エンジニアスタイルの評判/口コミは悪くない?案件探しに使うべき?他社比較と全特徴

エンジニアスタイルは、アグリゲーション型の案件サイトです。業界では名の知れたサービスですが、悪い評判がないか、登録すべきか気になりますよね。

このページでは、他のフリーランス案件サイトと比較しながら、メリットデメリットを網羅的に解説。最後まで読めば、使うべきか否かを判断できます。

エンジニアスタイルの特徴まとめ

エンジニアスタイルは、フリーランスエージェントが保有する公開求人を集約したフリーランス案件サイト”です。名前の通り、東京都に特化しています。

累計で200社以上のエージェント案件が転載されているので、求人件数も約20万件以上と圧倒的。サイト内の検索機能から、好みの条件で、まとめて絞り込むことが可能です。

2024年4月現在、エンジニアスタイル経由でエージェント面談をすることでAmazonギフト券がもらえるキャンペーンを実施中なので、フリーランスエージェントに登録するつもりなら、ぜひ経由したいサイトです。
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※東京の求人メイン(リモートあり)

運営者
エージェント面談をするだけでAmazonギフト券をもらえるので、面談の時間が取れないほど忙しいわけでもなければ、一度試してみることをお勧めします!
エンジニアスタイルの基本情報
タイプ 求人サイト(アグリゲーション型)
求人件数 276,659件(登録エージェント:205社)
運営会社 ボスアーキテクト株式会社
公式サイト https://engineer-style.jp/
2024年4月更新

エンジニアスタイルの仕組み

エンジニアスタイルは、各エージェントサイトの求人情報を集約している「アグリゲーション(集合)」型の求人サイトです。

Amazonギフト券のキャンペーン実施中!

2024年4月現在「エージェントと面談することでAmazonギフト券(3,000~100,000円)がもらえる」キャンペーンを実施しているので、この機を逃さないようにしましょう!

<Amazonギフト券キャンペーン詳細>

実際、10社のエージェントと面談をすれば10万円もらえるのはかなりお得ですよね。(10社の場合は、面談1社あたり1万円になるので、1時間の面談なら時給1万円です。)

下記に、キャンペーン概要を引用します。求人応募や経歴書の送付が必要なく、「登録エージェントとの面談」でもらえるので、条件がかなりゆるい印象です

■キャンペーン概要
以下の全ての条件を満了されたフリーランスの方を対象に、エンジニアスタイルから3,000円のAmazonギフト券を贈呈させて頂きます。

対象となるケース
・応募した案件のエージェントと初めて面談を実施した場合

対象とならないケース
・応募した案件のエージェントと既に面談済みだった場合

その他注意事項:
・申請は、マイページ(https://engineer-style.jp/mypage)の『仕事探し状況 > 応募済み案件』から実施可能です。
・申請は、必ず“面談実施後”に実施してください。面談実施前にギフト申請をした場合は、キャンペーン対象外となります。
・既に面談を実施した事のあるエージェントの案件の場合、ギフト申請ボタンが押せなくなっています。
・ギフトの贈呈は、申請日から40日以内を目安に実施させて頂きます。
・申請期限は応募から1ヶ月以内とさせて頂きます。

引用:エンジニアスタイル公式

最大手のレバテックフリーランスやITプロパートナーズはもちろん、合計200件以上のフリーランスエージェントが利用しているので、ぜひ見てみてください。

良い口コミ評判・メリット

ここではエンジニアスタイルを使うメリットを紹介していきます。

  1. 16万件以上のエージェント案件を一括検索できる
  2. エージェントと面談でAmazonギフト券がもらえる

良い評判・メリット①
16万件以上のエージェント案件を一括検索できる

エンジニアスタイルでは、提携しているフリーランスエージェントの案件(累計16万件以上)をまとめて閲覧、検索できるメリットがあります。

エージェント案件検索

レバテックフリーランスMidworksなど、主要どころはだいたい登録されており、複数のエージェント案件をまとめて見ることができるのは一つの利点です。

ただ、求人DBそのものを連携してはいないのと、データ取得と反映にラグが生じているので、一般公開されているやや古い案件が中心にはなる点はややネックかもしれません。

開発言語や単価で、案件の一括絞り込みが可能!

