円が支払われることになります。
一見、高い金額に見えるものの、転職エージェントが候補者を集めて提案までしてくれるため、「より募集要項に合った人材を工数をかけずに採用できる」という利点から、積極的に人材募集している企業であれば必ず利用しています。
そのため、転職エージェントにとっては、最優先されるべき取引相手は採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。
Q. 転職エージェントを使うメリットは?
転職エージェントのメリットを一言で言うと「転職の成功確率があがること」で、具体的には下記2点です。
①好条件な求人を紹介してもらえる
一般的に、転職エージェントの方が、求人サイトよりも求人数が多いです。さらに転職エージェントの場合、一般には公開されていない「非公開求人(好条件なことが多い)」まで取り扱っているので、条件が良い傾向にあります。
②転職のプロからサポートを受けられる
転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーから、以下の転職サポートを受けられます。
- キャリア相談
- 希望条件に沿った求人提案
- 選考対策(書類添削、面接練習)
- 受けた選考のフィードバック
- 年収交渉
上記のサポートを受けることができて、さらに求人の数も質も多いので、利用するだけで転職活動そのものが有利になるというのが圧倒的メリットです。
Q. 企業が転職エージェントを利用するメリット
より募集要項に合った人材を、工数をかけずに採用できることです。採用しない限り費用が発生しないので、リスクがありません。
- 無名企業でも応募が集まる
- 採用しない限り費用が発生しない
- 転職エージェントが募集管理してくれる
このように、面接以外の採用業務を転職エージェントに外注する形なので時間を取られにくく、採用しない限り費用が発生しないので経済合理性に適っています。
一方で求人サイトの場合、掲載課金なので効果が読みにくく、求人や応募者の管理も自前でやらなくてはいけないので、一度に大量採用する場合以外は使いにくいというのが本音です。
Q. 転職エージェントは複数利用すべき?
はい。複数利用すべきです。
転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも複数利用をお勧めしています。
Q. 転職エージェントは何社利用すべき?
3社利用することをおすすめします。
実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わるという結果となりました。
利用社数 | 満足/成功 | 普通 | 不満/後悔 |
1社のみ | 66.5% (低い) |
24.5% (-) |
8.9% (高い) |
2社 | 70.5% (普通) |
22.2% (-) |
7.3% (普通) |
3社 | 74.3% (高い) |
20.6% (-) |
5.1% (低い) |
4社 | 75.0% (高い) |
20.5% (-) |
4.5% (低い) |
5社以上 | 74.0% (高い) |
22.0% (-) |
4.1% (低い) |
このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。
- 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
- 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
- 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない
Q. 登録したら今の会社にバレる?
転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが、今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。
- 企業側は応募前情報を見れないため
応募前に求職者情報を見れるのはエージェントのみ。本人の同意なく、企業側に情報開示されることはない - エージェントが情報管理を徹底しているため
情報漏洩は、人材紹介会社にとって信用リスクが大きい。各アドバイザーにとっても、漏洩のデメリット(懲戒処分)があるので細心の注意が払われる。
特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。
Q. 転職エージェント利用の流れ
基本的にどの転職エージェントも上記の手順を踏んでいくことになりますが、特に重要なのがStep2の初回面談です。今後紹介していく求人の内容をすり合わせる場になので、希望条件や譲れない条件などは事前に整理してしっかりと伝えるようにしましょう。
また、面談は一度限りではなく、必要に応じて随時頼むこともできるので、書類添削や面接対策などをしてほしければ積極的に依頼するようにしてください。
Q. 転職エージェント活用ポイント
転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。
- 応募フォームから登録・申し込み
・転職エージェントは複数登録する
・事前に転職活動用のメールアドレスを作る - 担当アドバイザーと面談
・事前に経歴と希望条件を整理しておく
・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
・その後、担当者にはこまめに返信する - 選考対策(書類添削、面接練習)
・自分から依頼する
・面接の想定質問を事前に聞いておく
・フィードバックが少ない担当は変更する - 求人紹介、応募
・応募時の推薦文を必ず確認する
・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
・むやみやたらに求人へ応募しない
・その企業の退職者から一次情報を集める - 面接、選考フィードバック
・その企業でされやすい質問を聞く
・その企業に聞くべき逆質問を聞く
・選考で見送りになったら対策を依頼する - 内定、入社前後の最終調整
・妥協しない
・言いなりにならず自分で決める
口コミ評判にネガティブなものが多いので、他社を差し置いて推奨はしません。余裕があれば利用するくらいでOKです。
他の大手エージェント(JACリクルートメントやランスタッド)を利用しつつ、ビズリーチで良いスカウトを待つことをおすすめします。