転職エージェントのZキャリアエージェント(旧キャリアシ)。悪い評判がないか、怪しくないか気になりますよね。
このページでは、他の転職サービスと比較しながら、メリットデメリットを網羅的に解説。最後まで読めば、使うべきか否かを判断できます。
2024年、株式会社ROXXが運営するキャリアシは、Zキャリアエージェントに名称変更されました。(サービスそのものに変更はありません)
引用元:キャリアシ
Zキャリアエージェントの特徴まとめ
引用元:Zキャリアエージェント
Zキャリアエージェントは、人材業界で法人向けサービスを展開する株式会社ROXXが、2019年より運営を開始した転職エージェントです。以下の特徴があります。
- 運営元は株式会社ROXX
- 「agent bank」と連携した求人紹介
特徴①運営元は株式会社ROXX
引用元:ホームページ
まず、Zキャリアエージェント運営元の株式会社ROXXは、業界内では有名なサービス(法人向け)をいくつか出している企業です。創業10年のベンチャー企業ですが、一定の信頼ができます。
会社名 | 株式会社ROXX |
代表者 | 中嶋 汰朗 氏 |
創業 | 2013年11月 |
従業員 | 186名 |
住所 | 東京都新宿区新宿 6-27-30 新宿イーストサイドスクエア 8階 |
事業許可 | 有料職業紹介事業許可番号 13–ユ–307543 労働者派遣事業許可番号 派13-316322 |
運営事業 |
|
会社HP | https://roxx.co.jp/ |
引用元:会社概要
人材紹介をするにあたって、厚生労働省から免許(有料職業紹介事業許可番号)も取得しているので、特に懸念点はないかと思います。
特徴②「agent bank」と連携した求人紹介
Zキャリアエージェントでは、同じくROXX社が運営する「agent bank(人材紹介業者向けの求人データベース)」で保有している求人を紹介することができます。
「agent bank」にある求人数は約32,000件とされており、大手転職エージェントにはやや劣りますが、十分に保有しています。比較してみましょう。
- リクルートエージェント(約30万件)
- dodaエージェント(約25万件)
- マイナビエージェント(約7万件)
- パソナキャリア(約5万件)
- Zキャリアエージェント(約3.2万件)
2022年4月に、dodaを運営しているパーソルキャリアと求人連携をしています。結果として、求人数が「32,000件」にまで大幅増加しました。
- 2022年3月まで
- agent bank求人(3,500件)
- 2022年4月から〜
- agent bank求人(3,500件)
+パーソルキャリア求人(28,500件)
- agent bank求人(3,500件)
引用元:anget bank
Zキャリアエージェントの評判
Zキャリアエージェントは2019年にスタートしたばかりなので、X(旧Twitter)やGoogle等で調べても、口コミは2件ほどしか見つかりませんでした。
- 会話が楽しい
- サイト登録したら四人から電話かかってくる
- 電話が来すぎ
Zキャリアエージェントのお姉さんとの会話普通に楽しい…
引用元:X(旧Twitter)
Zキャリアエージェントってサイト登録したら四人くらいから電話かかってきた。返信してないのに連絡をよこすな。
引用元:X(旧Twitter)
Zキャリアエージェントの退会方法が分からん
電話来すぎ
引用元:X(旧Twitter)
Zキャリアエージェントってところはダメだな
引用元:X(旧Twitter)
保有している求人の傾向
Zキャリアエージェントは「agent bank」のデータベースにある求人から求職者に紹介しているものと思われますが、一般公開されていないため、求人の内訳は不明です。
ただ「agent bank」のビジネス構造上、下記の傾向はあると思います。
①管理職や高年収求人は少ない
「agent bank」のデータベースにある求人の多くは「スタッフ層向け」で、年収が高い管理職やエグゼクティブ層の求人はほとんどないはずです。
理由は以下の通り。
- 求人が経営戦略上の秘密
不特定多数が見れる環境には公開しにくい
→信頼できるエージェントにだけ共有する - 企業側が候補者を厳選したがる
専門性が高い職種や、管理職はピンポイント枠の採用なので、ミスマッチが起きやすい
→質が高いエージェントにだけ共有する
「agnet bank」経由の場合、転職エージェントは、企業側人事担当から直接採用要件を聞くわけではなく、求人票を見て紹介することになります。
そのため、自然と、採用条件を詳細にすり合わせる必要のない求人が多くなるので、事務職や営業職といった、わかりやすい職種が多くなる傾向にあります。
②営業やエンジニア、販売、接客が多い
単純な推測ですが、Zキャリアエージェントの登録フォームで「選択肢」になっているような職種は、多く保有しているはずです。
例えば、営業やエンジニア、販売などですね。
引用元:Zキャリアエージェント