フリーランスエージェント検索の他にも、言語やフレームワークなど幅広い条件で絞り込むことができるのも、エンジニアスタイルの魅力ですね。

例:開発言語による詳細検索

基本的な開発環境の条件で絞り込めるのはもちろん、案件単価やフルリモート、駅から探すことが可能となっています。

絞り込み検索機能の例
  1. 言語(Java,PHP,Python,等)
  2. 開発環境(AWS,GCP, 等)
  3. フレームワーク(Laravel,Rails,等)
  4. 職種(フロント、ゲームエンジニア等)
  5. 単価(30~100万円まで10万円刻み)
  6. エリア(渋谷、六本木、新宿など)
  7. 駅(渋谷駅、新宿駅、等)
  8. 働き方(フルリモート、週2~3など)

上記の検索項目から、複数条件を組み合わせて検索することもできるので、スキルのあるエンジニアの方が活躍できる求人を探すのに役立ちますね。

良い評判・メリット②
エージェント面談でAmazonギフト券がもらえる

2024年4月現在、エンジニアスタイルに掲載されているフリーランスエージェントと面談をすることで、アマゾンギフト券がもらえるキャンペーンを実施中です。

面談1社あたり3,000円から始まり、段階式に報酬が増えて、10社に応募することで最大10万円までもらうことができます

Amazonギフト券キャンペーン詳細

引用元:https://engineer-style.jp/

下記に、キャンペーン概要を引用します。求人応募や経歴書の送付が必要なく、「登録エージェントとの面談」でもらえるので、条件がかなりゆるい印象です

■キャンペーン概要
以下の全ての条件を満了されたフリーランスの方を対象に、エンジニアスタイルから3,000円のAmazonギフト券を贈呈させて頂きます。

対象となるケース
・応募した案件のエージェントと初めて面談を実施した場合

対象とならないケース
・応募した案件のエージェントと既に面談済みだった場合

その他注意事項:
・申請は、マイページ(https://engineer-style.jp/mypage)の『仕事探し状況 > 応募済み案件』から実施可能です。
・申請は、必ず“面談実施後”に実施してください。面談実施前にギフト申請をした場合は、キャンペーン対象外となります。
・既に面談を実施した事のあるエージェントの案件の場合、ギフト申請ボタンが押せなくなっています。
・ギフトの贈呈は、申請日から40日以内を目安に実施させて頂きます。
・申請期限は応募から1ヶ月以内とさせて頂きます。

引用:エンジニアスタイル公式

エンジニアスタイルには累計200社以上が掲載されているので選びがいがありますね。大手のフリーランスエージェントはだいたい利用しているので、ぜひ経由してみてください。

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悪い口コミ評判・デメリット

ここではエンジニアスタイルを使う上でのデメリットや懸念点について紹介していきます。現時点ではサービスそのものが使いにくく、やや課題がある印象でした。

デメリット(懸念点)を整理すると下記の通りです。

  1. 約87%の案件情報は1ヶ月以上前と古い
  2. 新着案件やスタータス反映にズレがある

一つずつ説明していきますね。

悪い評判・デメリット①
約87%の案件情報は1ヶ月以上前と古い

エンジニアスタイルでは、やや古い求人案件がそのまま掲載されていることが多く、2024年4月時点において掲載されている案件のうち、約87%(約144,400件)が1ヶ月以上前のものになっていました。

検証|新着順で案件の更新時期を調査
新着順で「NEW」がついているのは約20,700件

新着順で「NEW」がついているのは約20,700件でした。エンジニアスタイルには、全体で16万件の求人があるので、約13%に相当します。

そして「NEW」フラグがつかなくなったタイミングから「1ヶ月前」の求人が表示されるようになりました。(下記参照)

