リクナビNEXTは全国で豊富な求人数を持つ転職サイトです。有名なサービスですが、悪い評判がないか、登録すべきか気になりますよね。
このページでは、他の転職サービスと比較しながら、メリットデメリットを網羅的に解説。最後まで読めば、使うべきか否かを判断できます。
リクナビNEXT|リクルートキャリアが運営する転職支援サービス
求人数 | 100,398件 | 口コミ評判 | ★★★★☆ |
エリア | 全国 |
対応職種 | 全職種 |
「リクナビNEXT」は、業界最大手のリクルートキャリアが運営する求人検索型の転職サイト。
業界No.1のリクルートグループが保有する圧倒的な求人数と、転職をサポートしてくれる会員限定の充実した転職支援機能が強みであり、転職者全体の8割ほどが利用する人気の転職サイトです。
リクナビNEXTでは、リクナビが提携している多数の転職エージェントの限定公開求人がスカウトの形で届くこともあり、思いがけない好条件の求人に出会えることも。
また運営元のリクナビは、転職エージェントである「リクルートエージェント」も運営しています。
こちらでは、専任のキャリアアドバイザーが転職活動をトータルで手厚くサポートしてくれますが、自分のペースで転職活動するのが難しいといったデメリットも。
一方、転職サイトであるリクナビNEXTは、登録すれば利用者が自由に求人検索や応募、職務経歴書の作成などが可能です。
転職に関する多くの作業を自分一人で進めなければならない反面、自分のペースで自由に転職活動を進めることができます。
さらにリクナビNEXTの大きな強みは、その膨大な求人情報量と、AI 技術を駆使した高度なマッチングシステム。
独自のAIシステムが、利用者情報をトータルに分析し、最適な求人を巨大なデータベースから厳選して提案してくれます。
また、会員限定で使える独自のサポート機能も充実。
- テンプレートに沿って職務経歴や履歴書を手軽に作成
- 自分のレジュメ(経歴など)を登録することで、企業側からオファーを受けられるスカウト機能
- 求職者の強みを見つける「グッドポイント診断」
など、転職に役立つサポートコンテンツが充実しています。
また、リクナビNEXTのアプリを活用すれば、隙間時間にもスマホからお手軽に求人を探すことも可能です。
まずは情報収集をしたいという方や、マイペースに転職活動したいという方は、ぜひリクナビNEXTを利用してみてください。
公式サイト
https://next.rikunabi.com/
次章からは、利用者の口コミを分析してわかった、リクナビNEXTの良い評判と悪い評判を詳しく解説していきます。
口コミからわかる良い悪い評判を検証
幅広い年代、地域、職種の300人を対象に実施した調査から、リクナビNEXTの特徴を整理すると、以下のようになりました。
- 幅広く膨大な求人数を保有している
- サイトやツールが充実していて使いやすい
- 「グッドポイント診断」が優秀
それでは、個別に解説していきます。
良い評判・メリット①
幅広く膨大な求人数を保有している
リクナビNEXTの強みとして、幅広く膨大な求人を保有していることが挙げられます。
業界No.1の圧倒的求人数は年々さらなる増加傾向にあり、利用者はより多くの選択肢の中から転職先を探せるようになりました。
求人の対応エリアは、首都圏を中心に全国各地を網羅し、職種と業種も幅広く保有。
膨大な求人の中から希望に合うものをみつけるための検索機能も充実しています。
また、リクナビNEXTは自分で検索するだけではなく、スカウトサービスを利用することも可能です。
求職者に関心を持った企業からオファーが届く仕組みで、その内容は「プライベートオファー」「興味通知オファー」「オープンオファー」の3種類。
オファーを受けると、企業側と求職者、お互いのマッチング率が高まることにより、内定の確率も上がり、自分の市場価値や企業からの需要を知ることもできます。
このように、内定に近づくだけではなく、自分を客観的に見るきっかけにもなりますので、求人検索と同時にスカウトサービスも利用されるのがおすすめです。
さらに、リクナビNEXTと併せてリクナビエージェントも活用すれば、転職のプロである経験豊富なキャリアアドバイザーから、自分に最適な求人を厳選して提案してもらえます。
検索するだけでは出会えない非公開求人も豊富にありますので、必要に応じてスカウトサービスや転職エージェントのサービスなども活用し、効率的に転職活動を進めましょう。
良い評判・メリット②
サイトやツールが充実していて使いやすい
リクナビNEXTの検索サイトやアプリは、デザインがわかりやすく、機能的にも使いやすいと評価が高いです。
例えば検索機能には、職種や勤務地などの項目以外に「求人特集」という独自のテーマで求人がまとめられています。
- 好きなまちで働く×暮らす
- 女性の転職
- 在宅・リモートワークの制度がある求人
このように、自分の仕事に対する希望や価値観にマッチした特集から効率良く求人を探すことができる、大変便利な機能です。
