マイナビ薬剤師に登録しようとしても、
「このまま登録して良いのかな」
「実際に利用した人からの評判は?」
などと、気になりますよね。
マイナビ薬剤師のような転職サービスに登録すれば、より希望にあった求人を見つけ、効率的に転職活動を進められる可能性がありますが、
全ての人にお勧めできるわけではありません。
そこでこのページは、転職エージェントとして多くの求職者を支援してきた筆者が、Twitterや2ch、独自アンケートの口コミを元に、マイナビ薬剤師の評判を整理したものです。
目次
マイナビ薬剤師の特徴|調剤薬局とドラッグストアに強い

公開求人数 | 6.1万件 | 非公開求人 | 非公開 |
エリア | 全国 | 対象年代 | 20~50代 |
雇用形態 | 正社員/契約/パートアルバイト | 口コミ評判 | ★★★★★ |
マイナビ薬剤師は、全国求人数No.1の薬剤師専門転職エージェントです。
実際に、紹介可能な求人案件は6.1万件ほどにのぼり、エリアも全国に展開されているので、登録すれば魅力的な求人が見つけられる点が特徴です。
また、専門キャリアアドバイザーの人数も豊富で、女性アドバイザーの数も多いので、家庭や子供のいる女性薬剤師の転職であっても心強い味方になるでしょう。
その結果として、楽天リサーチの調査結果から、薬剤師向け転職エージェント『利用満足度1位』と、最大手としての実力を轟かせています。
他にも、さまざまな転職相談会や治験業界のセミナーなどを開催しているため、どなたであってもおすすめできます。
- 調剤薬局とドラッグストア求人が豊富
- 丁寧なサポートで利用者満足度No.1
- 独自のセミナーや相談会が豊富
次章からは、300人の口コミを分析してわかった、マイナビ薬剤師のメリット&デメリットを詳しく解説していきます。
なお、マイナビ薬剤師以外の転職サイトに関する評判は、「763人が選んだ転職サイトおすすめランキング」でご紹介しているのでよろしければご覧ください。
マイナビ薬剤師の評判|メリット&デメリット
幅広い年代、地域、職種の300人を対象に実施した調査から、マイナビ薬剤師の特徴を整理すると、以下のようになりました。
それでは、個別に解説していきます。※リンクをタップすればジャンプします。
メリット(1) 調剤薬局とドラッグストア求人が豊富
マイナビ薬剤師の大きな特徴の一つとして、国内の薬剤師転職エージェントの中で最も多い6.1万件を超える求人件数が挙げられます。(2020年5月時点)
これはライバルのリクナビ薬剤師の5.8万件や、薬キャリの5.7万件と比較するとそう大きく上回ることはありませんが、とはいえNo.1の求人数を誇ることに変わりありません。

また、職種ごとに求人数の内訳をみてみると、
- 【調剤薬局】3.7万件
- 【ドラッグストア】2.1万件
- 【病院/クリニック】3,000件
- 【企業薬剤師】:250件
となっており、調剤薬局とドラッグストア求人が豊富にあることがわかります。
実際、ドラッグストア求人に関しては、リクナビ薬剤師(1.6万件)や薬キャリ(0.4万件)と比較しても多いので、特にドラッグストア求人を探されている方は必ず登録しましょう。

逆に、病院やクリニック、企業の薬剤師求人をみたい方であれば、医療業界とのコネクション豊富なエムスリー社が運営する『薬キャリ』をおすすめします。
メリット(2) 丁寧なサポートにより満足度No.1
マイナビ薬剤師は、丁寧な転職サポートを実施していることから、楽天リサーチの調査にて、薬剤師向け転職エージェント『利用満足度1位』という実績があります。
実際に、マイナビ薬剤師のキャリアアドバイザーは、求職者本人の代理人のように書類の提出から面接日の日程調整、さらに転職後の給与条件の交渉までしてくれるというのが心強いところです。
また、求職者の希望や状況を徹底的にヒアリングして、どんな転職先が良いか、どこなら求職者の希望に沿って働いてもらえるかを考えてくれると好評でした。
全国に拠点があるので、地方でも対応可!