ちなみに、希望職種を選択させる理由は、転職エージェントによって得意不得があるので、サポートの優先度を判断したり、初回連絡で効率よく求人紹介できるようにするためです。
ということから逆算すると、上記の選択肢になっていない職種(企画やマーケ、コンサル、デザイナー、士業系)はほとんど保有していない可能性が高いですね。
③応募が足りていない求人が多い
「agnet bank」にある求人は、応募が足りていないものが多いはずです。なぜなら、応募がすぐ集まる人気求人を競合他社に共有する理由がないからです。
- 自社で紹介できそうな求人
例:人気求人、採用されやすい求人
→自社でそのまま内定を決める - それ以外の求人
例:不人気求人、採用目線が厳しい求人
→一定期間決まらなければ「agent bank」に
自然と「応募数が足りていない求人」が多くなるでしょう。例えば、以下のような求人です。
- 大量採用したい求人
- 常に人手不足なエンジニア求人
- 企業側の採用目線が厳しい求人
- 人気のない企業の求人
さてここからは、ここまで紹介したZキャリアエージェントの特徴を踏まえて、おすすめできる人の条件について解説していきます。
Zキャリアエージェントがおすすめな人
結論として、一般スタッフ層の転職で、営業やエンジニアを目指している方であれば、十分期待できると思います。例えば、第二新卒などですね。
- 20代前半〜中盤(第二新卒)
- 以下いずれかの職種で探している
- 営業やエンジニア、販売
- 接客、サービス業、事務
- 工場製造系
口コミ情報がほとんどないので積極的におすすめすることはできませんが、利用は無料なので、興味があれば登録してみてください。
公式サイト
https://careerassist.jp/
ただ、あなたが30代以上であったり、専門性の高い職種、あるいは高年収の転職を実現したいのであれば、その領域に特化した転職エージェントに登録することをおすすめします。
転職エージェントは2~3社利用したほうが良い求人と巡り会える可能性は増えるので、次で紹介するような転職エージェントもチェックしていきましょう。
他のおすすめ転職エージェント
ここでは他に登録したい転職エージェントを紹介していきます。1社に絞らず、複数サービスを利用することで、応募できる求人の幅を広げるようにしてください。
- 総求人数
- 利用満足度調査(詳細)
- 実際に利用した体験談
まずは比較表から見ていきましょう!
順位 | 名称 | 総合評価 | 掲載求人数 | コメント | 公式サイト |
1位 | リクルートエージェント |
★★★★☆ 4.4/5.0 |
約38万件 全国 |
短期間で転職をしたいなら登録必須 取引企業数が多く、新着求人がほぼ毎日届く |
|
2位 | ワークポート | ★★★★☆ 4.3/5.0 |
約10万件 全国対応 |
営業職やIT系の未経験向け求人が多い 20代前半〜中盤でキャリアに悩む方におすすめ |
|
3位 | dodaエージェント | ★★★★☆ 4.1/5.0 |
約28万件 全国対応 |
地方や職種などバランスの良い求人がある スカウトの届く求人サイトとしての運用が可能 |
|
4位 | マイナビエージェント | ★★★☆☆ 3.9/5.0 |
約7万件 都心部のみ |
新卒ナビサイト最大手の企業提携数が魅力 若手で幅広い業界を見たいならおすすめ |
|
5位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 3.9/5.0 |
約1.2万件 全国 |
外資やITベンチャー等幅広く案件を保有 年収800万円以上での転職なら利用したい |
転職エージェントは最初から一つに絞る必要はありません。良い求人を見逃しにくくなるように、2~3社は登録しておきましょう。もしどこに登録しようと迷ったら上位2社(リクルートエージェント、ワークポート)から利用して良かったところに絞ることをお勧めします。
リクルートエージェントは、人材業界No.1の求人数と実績を誇る転職エージェントです。求人数は常時30万件以上と、さまざまな地域・業界・職種の求人を網羅しています。
実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。
ただ、基本的には一度の面談のみで、最低限のフォローのみです。システムが自動で求人紹介してくるだけなので、個別支援には期待できません。求人数が多いサイトに登録するような感覚での利用をおすすめします。
【公式】https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントの基本情報 | |
タイプ | エージェント |
得意 | 総合(全業界、全職種) |
対象地域 | 全国+海外(WEB面談実施中) |
求人件数 | 595,014件(うち非公開求人は231,950件) |
運営会社 | 株式会社リクルート |
認可番号等 | 有料職業紹介:13-ユ-313011 Pマーク:17000021(09) |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
