転機(レイサス/ロンザン)の評判/口コミは悪い?上場企業管理職が実際に利用した実体験

「転機は使うべき?」「悪い評判があれば事前に知っておきたい!」と気になりますよね。

この記事では、上場企業管理職の筆者(過去二度の転職経験あり)が、他サービスと比較しながら、転機の評判を網羅的に解説していきます。

この記事のまとめ
  • 転機は転職エージェントでもある
    グループ会社の「株式会社ロンザン」がサポートしてくれる
  • 一社だけの利用はおすすめしない
    評判は悪くないので一定の期待はできるが、小規模で求人数が限定されてしまう。
  • 他にもいくつか利用すると安心できる
    高年収やコンサル系求人を探すならJACリクルートメントビズリーチが強いので、こちらもあわせて利用しましょう。(→他にも見る
この記事を書いた専門家
佐々木
佐々木
東証プライム上場企業の管理職。企業側として新卒・中途採用をしている経験と、自身が転職した体験談から記事を執筆。

転機の特徴

転機の特徴
  • 800万円以上の求人が多い
    • 事業責任者やCXOメイン
    • どれも社長との面談機会がある
  • 社長インタビューから右腕立候補が可能
    • 早い段階の面談から社長を見定められる

転機は、最低でも年収800万円以上のハイクラス/エグゼクティブ層を前提とした転職エージェントです。求人案件としては、事業開発責任者やCXOといったものが大半を占めています。

また、他社と違ってユニークな機能として「社長の右腕立候補」という機能があり、代表取締役社長の社長のインタビュー動画から応募が可能です。

引用元:転機「社長の右腕立候補」

総じてレベルの高い求人に特化して取り扱っているので、実際に利用した方のアンケートを見ても評価が高い傾向にありました。

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【公式】https://ten-ki.jp/

転機の基本情報
タイプ転職エージェント
対象ハイクラス、エグゼクティブ層
対象地域全国(支店:東京,大阪,名古屋,福岡,札幌,仙台,富山,岡山,大宮,新宿,渋谷,横浜,静岡,京都,宮崎,沖縄)
求人件数公開求人は131件(非公開は不明)
運営会社レイサス株式会社
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://ten-ki.jp/

※2023/8/16更新

 

初回から社長と面談
口コミ

2社面接を受けましたが、どちらも初回から社長と面談させていただきました。会社はどうしても経営者のカラーが出るのでお話しできてよかったなと思います。ちなみにうち1社に転職し、年収も200万円ほど上がりました。

思わぬ優良企業に転職することになりました
口コミ

これまでの経験を活かしつつ、少し違った業態への転職を相談させていただいたのですが、丁寧にご対応いただき、思わぬ優良企業に転職することになりました。

今まで20年近く一つの会社に勤めており「転職をする」という考えがなかったのですが、人生の折り返し地点、思い立って登録してよかったと思います。

他転職エージェントとの比較

ハイクラス転職エージェントの利用者364名へのアンケートの結果、転機の総合評価は「圏外」という結果となりました。

スクロール可能です→
順位転職エージェント総合評価コメント詳細解説
1位JACリクルートメント★★★★☆
4.15/5.0
ハイクラス専門で圧倒的な実績
専門性の高いコンサル複数人が提案
2位ランスタッド★★★★☆
4.08/5.0
世界最大規模の外資系転職エージェント
外資系企業の年収800万円以上求人に強い
3位リクルートエージェント★★★★☆
4.07/5.0
取引企業数No.1の圧倒的求人数
グループ選りすぐりのコンサルタント力
4位エンワールド★★★☆☆
4.02/5.0
東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円)
職業紹介優良事業者の認定あり
5位ロバートウォルターズ★★★★☆
4.01/5.0
外資系・グローバル企業に特化
30~40代管理職から人気が高い一社
6位クライス&カンパニー★★★☆☆
3.96/5.0
IT業界の管理職・スペシャリストに強い
国家資格保有のコンサルタントが担当
7位マイナビエージェント★★★☆☆
3.86/5.0
首都圏近辺の日系大手企業に総じて強い
管理職からスペシャリストまで豊富に保有
8位dodaエージェント★★★☆☆
3.78/5.0
高年収帯の公開求人数No.1
実績豊富なコンサルタントが多数在籍
9位エグゼクティブボード★★★☆☆
3.77/5.0
エグゼクティブに特化
日系上場企業・事業会社への転職に強い
10位ISSコンサルティング★★★☆☆
3.71/5.0
中小規模のためやや求人数は少ないも、
外資系企業への転職者からは評価が高い

※2023年12月時点の評価

魅力的なエグゼクティブ案件は取り扱っているものの規模がそう大きくないこともあり、求人数や対応レベルといった観点で、JACリクルートといった有名どころには及ばずとなりました。


次章では、実際にアンケートやSNSで散見された口コミを元に、転機のメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

ここからの目次
佐々木
まずは気になる悪い評判から先に説明しますね!

