「エンワールドは使うべき?」
「悪い評判があれば事前に知っておきたい!」
と気になりますよね。エンワールドは東京近郊の外資系ハイクラス求人に強いサービスで、転職を効率的に進められる可能性はありますが、全ての人におすすめできるわけではありません。
なにより転職エージェントは、人生の今後を左右する重要なパートナーなので、信頼できる評判をみたうえで慎重に判断したいものです。
当記事は、GoogleやSNSへのリアルな口コミと、外資系転職の経験者258人アンケート結果をもとに、上場企業部長職の筆者(過去二度の転職経験あり)が評判を整理したものです。
公式サイト
https://www.enworld.com/
エンワールドの総評【要約】

エンワールドは、大手人材会社のエングループの、外資系・グローバル企業に強みを持つハイクラス特化型の転職エージェントです。
求人件数は公開されているもので約850件と、ややもの足りない印象を受けますが、東京都近郊の年収800万~2,000万円の外資系求人に絞って取り扱っていることもあって、登録してみると十分な求人案件を紹介してもらえます。
在籍コンサルタントは、当然、外資系転職の支援に特化した担当者のみが在籍しているので、外資系企業ならではの選考対策を万遍なくしてもらえる点が嬉しいポイントです。
- 東京近郊で800万~2,000万円の外資求人中心
- 外資系転職の支援に特化したコンサルタント
利用した方のアンケートを見ても、東京近郊で外資系企業に転職された方からの評価は総じて高い傾向にありました。以下に一部を抜粋します。
▼口コミ|ややニッチな求人も的確に紹介

自分のスキルと志望はややニッチなものだったのですが、的確にマッチした企業を紹介していただけました!
担当コンサルタントが紹介企業としっかりコミュニケーションが取れているようで、求める人材や社風、懸念点を含めて詳しく教えていただけました。

私のレジュメを細かくレビューしていただき「本当にこのポジションが適切か?」という観点で採用に至るまで、とことん親身に相談に乗っていただけました。
ここまで候補者に寄り添えるコンサルタントの方に私は初めてお会いできた気がします。
実際にGoogleに寄せられた口コミを見ても4.1/5.0と評価が高く、質の高い丁寧なサポートをしていることが伺えます。

ここまでの内容をまとめると、以下のような条件に当てはまる方にはおすすめできます。
- 首都圏での転職活動をしている
- 年収800万円以上のハイクラス層
- 外資・グローバル求人を探している
上記に当てはまる場合は、無料で相談できるので、良い求人案件がないか確認してみると良いでしょう。
対応エリア:関東(WEB対応可)
エンワールドの基本データ | |
タイプ | 転職エージェント |
得意 | 外資系企業 |
対象地域 | 全国+海外(WEB面談実施中) |
求人件数 | 1,000件 |
運営会社 | エンワールド・ジャパン株式会社(企業HP) |
Pマーク | あり(確認はこちら) |
公式サイト | https://www.enworld.com/ |
※2023/1/3時点の数値
他の外資系転職エージェントとの比較
外資系転職の経験者258人へのアンケートの結果、エンワールドの総合評価は「3位」という結果となりました。
←左右にスクロール可能→順位 | 転職エージェント | 総合評価 | 必要年収 | コメント |
![]() | ![]() | ★★★★☆ 4.11/5.0 | 600万円 以上 | 外資転職の高年収求人に強い 専門性の高いコンサル複数人が求人提案 |
![]() | ![]() | ★★★★☆ 4.06/5.0 | 800万円 以上 | 世界最大規模の外資系エージェント 外資系企業の年収800万円以上求人に強い |
![]() | ![]() | ★★★★☆ 4.02/5.0 | 600万円 以上 | 東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円) 職業紹介優良事業者の認定あり |
4位 | ![]() | ★★★★☆ 4.01/5.0 | 600万円 以上 | 外資系・グローバル企業に特化 英文履歴書添削や英語面接練習もあり |
5位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.95/5.0 | 指定なし | 取引企業数No.1の圧倒的求人数 もちろん外資系企業の取り扱いも豊富 |
6位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.94/5.0 | 600万円 以上 | バイリンガルのハイクラス人材におすすめ 各分野の転職に特化した専門チームが対応 |
7位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.93/5.0 | 600万円 以上 | 中小規模のためやや求人数は少ないも、 外資系企業への転職者からは評価が高い |
8位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.91/5.0 | 600万円 以上 | 外資系IT企業に強い 国家資格保有のコンサルタントが担当 |
9位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.88/5.0 | 指定なし | 高年収帯の公開求人数No.1 実績豊富なコンサルタントが多数在籍 |
10位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.84/5.0 | 指定なし | 首都圏近辺の日系大手企業に総じて強い 管理職からスペシャリストまで豊富に保有 |
優良職業紹介事業所認定を受ける数少ない転職エージェントとして、転職希望者に寄り添ったサポートをしているからこその高い満足度がウリの1社です。
良い評判と悪い評判
エンワールドの良い悪いそれぞれの口コミを分析した結果、以下のようなメリットデメリットがあることがわかりました。
- 迅速に転職活動を進められた
- コンサルタントの親身なサポート
- 紹介案件のマッチング精度が高い
- 高年収の魅力的な外資求人がある
- 求人数が大手と比べると多くない
- コンサルタントの対応がひどい場合がある
- スキルや職歴によっては求人を紹介してもらえないことがある
まとめると、求人数は大手には劣らないものの「入社後の活躍」をミッションとしたコンサルタントが丁寧に対応しており、他ではないようなハイクラス外資求人を持っていることが魅力です。
ただし一方で、ハイクラス専門なので経歴が物足りないと求人を紹介されなかったり、担当者に当たり外れがあって不満を感じた方も多くいることがわかりました。
エンワールドをおすすめできる人
ここまでの内容を踏まえるとエンワールドをおすすめできるのは、具体的には以下の条件に複数当てはまる方です。
- 東京近郊在住で年収800万円以上
- ハイクラス外資・グローバル求人を見たい
- コンサルタントの親身なサポートを受けたい
また、担当者が合わないと感じたら変更することが可能なので、遠慮せずに伝えるようにしましょう。利用は無料なので、気軽に相談してみてください。
対応エリア:関東(WEB対応可)
次章では、実際にアンケートやSNSで散見された口コミを元に、エンワールドのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