また、「リクナビNEXTの取材から」という欄が設けられている求人に関しては、社員へのインタビューや職場環境、社内風土についても紹介されています。
利用者からも企業の内側の情報がわかりやすく、楽しく読めると好評なようです。
さらに、転職活動の支援ツールとして心強いのが、職務経歴書を簡単に作成できるツール。
テンプレートに沿って必要事項を打ち込んでいくだけで容易に書類を作成でき、ダウンロードも可能です。
また、サイトだけではなく、リクナビNEXTのアプリが使いやすいという口コミもありました。
アプリでは、求人検索はもちろん、応募などもスマホで完結させることができます。
通勤時間など隙間時間を使って効率的に転職活動を進められますので、ぜひ併せて活用してみてください。
良い評判・メリット③
「グッドポイント診断」が優秀
リクナビNEXTでは、自己分析ツール「グッドポイント診断」が優秀だと好評です。
グッドポイント診断とは、公式サイトに掲載されているオンラインの診断で、会員登録をすると無料で診断が可能なコンテンツ。
30分ほどで診断することができ、18項目の中から自身の強みを5つに絞って結果を提示してくれます。
質問項目が多くて回答がやや大変ですが、口コミでは多くのデータを元に、正確な診断結果を出してくれると評価が高いです。
人によっては「当たっていない」と感じることもあるようですが、結果から自分の気付いていない性質や職務適性に気付くきっかけになったり、転職の視野も広がったりすることが期待できるでしょう。
自分の強みや適性は応募書類や面接での自己PRに活かすことができますし、さらにこの診断結果はリクナビの応募書類に添付することもできます。
診断結果から利用者の適性を見て、企業からオファーがくることも。自己分析のヒントに、ぜひ一度診断してみてください。
悪い評判・デメリット①
大量の求人メールがくる
リクナビNEXTのデメリットとして「求人紹介やオファーのメールが大量に届いてさばくのが大変」という点が挙げられます。
豊富で幅広い求人数は同社の強みでもありますが、その反面希望条件にマッチした求人の数も多くなり、毎日さばき切れないほどのメールが届く利用者も多いようです。
サポートが手厚いのも相まってメールが送られてくる頻度も高く、中には何度も同じ求人が送られてきて煩わしく感じているという方もいました。
油断していると、メールボックスがあっという間にリクナビNEXTからの求人メールで埋まってしまいます。
時間を見つけてこまめにチェックし、希望にあった求人を見逃さないようにしましょう。
悪い評判・デメリット②
希望とズレたオファーがくることも
リクナビNEXTに関しては、「希望する条件と的外れな求人が紹介される」「たくさん紹介される求人の中にはブラック企業のような良くない企業もあった」という口コミも見られました。
まずは条件からはずれたものが届かないよう、自分の経歴やスキル、適性、希望条件などはしっかり正確に登録しておきましょう。
リクナビNEXTでは、思いがけない企業からオファーが届くこともありますが、それにより転職活動の視野を広げることもできます。
希望に沿わないから、とすぐに削除してしまわずに、オファー内容はしっかりチェックしておくのがおすすめです。
多くの求人全てに目を通すのは手間も時間もかかりますが、自分に最適な転職先を見つけ出すためにも根気強くがんばりましょう。
悪い評判・デメリット③
ハイクラス向けなど求人の少ない場合もある
リクナビNEXTの求人は、幅広い職種や地域に対応し、求職者のさまざまなニーズにも対応しています。
ですが、中には求人の少ない分野もあるようです。
利用者の中には、管理職などハイクラス求人の案件や、地方向けの求人が少ないといった口コミが見られました。
このように、リクナビNEXTでは首都圏の求人が大変豊富ですが、特定の分野の求人や地域によっては求人に偏りがあります。
リクナビNEXTで求人を検索し、その上で自分の希望する条件では数が物足りないと感じる場合は、他社の転職サービスも併用するのがおすすめです。
結論|こんな人におすすめ
ここまでで解説したリクナビNEXTの良い評判と悪い評判を再掲すると、以下のようになります。
- 幅広く膨大な求人数を保有している
- サイトやツールが充実していて使いやすい
- 「グッドポイント診断」が優秀
- 大量の求人メールがくる
- 希望とズレたオファーがくることも
- ハイクラス向けなど求人の少ない場合もある
リクナビNEXTは、業界No.1のリクルートグループが運営している転職サイトです。
オファーが必ずしも自分にあったものではなかったり、たくさんのメールを捌かなくてはならなかったりするというネガティブな口コミはあるものの、その膨大な求人数とサービスの使いやすさには定評もあるので、登録して損はないサービスだと言えるでしょう。
上記を踏まえると、リクナビNEXTは以下に当てはまる方に特におすすめできます。
- とにかくたくさんの求人を見たいという方