マイナビ薬剤師は、全国的に展開されているので、薬剤師の都道府県をまたぐ転職に際しても強い味方となってくることも利点でしょう。
もちろん電話相談も可能ですが、直接相談したい方は、マイナビオフィスのある地域であればそこで面談実施可能です。
【関東】東京、埼玉、横浜、千葉
【東北】札幌、仙台、
【中部】石川、名古屋
【関西】大阪、神戸、京都
【中国】岡山、広島
【九州】福岡、鹿児島
また、これらの地域から居住地が遠い転職希望者には、出張相談会が開かれているので、ぜひ参加してみてください。(次章参照)
メリット(3) 転職相談会やセミナーが充実している

マイナビ薬剤師では、さまざまな転職相談会が開催されていることが大きなメリットです。
登録をすることで、例えば、
- 休日の転職相談会
- 遠方に在住の方向け相談会
- はじめての転職向け相談会
- 未経験者向けの治験業界セミナー
など、さまざま相談会やセミナーを活用できるのは魅力の1つでしょう。




これらの他にも、
- 企業薬剤師向け
- 女性薬剤師向け
- UIターンを検討される方向け
- 年収をあげたい方向け
など、利用者の状況に合わせたセミナー・相談会を多数開催しています。
デメリット(1) 派遣薬剤師の求人には対応していない
残念ながらマイナビ薬剤師は、派遣求人には対応しておらず、その求人のほとんどが正社員、またはパート・アルバイトとなっています。

そのため、もし派遣求人での就労を検討されている方であれば、派遣求人に強い、『ファルマスタッフ』か『薬キャリ』に登録するとよいでしょう。
デメリット(2) ヒアリング中心で働き方へのアドバイスは控えめ
マイナビ薬剤師のキャリアアドバイザーの特色として、求職者の希望や条件、志望動機などを細かくヒアリングすることが挙げられます。
利用した人の中には、「自分が思っていた以上に細かくヒアリングしてもらった。」と評価する声が多い一方で、
「こちらの希望や条件を的確に聞いてもらえるけれども、自分に適した働き方をアドバイザーから提案されるということは少ない」という意見がありました。
<マイナビ薬剤師利用者の口コミ>
千葉県/女性/28歳
★★★★☆4
ドラッグストア求人を探しにマイナビ薬剤師さんに相談へ行きました。
キャリアアドバイザーといういうくらいなので、てっきり「これからのキャリアについてアドバイスをくれるのかな?」と思いきや、意外とそうでもありません。
実際は、「どこの条件だったら譲れるか」とか「こういう仕事だったらどうか」といった条件と仕事内容を細かくすり合わせるために、終始ヒアリングをしてくるような面談でした。
とはいえ、まあ最終的には良い条件のドラッグストアに転職することができたので満足はしていますが、「求人紹介員」とかに名前を変えた方がいいのでは?と思います。笑
このように、マイナビ薬剤師では、求職者と求人のより良いマッチングを目指すあまりか、希望条件のヒアリングが中心となる傾向もあるようです。
とはいえ、人によって進め方は違い、さらに担当者との相性があるため、最初に相談をしたい旨を伝えると良いでしょう。
デメリット(3) オフィスは土日休みなので平日にいく必要あり
マイナビ薬剤師のキャリアアドバイザーやオフィスの稼動は普通にカレンダー通りなので、現在在職中の人が転職活動をしようとしたときに、夕方時間をとるか、有給を使わなければならないというデメリットがあります。
実際にマイナビ薬剤師を利用した転職成功者の中には、面談などでオフィスに訪問しなければならないとき土日にやってくれればよかったという声も。
ただしこのように土日にしか活動できないという人のために、定期的に休日相談会も開催されているので、そちらを利用する手もあります。
マイナビ薬剤師の利用をおすすめできる人
ここまでの口コミ評判からわかった、マイナビ薬剤師のメリットとデメリットを再掲すると、以下のようになります。
- 調剤薬局とドラッグストア求人が豊富
- 丁寧なサポートにより満足度No.1
- 転職相談会やセミナーが充実している