悪い口コミ評判(デメリット)

転機では、役員やCXOクラスといったコンフィデンシャルな好条件求人に定評がある一方で、ネガティブな口コミも一部あるのでご紹介していきます。

×悪い評判|転機
  1. 担当者からの連絡が途絶える
  2. 紹介案件を調子良く盛って伝えてくる
  3. 経営者・役員クラスがこないことがある
佐々木
利用前にネガティブな評判を見ておきたい方はぜひ参考にしてください!

①担当者からの連絡が途絶えることがある

まず一つ目のデメリットは「担当者からの連絡がこない・途絶える」というものです。

一人当たりのコンサルタントが何人もの転職希望者を担当しているので、転職意向度が高くなかったり、経歴が相対的に劣っていると、対応の品質を落とされるケースがあります。

面談後、何度連絡をしても音信不通
口コミ

登録後、キャリアコンサルタントの方と1~2時間程度面談をして、熱心に聞いてくれていた印象があったのですが、その後問い合わせても全く反応がありませんでした。今思うとあの面談はなんだったのか疑問です。。

問い合わせても「確認します」と言われ、1ヶ月以上連絡がこない
口コミ

求人をご提案いただき、面談を調整いただいていたのですが、それ以降連絡が一切来なくなってしまいました。

問い合わせるたびに「確認します」と返事はくるものの、1ヶ月以上お返事はいただけません。対応が酷すぎるように思います。

プロフィール登録したが連絡なし
口コミ

マイページ作成後にプロフィール情報を入力したのですが特に連絡がきません。年収は1,200万円あるのでそう悪くないとは思うのですが。。

このように、登録したものの満足のいくサポートを受けることができなかった、という口コミはチラホラと散見されました。

そもそも転機はそこまで大規模な転職サービスではなく、あなたの経歴にたまたま紹介できる企業を取り扱っていないだけのケースもありますので、心配なら大手のJACリクルートメントリクルートエグゼクティブを利用すると良いでしょう。

佐々木
どれだけ多くの求人数を保有しているかが、あなたのキャリアの可能性を広げてくれるので、大手や複数利用をおすすめします!

②紹介案件を調子良く盛って伝えてくる

二つ目のデメリットは、担当コンサルタントが「紹介案件を調子良く盛って伝えてくる」というものです。

実際のところ転職エージェントは、採用企業と求職者にお互い「良い」と思わせて購入させる営業職なので、両方に対して、都合よくPRしていることが多くあります。

紹介案件を調子良く盛って伝えてくる
口コミ

CXO候補、新規事業のチャンス、数年後にIPOしそう、社風が合いそう!などと、紹介案件を調子良く盛って伝える担当者だったので信用できませんでした。

とにかく受けさせたい気持ちはわかりますが、もう少し責任感を持った慎重な発言をお願いしたいです。

目が曇っていないとしたら盛り過ぎ
口コミ

勢いのあるベンチャー企業です、と言われ紹介されたのは、いまいちパッとしない中小企業ばかりでした。目が曇っていないとしたら盛り過ぎです。。

候補という言葉を都合よく使って騙そうとしている
口コミ

CMO案件ですと言われ紹介されましたが、CMO「候補」と書かれており、業務内容もただのWEBディレクターのようなものでした。候補という言葉を都合よく使って騙そうとしている感じが不誠実に思いました。

このように、担当コンサルタントが紹介案件の魅力を誇張してPRすることは、転職エージェント業界では良くある話なのですが、エグゼクティブ専門の転機でも例外ではないようです。

結局のところ面接でお互いに判断をするので問題はありませんが、無駄な選考を増やさないためにも、客観的で責任感のある求人紹介をしていただきたいものです。

なにより転職希望者にとってはキャリアがかかっているので「転職させればOK」といった感覚で無責任に対応されるようであれば、別エージェントを利用することをおすすめします。

佐々木
ちなみに求人を盛る担当者は、同時に企業側に対しても「転職希望者のことを盛って伝えている」のでデメリットだけではなかったりもしますよ!

③経営者・役員クラスがこないことがある

二つ目のデメリットは、「経営者・役員クラスがこないことがある」というものです。

経営者クラスと直接面談できる機会があるといっても、ほとんどの場合で選考終盤に用意されていることが多いので「経営者と面談できると聞いたのに話が違う」と感じる方が多くいます。

役員どころか課長クラスの方がほとんど
口コミ

経営者と直接面談できると紹介されていたので登録したのですが、役員どころか課長クラスの方がほとんどでした。中には、普通の役職なしのスタッフとしか会えない企業もありました。

社長は途中から5分くらい参加しただけ
口コミ

社長は途中から5分くらい参加しただけで、ほとんど別の方が面談担当でした。社長とじっくりお話できるものとばかり思っていたので、残念です。

このように、経営者と面談機会があると思っていたものの、実際にはこなかったり、面談時間が極端に短かったり、というケースがあるようです。

転機のサイトを見ても「ほぼ全ての求人で経営者との直接面談が可能」とあるものの基本的に初期面談には出てこないので、序盤で選考に落ちてしまうと面談が不可能になるケースがあります。

引用元:転機「サービス紹介」

もちろん、求人募集内容がCXOや事業部長クラスで、あなたがそれ相応の実績と経験のある方であれば、初回から役員陣が出てくる可能性はありますが、やはり順番というものはあるものです。

佐々木
面接後半では経営者が面談を担当するケースが多いですが、必ずしも序盤から出てくるわけではないことは念頭においておきましょう!