悪い口コミ評判からわかるデメリット
エンワールドでは、利用ユーザーに寄り添った親身な面談に定評がある一方で、ネガティブな口コミも一部あるのでご紹介していきます。
- 求人数が大手と比べると多くない
- コンサルタントの対応がひどい場合がある
- スキルや職歴によっては求人を紹介してもらえないことがある

①求人数が大手と比べると多くない
まず一つ目のデメリットは「大手と比べると求人数が多くはない」という点です。
エンワールドは外資系に特化した転職エージェントであり、求人も厳選されたハイクラスなものが多い反面、保有している求人数がやや少ないのがデメリットです。
実際に以下の通り、リクルートエージェントやランスタッドをはじめとした大手転職エージェントと比較してしまうと、2倍以上の差があることがわかります。

※2023/1/3時点の数値
実際の口コミとしても「大手と比べると少なかった」というものや、高年収な求人にのみ絞っていることから、スキルが足りず「サポート対象外と言われてしまった」というものが散見されました。
▼口コミ|求人数は大手に比べると少ない
求人数は大手に比べると多くないと思いますが、その分丁寧なサポートが受けられました。
引用元:Google
▼口コミ|紹介案件が他社に比べて少なすぎる
紹介案件が他社に比べて少なすぎるし、レベルが低いので紹介できないといった言い方をしてくる。最低最悪の会社。
引用元:Google
▼口コミ|他社に比べるとあまり多くない印象がありました
金融系外資企業への転職を探していたのですが、他社に比べるとあまり多くない印象がありました。エンワールドの方には丁寧にご支援いただきましたが、結局、他社経由でご紹介いただいた企業とご縁があり、入社しました。
引用元:アンケート
上記のように求人数が物足りないという意見はチラホラと散見されました。そのため、物足りない場合は、求人数が豊富な大手エージェント(リクルートやランスタッド)を併用するようにしましょう。

②コンサルタントの対応がひどい場合がある
デメリット2つ目は「コンサルタントの対応がひどい場合がある」というものです。
基本的には、ハイレベルなコンサルタントから親身で専門性の高いサポートを受けられるのが魅力の転職エージェントですが、担当者の質にはばらつきがあるようで、以下のような不満が散見されました。
- 雑な対応をされた
- 希望とズレた求人を紹介された
- 進捗が遅いと連絡が途絶えた・マナーが悪かった
- まだ検討段階だったのに転職する前提で話を進められた
ここからは実際の口コミを引用しながら、その一部を共有していきます。
▼口コミ|リクルーター次第で対応がバラつく
リクルーターによって、対応の質にばらつきはありますが、よい人だと、会社知識、面接対策など丁寧にしっかりと対応してくれて、非常に良かったです。
引用元:Google
▼口コミ|探るような話し方や対応が悪く、また利用したいとは思いません
コンサルタントによるんでしょう。
一度面会しました。自分の会社も求人で扱っているため、こちらの会社の情報を探ってくる割には、紹介したい案件は意向を聞く前にもともと用意してきた3件のみ。すぐに応募させたかったようで、考えさせてくれと送ったらそれ以降連絡なし。
探るような話し方や対応が悪く、また利用したいとは思いません。
引用元:Google
▼口コミ|転職前提で話が進むことに違和感
転職はもう少し先で情報収集で行くという前提で話しに行ったはずですが、転職前提で話が進んでいたので違和感を覚えました。
いざ転職しようかと思いますといったのですが、最初ほどの案内はなく、最初に転職前提で行かないとダメなんだなということと、最初に紹介していただいた会社は他でも紹介頂いたのでこの会社でしか紹介はないというのもあわせて思いました。
引用元:Google
▼口コミ|担当によっては情報共有が滞る
私の担当者は対応が丁寧で、大変助かった。
しかし、担当者によって対応は異なり、情報共有が滞ることなどもあるようだ。
引用元:Google
このように、担当によっては対応の質が良くない担当者もいるようです。ただ、基本的には後述するように全体の口コミ評価は高いので、あたりはずれがあるのでしょう。
もし、相談するなかで「信用できない」と思った場合には、担当者の変更も検討してみてください。

③スキルや職歴によっては求人を紹介してもらえないことがある
外資系企業の高年収案件に強いエンワールドですが、転職希望者のスキルレベルや職歴によっては、求人を紹介してもらえないことがあるのもデメリットの一つです。
▼口コミ|紹介できる求人があまりないと言われた
求人を紹介してもらえないことはなかったのですが、やや自分の経歴が足りていなかったので、「いまだとこれくらいしか紹介できるものがございません。。」と申し訳なさそうに言われてしまいました。
まだ少し早かったようなので、もう少し経験を積んでからまた利用しようと思います。
引用元:アンケート
▼口コミ|求人のレベルが高すぎて自分には難しい
すげーな。エンワールドの求人見たけど「いやいやいや俺は無理」ってなったわw
引用元:Twitter
エンワールドは都心エリアの年収800万円以上の求人を中心に扱っているので、経験やスキルが十分ではないと、紹介数が極端に少なくなったり、応募できなかったり、という方もいるようです。
裏事情|求人を紹介してもらえないことがある理由
ここでは、求人を紹介してもらえなかったり、対応がよくなかったりする理由を推察していきます。転職エージェント全般における一般論として参考にしてください。
- ビジネス上、転職希望者は「商品」である
- 売れない商品に時間を割くべきではない

