type転職エージェントITは、IT業界に特化した転職エージェントです。名の知れたサービスですが、悪い評判がないか、登録すべきか気になりますよね。
このページでは、他の転職エージェントと比較しながら、メリットデメリットを網羅的に解説。最後まで読めば、使うべきか否かを判断できます。
type転職エージェントITの総合評価
type転職エージェントITは、株式会社キャリアデザインセンターが運営している、首都圏エリアのIT/WEB/ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
所属アドバイザーの多くが業界出身者で構成されているので専門性が高く、さらに登録者が大手ほどではないこともあって、求職者一人ひとりに手厚く親身な転職支援を行っていることが特徴です。
その結果として、最適な求人紹介や、長期的なキャリアプランのためのアドバイスをしてくれると、利用者からの評価が高い傾向にありました。
ただし、IT/WEB/ゲーム業界の転職に強い反面、企業からは即戦力として豊富な実務経験や高いスキルレベルが求められるため、未経験者向けの求人が少ないのはデメリットです。
- 首都圏のIT/WEB/ゲーム業界に特化
- 業界経験者向けが中心(特にエンジニア)
- 求職者一人ひとりに手厚いサポートあり
ここまでの内容をまとめると、type転職エージェントは、首都圏エリアでIT/WEB/ゲーム業界に転職したい経験者の方におすすめできる転職エージェントです。
公式サイト
https://type.career-agent.jp/it/
次章からは、利用者の口コミを分析してわかった、type転職エージェントITの良い評判と悪い評判を詳しく解説していきます。
口コミからわかる良い悪い評判を検証
幅広い年代、地域、職種の785人を対象に実施した調査から、type転職エージェントITの特徴を整理すると、以下のようになりました。
- 担当アドバイザーから親身で手厚いサポートを受けられる
- 求人の質が高く、希望に合った求人を紹介してくれる
- 内定後も企業と交渉してくれる
それでは、個別に解説していきます。
良い評判・メリット①
担当アドバイザーから親身で手厚いサポートを受けられる
type転職エージェントITの大きな強みは、キャリアアドバイザーによるサポート力。元・エンジニアなどの経歴を持つ業界に精通したアドバイザーから、親身で手厚い転職支援を受けられます。
紹介可能な求人がある場合に限られますが、利用者はサービス登録後、担当アドバイザーと丁寧なキャリアカウンセリング(面談)を行うことが可能。
スキルや経歴についてはもちろん、仕事に対するスタンスや今後のビジョン、人としての強みや長所など、利用者の人柄までじっくり掘り下げてくれます。
アドバイザーはそれらの情報をもとに、利用者に最適な求人を紹介。応募書類の添削や面接対策など、転職活動を全面的にサポートし、内定後のアフターフォロー までしっかり支援してくれますよ。
利用者の口コミには「担当のアドバイザーとの距離感が近く、親身になってキャリア相談に乗ってくれた」「アドバイザーの専門性が高く、サポートの姿勢が熱心で心強かった」などの声があり、アドバイザーの支援に対する信頼や満足度の高さを感じる人も多いようです。
さらにtype転職エージェントITでは、内定獲得後のアフターフォローや、企業と年収アップ等の交渉も併せて行ってくれます。
じっくりキャリア相談をしたい方や、転職で年収アップを目指したい方には、頼りになる転職エージェントであると言えるでしょう。
良い評判・メリット②
求人の質が高く、希望に合った求人を紹介してくれる
type転職エージェントITのメリットとして、取り扱う求人の質が高いことや、利用者の希望条件にマッチした求人を紹介してもらえるといった点も挙げられます。
丁寧なヒアリングにより得られた求職者の情報をベースに、長期的なキャリアも視野に入れつつ、選別された求人を紹介してもらうことができるんです。
このおかげで、機械的な検索によるマッチングに比べ、より希望に合った求人を紹介してもらえるという利用者の喜びの声も見られました。
同サービスの求人数そのものはあまり多くありませんが、typeだけの独自案件や、豊富な非公開求人を保有しているのも大きな強み。
公開されていない優良求人も多いので、思いがけないレア案件に出合える可能性も高いでしょう。
紹介してもらった求人は、ぜひしっかりとチェックしてみてくださいね。
良い評判・メリット③
内定後も企業と交渉してくれる
同サービスのキャリアアドバイザーは、転職活動のサポート力だけでなく、企業との交渉力も高いことに定評があります。
転職を希望するエンジニアの方で、入社日や年収、待遇面など、応募先企業に交渉したい要望がある方は、アドバイザーが心強い味方となるでしょう。
また、type転職エージェントITは内定後のアフターフォローにも力を入れていて、入社後にもこまめに連絡をしてくれます。
