サービス終了:日経HRエグゼクティブ転職の評判/口コミは悪くない?他社比較と全特徴

日経HRのエグゼクティブ転職サービスですが、2022年4月25日を最後にサービス終了してしまっており、利用することができません。

すでにサービスは終了していて新規登録はすることはできませんが、過去ログとして評判記事を残しておきます。

現時点で転職を検討されている方は、以下記事からおすすめの転職エージェントを参考にしてください。

日経HRエグゼクティブ転職の特徴まとめ

日経HRのエグゼクティブ転職は、2022年4月25日にサービス終了した、日経HRとリクルートエージェントが共同で運営していたヘッドハンティング型転職サイトです。

登録をすればエグゼクティブ転職と提携をしている転職エージェントから直接スカウトメールが届くシステムになっているので「いい案件があれば検討したい」という方におすすめできました。

特徴まとめ
  • 2022年4月25日にサービス終了
  • 日経HRとリクルートが運営
  • ハイクラス・エグゼクティブ求人豊富
  • 複数転職エージェントからスカウトが来る

ただ、他サービスに比べるとスカウト数で大きく劣る傾向にありました。おそらく、同じくリクルートが運営するリクルートダイレクトスカウトや、CMで有名なビズリーチに押されて、求職者とヘッドハンターのいずれとも積極的には利用していないのかもしれません。

もちろん同じ情報(東証プライム上場企業の事業部長(年収1,200万円))で登録して検証しましたが、他サービスは莫大なスカウトが来たものの(多ければいいというものでもありませんが...)日系HRからはほとんど来ませんでした。(2022年1月時点)

そのため、他サービスにシェアを押される形で売上が縮小し、事業継続が困難になったために、サービスが終了してしまった(2022年4月25日)のでしょう。

日経HRエグゼクティブ転職の基本情報
前提 サービス終了済み
タイプ スカウトサイト
得意 エグゼクティブ
対象地域 全国+海外(アジア圏中心)
求人件数 31,057件(2022年3月16日時点)※以後更新なし
運営会社 株式会社日経HR(企業HP
Pマーク あり

他スカウトサービスとの比較

ハイクラス転職エージェントの利用者364名へのアンケートの結果、日経HRエグゼクティブ転職の総合評価は「5位」と高評価でした。

スクロール可能です→
順位 スカウト型転職サイト 評価 基本 個別解説
総合評価 取引企業数 企業ブロック Pマーク
1位 ビズリーチ ★★★★☆
4.1/5.0
1.7万社 あり あり
2位 リクルートダイレクトスカウト ★★★☆☆
3.9/5.0
非公開 あり
(10社まで)
あり
3位 doda X ★★★☆☆
3.7/5.0
非公開 あり あり
4位 ミドルの転職 ★★★☆☆
3.6/5.0
非公開 あり あり
2024年4月更新
2024年4月時点において、転職エージェントのみのスカウト型転職サイトであり、民間企業が登録していないため、あなたの在籍企業にバレることがないのが他にない強みです。

口コミからわかる良い悪い評判を検証

幅広い年代、地域、職種を対象に実施した調査から、エグゼクティブ転職(日経HR)の特徴を整理すると、以下のようになりました。

◎良い評判
  1. ハイクラスエグゼクティブ求人が非常に豊富
  2. 様々な業界に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍
  3. ヘッドハンターからスカウトメールが届く