- 安心感のある大手サービスを使いたいという方
- アドバイザーのサポートを受けず、自分のペースで転職活動がしたい方
利用は無料なので、気軽に相談してみましょう。
公式サイト
https://next.rikunabi.com/
とはいえ、より良い求人を見つけるためには複数併用すべきです。
そのため、リクナビNEXTだけでなく、次で紹介するような転職エージェントもチェックしていきましょう。
他のおすすめ転職エージェント
ここでは他に登録したい転職エージェントを紹介していきます。1社に絞らず、複数サービスを利用することで、応募できる求人の幅を広げるようにしてください。
- 総求人数
- 利用満足度調査(詳細)
- 実際に利用した体験談
まずは比較表から見ていきましょう!
順位 | 名称 | 総合評価 | 掲載求人数 | コメント | 公式サイト |
1位 | リクルートエージェント |
★★★★☆ 4.4/5.0 |
約38万件 全国 |
短期間で転職をしたいなら登録必須 取引企業数が多く、新着求人がほぼ毎日届く |
|
2位 | ワークポート | ★★★★☆ 4.3/5.0 |
約10万件 全国対応 |
営業職やIT系の未経験向け求人が多い 20代前半〜中盤でキャリアに悩む方におすすめ |
|
3位 | dodaエージェント | ★★★★☆ 4.1/5.0 |
約28万件 全国対応 |
地方や職種などバランスの良い求人がある スカウトの届く求人サイトとしての運用が可能 |
|
4位 | マイナビエージェント | ★★★☆☆ 3.9/5.0 |
約7万件 都心部のみ |
新卒ナビサイト最大手の企業提携数が魅力 若手で幅広い業界を見たいならおすすめ |
|
5位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 3.9/5.0 |
約1.2万件 全国 |
外資やITベンチャー等幅広く案件を保有 年収800万円以上での転職なら利用したい |
転職エージェントは最初から一つに絞る必要はありません。良い求人を見逃しにくくなるように、2~3社は登録しておきましょう。もしどこに登録しようと迷ったら上位2社(リクルートエージェント、ワークポート)から利用して良かったところに絞ることをお勧めします。
リクルートエージェントは、人材業界No.1の求人数と実績を誇る転職エージェントです。求人数は常時30万件以上と、さまざまな地域・業界・職種の求人を網羅しています。
実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。
ただ、基本的には一度の面談のみで、最低限のフォローのみです。システムが自動で求人紹介してくるだけなので、個別支援には期待できません。求人数が多いサイトに登録するような感覚での利用をおすすめします。
【公式】https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントの基本情報 | |
タイプ | エージェント |
得意 | 総合(全業界、全職種) |
対象地域 | 全国+海外(WEB面談実施中) |
求人件数 | 595,014件(うち非公開求人は231,950件) |
運営会社 | 株式会社リクルート |
認可番号等 | 有料職業紹介:13-ユ-313011 Pマーク:17000021(09) |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
2位.ワークポート
- IT/ゲーム業界、営業職に強い
- 20代(第二新卒~20代後半)に強い
- 未経験者向けのサポートが充実
ワークポートは、全国トップクラスの求人数を持つ転職エージェントです。IT業界やゲーム業界、営業職の案件が多いですね。急拡大している組織だからか、他転職エージェントと比べると若い担当者が多く、レベルに差があるように感じるかもしれません。
ただ、第二新卒から20代までの方を対象に、根気強いサポートをしているので「就職したけどこのままでいいのだろうか」と悩んでいる方は一度、求人だけでも見てみると良いでしょう。
ワークポートの基本情報 | |
タイプ | エージェント |
得意 | IT系、営業職 |
対象地域 | 全国(WEB面談実施中) |
求人件数 | 94,417件(非公開求人は不明) |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
認可番号等 | 有料職業紹介:13-ユ-040590 Pマーク:21000352(08) |
公式サイト | https://workport.co.jp |
3位.dodaエージェント
- 転職サポート付きの求人サイト
- 自身で求人に応募可能
- 非公開求人はエージェント登録が必要
- アドバイザーの評判は割れる
- 定期的なイベント開催あり
dodaエージェントは、業界トップクラスの求人数を持つ「doda(求人サイト)」で利用することができる転職支援サービスです。TVCMも配信していて非常に勢いがある一社ですね。