①ビジネス上、転職希望者は「商品」である
まず転職エージェントの仕組み(ビジネスモデル)ですが、以下のように、転職希望者を転職させることで、企業から採用報酬をもらっています。

その報酬は大まかに決定年収の30%前後と言われているので、年収400万円で転職させれば、120万円が成果報酬として支払われることになります。
そのため、転職希望者は、クライアント(採用に困って転職エージェントを利用している企業)に納品するための『商品』という考え方が、ビジネス上における正しい認識です。
特に、採用企業は報酬を支払ってくれて継続的に取引をすることになる相手ですが、転職希望者は一円も払わず一度しか利用(転職)しないので、どうしてもビジネス上の優先度は異なります。

②売れない商品に時間を割くべきではない
ビジネス上、転職希望者はクライアント企業に納品するための「商品」ですが、売れない商品に無駄に時間を割くことは、ビジネスにおいて賢い行動ではありません。
そのため、以下のような方は「売れない商品(転職できない求職者)」という烙印を押されてしまい、合理的なキャリアアドバイザーからは相手にされなくなります。
- 希望条件の求人がほとんどない
→納品できるクライアントがいない - 求職者の市場価値が低い
→商品として売ることができない
そのため、転職エージェント側に「売れないな」と思われてしまったら、満足に案件紹介やサポートをしてもらえなくなってしまうので、注意してくださいね。
反対に「この転職希望者は売れる!」と期待をかけてもらえれば、たくさん求人を紹介してもらえて、内定するためのサポートも丁寧にしてもらえますよ!

次章ではそんなエンワールドのメリットについて良い口コミを参照しながら紹介していきますね!
良い口コミ評判からわかるメリット
ここではエンワールドの良い口コミ評判からわかるメリットについてご紹介していきます。
実際にGoogleに寄せられた口コミを見ても4.1/5.0と評価が高く、質の高い丁寧なサポートをしていることが伺えます。(大抵口コミはネガティブなものが多いのですが…)

具体的なメリットは以下の通りです。
- 迅速に転職活動を進められた
- コンサルタントの親身なサポート
- 紹介案件のマッチング精度が高い
- 高年収の魅力的な外資求人がある

①迅速に転職活動を進められた
まずメリット1つ目は、コンサルタントの対応が迅速で、スピード感を持って転職活動を進められたというものです。実際に調査する中でも、以下のように、多くの方が「対応の迅速さ」に関するポジティブなコメントを寄せていました。
▼口コミ|仕事が早くこまめな面談
求人案件の紹介や希望条件とのフィッティングが他のエージェントに比べるとピカイチだったと思います。
面談もこまめに行っていただき、自分に合う企業を紹介しようとしてくれる姿勢を非常に強く感じました。そしてエージェントからのリプライも非常に早く、仕事が早い印象でした。
引用元:アンケート
▼口コミ|調整が異例の速さ、質問へのレスも早く的確
他でも面接を進めてたので、その状況を理解して頂き転職先の会社との面接プロセスを異例の速さで調整してくれました。質問に対するレスも早く的確でした。
引用元:Google
▼口コミ|スピードが速く、トントンと決まった
今までのエージェントは多分ロボットでマッチしたものをとりあえず流しており、担当と営業が違うので意思疎通うまくできず、スピードも遅かったが、担当していただいた方が会社側ともつながっているみたいで、適切なアドバイスとスピードが速く、トントンと決まった。
私のこともよく理解していただき、入社時期や年収も結構厳しかったと思うがすべて叶えていただきました。
引用元:Google
実際のところ、担当コンサルタントの対応の迅速さは、枠の少ない求人に応募する場合、勝敗を分けると言っても過言ではありません。
特に選考結果や質問、アドバイスへの反応が早いことによって、ネクストアクションにうつりやすくなるので、エンワールドの担当者の優秀さを物語る一つの要素と言えるでしょう。
② コンサルタントの親身なサポート
2つ目のメリットは「担当コンサルタントが親身なサポートをしてくれる」という点です。
特にエンワールドでは「入社後の活躍」をミッションとしており、転職させることが目的ではなく、「本当に活躍できるのか」を考えて求人の提案にこだわっています。

そのため、所属コンサルタントは、転職希望者一人ひとりのニーズを把握するために、寄り添った相談をおこなっており「対応が親身だった」とポジティブな口コミが多くありました。
▼口コミ|対応がとても丁寧で、要望をしっかり理解してくれた
担当して頂いたHさんは非常に対応が丁寧で、会社と個人の間に入ってしっかり対応して頂きました。また、理解力も高く、こちらの考えている要望もしっかりすぐに理解して頂き助かりました。
引用元:Google
▼口コミ|キャリアを将来的に考えて提案してくれた
案件数、リクルーターの質も高い。自身のキャリアを将来的に考えて提案してくれる方はなかなか居ないので感謝しています
引用元:Google
▼口コミ|転職すべきか?という根本的な相談にも乗ってもらえた
担当の方には「転職すべきなのか?」といった根本的な所から相談に乗ってもらい、とても助けられました。
引用元:Google
このように、一度きりで闇雲に求人紹介を進めるのではなく、転職後の活躍を見据えたサポートをおこなっているからこそ、転職後の6ヶ月継続率97.5%という高い実績があります。