新着順で「NEW」直後から「1ヶ月前」が表示

上記より下記2つの事実がわかります。

  • 約13%がNEW案件(1ヶ月以内更新)
  • 残りの約87%が1ヶ月以上前の案件

このように過去求人を掲載しっぱなしにしているために「見せかけの求人数が多く見えるようになってしまっている」ので注意してくださいね。もちろん他のエージェントも同様です。

悪い評判・デメリット②
新着案件やスタータス反映にズレがある

仕様上仕方がないところではあるのですが、各エージェントの求人DBと連携されているわけではないので、案件情報の反映にズレがあります

  1. 新着求人反映にタイムラグが生じる
  2. 過去求人の募集ステータスが更新されにくい

①新着求人反映にタイムラグが生じる

エンジニアスタイルの場合は、エージェントページに反映された求人情報をクロールしてから反映するので、どうしても最新情報にタイムラグが生じます

求人情報をアグリゲーションするまでの流れ

上記のように「②エージェントページをクロールしてDB格納」「③反映」といったフローを踏む必要があるので、どんなに早くても1~2日は遅れてしまうのではないでしょうか。

条件の良いフリーランス求人はすぐに枠が埋まってしまうので、エンジニアスタイルではなく、各エージェントで状況を確認することをおすすめします!

検証|新着求人が反映されているかを確認

大手フリーランスエージェント3社で実際に公開されている新着求人が「エンジニアスタイルでも掲載されているか」を確認しました。

  • レバテックフリーランス
  • Midworks
  • フリエン(Frien)

上記エージェントの公開求人検索ページで“新着順”にしたときに、1ページ目に出てくるすべての求人タイトルを、エンジニアスタイルで検索しましたが、一件も見つかりませんでした

②過去求人の募集ステータスが更新されにくい

これは推測ですが、過去に取得したすべての求人情報(16万件)の募集状況を毎日更新してはいません。(特にNEWフラグのない求人案件)

というのもアグリゲーションサイトでは、日々莫大なエージェントページをクロールして新着求人を取りこぼさないようにする必要があり、運営コストがかかるからです。

そのため、時間が経つにつれて、掲載求人案件の中に占める「更新されていない古い求人」の割合が大きくなってしまうという懸念があります。

悪い評判・デメリット③
東京以外だと応募できる案件が限られる

エンジニアスタイル“東京”と名称にあるように、現在は東京都を中心に求人情報を集約しています。そのため、東京都以外だと応募できる案件が限られるのがデメリットです。

東京都以外の企業案件は限られますが、フルリモートで稼働できるフリーランス案件も全部で3万件ほど取り扱いがあるので、リモートでもよければぜひ見てみてください。

“リモートOK”で検索可能

エンジニアスタイルを使うべき人

ここまでご紹介したメリットデメリットを再掲すると下記のようになります。

メリット
  1. 16万件以上のエージェント案件を一括検索できる
  2. エージェントと面談でAmazonギフト券がもらえる
デメリット
  1. 約87%の案件情報は1ヶ月以上前と古い
  2. 新着案件やスタータス反映にズレがある
  3. 東京以外だと応募できる案件が限られる

上記踏まえて、「掲載情報が古くなりやすい」「新着求人もすぐに反映されない」というデメリットが大きいので、メインでの利用はおすすめしません。

ただ、Amazonギフト券がもらえるメリットが大きいので、Amazonギフト券をもらうためだけに登録するのは大いにアリです。下記の条件に該当すれば登録しましょう。

  • エンジニア経験者
  • Amazonギフト券が欲しい
  • フリーランスエージェントの話を聞いてみたい
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※東京の求人メイン(リモートあり)