担当者の評価はややネガティブなものが多いですが、厚生労働省から「優良事業者認定」を受けています。利用すると、好条件な傾向が高い「非公開求人」を紹介してくれるようになるので、ぜひ利用しましょう。
【公式】https://doda.jp/
dodaエージェントの基本情報 | |
タイプ | サイト+エージェント |
対象地域 | 全国+海外(WEB面談実施中) |
求人件数 | 264,158件(うち非公開求人は39,709件) |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
認可番号等 | Pマーク:10860051(10) 有料職業紹介:13-ユ-304785 職業紹介優良事業者:第2304002(01) |
公式サイト | https://doda.jp/ |
4位 マイナビエージェント
- 求人数は都心部に限定される
- 最大手に比べるとやや劣る
- 特に、地方求人は少ない
- 20代向けのサポート力が高い
- 優良事業者認定あり
- アンケートでも若手の評価が高い
マイナビエージェントは、新卒大手のマイナビが運営する20代30代といった若手〜ミドル層向けの転職エージェントです。
若年層向けに丁寧なサポートを行なっていることが特徴で、厚生労働省から「職業紹介優良事業者」の認可を受けています。
他エージェントと違って、各分野別(医療、介護、保育)でも認定されているので、会社全体として優れたサポートをしていることがわかりますね。業界や職種ごとに部門が分かれており専門性が高いので、一度相談してみることをおすすめします。
ただ、やや若手向けなので、年収800万円越えの求人を探すのであれば、JACリクルートメントやビズリーチといった高年収専門サービスと併用してください。
マイナビエージェントの基本情報 | |
タイプ | エージェント |
対象地域 | 首都圏、大阪、福岡、名古屋(WEB可) |
求人件数 | 68,009件(うち非公開求人は18,976件) |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
認可番号等 | Pマーク:10821880(09) 有料職業紹介:13-ユ-080554 職業紹介優良事業者:2102006(03) |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp |
5位 type転職エージェント
- 首都圏の求人に特化している
- サポートが丁寧でセミナー多数開催
- 女性特化型サービスもあり
type転職エージェントは、一都三県の案件を中心に取り扱う中堅どころの転職エージェント。求人件数は最大手ほどではありませんが、利用者一人ひとりにじっくりと手厚いサポートをしているため『利用者満足度87%』と高いことが特徴です。
在籍するキャリアアドバイザーは得意領域ごとに分かれており、利用者の経歴や希望職種、適性に合った選考対策(書類添削や面接対策)を受けることができるので、ぜひ相談してみてください。
よくある質問・転職ノウハウ
最後に、よくある質問と転職ノウハウをFAQ形式で整理しました。少しでもお役に立てれば幸いです。
- 転職エージェントはなぜ無料?
- 転職エージェントのメリットは?
- 企業が転職エージェントを利用するメリット
- 転職エージェントの仕組みは?
- 転職エージェントは複数利用すべき?
- 転職エージェントは何社利用すべき?
- 転職エージェントに登録したら会社にバレる?
- 転職エージェント利用の流れ
- 転職エージェント活用ポイント
Q. 転職エージェントはなぜ無料?
職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。
(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
引用元:職業安定法32条の3第2項
上記のように、一部の例外を除いて、有料職業紹介事業者(転職エージェント)は、求職者(仕事を探している人)から、手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。
Q. 転職エージェントの仕組みは?
採用された場、採用企業から報酬を受け取る仕組みです。その金額は『想定年収の2~3割ほど』にあたり、年収500万円で転職させると100~150万円が支払われることになります。
一見、高い金額に見えるものの、転職エージェントが候補者を集めて提案までしてくれるため、「より募集要項に合った人材を工数をかけずに採用できる」という利点から、積極的に人材募集している企業であれば必ず利用しています。
そのため、転職エージェントにとっては、最優先されるべき取引相手は採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。