また、なかには「そもそも転職すべきか」といった根本的な相談から対応してくれるという意見もあり、転職そのものをまだ決めきれていない方にもおすすめです。
③ 紹介案件のマッチング精度が高い
メリット3つ目は、一人ひとりの経歴や希望を踏まえた上でのピンポイントな求人紹介をおこなっているので、時間を無駄にせずスピーディに転職を進められるという点です。
おそらく多くの方は、現職の業務と並行しながら転職活動を進めることになるので、内定する見込みのない企業への応募を減らし、負担なく進めていくことが重要になります。
また、紹介案件のマッチング精度が高い(=担当者が転職希望者にあう求人を理解している)ということは、事前に十分な対策を練ることができるという意味でも大きなメリットになります。
口コミ:可能性の高い企業に絞った的確な求人紹介
しっかりヒアリングしていただき、可能性の高いところにフォーカスしていただくことができました。
無造作に情報を乱発しているところに比べて情報を整理してからアプローチされるので、こちらも無駄な時間を過ごすことが比較的すくなくなります。 そういうところはプロフェッショナルかと思います。
引用元:Google
口コミ:適性にあった仕事の紹介と模擬面接が助かりました
年齢の高さや転職回数の多さもありましたが、適性にあった多数のお仕事をご紹介していただきました。書類選考して面接前には模擬面接などをやってくれたり、色々とアドバイスをくれたり、本当に助かりました。そのお陰で、転職では不利な経歴とこのコロナ禍にもかかわらず希望にそった形で転職することができました。
引用元:Google
エンワールドでは、業種・職種といった区分で担当がわかれているので、担当者が各分野に詳しく、さらに外資系に特化して国際色を強めているので、より実践的なサポートを受けられます。
④ 高年収の魅力的な外資求人がある
メリット4つ目は「高年収で魅力的な外資求人がある」という点です。
エンワールドでは、主に東京近郊の年収800万円~2,000万円の外資求人に特化した紹介をしており、中にはコンフィデンシャルな高待遇求人があったというコメントがありました。
実際に、経営層・経営幹部を対象としたエグゼクティブサーチもおこなっているので、外資系企業のトップシークレットな求人も取り扱っています。