- 派遣薬剤師の求人には対応していない
- ヒアリング中心で働き方へのアドバイスは控えめ
- オフィスは土日休みなので平日にいく必要あり
ここまで紹介してきた特徴をまとめると、
全国No.1の求人数を持つマイナビ薬剤師は、基本的に全ての薬剤師にとっておすすめできる薬剤師転職エージェントです。
そして、求人数の内訳をみると、病院クリニックや企業求人数はそう多くはないものの、調剤薬局やドラッグストアの求人が非常に多いこと特徴がありました。
さらに、はじめての転職や慣れない業界向けのセミナー・相談会を定期的に開催しているので、いきなり転職活動をはじめるよりもイメージを掴んでからにしたい、という方にもお勧めできます。
↓に該当する方であればぜひ利用しましょう。
- 調剤薬局に転職したい方
- ドラッグストアに転職したい方
- 転職活動を始める前にセミナーや相談会で慎重に進めたい方
利用は無料なので、気軽に相談しましょう。
とはいえ、より良い求人を見つけるためには転職サービスは複数併用すべきです。
そのため、マイナビ薬剤師だけでなく、次で紹介するような転職サイトもチェックしていきましょう。
マイナビ薬剤師と併用したい転職サイト
1社だけでなく、複数の転職サイトを利用することで、応募できる求人の幅も広がり、転職後の満足度も向上させることができます。
特に薬剤師だと、転職エージェントを利用している方の割合は、転職者全体の80%にものぼるため、ライバルより良い求人を掴むためにも、必ず登録するようにしましょう。
- 薬剤師求人が多い(非公開求人含む)
- コンサルタントの質(専門性&対応力)
順位 | 名称 | 求人数 | 満足度 |
1位 | 薬キャリ | 5.7万件 | ★★★★☆ (4.3/5.0) |
2位 | マイナビ薬剤師 | 6.1万件 | ★★★★☆ (4/1/5.0) |
3位 | リクナビ薬剤師 | 5.8万件 | ★★★☆☆ (3.9/5.0 |
上記にあげた薬剤師向け転職サイトは、総求人数だと同じくらいなのですが、調剤かドラッグストアかといった業種によって求人数が分かれる傾向がありました。
調剤薬局であれば、薬キャリを筆頭に、マイナビ薬剤師やリクナビ薬剤師も豊富にありますが、ドラッグストアや病院、企業では、それぞれ得意不得意が分かれています。
※横にスクロールできます。
求人数 (2020年5月) | 総求人数 | 調剤薬局 | ドラッグストア | 病院 クリニック | 企業 | |
調剤併設 | OTCのみ | |||||
薬キャリ | 57,219 | 47,516 | 3,685 | 760 | 4,426 | 730 |
マイナビ薬剤師 | 61,036 | 37,627 | 7,327 | 13,483 | 2,838 | 254 |
リクナビ薬剤師 | 58,309 | 38,924 | 13,547 | 2,472 | 3,077 | 289 |
そのため、希望する職種によって使い分けると良いでしょう。
薬キャリ|調剤薬局や病院、企業に強い
公開求人数 | 5.7万件 | 非公開求人 | 非公開 |
エリア | 全国 | 対象年代 | 20~50代 |
雇用形態 | 全て | 口コミ評判 | ★★★★★ |
薬キャリは、エムスリー株式会社が運営する薬剤師登録者数No.1の転職サイトです。
特徴としては、5.7万件を超える求人数。
そのため、正社員や派遣パートといった雇用形態問わずに人気があるのはもちろん、専門性の高い薬剤師からも評判が高い傾向にありました。
さらに、運営元のエムスリー株式会社は、医師や医療従事者のための医療ポータルサイトなどの運営をしているので、病院や医療業界に独自の幅広いパイプを持っています。
したがって、医療業界はもちろん、病院薬剤師への転職に興味がある方であれば、必ず登録すべき1社と言えるでしょう。
- 正社員も派遣社員もパートもOK
- 全国での求人数が5.7万件と非常に豊富
- 病院や企業など専門性の高い求人に強い