次章ではそんな転機のメリットについて良い口コミを参照しながら紹介していきますね!

良い口コミ評判(メリット)

ここでは転機の良い口コミ評判からわかるメリットについてご紹介していきます。

◎良い評判|転機
  1. 好条件なエグゼクティブ求人あり
  2. コンサルタントの求人紹介が丁寧
  3. 早い段階で経営者と話すことができる
佐々木
それぞれ実際に利用した方の口コミを引用しながら解説していきます!

①好条件なエグゼクティブ求人あり

メリット一つ目は「好条件なエグゼクティブ求人を取り扱っている」という点です。

実際に求人検索欄で年収を検索したときも、年収800万円を一つの基準として、1,000万円、1,200万円、1,500万円、2,000万円と高い基準で絞り込むことが可能です。ここまで検索条件で設定されている閾値が高いサイトはそうそうありません。

求人案件の例としてもCXOクラスや役員、海外事業責任者といったハイクラスなものが多く、一般的な転職エージェントと比較して、好条件な求人が当たり前のように取り扱われています。

そのためアンケートでも、その条件の高さ(求められるレベルの高さと同義ではありますが)に関するポジティブな口コミが多く見られたので、その一部を引用します。

想像以上の高待遇求人が多い
口コミ

想像以上に高待遇の求人が多かったように思います。これまでの経験を活かせつつ最低でも年収1,200万円以上で探していたのですが、あっという間に転職活動が終わりました。

高い報酬に見合うだけの成果を当然期待されるので、燃えてくる
口コミ

最初から経営者との面談を設定していただき、高い報酬に見合うだけの成果を当然期待されるので、燃えてくるものはありますね。

このように転機は、ハイクラスな求人を取り扱っている魅力があります。実際にどういった案件があるかはその時々によって変わるので、ぜひ一度相談してみてください。

佐々木
筆者も以前登録していくつか求人紹介をいくつか受けましたが、魅力的な案件ばかりだった記憶です!

②コンサルタントの求人紹介が丁寧

二つ目のメリットは「コンサルタントの求人紹介が丁寧」というものです。

実際に、ハイクラス層に特化している転職エージェントであれば、一般スタッフ層が登録するようなものと比べると、一つひとつの求人を厳選したうえで紹介してもらえるのが魅力です。

初回面談から求人紹介までが丁寧で配慮に富んでいた
口コミ

初回面談でのヒアリングから求人紹介までの全てが丁寧でした。相手目線で負担をかけないコミュニケーション。デキる営業なら当たり前かもしれませんが、他社に比べて小さい所作が配慮に富んでいるように思いました。

1ヶ月以上継続的に案件紹介をしていただけました
口コミ

転機では、登録から1ヶ月以上経っていても継続的に案件紹介をしていただけました。

一方のリクルートやパソナキャリアだと、最初はたくさんの求人を紹介してくれたものの、段々とその数が減っていき、1ヶ月もすればほとんど紹介されなくなったので大違いです。

このように転機ではエグゼクティブ特化の転職エージェントということからも、担当コンサルタントはエグゼクティブ相手に相応しい実績と経験を持った方が在籍しており、その丁寧な対応に対するポジティブなコメントが多く寄せられていました。

実際に中堅規模の転職エージェントなので、そう企業取り扱い数が多くないこともあり、その分それぞれのコンサルタントが一人ひとりに質の高いサポートを提供しています。

佐々木
可能性を広げるためにも求人数はもちろん大事ですが、それ以上に担当者の質が重要になるので大きなメリットです!