そこには転職者への配慮もありますが、裏事情としては、利用者が転職後すぐに自己都合で退職してしまうと求人紹介料の一部を企業に返さなければならないため、それを防ぐためでもあるのです。
逆に言えば、その分熱心に転職者へ寄り添い、アドバイスをしてくれたり相談に乗ってくれたりするということ。転職活動全体に渡って、手厚い支援を行ってくれるのは確かです。
自分の転職における意思をしっかりアドバイザーに伝えながら、納得のいく転職活動を進めていきましょう。
悪い評判・デメリット①
紹介できる求人がないとアドバイザーから連絡が入らない
type転職エージェントITの利用にあたって注意しておきたいのは、アドバイザーから連絡があるのは「紹介できる求人がある人だけ」ということ。
登録後に行うアドバイザーとの面談も、求人の紹介がを行うことが大前提です。
そのため、利用者の経歴やスキルレベル、希望条件などによっては、マッチする求人が少なく「サービスに登録したのになかなか連絡が来ない」「転職活動が進展しない」という事態が起きてしまう可能性があります。
利用者の中にも、サービスに登録したものの、一向にアドバイザーから連絡がなく不安になった、と感じた人も一定数見受けられました。
type転職エージェントITには、優良な非公開求人や独占案件が豊富ですが、他の大手転職エージェントに比べると求人数自体はあまり多くありません。
連絡が来ず、希望の求人もなかなか見つからない方や、転職をスピーディに進めたい方は、他の大手転職エージェントの併用がおすすめです。
エンジニア転職に強く、保有する求人も豊富な「レバテックキャリア」や、業界トップの求人数を誇り、エンジニア専門の特設サイトも設置している「リクルートエージェント」なども活用しながら、効率よく転職活動を進めていきましょう。
悪い評判・デメリット②
エンジニア未経験者向けの求人が少ない
エンジニア転職に強いtype転職エージェントITですが、取り扱う求人の多くは実務経験やハイレベルなスキルを持つエンジニア向けのもの。
未経験者やスキルの低い利用者には紹介できる求人が少なく、物足りなく感じるかもしれません。
実際にtype転職エージェントITの求人検索欄を見てみると、未経験可の条件が設定できる箇所はありませんでした。
同サービスがエンジニア転職に特化していることで、転職によるキャリアアップや年収アップが狙える反面、企業からも即戦力としての活躍や高いスキルレベルが求められます。
実務経験の浅い方は「ワークポート」など、未経験者のIT転職に強い転職エージェントなども併用しながら、転職活動を進めると良いでしょう。
悪い評判・デメリット③
首都圏以外の地域の求人が少ない
type転職エージェントITの求人は、東京都内の勤務先がメイン。首都圏以外の地域の求人が少ない点も、地方在住の方にとってはデメリットと言えます。
このような場合は、せっかくサービスに登録しても希望する条件に合う求人がなく、時間を無駄にしてしまう可能性があります。
求人紹介が物足りなく感じる場合は、他の転職エージェントを併用したり、転職サイトで自分で求人を検索してみたと、積極的に求人を探して、選択肢を増やしていきましょう。
結論|こんな人におすすめ
ここまでで解説したtype転職エージェントITの良い評判と悪い評判を再掲すると、以下のようになります。
- 担当アドバイザーから親身で手厚いサポートを受けられる
- 求人の質が高く、希望に合った求人を紹介してくれる
- 内定後も企業と交渉してくれる
- 紹介できる求人がないとアドバイザーから連絡が入らない
- エンジニア未経験者向けの求人が少ない
- 首都圏以外の地域の求人が少ない
type転職エージェントITは、ITエンジニア求人を専門に取り扱う転職エージェントです。
未経験や地方の求人が少ないなどのネガティブな口コミはあるものの、転職活動中から内定後まで手厚いサポートを受けられるなどのメリットもあるので、登録して損はないサービスだと言えるでしょう。
上記を踏まえると、type転職エージェントITは以下に当てはまる方に特におすすめできます。
- ITエンジニアの職種で転職を希望している方
- エンジニアとしての経験やスキルをある程度持っている方
- 手厚いサポートを受けながら転職活動を行いたい方
利用は無料なので、気軽に相談してみましょう。
公式サイト
https://type.career-agent.jp/it/
とはいえ、より良い求人を見つけるためには複数併用すべきです。
そのため、type転職エージェントITだけでなく、次で紹介するような転職エージェントもチェックしていきましょう。
他のおすすめ転職エージェント
ここでは他に登録したい転職エージェントを紹介していきます。1社に絞らず、複数サービスを利用することで、応募できる求人の幅を広げるようにしてください。
- 総求人数
- 利用満足度調査(詳細)
- 実際に利用した体験談
まずは比較表から見ていきましょう!