それでは、個別に解説していきます。

良い評判・メリット①
ハイクラスエグゼクティブ求人が非常に豊富

日経グループとリクルートグループが企業から様々な求人案件を受けておりますが、ポジションはハイクラス案件が多くなっています。

そして、グローバル展開している企業との関係性も強く、グローバルな働き方を希望している人にとっても、海外絡みのマッチした求人案件が多いことも特徴の一つです。

またハイクラス求人が多いため、求人案件は非公開になることが多く、全体の80%が非公開求人です。

この非公開求人は求人検索の際に、社名がわからないデメリットがありますが、非公開求人は他にはない厳選された貴重な案件であることが多い特徴があります。

ハイクラスポジションであればどうしても非公開になることが多く、求職者にとっては希少価値の高い求人案件をたくさん抱えているのだと認識していいでしょう。

例えば以下のようなものです。

このように、エグゼクティブ転職(日経HR)は、高年収求人を多く持っているので、どのような案件があるかだけでも一度聞いてみると良いでしょう。

良い評判・メリット②
様々な業界に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍

人材紹介業界最大手のリクルートエージェントを始め、全てで400人以上の日経・リクルートグループの優秀なヘッドハンターが多く在籍しています。

このヘッドハンターは各業界に精通しているので、細かい説明をしなくても自分の経験を理解してくれますし、業界ならではのアドバイスを受けることも可能です。

また業界に精通しているということは伸びている企業やシュリンクしている企業の情報も最新の内容を理解しており、業界研究を行うこともできます。

さらに業界を変えたい場合も各業界に特化したアドバイザーが在籍しているため、安心することができ、どの業界でも深い話を聞くことが可能です。

このように業界に精通したキャリアアドバイザーがいることは求職者にとって非常にメリットになります。

良い評判・メリット③
ヘッドハンターからスカウトメールが届く

エグゼクティブ転職の登録は無料でだれでも簡単に時間をかけずに登録をすることができます。

そして会員登録すると、非公開求人へのエントリーやヘッドハンターからの直接スカウトメールを受け取ることが可能です。

さらにスカウトに関してはエグゼクティブ転職と提携している複数の転職支援会社数社から直接ヘッドハンティングを受ける流れになります。

また日経グループとリクルートグループが信頼している実績のある転職エージェントと提携していることもあり、マッチした希望にピッタリな案件を受け取ることが可能です。

良いスカウトを受け取るためには登録段階で自分の経歴や希望を出来るだけ具体的に記載することをお勧めします。なぜならばヘッドハンターは数多くの求職者のレジュメをしっかり見ます。

ここで情報量が少ない場合は判断に迷いますので、出来る限り多くの情報を登録しましょう。

そして自身でスカウトを受け取り、自分が興味を持てば、ヘッドハンターと面談を実施します。
面談の中で具体的な経験や希望を話し、企業へ推薦をしてもらうフローです。

その後、面談をしたヘッドハンターが企業へ推薦をするので、自分の良さを知ってもらっている安心感を持つことができます。

もちろん書類選考の通過率も通常の転職サイトよりも高く、入社までの近道になることでしょう。

悪い評判・デメリット①
年収案件が低いポジションも多い

ハイクラス・エグゼクティブに特化していると謳っているものの年収が低い案件もあります。

特に非公開ではなく、求人検索できる企業では年収レンジが低い企業が多くなっています。

これはハイクラスの方が社外に極秘になることが多いためです。

このようにポジションが役職になるためにコンフィデンシャルにして企業は募集を進めることが多くなります。

また求人検索に際には年収が低い求人案件が多いと感じてしまうかもしれません。

あくまでヘッドハンティングのスカウトを得意としている転職サイトですので、自分でどんどん探していきたい人はミスマッチを感じてしまうでしょう。

ただしハイクラス案件のスカウトは多数ありますのでメリットも多くあります。

自分の希望と照らし合わせて複数の転職サイトを利用することがお勧めです。

このようにエグゼクティブ転職では厳選された良い案件のスカウトを取ることを意識していきましょう。

悪い評判・デメリット②
未経験者向けの求人が少ない

日系とリクルートの大手転職会社が運営しているものの、求人案件はハイクラス案件が多いため、未経験者向けの求人が少ない現状です。

例えば20代の若手層やキャリアチェンジを希望する人にとっては案件数が少ないと感じてしまうかもしれません。

ただし20代には20代専門の転職エージェントがあり、未経験者が多く掲載されている転職サイトも存在します。

そういった会社と比べると未経験者向けの求人は少なくなってしまうので注意が必要です。

ただし20代でもハイクラス求人を探している人にとってエグゼクティブ転職はお勧めできます。

悪い評判・デメリット③
在籍しているヘッドハンターの数が不明

他の転職エージェントやヘッドハンターには企業ホームページで担当アドバイザーやヘッドハンターの在籍数、またアドバイザーページも存在します。

ただしエグゼクティブ転職ではアドバイザーについての情報が掲載されていたにため、その点は不明なことが多く、情報量が少ないです。

ただし業界に精通したキャリアアドバイザーが担当になるので、自分がいる業界に詳しいアドバイザーがアドバイスをしてくれることに間違いはありません。

ハイクラス転職サービス一覧

転職エージェントにも得意不得意があるので、保有求人や取引実績によって、あなたが志望する業種・役職に強いかどうかで使い分けられると理想です。いくつか併用して提案求人やサポートの質を比較していきましょう。