- 対面ではなく基本的には電話相談
スピーディに転職を実現できるという点では優れていますが、対面で丁寧なサポートに乗ってもらいたいという方には物足りないかもしれません。
マイナビ薬剤師|調剤薬局&ドラッグストア(OTC併用)に強い
公開求人数 | 6.1万件 | 非公開求人 | 非公開 |
エリア | 全国 | 対象年代 | 20~50代 |
雇用形態 | 正社員/契約/パートアルバイト | 口コミ評判 | ★★★★★ |
マイナビ薬剤師は、求人数No.1の薬剤師専門転職エージェントです。
実際に、紹介可能な求人案件は6.1万件ほどにのぼり、エリアも全国に展開されているので、登録すれば魅力的な求人が見つけられる点が特徴です。
また、専門キャリアアドバイザーの人数も豊富で、女性アドバイザーの数も多いので、家庭や子供のいる女性薬剤師の転職であっても心強い味方になるでしょう。
その結果として、楽天リサーチの調査結果から、薬剤師向け転職エージェント『利用満足度1位』と、最大手としての実力を轟かせています。
他にも、さまざまな転職相談会や治験業界のセミナーなどを開催しているため、どなたであってもおすすめできます。
- 調剤薬局とドラッグストア求人が豊富
- 丁寧なサポートで利用者満足度No.1
- 独自のセミナーや相談会が豊富
リクナビ薬剤師|調剤薬局&ドラッグストア(調剤併用)に強い
公開求人数 | 5.8万件 | 非公開求人 | 非公開 |
エリア | 全国 | 対象年代 | 20~60代 |
雇用形態 | 正社員/パート | 口コミ評判 | ★★★★☆ |
公式)https://rikunabi-yakuzaishi.jp
リクナビ薬剤師は、人材業界No.1のリクルートグループが運営する、薬剤師専門の転職エージェントです。
全国での求人件数は5.8万件と国内最大級で、調剤薬局やドラッグストアの好条件求人が非常に多く集められています。
また、登録してから転職までのスピード感に強みを持っており、登録翌日には5件以上の求人を提案、そして最短3日で転職が可能、と転職先をすぐに決めたい方にとっておすすめです。
全国の拠点は4拠点と少ないながらも、人材業界No.1ゆえに、大手調剤薬局や大手企業とのパイプが重厚なので、ぜひ1度どのような求人があるかだけでも聞いてみると良いでしょう。
- 調剤薬局とドラッグストア求人が豊富
- 大手調剤薬局や大手企業の太いパイプ
- 登録から転職までのスピード感が早い
マイナビ薬剤師に関するQ&A
この章では、マイナビ薬剤師に関連して気になる質問とその回答についてQ&A形式で解説していきます。
ではそれぞれ見ていきましょう。
Q1. マイナビ薬剤師にはどんなコンサルタントが在籍していますか?
マイナビ薬剤師のキャリアドバイザーはサイト上で公開されているのでチェックすることが可能です。
男性アドバイザーと女性アドバイザーの比率はほぼ同じです。(公開されているアドバイザーの数では女性の方がやや上回っていますが)
女性の薬剤師の求職希望者にとっても、相談しやすい環境にあるといえるでしょう。
特に家庭環境を配慮してくれたり、女性ならではの働き方に対する考えかたの理解を積極的にしてくれるので安心して利用することができます。
Q2. マイナビ薬剤師の転職支援実績を知りたいです。
マイナビ薬剤師ではキャリアアドバイザーの適切なヒアリングとサポートがありますが、ウェブサイト上のお役立ちコンテンツも充実しています。
例えば「薬剤師資格ナビ」では薬剤師が取得できる「認定薬剤師」「専門薬剤師」に関する情報が記載されています。
20以上の種類がある認定薬剤師の資格を取得するとさらに昇給したり、手当がもらえたりと収入アップすることが期待できるでしょう。
またサイト内で公開されている「求人ランキング」では全国で人気の転職先の求人情報が公開されているので、もし自分が探している転職先がランキングされていれば比較的安心して応募することが出来ます。
Q3. マイナビ薬剤師に登録すると何か特典がありますか?