2位.ワークポート
- IT/ゲーム業界、営業職に強い
- 20代(第二新卒~20代後半)に強い
- 未経験者向けのサポートが充実
ワークポートは、全国トップクラスの求人数を持つ転職エージェントです。IT業界やゲーム業界、営業職の案件が多いですね。急拡大している組織だからか、他転職エージェントと比べると若い担当者が多く、レベルに差があるように感じるかもしれません。
ただ、第二新卒から20代までの方を対象に、根気強いサポートをしているので「就職したけどこのままでいいのだろうか」と悩んでいる方は一度、求人だけでも見てみると良いでしょう。
ワークポートの基本情報 | |
タイプ | エージェント |
得意 | IT系、営業職 |
対象地域 | 全国(WEB面談実施中) |
求人件数 | 94,417件(非公開求人は不明) |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
認可番号等 | 有料職業紹介:13-ユ-040590 Pマーク:21000352(08) |
公式サイト | https://workport.co.jp |
3位.dodaエージェント
- 転職サポート付きの求人サイト
- 自身で求人に応募可能
- 非公開求人はエージェント登録が必要
- アドバイザーの評判は割れる
- 定期的なイベント開催あり
dodaエージェントは、業界トップクラスの求人数を持つ「doda(求人サイト)」で利用することができる転職支援サービスです。TVCMも配信していて非常に勢いがある一社ですね。
担当者の評価はややネガティブなものが多いですが、厚生労働省から「優良事業者認定」を受けています。利用すると、好条件な傾向が高い「非公開求人」を紹介してくれるようになるので、ぜひ利用しましょう。
【公式】https://doda.jp/
dodaエージェントの基本情報 | |
タイプ | サイト+エージェント |
対象地域 | 全国+海外(WEB面談実施中) |
求人件数 | 264,158件(うち非公開求人は39,709件) |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
認可番号等 | Pマーク:10860051(10) 有料職業紹介:13-ユ-304785 職業紹介優良事業者:第2304002(01) |
公式サイト | https://doda.jp/ |
4位 マイナビエージェント
- 求人数は都心部に限定される
- 最大手に比べるとやや劣る
- 特に、地方求人は少ない
- 20代向けのサポート力が高い
- 優良事業者認定あり
- アンケートでも若手の評価が高い
マイナビエージェントは、新卒大手のマイナビが運営する20代30代といった若手〜ミドル層向けの転職エージェントです。
若年層向けに丁寧なサポートを行なっていることが特徴で、厚生労働省から「職業紹介優良事業者」の認可を受けています。
他エージェントと違って、各分野別(医療、介護、保育)でも認定されているので、会社全体として優れたサポートをしていることがわかりますね。業界や職種ごとに部門が分かれており専門性が高いので、一度相談してみることをおすすめします。
ただ、やや若手向けなので、年収800万円越えの求人を探すのであれば、JACリクルートメントやビズリーチといった高年収専門サービスと併用してください。
マイナビエージェントの基本情報 | |
タイプ | エージェント |
対象地域 | 首都圏、大阪、福岡、名古屋(WEB可) |
求人件数 | 68,009件(うち非公開求人は18,976件) |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
認可番号等 | Pマーク:10821880(09) 有料職業紹介:13-ユ-080554 職業紹介優良事業者:2102006(03) |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp |
5位 type転職エージェント
- 首都圏の求人に特化している
- サポートが丁寧でセミナー多数開催
- 女性特化型サービスもあり
type転職エージェントは、一都三県の案件を中心に取り扱う中堅どころの転職エージェント。求人件数は最大手ほどではありませんが、利用者一人ひとりにじっくりと手厚いサポートをしているため『利用者満足度87%』と高いことが特徴です。
在籍するキャリアアドバイザーは得意領域ごとに分かれており、利用者の経歴や希望職種、適性に合った選考対策(書類添削や面接対策)を受けることができるので、ぜひ相談してみてください。
よくある質問・転職ノウハウ
最後に、よくある質問と転職ノウハウをFAQ形式で整理しました。少しでもお役に立てれば幸いです。
- 転職エージェントはなぜ無料?
- 転職エージェントのメリットは?
- 企業が転職エージェントを利用するメリット
- 転職エージェントの仕組みは?
- 転職エージェントは複数利用すべき?
- 転職エージェントは何社利用すべき?
- 転職エージェントに登録したら会社にバレる?