順位 | 名称 | 総合評価 | 掲載求人数 | コメント | 公式サイト |
1位 | リクルートエージェント |
★★★★☆ 4.4/5.0 |
約38万件 全国 |
短期間で転職をしたいなら登録必須 取引企業数が多く、新着求人がほぼ毎日届く |
|
2位 | ワークポート | ★★★★☆ 4.3/5.0 |
約10万件 全国対応 |
営業職やIT系の未経験向け求人が多い 20代前半〜中盤でキャリアに悩む方におすすめ |
|
3位 | dodaエージェント | ★★★★☆ 4.1/5.0 |
約28万件 全国対応 |
地方や職種などバランスの良い求人がある スカウトの届く求人サイトとしての運用が可能 |
|
4位 | マイナビエージェント | ★★★☆☆ 3.9/5.0 |
約7万件 都心部のみ |
新卒ナビサイト最大手の企業提携数が魅力 若手で幅広い業界を見たいならおすすめ |
|
5位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 3.9/5.0 |
約1.2万件 全国 |
外資やITベンチャー等幅広く案件を保有 年収800万円以上での転職なら利用したい |
転職エージェントは最初から一つに絞る必要はありません。良い求人を見逃しにくくなるように、2~3社は登録しておきましょう。もしどこに登録しようと迷ったら上位2社(リクルートエージェント、ワークポート)から利用して良かったところに絞ることをお勧めします。
リクルートエージェントは、人材業界No.1の求人数と実績を誇る転職エージェントです。求人数は常時30万件以上と、さまざまな地域・業界・職種の求人を網羅しています。 実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。 ただ、基本的には一度の面談のみで、最低限のフォローのみです。システムが自動で求人紹介してくるだけなので、個別支援には期待できません。求人数が多いサイトに登録するような感覚での利用をおすすめします。 ワークポートは、全国トップクラスの求人数を持つ転職エージェントです。IT業界やゲーム業界、営業職の案件が多いですね。急拡大している組織だからか、他転職エージェントと比べると若い担当者が多く、レベルに差があるように感じるかもしれません。 ただ、第二新卒から20代までの方を対象に、根気強いサポートをしているので「就職したけどこのままでいいのだろうか」と悩んでいる方は一度、求人だけでも見てみると良いでしょう。 dodaエージェントは、業界トップクラスの求人数を持つ「doda(求人サイト)」で利用することができる転職支援サービスです。TVCMも配信していて非常に勢いがある一社ですね。 担当者の評価はややネガティブなものが多いですが、厚生労働省から「優良事業者認定」を受けています。利用すると、好条件な傾向が高い「非公開求人」を紹介してくれるようになるので、ぜひ利用しましょう。 【公式】https://doda.jp/ マイナビエージェントは、新卒大手のマイナビが運営する20代30代といった若手〜ミドル層向けの転職エージェントです。 若年層向けに丁寧なサポートを行なっていることが特徴で、厚生労働省から「職業紹介優良事業者」の認可を受けています。 他エージェントと違って、各分野別(医療、介護、保育)でも認定されているので、会社全体として優れたサポートをしていることがわかりますね。業界や職種ごとに部門が分かれており専門性が高いので、一度相談してみることをおすすめします。 ただ、やや若手向けなので、年収800万円越えの求人を探すのであれば、JACリクルートメントやビズリーチといった高年収専門サービスと併用してください。 type転職エージェントは、一都三県の案件を中心に取り扱う中堅どころの転職エージェント。求人件数は最大手ほどではありませんが、利用者一人ひとりにじっくりと手厚いサポートをしているため『利用者満足度87%』と高いことが特徴です。 在籍するキャリアアドバイザーは得意領域ごとに分かれており、利用者の経歴や希望職種、適性に合った選考対策(書類添削や面接対策)を受けることができるので、ぜひ相談してみてください。1位.リクルートエージェント