マイナビ薬剤師に登録するとささやかな特典がもらえることがあります。
2020年5月現在では、ボールペンとクリアファイル、そして薬剤師転職に関するサポートブック、会員限定のコンテンツ閲覧が可能になります。
よくありがちな転職が決まったら数万円のキャッシュバックといったものに比べたらささやかな特典ですが、ないよりは役に立つかなという感じででしょう。
転職エージェントの活用ポイント10ヶ条
転職エージェントに登録後、転職コンサルタントと面談をして、求人を紹介してもらうことになりますが、効果的に活用するために以下のポイントを押さえておきましょう。
- 経歴と希望条件を事前に整理しておく
- 経歴やスキルには嘘を絶対につかない
- 転職をするという意思を示すこと
- 担当コンサルタントへこまめに連絡する
- 企業側に出される推薦書は事前確認する
- 面接前に企業の情報を丁寧に聞いておく
- 選考企業の情報は口コミサイトでも集める
- 言いなりにならず自分の頭で判断する
- 担当者と合わなければ担当変更を依頼する
- 転職エージェントは1社だけに依存しない
それぞれ簡単に説明していきます。
①経歴と希望条件を事前に整理しておく
転職エージェントは、ご自身の経歴や希望に沿った求人を提案してくれるサービスなので、なるべく事前に整理しておくことが重要です。
- 履歴書と職務経歴書
- 希望条件(簡単にメモする程度)
履歴書や職務経歴書は、求人に応募するためにも必要ですが、担当コンサルタントにスキルや経歴を正しく伝えるために役立つので、必ず用意しましょう。
もちろん準備ができていなければ後でも構いませんが、事前に伝えておいた方が効果的なアドバイスを受けることができるので、現段階である程度書けるのであれば、準備した方がよいです。
また、希望条件に関しては詳細には決めていなくても、業界に職種、年収などで譲れない条件があれば、事前に整理して伝えることで、より希望に沿った提案を受けることができるでしょう。
②経歴やスキルには嘘を絶対につかない
こちらは言うまでもありませんが、これまでの経歴やスキルに嘘をつくことは絶対にやめてください。
転職だけの付き合いとはいえ、バレる可能性は非常に高いですし、詐称して入社したとしてもそれは本来の実力ではないため、入社後にギャップが生じてしまう可能性があります。
もし転職後にバレたら、内定・入社が取り消されることもありますし、何より嘘をついたという過去があなたを一生苦しめることになります。
ただ、自身の経歴やスキルを魅力的に見せたいという気持ちは非常にわかるので、嘘にならない範囲で、細かい言い回しや表現の工夫をするに留めてください。
③転職をするという意思を示すこと
まず転職をするという意思を示すことで、彼らの中で優先度を高めてもらうことが非常に重要になってきます。
大前提として転職コンサルタントは、サポートしている求職者が転職をすることが成果となり、そして日々目標に追われているため、 なるべく転職しそうな方に時間をかける傾向があるからです。
目安としては『3ヶ月以内』と言われており、転職エージェントによっては、3ヶ月以上かかる場合、サポートしないと決めていることもあります。
④コンサルタントへこまめに連絡すること
転職コンサルタントには定期的に連絡を入れて、優先度を高めてもらうことが大事です。
理由については、①と近い内容ではありますが、1人で複数の求職者を担当している転職コンサルタントに、こまめへ連絡をすることによって良い印象をつけるためです。
転職コンサルタントも人なので、『定期的に報告してくれた方が、アドバイスしたい気持ちになる』という単純接触効果による心理的バイアスを利用していきましょう。
⑤企業側に出される推薦書の内容はしっかりと確認すること