③早い段階で経営者と話すことができる

メリット三つ目は「早い段階で経営者と話す機会がある」というものです。

CXOや事業部長クラスのコンフィデンシャルな案件は、経営者自らが転職エージェントの窓口に立っていることがあるので、早いうちから面談をセッティングしやすい傾向にあります。

そのため、エグゼクティブ転職に特化している転機においても以下のように、早いうちから経営者や役員クラスと面談ができたという口コミが見られました。

スピード感をもって社長面談を用意してくれました
口コミ

担当者が私に案件を紹介してくれた翌日には、先方の社長さんに話を通してくれたみたいで、早速面談を機会を用意していただけました。お互いがwinwinになるポジションはないかという観点でフランクにお話できてよかったです。

いきなり社長面談でびっくりしました
口コミ

そこそこ大きい規模の会社だったのですが、私の経歴を踏まえて、最初から社長面談をセッティングいただきました。担当アドバイザーの調整力にびっくりです。

社長の思いや人柄を重視して転職活動をしていたのですが、早速お話できてよかったです
口コミ

スタートアップを考えていたので、社長の思いや人柄を重視して転職活動をしていたのですが、早速お話できてよかったです。もちろん私にとっても挑戦だったので勇気は必要でしたが、意気投合して転職を決めました。転機さんには感謝しています。

このように、早い段階から経営者や役員クラスと面談の機会があることで、その人となりから社風や転職後のイメージがわかるので、効率的に転職活動を進めることができます

もちろん、ハイクラスな求人を紹介してもらうには相応の実績や経験が求められるので、自身の市場価値を把握するためにも、まずは一度相談してみましょう。

佐々木
経営者と会うことで、会社の方向性やついていきたいと思えるかがわかるので、早い機会から会えるのは大きなメリットです!

次章では、ここまでご紹介した転機のメリットとデメリットを踏まえて、利用をおすすめできる人の条件について整理していきます。

【結論】利用をおすすめできる条件

ここまでの口コミ評判からわかった、転機のメリットとデメリットを再掲すると、以下のようになります。

◎良い評判|転機
  1. 好条件なエグゼクティブ求人あり
  2. コンサルタントの求人紹介が丁寧
  3. 早い段階で経営者と話すことができる
×悪い評判|転機
  1. 担当者からの連絡が途絶える
  2. 紹介案件を調子良く盛って伝えてくる
  3. 経営者・役員クラスがこないことがある

ここまで紹介してきた特徴をまとめると、利用者によっては一部の担当者から質の低い対応を受けることもあるようですが、求人そのものには魅力的なものが多く、キャリアの可能性を広げるためにも利用する価値のある1社と言えるでしょう。

↓に該当する方であればぜひ利用しましょう。

転機をおすすめできる条件
  1. 役員・CXOクラスでの転職を希望
  2. 現段階で最低でも年収800万円以上ある
  3. 早い段階の面談から社長を見定めたい

利用は無料なので、どういった求人案件が紹介可能かを知るためにも、気軽に相談してみてください。

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ただ、紹介求人数は、ビズリーチリクルートエージェントと比較してしまうと「やや物足りない..」という意見が多いので、併用することをおすすめします。

なにより、より良い求人を見つけるためには転職サービスは複数併用すべきなので、他にも次で紹介するような転職エージェントもチェックしていきましょう。

併用したいハイクラス向け転職サービス

1社だけでなく、複数の転職サービスを利用することで、応募できる求人の幅も広がり、転職後の満足度も向上させることができます。

ハイクラス向け転職サービス

基本的には、複数併用することがおすすめです。エグゼクティブ層の転職となると、求人が世に出回ることはなくヘッドハンターがスカウトをする、のが一般的なので登録だけでもしておきましょう。

ハイクラス向けおすすめ転職エージェント

ここでは、ハイクラス層が使うべき転職エージェントを紹介していきます。比較軸は以下2点です。

  1. 求人数(年収800万円以上〜)
  2. アドバイザーの提案/交渉力

上記項目で364名にアンケート調査、かつ筆者の利用体験談を踏まえてランキング化しました。(詳しい選び方や比較表が気になる方は「ハイクラス転職エージェントの選ぶ基準と比較表」をご覧ください。)

スクロール可能です→
順位転職エージェント総合評価コメント詳細解説
1位JACリクルートメント★★★★☆
4.15/5.0
ハイクラス専門で圧倒的な実績
専門性の高いコンサル複数人が提案
2位ランスタッド★★★★☆
4.08/5.0
世界最大規模の外資系転職エージェント
外資系企業の年収800万円以上求人に強い
3位リクルートエージェント★★★★☆
4.07/5.0
取引企業数No.1の圧倒的求人数
グループ選りすぐりのコンサルタント力
4位エンワールド★★★☆☆
4.02/5.0
東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円)
職業紹介優良事業者の認定あり
5位ロバートウォルターズ★★★★☆
4.01/5.0
外資系・グローバル企業に特化
30~40代管理職から人気が高い一社
6位クライス&カンパニー★★★☆☆
3.96/5.0
IT業界の管理職・スペシャリストに強い
国家資格保有のコンサルタントが担当
7位マイナビエージェント★★★☆☆
3.86/5.0
首都圏近辺の日系大手企業に総じて強い
管理職からスペシャリストまで豊富に保有
8位dodaエージェント★★★☆☆
3.78/5.0
高年収帯の公開求人数No.1
実績豊富なコンサルタントが多数在籍
9位エグゼクティブボード★★★☆☆
3.77/5.0
エグゼクティブに特化
日系上場企業・事業会社への転職に強い
10位ISSコンサルティング★★★☆☆
3.71/5.0
中小規模のためやや求人数は少ないも、
外資系企業への転職者からは評価が高い