フリーランス案件サイト一覧

エージェントによって得意不得意は分かれるので、下記のように、探している案件の条件(最低稼働数や職種)によって選択するようにしてください。

悩んだら大手のギークスジョブに相談してみてください。最初に担当営業の方がヒアリングと情報提供を行ってくれるので「フリーランスという働き方そのもの」から知ることができます。

フルタイム(週4~5稼働)案件を探すなら

フルタイム(週4~5)でガッツリ稼ぎたいフリーランス向けエージェントを紹介します。多くは東京に寄っていますが、リモート案件が多いのでどこからでも利用できますよ。

スクロール可能です→
サービス名 職種 公開求人数 コメント
ギークスジョブ エン
ジニア
約2,500件
※非公開求人は不明
リモート案件80%で平均年収821万
15年以上の実績があり、取引社数も3,300と多い
レバテックフリーランス IT職種
全般
約2,400件
※非公開求人は不明
フルタイムでガッツリ働きたい人向け
圧倒的求人数と充実な福利厚生の大手サービス
フォスターフリーランス エン
ジニア
約2,200件
※非公開求人は不明
高収入を狙いたいITエンジニア向け
1996年創業で業界25年以上の実績あり
2024年4月更新
運営者
上記で紹介するエージェントは、どこも初回に希望条件のヒアリングがあり、あなたに合ったフリーランス案件を紹介してくれます!

単発の案件も一部はありますが、ほとんどが週5×半年以上の案件なので「報酬が高い派遣社員」のようなイメージで稼働することとなりますね。

また、「リモート案件」もあれば(例えばレバテックフリーランスなら全体の1/3がリモート可能)、収入が高くなりやすい「常駐案件」も豊富に保有しているので、希望に応じて選ぶようにしましょう。

ちなみに、レバテックフリーランスは、IT職種全般の案件(例:WEBコンサルや広告運用案件)も保有しているので、エンジニア以外の方も気軽に相談してみてくださいね。

運営者
初回面談後にアンケートがあるので、担当者はすごく丁寧にヒアリング、サポートをしてくれます。

筆者も以前利用したことがありますが、説明と質問応対メインで進み、案件への応募を急かされることは全くなく、とても充実した面談となった記憶があります。

副業・複業(週1~3稼働)案件を探すなら

週1~3稼働の副業案件を探したいフリーランス向けエージェントを紹介します。人気が高い副業案件は新着案件にすぐ応募できる体制にすることが重要です。

スクロール可能です→
サービス名 職種 ~週3の公開求人 コメント
ITプロパートナーズ IT職種
全般
約2,500件
※非公開求人は不明
平日夜や土日のみの絞り込みも可能
リモート案件が約半分以上で、副業に最適
workship 全職種 約1,000件
※非公開求人は不明
案件成約で1万円のお祝い金あり
専用アプリで出先の連絡が取りやすい
シュウマツワーカー IT職種
全般
約200件
※非公開求人は不明
隙間時間で働ける求人(~週10時間)が多い
案件の99%がリモート案件で副業探しに便利
2024年4月更新
運営者
どのサービスも「週の稼働日数」から求人を探すことができるので、副業案件を探すのに捗りますよ!

IT関連職種(エンジニアやデザイナー、WEBマーケ)であれば、まずはITプロパートナーズをおすすめします。週1日案件から平日夜、土日だけの案件も保有しているので、本業や他案件の稼働状況に合わせやすいですね。

また、Workshipはプラットフォームとしての機能もあるので、自身で探して応募することが可能です。幅広い職種(人事や経理等)の副業案件を保有しているので、IT系職種以外の方も、ぜひ探してみてください。

週1リモート案件は非常に人気が高く、すぐに応募枠が埋まってしまうので、いくつか登録をして新着案件がで次第すぐに応募できるようにしておきましょう!