おすすめハイクラス転職サービス

年収600~1,000万円層なら
年収1,000万円〜or役員層なら

志望業種・役職で選ぶ転職エージェントおすすめ
スカウトサイト
外資系/グローバル
M&A/ファイナンス
IT/WEB/AIエンジニア
役員/エグゼクティブ
20代前半/第二新卒

迷ったら大手の「JACリクルートメント」や「リクルートエージェント」に登録しましょう。各業種ごとにいくつもの専門チームが分かれているので、あなたの経歴をもとに転職全般のサポートと非公開求人の紹介をおこなってくれます。

現時点で年収600万円以下なら

高年収に特化した転職エージェントだと、経歴によっては「紹介できる求人がない」と断られる可能性があります。そのため、幅広い年収層の求人を保有している大手転職エージェント(リクルートエージェントワークポートなど)を使うようにしましょう。

スカウト型のハイクラス転職サイト

ハイクラス層の転職では、ヘッドハンティング型サイトにも登録して、いつでも”企業から”スカウトが届く状態にしておきましょう。余談ですが”求人数”は気にしなくて構いません(中小規模エージェントが社名非公開で大量に傘増ししているので)。

スクロール可能です→
順位 スカウト型転職サイト 評価 基本 個別解説
総合評価 取引企業数 企業ブロック Pマーク
1位 ビズリーチ ★★★★☆
4.1/5.0
1.7万社 あり あり
2位 リクルートダイレクトスカウト ★★★☆☆
3.9/5.0
非公開 あり
(10社まで)
あり
3位 doda X ★★★☆☆
3.7/5.0
非公開 あり あり
4位 ミドルの転職 ★★★☆☆
3.6/5.0
非公開 あり あり
2024年4月更新

迷ったら、ビズリーチに登録しておけば十分です。企業ブロック機能があるのでバレにくく、人気のヘッドハンターを選ぶこともできるのでおすすめです。

外資系/グローバルに強い転職エージェント

外資転職に強い転職エージェントは下記の通りです。近年のDXバブルによって外資系企業(特にITコンサルティング)は採用拡大しているので年収を比較的上げやすい分野です。

スクロール可能です→
順位 転職エージェント 総合評価 必要年収 コメント
1位 JACリクルートメント ★★★★☆
4.11/5.0
600万円
以上
外資転職の高年収求人に強い
専門性の高いコンサル複数人が求人提案
2位 ランスタッド ★★★★☆
4.04/5.0
800万円
以上
世界最大規模の外資系エージェント
外資系”IT企業”のハイクラス求人に強い
3位 エンワールド ★★★★☆
4.09/5.0
600万円
以上
東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円)
職業紹介優良事業者の認定あり

外資系企業となると、英文レジュメが必要であったり、面接がやや風変わりだったりと、特別な選考対策が必要になるので、専門性の高いエージェントを活用して有利に進めましょう。

JACリクルートメントはハイクラス全般に強く、外資系求人が豊富にあります。ランスタッドとエンワールドはそもそもが”外資系専門”なので高いノウハウに期待できるでしょう。

M&A/ファイナンス業界に強い転職エージェント

M&A、ファイナンス業界の転職に強い転職エージェントは下記の通りです。経営戦略やファイナンスといった上流職務の転職は、専門的なエージェントを使いましょう。

スクロール可能です→
順位 転職エージェント 総合評価 コメント 詳細
1位 ヤマトヒューマンキャピタル ★★★★☆
4.12/5.0
M&A業界の転職支援数No.1
経営×ファイナンス領域の支援に強い
2位 JACリクルートメント ★★★★☆
4.06/5.0
ハイクラス転職全般に強い
専門性の高いコンサル複数人が求人提案
3位 ムービン ★★★★☆
4.03/5.0
コンサル業界の転職支援数No.1
経営、金融アドバイザーを目指すなら