※2023年12月時点の評価

ハイクラス層の転職は、担当コンサルタントの質(専門性や対応力)に大きく依存しますが、上位3社はその点で圧倒的な評価を得ています。

特に、1位のJACリクルートメントは、ハイクラス専門の転職エージェントとして長い歴史と実績があり、コンサルタントのレベルが非常に高いことで知られています。

ハイクラス層の転職は、いかに条件にあった非公開求人を集めることができるかが鍵なので、2~3社は利用して、定期的に求人を紹介してもらえるようにしておきましょう。

では上位3社を簡単に紹介していきます。

1位.JACリクルートメント

JACリクルートメントの特徴
  • ハイクラス転職特化
  • オリコン満足度調査「4年連続1位」
  • コンサルタントの専門性・提案力が高い

JACリクルートメントは、オリコン満足度調査「4年連続1位」を獲得しているハイクラス専門の転職エージェントです。

業界ごとに担当者がついているため専門性が非常に高く、求職者の経歴に沿った求人を提案してくれることが大きな特徴。また、両面型で企業の採用担当者と直接やり取りをしているため、その企業の内部情報に詳しく、選考対策も的確というメリットもあります。

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【公式】http://www.jac-recruitment.jp/

佐々木
アンケート結果を見るに、利用した方からの口コミ評価が高いので、ハイクラス帯で転職をされるなら間違いなくおすすめできる1社ですね。
JACリクルートメントの基本情報
タイプ転職エージェント
得意ハイクラス特化
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数11,797件
運営会社株式会社ジェイエイシーリクルートメント
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttp://www.jac-recruitment.jp/

※2023/8/16更新

高収入で魅力的な求人が多い
匿名さん

いくつかエージェントに登録したのですが、JACリクルートメントが一番、条件にあった求人がたくさんありました。

印象的には、他のエージェントよりも年収が高い人向けの求人がたくさんあったように思えます。

コンサルタントの質が高い
匿名さん

コンサルタントがしっかりサポートしてくれました。特に面接対策のアドバイスが細くて、オンラインでも1時間ほどアドバイスしてくれます。

また、最終面接前には面接担当者の特徴などを一人ひとりについてしっかりと教えてもらえたので、それほど緊張することなく面接をすることができました。

佐々木
筆者も実際に、過去の転職活動で利用したことがありますが、何社か使った中では一番コンサルタントのレベルが高く、対応の質がよかった印象でした

2位.ランスタッド|外資やITに強い

ランスタッドの特徴
  • 保有求人の年収帯が高い
    • 80%が年収800万円〜
    • 50%が年収1,000万円〜
  • 外資系/グローバル企業に強い

ランスタッドは、日本全国に91拠点を構える転職エージェントで、特に外資系企業のハイクラスポジションに強いことが特徴です

もともと海外での取引実績が豊富なことから、ユニリーバ、コカ・コーラといった世界的大企業の求人まで保有しています。実際のところ、公開求人の80%が年収800万円以上、そして50%が年収1,000万円以上と、年収帯の高さがポイントです。

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【公式】https://www.randstad.co.jp/

佐々木
特に外資系企業は、独特な選考対策が必要なので、実績のあるキャリアコンサルタントから支援を受けつつ、転職活動を進められると良いですね。
ランスタッドの基本情報
タイプ転職エージェント
得意外資系、グローバル、IT系
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数5,541件(非公開求人は不明)
※うち1,517件が外資系案件
運営会社ランスタッド株式会社
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/

※2023/8/16更新

魅力的な外資系求人が多かった
口コミ

もともとが外資系企業なだけあって、魅力的な外資求人が多かったような印象でした。担当エージェントがどういった案件を紹介してくれるか次第ですが、利用する価値はあると思います。

企業面談前に打ち合わせを行ってくれた
口コミ

アドバイザーの方の提案やサポートにも満足しています。相手企業との面談前には、選考練習を兼ねた打ち合わせを丁寧に行ってくれました。私目線でPRすべき点をしっかりと教えてくれて助かりました。

3位.リクルートエージェント

リクルートエージェントは、人材業界No.1の取引企業数を誇る転職エージェントです。中途採用を行なっている企業との取引が多いので、ハイクラス案件も豊富にあります。

実際、ポジションを問わず多くの利用者がいることが強みで、筆者の会社で管理職の採用をはじめたときも、一番最初に相談をしたものです(すでにスタッフ層の採用でお世話になっていたので)

また、一般メンバークラスの転職では企業担当(RA)と求職者担当(CA)でフロント対応を分担していますが、一定年収のあるハイクラス層では、リクルート選りすぐりのコンサルタントが双方を一気通貫で対応してくれる点がポイントです。