よくある質問と回答

最後に、よくある質問をFAQ形式で整理しました。少しでもお役に立てれば幸いです。

フリーランスエージェント関連

それぞれ簡単に見ていきましょう。

Q. フリーランスエージェントとは

フリーランスエージェントとは、仕事を依頼したい企業と、仕事が欲しいフリーランスをマッチングさせるサービスのことです。担当者が間に入り、双方にとって最適な組み合わせを目指します。
エージェントがしてくれること
フリーランス側に 企業側に
・非公開、新着求人の紹介 ・企業側への推薦 ・選考対策(書類、面接) ・給与交渉、契約書手続き ・人材の紹介 ・求人票作成、改善提案 ・フリーランス側へのプッシュ ・各種調整
費用は全額企業側が負担しているので、フリーランス側は無料で利用することができます。無料で情報提供や案件紹介を受けることができるので、利用することをおすすめします。

Q. フリーランスエージェントの仕組み、ビジネスモデル

フリーランスエージェントは、企業側にフリーランスを紹介することで、採用となった場合に仲介手数料を受け取るビジネスをしている「人材紹介事業所」のことです。 エージェントにとってのクライアントはあくまで採用企業です。フリーランスは無料で使うことができますが、信用しすぎないように注意してください。

Q. フリーランスエージェントのマージン(仲介手数料)率は?

一般的な相場は、毎月の契約金額の20~25%前後です。ただ、マージン率は一律に決まっておらず、案件によって異なるうえに開示もされません。完全にブラックボックスです。 さらに、仮にマージン率が高くても、クライアント側から高い金額をもらっていれば、あなたに支払われる案件単価は高くなります。重要なのは、案件単価です。マージン率を気にしてもあまり意味がありません。
運営者
効率よく稼ぐには、案件の業務量やレベル、そして単価等の条件を比較しながら選ぶようにしてください。できるだけ複数のエージェントから提案してもらいましょう。

Q. フリーランスエージェントのメリット

応募できる求人の幅がグッと広がる(1/3)

エージェント利用の1番のメリットは、単純に応募できる求人の幅がグッと広がることです。実際、求人サイトよりも、エージェントで人員募集する企業の方が多い傾向にあります。 なぜなら、自分で応募するタイプの求人サイトだと、企業側で求人募集ページを運用する必要があったり、掲載課金型でピンポイントの人員補充に使いにくかったりするからです。あと稀に、ほぼ素人のフリーランスもいるので、エージェント側で一定スキルを見極めてくれるのも安心できます。
運営者
事業側目線としても、募集させるところまでをエージェントに丸投げしてしまった方が楽だったりします。採用条件に合うフリーランス側にプッシュしてくれるので、応募数が安定しますし。
という企業側の都合で、エージェントのほうが求人が充実しています。応募するか否かは置いておいて、どのような求人があるかを把握するためにも登録して損はありません。

仕事の受注が安定する(2/3)

エージェントが案件獲得に動いてくれるので、仕事の受注が安定します。それこそ急ぎである旨を伝えれば、応募が少ない求人や採用されやすい案件を選んでくれ、企業側にも猛プッシュしてくれます。 フリーランスにとって、仕事がない期間が生じてしまうと経済的な損失になるので、安定して仕事を紹介してくれるエージェントの存在は大きなメリットです。

営業や交渉、契約トラブルに時間を取られない(3/3)

フリーランスの案件獲得や面接、交渉といった営業業務をすべてエージェント担当者が代行してくれるので、本業に集中できるというのも一つのメリットです。 特に、求人サイト経由で案件開拓した場合だと、クライアントによっては、下記のような問題が生じるケースがあります。
  • 要件が定まっておらず、初回相談が長引く
  • 単価が相場と比較して低すぎる、追加依頼が多い
  • 報酬が支払われない、遅延する等の契約トラブル
一方で、エージェント経由の場合は、クライアントや求人内容が精査されているので、業務開始後に揉めることがないのも大きな利点です。

Q. フリーランスエージェントのデメリット

直接契約より報酬が少なくなる(1/3)