- 転職エージェント利用の流れ
- 転職エージェント活用ポイント
Q. 転職エージェントはなぜ無料?
職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。
(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
引用元:職業安定法32条の3第2項
上記のように、一部の例外を除いて、有料職業紹介事業者(転職エージェント)は、求職者(仕事を探している人)から、手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。
Q. 転職エージェントの仕組みは?
採用された場、採用企業から報酬を受け取る仕組みです。その金額は『想定年収の2~3割ほど』にあたり、年収500万円で転職させると100~150万円が支払われることになります。
一見、高い金額に見えるものの、転職エージェントが候補者を集めて提案までしてくれるため、「より募集要項に合った人材を工数をかけずに採用できる」という利点から、積極的に人材募集している企業であれば必ず利用しています。
そのため、転職エージェントにとっては、最優先されるべき取引相手は採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。
Q. 転職エージェントを使うメリットは?
転職エージェントのメリットを一言で言うと「転職の成功確率があがること」で、具体的には下記2点です。
①好条件な求人を紹介してもらえる
一般的に、転職エージェントの方が、求人サイトよりも求人数が多いです。さらに転職エージェントの場合、一般には公開されていない「非公開求人(好条件なことが多い)」まで取り扱っているので、条件が良い傾向にあります。
②転職のプロからサポートを受けられる
転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーから、以下の転職サポートを受けられます。
- キャリア相談
- 希望条件に沿った求人提案
- 選考対策(書類添削、面接練習)
- 受けた選考のフィードバック
- 年収交渉
上記のサポートを受けることができて、さらに求人の数も質も多いので、利用するだけで転職活動そのものが有利になるというのが圧倒的メリットです。
Q. 企業が転職エージェントを利用するメリット
より募集要項に合った人材を、工数をかけずに採用できることです。採用しない限り費用が発生しないので、リスクがありません。
- 無名企業でも応募が集まる
- 採用しない限り費用が発生しない
- 転職エージェントが募集管理してくれる
このように、面接以外の採用業務を転職エージェントに外注する形なので時間を取られにくく、採用しない限り費用が発生しないので経済合理性に適っています。
一方で求人サイトの場合、掲載課金なので効果が読みにくく、求人や応募者の管理も自前でやらなくてはいけないので、一度に大量採用する場合以外は使いにくいというのが本音です。
Q. 転職エージェントは複数利用すべき?
はい。複数利用すべきです。
転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも複数利用をお勧めしています。
Q. 転職エージェントは何社利用すべき?
3社利用することをおすすめします。
実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わるという結果となりました。
利用社数 | 満足/成功 | 普通 | 不満/後悔 |
1社のみ | 66.5% (低い) |
24.5% (-) |
8.9% (高い) |
2社 | 70.5% (普通) |
22.2% (-) |
7.3% (普通) |
3社 | 74.3% (高い) |
20.6% (-) |
5.1% (低い) |
4社 | 75.0% (高い) |
20.5% (-) |
4.5% (低い) |
5社以上 | 74.0% (高い) |
22.0% (-) |
4.1% (低い) |
このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。
- 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
- 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
- 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない
Q. 登録したら今の会社にバレる?
転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが、今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。
- 企業側は応募前情報を見れないため
応募前に求職者情報を見れるのはエージェントのみ。本人の同意なく、企業側に情報開示されることはない - エージェントが情報管理を徹底しているため
情報漏洩は、人材紹介会社にとって信用リスクが大きい。各アドバイザーにとっても、漏洩のデメリット(懲戒処分)があるので細心の注意が払われる。
特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。
Q. 転職エージェント利用の流れ
基本的にどの転職エージェントも上記の手順を踏んでいくことになりますが、特に重要なのがStep2の初回面談です。今後紹介していく求人の内容をすり合わせる場になので、希望条件や譲れない条件などは事前に整理してしっかりと伝えるようにしましょう。
また、面談は一度限りではなく、必要に応じて随時頼むこともできるので、書類添削や面接対策などをしてほしければ積極的に依頼するようにしてください。
Q. 転職エージェント活用ポイント
転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。
- 応募フォームから登録・申し込み
・転職エージェントは複数登録する
・事前に転職活動用のメールアドレスを作る - 担当アドバイザーと面談
・事前に経歴と希望条件を整理しておく
・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
・その後、担当者にはこまめに返信する - 選考対策(書類添削、面接練習)
・自分から依頼する
・面接の想定質問を事前に聞いておく
・フィードバックが少ない担当は変更する - 求人紹介、応募
・応募時の推薦文を必ず確認する
・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
・むやみやたらに求人へ応募しない
・その企業の退職者から一次情報を集める - 面接、選考フィードバック
・その企業でされやすい質問を聞く
・その企業に聞くべき逆質問を聞く
・選考で見送りになったら対策を依頼する - 内定、入社前後の最終調整
・妥協しない
・言いなりにならず自分で決める
担当者次第ではあるものの、他の転職エージェントと比べると求人件数も実績もやや劣るので、余裕があれば利用するくらいでOK
求人数は大手と比べるとやや劣るので、他の大手エージェント(リクルートエージェント、doda)と併用しないと求人を取りこぼす可能性あり