そのため、大手企業の課長以上や、ベンチャーのCXOといったエグゼクティブの非公開求人を豊富に持っているという点で、登録を外せない1社と言えます。

リクルートエージェントの特徴
  • 全職種・全地域で対応可能
  • 取引企業数が多く、大手求人も豊富
  • ハイクラスは一気通貫で対応してくれる

筆者も転職活動のたびに登録していますが、毎日のように新しい求人が追加されてシステムが通知してくれるので、求人数の多い転職サイトのような感覚でも使えます。

実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。

\60秒で無料登録!限定求人あり/
リクルートエージェントの基本情報
タイプ転職エージェント
得意総合(全業界、全職種)
対象地域全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数680,226件(うち非公開求人は291,773件)
運営会社株式会社リクルート
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://www.r-agent.com/

※2023/8/16更新

また上記のような転職エージェントだけでなく、ここから紹介するスカウト型転職サービスも併用することをおすすめします。

長期を見据えた転職活動なら「スカウト型転職サービス」も利用しよう

重要ポジションは枠の絶対数が少なく、転職活動が長期化しやすい傾向にあるので、機を逃さないためにも「スカウト型転職サービス」への登録もおすすめしています。比較軸は以下3点です。

  1. ヘッドハンター数
  2. 高年収の求人数
  3. 今の会社にバレにくいか
スクロール可能です→
順位スカウト型転職サイト評価基本
個別解説
総合評価取引企業数企業ブロックPマーク
1位ビズリーチ★★★★☆
4.1/5.0
1.7万社ありあり
2位リクルートダイレクトスカウト★★★☆☆
3.9/5.0
非公開あり
(10社まで)
あり
3位dodaX★★★☆☆
3.7/5.0
非公開そもそも企業
スカウトなし
あり
4位ミドルの転職★★★☆☆
3.6/5.0
非公開ありあり

※2023年12月時点の評価

ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトは、評価の高いヘッドハンターを自分から選ぶことができるので、積極的に転職を検討されている方にもおすすめできます。

もし迷ったら、一旦ビズリーチに登録しておけば十分です。企業ブロック機能があるのでバレにくく、ヘッドハンター数も一番多いので登録するだけで可能性が広がります。

1位.ビズリーチ

ビズリーチの特徴
  • 全国の人材紹介業者が登録
    • レジュメを登録すればスカウトが来る
    • 人気なヘッドハンターにアプローチ可能
  • 首都圏のIT/WEB系求人が多い
    • 年収400万円前後も意外とある

ビズリーチは、首都圏を中心に掲載求人数とヘッドハンター登録者数が多いハイクラス向けのスカウト型転職サイトです。特に、ITやWEB業界のベンチャー企業が多いですね。

全国の人材仲介業者が登録しており、レジュメを登録することでスカウトを待つこともできれば、自ら気になった担当者へ相談をすることもできます。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

【公式】https://www.bizreach.jp/

佐々木
定期的にスカウトがくるので「今すぐの転職は考えていないが良い案件があれば検討したい」と考えている方にもオススメです。
ビズリーチの基本情報
タイプスカウトサイト
得意ハイクラス、エグゼクティブ層
利用料金基本無料
①タレント会員:3,278円(税込)/30日
②ハイクラス会員:5,478円(税込)/30日)
対象地域全国+海外
運営会社株式会社ビズリーチ
Pマークあり
公式サイトhttps://bizreach.jp

2位.リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトの特徴
  • 多くのヘッドハンターが登録
  • 登録したらスカウトを待つだけ
  • 求人数の約半数が年収600万円以上

リクルートダイレクトスカウトは、人材業界大手のリクルートが運営しているスカウトサイト。登録するエージェントは4,000名以上です。

自分で応募できる求人件数も常時20万件以上登録されている(かつ半数が年収600万円以上)ので、ハイクラスの方々であっても満足できる質になっています。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

【公式】https://directscout.recruit.co.jp/

佐々木
レジュメを登録したらあとはスカウトを待つだけなので『今すぐの転職を考えていないが、いい話があれば聞いてみたい』という方におすすめできます。
リクルートダイレクトスカウトの基本情報
タイプスカウトサイト
得意総合(全業界、全職種)
対象地域全国+海外
運営会社株式会社リクルート(企業HP
Pマークあり(確認はこちら
公式サイトhttps://directscout.recruit.co.jp/

3位.dodaX(by パーソルキャリア)

dodaXの特徴
  • パーソル運営のスカウト型転職サイト
  • 年収800万円以上のハイクラス層向け
  • 自分から応募することもできる

dodaXは、人材業界大手のパーソルが展開している、ハイクラス向けスカウトサービス。履歴書と職務経歴書を登録するとヘッドハンターから連絡がきます。

ただ、こちら側から在籍ヘッドハンターに連絡することはできず、スカウトが来ない可能性もあるので、あらかじめ職務経歴書はしっかりと記載しましょう。

\60秒で無料登録!限定求人あり/

【公式】https://doda-x.jp/

佐々木
無料で通年利用できるため「今すぐの転職は考えてはいないが、いい案件があれば考えなくもない」といった方は、登録だけしておきましょう。
dodaXの基本情報
タイプスカウトサイト
得意ハイクラス、エグゼクティブ層
対象地域全国+海外
運営会社パーソルキャリア株式会社
Pマークあり
公式サイトhttps://doda-x.jp/