そのため、以下の口コミにあるように、驚くようなハイクラスポジションを紹介されたという方も多くいます。
▼口コミ|外資系企業に強い印象を受けた
外資系企業に強い印象を受けました。日本人のエージェントはもちろんですが、外国籍のエージェントも多数います。
また、外資系企業のコンフィデンシャル案件をこのエンワールドだけ持っているのではと思うような案件もありました。
引用元:アンケート
▼口コミ|驚くような優良企業の高ポジション
他の転職エージェントではみないような驚くポジションの案件も紹介されました。個人的には優良だと思う企業の求人紹介が非常に多い印象です。
引用元:アンケート
もちろん、ハイクラスな求人を紹介してもらうには相応の実績や経験が求められるので、自身の市場価値を把握するためにも、一度相談してみることをおすすめします。
次章では、ここまでご紹介したエンワールドのメリットとデメリットを踏まえて、利用をおすすめできる人の条件について整理していきます。
転職で使うべき?利用をおすすめできる条件
ここまでの口コミ評判からわかった、エンワールドのメリットとデメリットを再掲すると、以下のようになります。
- 迅速に転職活動を進められた
- コンサルタントの親身なサポート
- 紹介案件のマッチング精度が高い
- 高年収の魅力的な外資求人がある
- 求人数が大手と比べると多くない
- コンサルタントの対応がひどい場合がある
- スキルや職歴によっては求人を紹介してもらえないことがある
ここまで紹介してきた特徴をまとめると、エンワールドは、求人数は大手には劣らないものの「入社後の活躍」をミッションとしたコンサルタントが丁寧に対応しており、他ではないようなハイクラス外資求人を持っている転職エージェントです。
ただし一方で、ハイクラス専門なので経歴が物足りないと求人を紹介されなかったり、担当者に当たり外れがあって不満を感じた方も多くいることがわかりました。
↓に該当する方であればぜひ利用しましょう。
- 東京近郊在住で年収800万円以上
- ハイクラス外資・グローバル求人を見たい
- コンサルタントの親身なサポートを受けたい
また、担当者が合わないと感じたら変更することが可能なので、遠慮せずに伝えるようにしましょう。利用は無料なので、気軽に相談してみてください。
対応エリア:関東(WEB対応可)
また、より良い求人を見つけるためには転職サービスは複数併用すべきなので、他にも次で紹介するような転職エージェントもチェックしていきましょう。
併用したいハイクラス向け転職サービス
1社だけでなく、複数の転職サービスを利用することで、応募できる求人の幅も広がり、転職後の満足度も向上させることができます。
ここでは、エンワールドに登録するような、最低でも年収800万円を目指すようなハイクラス層向けの転職サービスを紹介します。
ハイクラス向け転職サービスは以下の2種類。
- 転職エージェント
→求人もサポートも良い
→ちゃんと選べばハズレは少ない - スカウト型転職サービス
→非公開求人をたくさん集められる
→個人レベルの中小事業者が多く、担当次第
基本的には、複数併用することがおすすめです。
特に、エグゼクティブ層の転職となると、求人が世に出回ることはなくヘッドハンターがスカウトをする、のが一般的なので登録だけでもしておきましょう。
ハイクラスポジションを探すなら一般登録型の求人サイトはおすすめしない
一般的に、indeedやリクナビNEXTをはじめとした大手求人サイトは、スタッフクラスの求人が中心で、ハイクラス帯の求人は極端に少なくなる傾向にあるのでおすすめはしません。
なぜなら、企業側にとって課長や部長クラスの募集は事業戦略上の重要度が高いので、ピンポイントの人材獲得をおこなうためにエージェントやヘッドハンターを活用することが多くなるからです。(実際に私も事業部長として課長クラスの採用をおこなっていたことがありますが、求人サイトでは募集しませんでした。)
ハイクラス・エグゼクティブにおすすめの転職エージェント
ここでは、ハイクラス層が使うべき転職エージェントを紹介していきます。比較軸は以下3点です。
- サービスの種類
ハイクラス特化の両面型サービスを前提 - 比較ポイント(1) 求人数
年収800万円以上の求人数を集計 - 比較ポイント(2) キャリアアドバイザーの質
提案/交渉力で年収800万円以上364人にアンケート
上記の調査をしたうえで、ランキング化しました。(詳しい選び方や比較表が気になる方は「ハイクラス転職エージェントの選ぶ基準と比較表」をご覧ください。)
←左右にスクロール可能→順位 | 転職エージェント | 総合評価 | 得意 | コメント | 詳細 |
![]() | ![]() | ★★★★☆ 4.15/5.0 | ALL | ハイクラス専門で圧倒的な実績 専門性の高いコンサル複数人が提案 | |
![]() | ![]() | ★★★★☆ 4.09/5.0 | ALL | 取引企業数No.1の圧倒的求人数 グループ選りすぐりのコンサルタント力 | |
![]() | ![]() | ★★★★☆ 4.06/5.0 | 外資 | 世界最大規模の外資系転職エージェント 外資系企業の年収800万円以上求人に強い | |
4位 | ![]() | ★★★☆☆ 4.02/5.0 | 外資 | 東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円) 職業紹介優良事業者の認定あり | |
5位 | ![]() | ★★★★☆ 4.01/5.0 | 外資 | 外資系・グローバル企業に特化 30~40代管理職から人気が高い一社 | |
6位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.96/5.0 | IT 業界 | IT業界の管理職・スペシャリストに強い 国家資格保有のコンサルタントが担当 | |
7位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.86/5.0 | ALL | 首都圏近辺の日系大手企業に総じて強い 管理職からスペシャリストまで豊富に保有 | |
8位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.78/5.0 | ALL | 高年収帯の公開求人数No.1 実績豊富なコンサルタントが多数在籍 | |
9位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.77/5.0 | EX | エグゼクティブに特化 日系上場企業・事業会社への転職に強い | |
10位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.71/5.0 | 外資 | 中小規模のためやや求人数は少ないも、 外資系企業への転職者からは評価が高い |
ハイクラス層の転職は、担当コンサルタントの質(専門性や対応力)に大きく依存しますが、上位3社はその点で圧倒的な評価を得ています。
特に、1位のJACリクルートメントは、ハイクラス専門の転職エージェントとして長い歴史と実績があり、コンサルタントのレベルが非常に高いことで知られています。
ハイクラス層の転職は、いかに条件にあった非公開求人を集めることができるかが鍵なので、2~3社は利用して、定期的に求人を紹介してもらえるようにしておきましょう。
では上位3社を簡単に紹介していきます。
1位.JACリクルートメント
JACリクルートメントは、オリコン満足度調査「4年連続1位」を獲得しているハイクラス専門の転職エージェントです。
業界ごとに担当者がついているため専門性が非常に高く、求職者の経歴に沿った求人を提案してくれることが大きな特徴です。
また、両面型で企業の採用担当者と直接やり取りをしているため、その企業の内部情報に詳しく、選考対策も的確というメリットもあります。
- ハイクラス転職特化
- オリコン満足度調査「4年連続1位」
- コンサルタントの専門性・提案力が高い
アンケート結果を見るに、利用した方からの口コミ評価が高いので、ハイクラス帯で転職をされるなら間違いなくおすすめできる1社です。
▼口コミ|高収入で魅力的な求人が多い
いくつかエージェントに登録したのですが、JACリクルートメントが一番、条件にあった求人がたくさんありました。
印象的には、他のエージェントよりも年収が高い人向けの求人がたくさんあったように思えます。

コンサルタントがしっかりサポートしてくれました。特に面接対策のアドバイスが細くて、オンラインでも1時間ほどアドバイスしてくれます。
また、最終面接前には面接担当者の特徴などを一人ひとりについてしっかりと教えてもらえたので、それほど緊張することなく面接をすることができました。
筆者も実際に、過去の転職活動で利用したことがありますが、何社か使った中では一番コンサルタントのレベルが高く、対応の質がよかった印象でした。
上記を踏まえ、JACリクルートメントをおすすめできるのは以下のような方々です。
- 年収800万円以上の求人を探している方
- コンサルタントから選考対策を受けたい方
以上に当てはまった人は、無料で利用できるので「どのような求人があるか」だけでも確認してみてください。
※登録から1週間ほどで担当が決まり連絡がきます。
JACリクルートメントの基本データ | |
タイプ | 転職エージェント |
得意 | ハイクラス特化 |
対象地域 | 全国+海外(WEB面談実施中) |
求人件数 | 15,159件 |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント(企業HP) |
Pマーク | あり(確認はこちら) |
公式サイト | http://www.jac-recruitment.jp/ |
※2023/1/3時点の数値
2位.リクルートエージェント
リクルートエージェントは、人材業界No.1の取引企業数を誇る転職エージェントです。中途採用を行なっている企業との取引が多いので、ハイクラス案件も豊富にあります。
実際、ポジションを問わず多くの利用者がいることが強みで、筆者の会社で管理職の採用をはじめたときも、一番最初に相談をしたものです(すでにスタッフ層の採用でお世話になっていたので)
また、一般メンバークラスの転職では企業担当(RA)と求職者担当(CA)でフロント対応を分担していますが、一定年収のあるハイクラス層では、リクルート選りすぐりのコンサルタントが双方を一気通貫で対応してくれる点がポイントです。
そのため、大手企業の課長以上や、ベンチャーのCXOといったエグゼクティブの非公開求人を豊富に持っているという点で、登録を外せない1社と言えます。
- 全職種・全地域で対応可能
- 取引企業数が多く、大手求人も豊富
- ハイクラスは一気通貫で対応してくれる
筆者も転職活動のたびに登録していますが、毎日のように新しい求人が追加されてシステムが通知してくれるので、求人数の多い転職サイトのような感覚でも使えます。
実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。
リクルートエージェントの基本データ | |
タイプ | 転職エージェント |
得意 | 総合(全業界、全職種) |
対象地域 | 全国+海外(WEB面談実施中) |
求人件数 | 569,298件(うち非公開求人は274,055件) |
運営会社 | 株式会社リクルート(企業HP) |
Pマーク | あり(確認はこちら) |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
※2023/1/3時点の数値
3位.ランスタッド|外資特化
ランスタッドは、日本全国に91拠点を構える転職エージェントで、特に外資系企業のハイクラスポジションに強いことが特徴です。
海外での取引実績が豊富(世界39カ国に拠点あり)であることから、フィリップス、ユニリーバ、コカ・コーラといった世界的大企業の外資求人を多く保有しています。
実際のところ、ランスタッドが保有する公開求人のうち、その80%が年収800万円以上、そして50%が年収1,000万円以上となっており、年収帯の高さが高評価でした。
- 外資系・グローバル企業の求人数が豊富
- 年収800万円以上のハイクラス層から高評価