リクルートエージェントの基本情報
タイプ
エージェント
得意
総合(全業界、全職種)
対象地域
全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数
595,014件(うち非公開求人は231,950件)
運営会社
株式会社リクルート
認可番号等
有料職業紹介:13-ユ-313011
Pマーク:17000021(09)
公式サイト
https://www.r-agent.com/
2位.ワークポート
ワークポートの基本情報
タイプ
エージェント
得意
IT系、営業職
対象地域
全国(WEB面談実施中)
求人件数
87,778件(非公開求人は不明)
運営会社
株式会社ワークポート
認可番号等
有料職業紹介:13-ユ-040590
Pマーク:21000352(08)
公式サイト
https://workport.co.jp
3位.dodaエージェント
dodaエージェントの基本情報
タイプ
サイト+エージェント
対象地域
全国+海外(WEB面談実施中)
求人件数
264,158件(うち非公開求人は39,709件)
運営会社
パーソルキャリア株式会社
認可番号等
Pマーク:10860051(10)
有料職業紹介:13-ユ-304785
職業紹介優良事業者:第2304002(01)
公式サイト
https://doda.jp/
4位 マイナビエージェント
マイナビエージェントの基本情報
タイプ
エージェント
対象地域
首都圏、大阪、福岡、名古屋(WEB可)
求人件数
68,009件(うち非公開求人は18,976件)
運営会社
株式会社マイナビ
認可番号等
Pマーク:10821880(09)
有料職業紹介:13-ユ-080554
職業紹介優良事業者:2102006(03)
公式サイト
https://mynavi-agent.jp
5位 type転職エージェント
よくある質問・転職ノウハウ
最後に、よくある質問と転職ノウハウをFAQ形式で整理しました。少しでもお役に立てれば幸いです。
- 転職エージェントはなぜ無料?
- 転職エージェントのメリットは?
- 企業が転職エージェントを利用するメリット
- 転職エージェントの仕組みは?
- 転職エージェントは複数利用すべき?
- 転職エージェントは何社利用すべき?
- 転職エージェントに登録したら会社にバレる?
- 転職エージェント利用の流れ
- 転職エージェント活用ポイント
Q. 転職エージェントはなぜ無料?
職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。
(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
引用元:職業安定法32条の3第2項
上記のように、一部の例外を除いて、有料職業紹介事業者(転職エージェント)は、求職者(仕事を探している人)から、手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。
Q. 転職エージェントの仕組みは?
採用された場、採用企業から報酬を受け取る仕組みです。その金額は『想定年収の2~3割ほど』にあたり、年収500万円で転職させると100~150万円が支払われることになります。
一見、高い金額に見えるものの、転職エージェントが候補者を集めて提案までしてくれるため、「より募集要項に合った人材を工数をかけずに採用できる」という利点から、積極的に人材募集している企業であれば必ず利用しています。
そのため、転職エージェントにとっては、最優先されるべき取引相手は採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。