前提として、転職エージェントは求職者からヒアリングした内容をもとに、推薦文を企業に提出しています。
企業側の採用担当はその文章を見てから求職者に会っているため、もし内容に齟齬があれば「あれ?聞いていた話とズレているぞ...」と不信感を与える結果となり、選考で不利になってしまいます。
なにより、間違えた情報で推薦されていたために、書類で落ちてしまう可能性もあるので、必ず確認するようにしましょう。
⑥面接前に企業情報を丁寧に聞いておく
面接前に、企業や担当者の特徴、さらに選考対策について丁寧に聞いておくことをお勧めします。
過去に、その企業の選考を別の求職者が受けている場合があるので、転職エージェント側として、ポジションに応じた想定質問などをノウハウとして持っていることが多いです。
仮に持っていなくても、その業界ならではの選考アドバイスをもらえることがありますし、面接練習に付き合ってくれることがあるので、気軽に頼ることをお勧めします。
⑦企業の情報は口コミサイトでも集める
転職エージェントから聞いた情報だけでなく、実際に働いている(働いていた)人からの本音口コミを見るようにしておきましょう!
というのも、当然ながら転職エージェントは紹介企業で働いた経験がないので、全てを知っているわけではないからです。
なるべく口コミサイト、例えば『転職会議』や『カイシャの評判』を見ることで、選考企業に悪評がないか、安心して入社することができるか、を確認するようにしてください。
⑧言いなりにならず自分の頭で判断する
基本的に転職エージェントは求職者側の味方ですが、企業から報酬をもらうというビジネスモデル上、企業側の味方になりやすい構造にあります。
例えば、内定を2社からもらったとき、多少社風があっていなかったとしても敢えて言わず、マージン額の高い『年収が高い企業』をお勧めしてくることもあるかもしれません。
そのため、思考停止で信じ切って全てを鵜呑みにするのは危険です。
⑨担当者と相性が合わないと思った場合は担当変更を申し出ること
転職コンサルタントも人間なので相性があります。
例えば、ぶっきらぼうな性格の担当者もいれば、 温和で人当たりの良い担当者もいます。
また、経験が浅い担当者もいれば、専門性が高く非常に経験が豊富な担当者もいます。
転職活動はあなたの人生を左右する非常に大事な事柄なので、少しでも合わない・物足りないと思った担当者は変更してもらいましょう。
ちなみに、例えば『専門知識が浅く、頼りない』と伝えれば、より専門性が高くて経験豊富なコンサルタントが出てくるケースが多いので、遠慮なく変更を申し出ましょう。
⑩転職エージェントは1社に依存しない
転職エージェントは1社だけに依存せず、複数社併用しましょう。
なぜならば、保有している求人がそもそも違いますし、担当コンサルタントによってアドバイスの内容が違うことがあるからです。
人間は心理的めんどくささのあまり、選択肢を減らしてシンプルに決断をしようとする傾向にありますが、
オハイオ州立大学の研究によると、
『3択の選択肢を用意して進めた場合ですら32%が失敗をしてしまい、2択の場合はなんと52%が失敗してしまった』
という調査結果があるので、1択の場合などもう目も当てられません。
そのため、求人の幅を広げるためはもちろん、より多くのコンサルタントからアドバイスをもらい失敗しない判断をするためにも、最低3社以上は併用することにしましょう。
最後に
ここまでご説明してきたようにマイナビ薬剤師は、薬剤師として転職を考えている全ての方におすすめできます。
↓に該当する方であればぜひ利用しましょう。
- 調剤薬局に転職したい方
- ドラッグストアに転職したい方
- 転職活動を始める前にセミナーや相談会で慎重に進めたい方
利用は無料なので、気軽に相談しましょう。
あなたの転職がうまくいくことを心から願っております。