もともとが外資系企業なだけあって、魅力的な外資求人が多かったような印象でした。担当エージェントがどういった案件を紹介してくれるか次第ですが、利用する価値はあると思います。

アドバイザーの方の提案やサポートにも満足しています。相手企業との面談前には、選考練習を兼ねた打ち合わせを丁寧に行ってくれました。私目線でPRすべき点をしっかりと教えてくれて助かりました。
ここまでの内容を踏まえると、以下のような条件に該当する方におすすめできる転職エージェントです。
- 年収800万円以上の外資系求人を探している方
- コンサルタントから丁寧なサポートを受けたい方
特に外資系企業は、日系企業と違った選考スタイルで個別対策が必要なので、支援実績のあるキャリアコンサルタントから支援を受けつつ、転職活動を進めるようにしましょう。
ランスタッドの基本データ | |
タイプ | 転職エージェント |
得意 | 外資系、グローバル、IT系 |
対象地域 | 全国+海外(WEB面談実施中) |
求人件数 | 6,579件(非公開求人は不明) ※うち1,640件が外資系案件 |
運営会社 | ランスタッド株式会社(企業HP) |
Pマーク | あり(確認はこちら) |
公式サイト | https://www.randstad.co.jp/ |
※2023/1/3時点の数値
また上記のような転職エージェントだけでなく、ここから紹介するスカウト型転職サービスも併用することをおすすめします。
長期を見据えた転職活動なら「スカウト型転職サービス」も利用しよう
重要ポジションは枠の絶対数が少なく、転職活動が長期化しやすい傾向にあるので、機を逃さないためにも「スカウト型転職サービス」への登録もおすすめしています。比較軸は以下3点です。
- 比較ポイント(1) ヘッドハンター数
実際に登録してヘッドハンターを検索して確認 - 比較ポイント(2) 高年収の求人数
年収800万円以上の求人数を集計 - 比較ポイント(3) 今の会社にバレにくいか
企業ブロック機能やセキュリティ観点を確認
順位 | スカウト型転職サイト | 評価 | 基本 | 個別解説 | ||
総合評価 | 取引企業数 | 企業ブロック | Pマーク | |||
![]() | ![]() | ★★★★☆ 4.1/5.0 | 1.7万社 | あり | あり | |
![]() | ![]() | ★★★☆☆ 3.9/5.0 | 非公開 | あり (10社まで) | あり | |
![]() | ![]() | ★★★☆☆ 3.7/5.0 | 非公開 | そもそも企業 スカウトなし | あり | |
4位 | ![]() | ★★★☆☆ 3.6/5.0 | 非公開 | あり | あり |
※2023/1/3時点の数値
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトは、評価の高いヘッドハンターを自分から選ぶことができるので、積極的に転職を検討されている方にもおすすめできます。
もし迷ったら、一旦ビズリーチに登録しておけば十分です。企業ブロック機能があるのでバレにくく、ヘッドハンター数も一番多いので登録するだけで可能性が広がります。
1位.ビズリーチ
ビズリーチは、首都圏を中心に掲載求人数とヘッドハンター登録者数が多いハイクラス向けのスカウト型転職サイトです。
全国から選りすぐりのヘッドハンターが登録しており、レジュメを登録することでスカウトを待つこともできれば、自ら気になった担当者へ相談をすることもできます。
また、首都圏を中心の求人数が非常に多く、自分から応募できる求人の選択肢が非常に多いことも嬉しい利点と言えるでしょう。特に、ITやWEB業界のベンチャー企業が多いです。
- 首都圏エリアのIT/WEB系求人が多い
- 全国選りすぐりのヘッドハンターが登録
- 自らヘッドハンターへアプローチも可能
レジュメを登録すればスカウトが送られてくるので「今すぐの転職は考えていないが良い案件があれば検討したい」と考えている方にもオススメすることができます。
ビズリーチの基本データ | |
タイプ | スカウトサイト |
得意 | ハイクラス、エグゼクティブ層 |
利用料金 | 基本無料(①タレント会員:3,278円(税込)/30日 ②ハイクラス会員:5,478円(税込)/30日) |
対象地域 | 全国+海外 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ(企業HP) |
Pマーク | あり(確認はこちら) |
公式サイト | https://bizreach.jp |
2位.リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、人材業界No.1のリクルートが運営している全年収対応のスカウト型転職サイトです。
2022年春ごろからTVCMを大々的に配信しているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。ヘッドハンターは4,000人以上が在籍し、ビズリーチと並んで業界TOPシェアを占めています。
自分で応募できる求人件数も常時20万件以上登録されている(かつ半数が年収600万円以上)ので、ハイクラスの方々であっても満足できる質になっています。
- 多くのヘッドハンターが登録
- 登録したらスカウトを待つだけ
- 求人数の約半数が年収600万円以上
レジュメを登録したらあとはスカウトを待つだけなので、『今すぐの転職を考えていないが、いい話があれば聞いてみたい』という方におすすめできます。
ただ、結局はスカウトを送ってくるヘッドハンター次第ということもあるので、最初からいいコンサルタントに相談をしたい方は、JACリクルートメントといった評判の良い転職エージェントに登録すると良いでしょう。
リクルートダイレクトスカウトの基本データ | |
タイプ | スカウトサイト |
得意 | 総合(全業界、全職種) |
対象地域 | 全国+海外 |
運営会社 | 株式会社リクルート(企業HP) |