Q. 転職エージェントを使うメリットは?
転職エージェントのメリットを一言で言うと「転職の成功確率があがること」で、具体的には下記2点です。
①好条件な求人を紹介してもらえる
一般的に、転職エージェントの方が、求人サイトよりも求人数が多いです。さらに転職エージェントの場合、一般には公開されていない「非公開求人(好条件なことが多い)」まで取り扱っているので、条件が良い傾向にあります。
②転職のプロからサポートを受けられる
転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーから、以下の転職サポートを受けられます。
- キャリア相談
- 希望条件に沿った求人提案
- 選考対策(書類添削、面接練習)
- 受けた選考のフィードバック
- 年収交渉
上記のサポートを受けることができて、さらに求人の数も質も多いので、利用するだけで転職活動そのものが有利になるというのが圧倒的メリットです。
Q. 企業が転職エージェントを利用するメリット
より募集要項に合った人材を、工数をかけずに採用できることです。採用しない限り費用が発生しないので、リスクがありません。
- 無名企業でも応募が集まる
- 採用しない限り費用が発生しない
- 転職エージェントが募集管理してくれる
このように、面接以外の採用業務を転職エージェントに外注する形なので時間を取られにくく、採用しない限り費用が発生しないので経済合理性に適っています。
一方で求人サイトの場合、掲載課金なので効果が読みにくく、求人や応募者の管理も自前でやらなくてはいけないので、一度に大量採用する場合以外は使いにくいというのが本音です。
Q. 転職エージェントは複数利用すべき?
はい。複数利用すべきです。
転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも複数利用をお勧めしています。
Q. 転職エージェントは何社利用すべき?
3社利用することをおすすめします。
実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わるという結果となりました。
利用社数 | 満足/成功 | 普通 | 不満/後悔 |
1社のみ | 66.5% (低い) |
24.5% (-) |
8.9% (高い) |
2社 | 70.5% (普通) |
22.2% (-) |
7.3% (普通) |
3社 | 74.3% (高い) |
20.6% (-) |
5.1% (低い) |
4社 | 75.0% (高い) |
20.5% (-) |
4.5% (低い) |
5社以上 | 74.0% (高い) |
22.0% (-) |
4.1% (低い) |
このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。
- 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
- 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
- 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない
Q. 登録したら今の会社にバレる?
転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが、今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。
- 企業側は応募前情報を見れないため
応募前に求職者情報を見れるのはエージェントのみ。本人の同意なく、企業側に情報開示されることはない - エージェントが情報管理を徹底しているため
情報漏洩は、人材紹介会社にとって信用リスクが大きい。各アドバイザーにとっても、漏洩のデメリット(懲戒処分)があるので細心の注意が払われる。
特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。
Q. 転職エージェント利用の流れ
基本的にどの転職エージェントも上記の手順を踏んでいくことになりますが、特に重要なのがStep2の初回面談です。今後紹介していく求人の内容をすり合わせる場になので、希望条件や譲れない条件などは事前に整理してしっかりと伝えるようにしましょう。
また、面談は一度限りではなく、必要に応じて随時頼むこともできるので、書類添削や面接対策などをしてほしければ積極的に依頼するようにしてください。
Q. 転職エージェント活用ポイント
転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。
- 応募フォームから登録・申し込み
・転職エージェントは複数登録する
・事前に転職活動用のメールアドレスを作る - 担当アドバイザーと面談
・事前に経歴と希望条件を整理しておく
・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
・その後、担当者にはこまめに返信する - 選考対策(書類添削、面接練習)
・自分から依頼する
・面接の想定質問を事前に聞いておく
・フィードバックが少ない担当は変更する - 求人紹介、応募
・応募時の推薦文を必ず確認する
・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
・むやみやたらに求人へ応募しない
・その企業の退職者から一次情報を集める - 面接、選考フィードバック
・その企業でされやすい質問を聞く
・その企業に聞くべき逆質問を聞く
・選考で見送りになったら対策を依頼する - 内定、入社前後の最終調整
・妥協しない
・言いなりにならず自分で決める
結局は担当者次第ではあるものの、他の転職エージェントと比べるとやや劣るので、余裕があれば利用するくらいでOK
求人数は大手と比べるとやや劣るので、レバテックキャリアやギークリー、転職サイトGreenなどを利用しないと求人を取りこぼす可能性が高い