よくある質問と回答/転職ノウハウ

転機関連
ハイクラス関連
転職エージェント関連
その他

Q. ロンザンとレイサスの関係性は?

いずれともレイス株式会社のグループ会社であり、構造としては以下のようになっています。

Q. 登録したら今の会社にバレる?

転機のような転職サイトに登録をしても、転職活動中であることが今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。

登録しても今の会社にバレない理由

<理由①>
企業側は応募前の求職者情報を見れないため
└求職者の情報を見れるのはコンサルタントのみ
└本人同意なしで企業に個人情報は開示されない

<理由②>
転職エージェントが情報管理を徹底しているため
└情報漏洩は、会社の信用・ブランドが失墜する
└有料職業紹介事業の許可取り消しすらありえる

<理由③>
各コンサルタントが最大限注意しているため
└そもそもあえて情報を漏洩するメリットがない
└漏洩のデメリットが大きすぎる(懲戒処分)

特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。

転職エージェント事業所の情報管理の取り組み
  • 盗難の防止策
  • 事業所への入退室の管理
  • 個人情報の移送や送信時のリスク対策
  • 個人情報保護の社内マニュアル/ルール

もちろん転機においても、プライバシーポリシーに記載されているように徹底した情報管理がされているので、2023年12月時点で情報が漏洩した形跡はありません。

さらに、プライバシーマーク(とは:個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者が受ける認定)も保持しているので、より安心できます。確認はこちら

ただ、転転活動をする際には、以下のような点に注意をしないと、今の会社にバレる可能性があるので注意していきましょう。

転職活動をする時の注意点
  • 職場では話さない、同僚には話さない
  • 社内PC、アドレスを使って登録しない
  • 会社のカレンダーに面接予定を記載しない
  • 企業スカウトありの転職サイトに注意する
  • Facebookで担当者と繋がるときは注意する
  • 面接と同僚の営業訪問がかぶっていないか確認

Q. ハイクラス層の定義は?

ハイクラスの明確な定義は転職サービスによって異なりますが、一般的には以下のいずれかを指すケースがほとんどです。

  • 年収600万円以上
  • 管理職、マネジメント経験者
  • 専門性の高いスペシャリスト職
  • 外資系(英語や中国語を活かす仕事)

日本語に直訳して「ハイ(高い)クラス(等級、階級)」となることから、目安としては『上位20%』くらいと捉えておけば良いでしょう。

他の例でも「高学歴」と言われるのも偏差値上位20%の大学群(MARCH以上)です。

Q. ハイクラスでなくても利用して良い?

問題ありません。

なぜなら、給与は、似たような経歴やスキルを持っていても、企業の業績や業界によって大きく変わるので、転職を通して給与がグッと上がり、ハイクラスになるケースがあるからです。

特に、DXバブルの影響を受ける会社ではその傾向が強く、例えば、システム開発企業の営業職から外資IT企業へ転職することで、年収が2倍近くになるケースもあります。

Q. 若手や20代でも利用して良い?

問題ありません。

ハイクラスと聞くと、一部の限られた方々しか登録してはいけないようなイメージを持たれる方が多いですが、キャリアに自信がなくとも利用できます。

登録している企業には、ポテンシャルや人柄を重視するところも多いので、積極的にチャレンジ、キャリアアップしたい方にもおすすめです。自分自身の市場価値や可能性を確認するためにも、ぜひ利用してみましょう!

佐々木
筆者も20代でJACリクルートメント等を利用しましたが、20代専門の担当者がいるので、安心して相談してください!

Q. 一般向けとハイクラス特化の違いは?

違いを表に整理しました。

 一般向けハイクラス向け
運営形態片面型
求職者と企業を別で担当
両面型
求職者と企業を同時担当
保有求人総数は多いが、質は低い
400~600万円帯がメイン
総数は少ないが、質は高い
800~1,500万円がメイン
コンサルタント年収が低い担当者ばかり
実績と経験が浅い人が多い
年収が高い担当者ばかり
実績と経験のある人しかいない

ハイクラス向けはコンサルタントの質が高い

コンサルタントの給与水準が、一般向けだと400~600万円がボリュームゾーンなのに対して、ハイクラス向けだと800万円以上~と大きく差があります。

なぜここまでの差があるかというと、一般向けキャリアアドバイザーは求職者しか担当しないこともあって、そもそもの求められるスキルが高くないからです。

特に仕組み化が進んだ大手企業ほどその傾向が強く、彼らがやる仕事といえば、求職者の希望条件をニコニコしながら聞いて、社内システムに入力、ヒットした大量の求人を紹介して、あとは企業との連絡調整をするだけです。極論、やろうと思えば誰でもできます。