エージェント経由での契約となると、仲介手数料(報酬の2割ほど)が発生するので、直接契約しているフリーランスと比べて報酬が少なくなります。 企業側目線で、フリーランス報酬は、事業部ごとに割り振られた外注予算から捻出することになりますが、雇用関係にないフリーランス相手には“同一労働同一賃金”の考え方も適応されません。
運営者
報酬を重視するならエージェント経由では応募せず、直接契約できるように直接応募することをおすすめします。

クライアントと柔軟な交渉がしにくい(2/3)

エージェントを通した契約になるので、お互いに、その月の稼働状況や事業状況に応じて、柔軟に業務内容や報酬金額を相談する交渉ができません。 それこそ直接の業務委託契約を締結してしまえば「仕事内容は個別相談」「見積書で金額を指定」といった契約にできるので、柔軟に仕事の相談ができます。
運営者
事業部側目線として、事業状況に応じて「これ依頼したいです。見積もりお願いします。」といった相談がしにくいのは、やや使いにくいな、と思いますね。

何もしないのに中間搾取され続けるストレス(3/3)

契約して1~2年も経つと「なにもしないエージェントにずっと中間搾取され続けていること」に違和感、ストレスを感じる場合もあります。 実際エージェントは、案件獲得までは積極的に動いてくれるのですが、契約をしたあとはほとんど動きません。(動いたところで利益が増えないので。)
運営者
できるのであれば、すぐにでも直接契約へ切り替えたいところですが、当然ながら規約で禁止されているので、うまくやる必要がありますね。

Q. フリーランスエージェント利用の流れ

フリーランスエージェントの利用の流れを簡単に説明します。
  1. WEB登録(2~3分) 職務経歴書や希望条件の回答
  2. 初回面談(30~60分) スキルや希望条件の確認、働き方の説明など
  3. 案件紹介(継続して定期的に) 非公開案件や新着案件を紹介してくれる
  4. 企業担当と面接(30~60分) 応募したら書類選考、面接などがあります
  5. 条件交渉、契約締結 担当が書類手続きや報酬交渉もしてくれる
面接は自身で行う必要がありますが、代わりに求人を探してきて、給与交渉や契約までの書類手続きをすべて代行してくれるのは一つのメリットです。
運営者
頼めば、フリーランスとしての働き方全般のサポートもしてくれるので、積極的に利用しましょう。彼らは頼まないと最小限のサポートしかしないですよ。

Q. フリーランスエージェント利用の注意点

エージェントの掲載案件は基本的に、案件情報の不透明度が高い「非公開」状態になっています。一社だけの利用だと担当者によってはイマイチな案件を押し付けてくる可能性もあるので、必ず複数社から提案をもらって比較できるようにしてください!
運営者
業務委託は正社員と違ってグレード制がなく、単価をエージェント側でコントロールしやすい(勝手に下げることもできる)ので、同じ希望条件で複数社から提案をもらうのは必須です。

Q. エージェント担当者の裏事情

エージェント業もビジネスであり、担当者には売上目標があります。 そのため、あなたが伝えた希望条件に当てはまる「担当者の手持ちで一番応募して欲しい案件」から順番に紹介します。応募がたくさん集まっている人気案件ではなく、ずっと決まっていない不人気な案件に応募してもらいたいのが本音です。 例えるなら、コンビニで賞味期限がギリギリな商品から手にとってもらいたいような感覚ですね。まあ賞味期限なら問題ないですが、求人案件の場合は諸条件が大きく変わるので、しっかりと見極めましょう。

Q. 保有求人が非公開である理由

保有求人が非公開である理由は「求人を見たフリーランスが直接企業側に営業をかけに行くのを防ぐため」です。エージェントは手数料中抜きによって報酬を得ているので、個人で営業されては利益が出ません。そのため、非公開にしています。
運営者
とはいえ面談で企業名を知ることができるので、そこからこっそりと応募をしてしまえば大丈夫だったりします。ただバレると一生そのエージェントは使えなくなるのでおすすめはしません。