Pマーク | あり(確認はこちら) |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
3位.dodaX(by パーソルキャリア)
dodaXは、人材業界大手のパーソルグループが展開している、年収800万円を超えるようなハイクラス 向け転職サービスです。
最大の特徴はヘッドハンティング型を取っていることで、自身の履歴書と職務経歴書を提出しておくとヘッドハンターから自動的にスカウトを受け取ることができます。
ただ、こちら側から在籍ヘッドハンターに連絡することはできず、スカウトが来ない可能性もあるので、あらかじめ職務経歴書はしっかりと記載しましょう。
- パーソル運営のスカウト型転職サイト
- 年収800万円以上のハイクラス層向け
- 自分から応募することもできる
無料で通年利用できるため、「今すぐの転職は考えてはいないが、いい案件があれば考えなくもない」といった方であれば、登録だけでもしておくことをおすすめします。
dodaXの基本データ | |
タイプ | スカウトサイト |
得意 | ハイクラス、エグゼクティブ層 |
対象地域 | 全国+海外 |
求人件数 | 17,482件 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社(企業HP) |
Pマーク | あり(確認はこちら) |
公式サイト | https://doda-x.jp/ |
※2023/1/3時点の数値
よくある質問と回答/転職ノウハウ
▼ハイクラス関連
▼転職エージェント関連
- 転職エージェントはなぜ無料?
- 転職エージェントの仕組みは?
- 転職エージェントは複数利用すべき?
- 転職エージェントは何社利用するのが良い?
- 転職エージェントに登録したら会社にバレる?
- 転職エージェント利用の流れ
- 転職エージェント活用ポイント
▼その他
Q. ハイクラス層の定義は?
ハイクラスの明確な定義は転職サービスによって異なりますが、一般的には以下のいずれかを指すケースがほとんどです。
- 年収600万円以上
- 管理職、マネジメント経験者
- 専門性の高いスペシャリスト職
- 外資系(英語や中国語を活かす仕事)
日本語に直訳して「ハイ(高い)クラス(等級、階級)」となることから、目安としては『上位20%』くらいと捉えておけば良いでしょう。
他の例でも「高学歴」と言われるのも偏差値上位20%の大学群(MARCH以上)です。
Q. ハイクラスでなくても利用して良い?
問題ありません。
なぜなら、給与は、似たような経歴やスキルを持っていても、企業の業績や業界によって大きく変わるので、転職を通して給与がグッと上がり、ハイクラスになるケースがあるからです。
特に、DXバブルの影響を受ける会社ではその傾向が強く、例えば、システム開発企業の営業職から外資IT企業へ転職することで、年収が2倍近くになるケースもあります。
Q. 若手や20代でも利用して良い?
問題ありません。
ハイクラスと聞くと、一部の限られた方々しか登録してはいけないようなイメージを持たれる方が多いですが、キャリアに自信がなくとも利用できます。
登録している企業には、ポテンシャルや人柄を重視するところも多いので、積極的にチャレンジ、キャリアアップしたい方にもおすすめです。自分自身の市場価値や可能性を確認するためにも、ぜひ利用してみましょう!

Q. 一般向けとハイクラス特化の違いは?
違いを表に整理しました。
一般向け | ハイクラス向け | |
運営形態 | 片面型 求職者と企業を別で担当 | 両面型 求職者と企業を同時担当 |
保有求人 | 総数は多いが、質は低い 400~600万円帯がメイン | 総数は少ないが、質は高い 800~1,500万円がメイン |
コンサルタント | 年収が低い担当者ばかり 実績と経験が浅い人が多い | 年収が高い担当者ばかり 実績と経験のある人しかいない |
ハイクラス向けはコンサルタントの質が高い
コンサルタントの給与水準が、一般向けだと400~600万円がボリュームゾーンなのに対して、ハイクラス向けだと800万円以上~と大きく差があります。
なぜここまでの差があるかというと、一般向けキャリアアドバイザーは求職者しか担当しないこともあって、そもそもの求められるスキルが高くないからです。
特に仕組み化が進んだ大手企業ほどその傾向が強く、彼らがやる仕事といえば、求職者の希望条件をニコニコしながら聞いて、社内システムに入力、ヒットした大量の求人を紹介して、あとは企業との連絡調整をするだけです。極論、やろうと思えば誰でもできます。
一方でハイクラス担当の場合、コンサルタントが法人サイドも担当する必要があり、さらに中長期的な求職者目線での「付加価値」を求められるので、相応の知識と経験を有していなければなりません。
給与の高さがコンサルタントとしての優秀さを物語っています。
大手一般向けは求人サイトとほぼ変わらない
大手一般向けの転職エージェントは、一度登録してみたらわかりますが、求人数そのものは確かに多いものの、毎日のように多くの(微妙なものも含めて)求人を紹介されます。
というのも、面談で話した基本情報(業界、職種、年収、地域)をもとにシステムが自動でレコメンドするようになっているからです。
そのため、キャリアアドバイザーが一人ひとりに多くの時間をかけることはなく、何人もの求職者を同時に担当しています。
一般向け転職エージェントの価値は、大手ゆえの求人保有数とレコメンドシステムであり、キャリアアドバイザーに高い付加価値は求められないので(ハイクラス担当に比べると)給与が高くはないのです。
Q. 転職エージェントはなぜ無料?
転職エージェントで利用者が無料なのは、そもそも人材紹介業では利用者から金銭を取ることが法律で禁止されているからです。代わりに採用企業から報酬(年収の35%が相場)をもらっています。
Q. 転職エージェントの仕組みは?
転職エージェントは、採用企業に対して転職希望者を紹介することで、採用となった場合に成果報酬を受け取るビジネスをしている「人材紹介事業所」のことです。