一方でハイクラス担当の場合、コンサルタントが法人サイドも担当する必要があり、さらに中長期的な求職者目線での「付加価値」を求められるので、相応の知識と経験を有していなければなりません。

給与の高さがコンサルタントとしての優秀さを物語っています。

大手一般向けは求人サイトとほぼ変わらない

大手一般向けの転職エージェントは、一度登録してみたらわかりますが、求人数そのものは確かに多いものの、毎日のように多くの(微妙なものも含めて)求人を紹介されます。

というのも、面談で話した基本情報(業界、職種、年収、地域)をもとにシステムが自動でレコメンドするようになっているからです。

そのため、キャリアアドバイザーが一人ひとりに多くの時間をかけることはなく、何人もの求職者を同時に担当しています。

一般向け転職エージェントの価値は、大手ゆえの求人保有数とレコメンドシステムであり、キャリアアドバイザーに高い付加価値は求められないので(ハイクラス担当に比べると)給与が高くはないのです。

Q. 転職エージェントはなぜ無料?

転職エージェント(有料職業紹介事業者)は、職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。

(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。

引用元:職業安定法32条の3第2項

上記のように、求職者(仕事を探している人)からは、原則として手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。(代わりに企業から採用報酬をもらっています。)

Q. 転職エージェントの仕組みは?

転職エージェントは、採用企業に対して転職希望者を紹介することで、採用となった場合に成果報酬を受け取るビジネスをしている「人材紹介事業所」のことです。

そのため、転職希望者は無料で使うことができますが、転職エージェントにとってのクライアントはあくまで採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。

転職エージェントにとって、クライアント企業は一度や二度ではなく長期的に取引をすることになるので、ビジネス構造上どうしても「転職希望者は商品」となります。

結果として、中には「転職希望者を騙してでもクライアント企業に入社させようとする」といった不誠実な対応をとる悪質なコンサルタントもいるので注意してください。

Q. 転職エージェントは複数利用すべき?

転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも、必ず、複数利用すべきです。

Q. 転職エージェントは何社利用するのがいい?

結論、転職エージェントは「3社」利用することをおすすめします。

実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査(有効回答数1,515件)でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わり、以下のことが判明しています。

利用社数と転職成功率の統計結果
  • 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
  • 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
  • 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない

▼利用社数と転職成功率の分布(有効回答数1,515件)

利用社数満足/成功普通不満/後悔
1社のみ66.5%
低い
24.5%8.9%
高い
2社70.5%
(普通)
22.2%7.3%
(普通)
3社74.3%
高い
20.6%5.1%
低い
4社75.0%
高い
20.5%4.5%
低い
5社以上74.0%
高い
22.0%4.1%
低い

このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。

佐々木
ただ、4社以上利用してもあまり結果が変わらないのと、同時に多く併用すると連絡が大変になってしまうので、悩んだら「3社」をおすすめします!

Q. 転職エージェント利用の流れ

転職エージェントを利用する流れは以下の6ステップになります。

  1. 応募フォームから登録・申し込み
  2. 担当コンサルタントと面談
  3. 選考対策(書類添削、面接練習)
  4. 求人紹介、応募
  5. 面接、選考フィードバック
  6. 内定、入社前後の最終調整

Q. 転職エージェント活用ポイント

転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。

  1. 応募フォームから登録・申し込み
    ・転職エージェントは複数登録する
    ・事前に転職活動用のメールアドレスを作る
  2. 担当コンサルタントと面談
    ・事前に経歴と希望条件を整理しておく
    ・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
    ・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
    ・その後コンサルタントにはこまめに返信する
  3. 選考対策(書類添削、面接練習)
    ・自分から依頼する
    ・面接の想定質問を事前に聞いておく
    ・フィードバックが少ない担当は変更する
  4. 求人紹介、応募
    ・応募時の推薦文を必ず確認する
    ・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
    ・むやみやたらに求人へ応募しない
    ・その企業を退職した人から一次情報を集める
  5. 面接、選考フィードバック
    ・その企業でされやすい質問を聞く
    ・その企業に聞くべき逆質問を聞く
    ・選考で見送りになったら対策を依頼する
  6. 内定、入社前後の最終調整
    ・妥協しない
    ・言いなりにならず自分で決める

Q. そもそも仕事の選び方を知りたい

仕事の選び方は、以下の3ステップを順に進めながら選びましょう。

仕事を選ぶまでの3ステップ
  • Step1. 仕事を選ぶ10基準に重みをつける
  • Step2. 視野を広げて仕事をリストアップする
  • Step3. 点数をつけながら徹底的に比較する

詳しくは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください!

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