Q. 転職エージェントを使うメリットは?
転職エージェントのメリットを一言で言うと「転職の成功確率があがること」で、具体的には下記2点です。
①好条件な求人を紹介してもらえる
一般的に、転職エージェントの方が、求人サイトよりも求人数が多いです。さらに転職エージェントの場合、一般には公開されていない「非公開求人(好条件なことが多い)」まで取り扱っているので、条件が良い傾向にあります。
②転職のプロからサポートを受けられる
転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーから、以下の転職サポートを受けられます。
- キャリア相談
- 希望条件に沿った求人提案
- 選考対策(書類添削、面接練習)
- 受けた選考のフィードバック
- 年収交渉
上記のサポートを受けることができて、さらに求人の数も質も多いので、利用するだけで転職活動そのものが有利になるというのが圧倒的メリットです。
Q. 企業が転職エージェントを利用するメリット
より募集要項に合った人材を、工数をかけずに採用できることです。採用しない限り費用が発生しないので、リスクがありません。
- 無名企業でも応募が集まる
- 採用しない限り費用が発生しない
- 転職エージェントが募集管理してくれる
このように、面接以外の採用業務を転職エージェントに外注する形なので時間を取られにくく、採用しない限り費用が発生しないので経済合理性に適っています。
一方で求人サイトの場合、掲載課金なので効果が読みにくく、求人や応募者の管理も自前でやらなくてはいけないので、一度に大量採用する場合以外は使いにくいというのが本音です。
Q. 転職エージェントは複数利用すべき?
はい。複数利用すべきです。
転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも複数利用をお勧めしています。
Q. 転職エージェントは何社利用すべき?
3社利用することをおすすめします。
実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わるという結果となりました。
利用社数 | 満足/成功 | 普通 | 不満/後悔 |
1社のみ | 66.5% (低い) |
24.5% (-) |
8.9% (高い) |
2社 | 70.5% (普通) |
22.2% (-) |
7.3% (普通) |
3社 | 74.3% (高い) |
20.6% (-) |
5.1% (低い) |
4社 | 75.0% (高い) |
20.5% (-) |
4.5% (低い) |
5社以上 | 74.0% (高い) |
22.0% (-) |
4.1% (低い) |
このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。
- 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
- 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
- 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない
Q. 登録したら今の会社にバレる?
転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが、今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。
- 企業側は応募前情報を見れないため
応募前に求職者情報を見れるのはエージェントのみ。本人の同意なく、企業側に情報開示されることはない - エージェントが情報管理を徹底しているため
情報漏洩は、人材紹介会社にとって信用リスクが大きい。各アドバイザーにとっても、漏洩のデメリット(懲戒処分)があるので細心の注意が払われる。
特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。
Q. 転職エージェント利用の流れ
基本的にどの転職エージェントも上記の手順を踏んでいくことになりますが、特に重要なのがStep2の初回面談です。今後紹介していく求人の内容をすり合わせる場になので、希望条件や譲れない条件などは事前に整理してしっかりと伝えるようにしましょう。
また、面談は一度限りではなく、必要に応じて随時頼むこともできるので、書類添削や面接対策などをしてほしければ積極的に依頼するようにしてください。
Q. 転職エージェント活用ポイント
転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。
- 応募フォームから登録・申し込み
・転職エージェントは複数登録する
・事前に転職活動用のメールアドレスを作る - 担当アドバイザーと面談
・事前に経歴と希望条件を整理しておく
・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
・その後、担当者にはこまめに返信する - 選考対策(書類添削、面接練習)
・自分から依頼する
・面接の想定質問を事前に聞いておく
・フィードバックが少ない担当は変更する - 求人紹介、応募
・応募時の推薦文を必ず確認する
・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
・むやみやたらに求人へ応募しない
・その企業の退職者から一次情報を集める - 面接、選考フィードバック
・その企業でされやすい質問を聞く
・その企業に聞くべき逆質問を聞く
・選考で見送りになったら対策を依頼する - 内定、入社前後の最終調整
・妥協しない
・言いなりにならず自分で決める
結局は担当者次第ではあるものの、他の転職サイト/エージェントと比べるとやや劣るので、余裕があれば利用するくらいでOK
求人数は大手と比べるとやや劣るので、他の大手エージェント(リクルートエージェント、doda)と併用しないと求人を取りこぼす可能性あり