経営戦略やファイナンスに特化した職種であれば、YHC(ヤマトヒューマンキャピタル)は外せません。また、M&A仲介や戦略コンサルであればムービンがおすすめです。

もし現時点で、転職先の職種や業態を決めておらず、幅広くキャリアを検討したければ、全体をカバーしているJACリクルートメントに相談してみましょう。

IT/WEB/AIエンジニアに強い転職エージェント

IT/WEBエンジニアのハイクラス求人に強い転職エージェントを紹介します。近年では、IT人材の需要拡大に伴って転職しやすく、給与も上がりやすい傾向にあります。

スクロール可能です→
順位 転職エージェント 総合評価 必要年収 コメント
1位 レバテックキャリア ★★★★☆
4.06/5.0
600万円
以上
エンジニア専門の転職サービス
保有求人の70%が年収600万円以上
2位 ランスタッド ★★★★☆
4.04/5.0
800万円
以上
世界最大規模の外資系エージェント
外資系”IT企業”のハイクラス求人に強い
3位 JACリクルートメント ★★★★☆
4.02/5.0
600万円
以上
ハイクラス転職全般に強い
専門性の高いコンサル複数人が求人提案

業界出身のアドバイザーが、専門性の高いサポートをしていることで定評のあるエージェントを抜粋しました。

  • スペシャリストとして専門性を高める
  • 経営側(CTO、開発部長)
  • 事業側(PM、事業責任者)

上記のように「どのようにキャリアを積み上げていくべきか」といった方向性に悩むことが多いので、幅広い支援実績のある経験豊富なアドバイザーに相談するようにしましょう。

管理職/エグゼクティブに強い転職エージェント

ここでは企業の管理職、あるいは上級管理職(執行役員、CXO)であるエグゼクティブに強い転職エージェントを紹介していきます。

スクロール可能です→
順位 転職エージェント 総合評価 必要年収 コメント
1位 JACエグゼクティブ ★★★★☆
4.11/5.0
800万円
以上
スタートアップ、ベンチャー、大手企業
と豊富に案件を取り揃えている
2位 リクルートエグゼクティブ ★★★★☆
4.09/5.0
600万円
以上
取引企業数No.1の圧倒的求人数
グループ選りすぐりのアドバイザー力
3位 dodaエグゼクティブ ★★★☆☆
4.01/5.0
600万円
以上
高年収帯の公開求人数No.1
実績豊富なアドバイザーが多数在籍

基本的に、管理職やエグゼクティブの求人案件はコンフィデンシャルなものが多く、非公開求人として一部のエージェントに人材紹介を依頼するケースが多いです。

そのため、各社ごとにそれぞれ違った求人を持っているので、いくつか登録して定期的に案内をもらうことをおすすめします。

20代前半/第二新卒からハイクラスを目指すなら

ここでは20代前半(第二新卒)のうちからハイクラスを目指している方におすすめの転職サービスを紹介していきます。

スクロール可能です→
順位 転職エージェント 総合評価 コメント
1位 ビズリーチ ★★★★☆
4.11/5.0
大手スカウトサイト
20代から第二新卒向け求人も多い
2位 Assign ★★★★☆
4.04/5.0
キャリア診断・価値観診断あり
AIが最適な職種や業界を教えてくれる
3位 AMBI(アンビ) ★★★★☆
4.01/5.0
大手エングループ運営!
求人数最多の20代若手向け転職サイト
2024年4月更新

いずれも、20代からハイクラスを目指せる転職サイトです。それぞれ強みとしているところが異なっているので、利用してみてください。

特に、2位のAssignは、独自のキャリア診断があり、あなたの価値観をもとに年収を伸ばしやすい職種や業界、具体的な企業名を教えてくれるのが魅力です。

そのため、新卒で入社して数年経ち「このまま今の会社にいて良いのだろうか」と葛藤を抱えている第二新卒の方にもおすすめできます。

よくある質問・転職ノウハウ

最後に、よくある質問と転職ノウハウをFAQ形式で整理しました。少しでもお役に立てれば幸いです。

転職エージェント関連

Q. 転職エージェントはなぜ無料?

職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。

(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。

引用元:職業安定法32条の3第2項

上記のように、一部の例外を除いて、有料職業紹介事業者(転職エージェント)は、求職者(仕事を探している人)から、手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。

Q. 転職エージェントの仕組みは?

採用された場、採用企業から報酬を受け取る仕組みです。その金額は『想定年収の2~3割ほど』にあたり、年収500万円で転職させると100~150万円が支払われることになります。

一見、高い金額に見えるものの、転職エージェントが候補者を集めて提案までしてくれるため、「より募集要項に合った人材を工数をかけずに採用できる」という利点から、積極的に人材募集している企業であれば必ず利用しています。