そのため、転職希望者は無料で使うことができますが、転職エージェントにとってのクライアントはあくまで採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。
転職エージェントにとって、クライアント企業は一度や二度ではなく長期的に取引をすることになるので、ビジネス構造上どうしても「転職希望者は商品」となります。
結果として、中には「転職希望者を騙してでもクライアント企業に入社させようとする」といった不誠実な対応をとる悪質なコンサルタントもいるので注意してください。
Q. 転職エージェントは複数利用すべき?
転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも、必ず、複数利用すべきです。
Q. 転職エージェントは何社利用するのがいい?
結論、転職エージェントは「3社」利用することをおすすめします。
実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査(有効回答数1,515件)でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わり、以下のことが判明しています。
- 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
- 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
- 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない
▼利用社数と転職成功率の分布(有効回答数1,515件)
利用社数 | 満足/成功 | 普通 | 不満/後悔 |
1社のみ | 66.5% (低い) | 24.5% (-) | 8.9% (高い) |
2社 | 70.5% (普通) | 22.2% (-) | 7.3% (普通) |
3社 | 74.3% (高い) | 20.6% (-) | 5.1% (低い) |
4社 | 75.0% (高い) | 20.5% (-) | 4.5% (低い) |
5社以上 | 74.0% (高い) | 22.0% (-) | 4.1% (低い) |
このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。

Q. 転職エージェントに登録したら会社にバレる?
転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。
<理由①>
企業側は応募前の求職者情報を見れないため
└求職者の情報を見れるのはコンサルタントのみ
└本人同意なしで企業に個人情報は開示されない
<理由②>
転職エージェントが情報管理を徹底しているため
└情報漏洩は、会社の信用・ブランドが失墜する
└有料職業紹介事業の許可取り消しすらありえる
<理由③>
各コンサルタントが最大限注意しているため
└そもそもあえて情報を漏洩するメリットがない
└漏洩のデメリットが大きすぎる(懲戒処分)
特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。
- 盗難の防止策
- 事業所への入退室の管理
- 個人情報の移送や送信時のリスク対策
- 個人情報保護の社内マニュアル/ルール
もちろんエンワールドにおいても、プライバシーポリシーに記載されているように徹底した情報管理がされているので、2023年1月時点で情報が漏洩した形跡はありません。
さらに、プライバシーマーク(とは:個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者が受ける認定)も保持しているので、より安心できます。(確認はこちら)
ただ、転転活動をする際には、以下のような点に注意をしないと、今の会社にバレる可能性があるので注意していきましょう。
- 職場では話さない、同僚には話さない
- 社内PC、アドレスを使って登録しない
- 会社のカレンダーに面接予定を記載しない
- 企業スカウトありの転職サイトに注意する
- Facebookで担当者と繋がるときは注意する
- 面接と同僚の営業訪問がかぶっていないか確認
Q. 転職エージェント利用の流れ

基本的にどの転職エージェントも上記の手順を踏んでいくことになりますが、特に重要なのが初回面談です。今後紹介していく求人の内容をすり合わせる場になので、希望条件や譲れない条件などは事前に整理してしっかりと伝えるようにしましょう。
また、面談は一度限りではなく、必要に応じて随時頼むこともできるので、書類添削や面接対策などをしてほしければ積極的に依頼するようにしてください。
Q. 転職エージェント活用ポイント
転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。
- 応募フォームから登録・申し込み
・転職エージェントは複数登録する
・事前に転職活動用のメールアドレスを作る - 担当コンサルタントと面談
・事前に経歴と希望条件を整理しておく
・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
・その後コンサルタントにはこまめに返信する - 選考対策(書類添削、面接練習)
・自分から依頼する
・面接の想定質問を事前に聞いておく
・フィードバックが少ない担当は変更する - 求人紹介、応募
・応募時の推薦文を必ず確認する
・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
・むやみやたらに求人へ応募しない
・その企業を退職した人から一次情報を集める - 面接、選考フィードバック
・その企業でされやすい質問を聞く
・その企業に聞くべき逆質問を聞く
・選考で見送りになったら対策を依頼する - 内定、入社前後の最終調整
・妥協しない
・言いなりにならず自分で決める
Q. そもそも仕事の選び方を知りたい
仕事の選び方は、以下の3ステップを順に進めながら選びましょう。
- Step1. 仕事を選ぶ10基準に重みをつける
- Step2. 視野を広げて仕事をリストアップする
- Step3. 点数をつけながら徹底的に比較する
詳しくは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください!
今後のキャリアについて徹底的に考えたいなら、ポジウィルキャリアのようなキャリアコーチングサービスを利用するのも一つの手です。
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