そのため、転職エージェントにとっては、最優先されるべき取引相手は採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。

Q. 転職エージェントを使うメリットは?

転職エージェントのメリットを一言で言うと「転職の成功確率があがること」で、具体的には下記2点です。

①好条件な求人を紹介してもらえる

一般的に、転職エージェントの方が、求人サイトよりも求人数が多いです。さらに転職エージェントの場合、一般には公開されていない「非公開求人(好条件なことが多い)」まで取り扱っているので、条件が良い傾向にあります。

②転職のプロからサポートを受けられる

転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーから、以下の転職サポートを受けられます。

  • キャリア相談
  • 希望条件に沿った求人提案
  • 選考対策(書類添削、面接練習)
  • 受けた選考のフィードバック
  • 年収交渉

上記のサポートを受けることができて、さらに求人の数も質も多いので、利用するだけで転職活動そのものが有利になるというのが圧倒的メリットです。

Q. 企業が転職エージェントを利用するメリット

より募集要項に合った人材を、工数をかけずに採用できることです。採用しない限り費用が発生しないので、リスクがありません。

  • 無名企業でも応募が集まる
  • 採用しない限り費用が発生しない
  • 転職エージェントが募集管理してくれる

このように、面接以外の採用業務を転職エージェントに外注する形なので時間を取られにくく、採用しない限り費用が発生しないので経済合理性に適っています。

一方で求人サイトの場合、掲載課金なので効果が読みにくく、求人や応募者の管理も自前でやらなくてはいけないので、一度に大量採用する場合以外は使いにくいというのが本音です。

Q. 転職エージェントは複数利用すべき?

はい。複数利用すべきです。

転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも複数利用をお勧めしています。

Q. 転職エージェントは何社利用すべき?

3社利用することをおすすめします。

実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わるという結果となりました。

▼利用社数と転職成功率の分布(有効回答数1,515件)
利用社数 満足/成功 普通 不満/後悔
1社のみ 66.5%
低い
24.5%
(-)
8.9%
高い
2社 70.5%
(普通)
22.2%
(-)
7.3%
(普通)
3社 74.3%
高い
20.6%
(-)
5.1%
低い
4社 75.0%
高い
20.5%
(-)
4.5%
低い
5社以上 74.0%
高い
22.0%
(-)
4.1%
低い

このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。

上記統計からわかること
  • 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
  • 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
  • 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない
運営者
ただ、4社以上利用してもあまり結果が変わらないのと、同時に多く併用すると連絡が大変になってしまうので、悩んだら「3社」をおすすめします!

Q. 登録したら今の会社にバレる?

転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが、今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。

登録しても今の会社にバレない理由
  1. 企業側は応募前情報を見れないため
    応募前に求職者情報を見れるのはエージェントのみ。本人の同意なく、企業側に情報開示されることはない
  2. エージェントが情報管理を徹底しているため
    情報漏洩は、人材紹介会社にとって信用リスクが大きい。各アドバイザーにとっても、漏洩のデメリット(懲戒処分)があるので細心の注意が払われる。

特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。

Q. 転職エージェント利用の流れ

基本的にどの転職エージェントも上記の手順を踏んでいくことになりますが、特に重要なのがStep2の初回面談です。今後紹介していく求人の内容をすり合わせる場になので、希望条件や譲れない条件などは事前に整理してしっかりと伝えるようにしましょう。

また、面談は一度限りではなく、必要に応じて随時頼むこともできるので、書類添削や面接対策などをしてほしければ積極的に依頼するようにしてください。

Q. 転職エージェント活用ポイント

転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。

転職エージェント活用ポイント
  1. 応募フォームから登録・申し込み
    ・転職エージェントは複数登録する
    ・事前に転職活動用のメールアドレスを作る
  2. 担当アドバイザーと面談
    ・事前に経歴と希望条件を整理しておく
    ・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
    ・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
    ・その後、担当者にはこまめに返信する
  3. 選考対策(書類添削、面接練習)
    ・自分から依頼する
    ・面接の想定質問を事前に聞いておく
    ・フィードバックが少ない担当は変更する
  4. 求人紹介、応募
    ・応募時の推薦文を必ず確認する
    ・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
    ・むやみやたらに求人へ応募しない
    ・その企業の退職者から一次情報を集める
  5. 面接、選考フィードバック
    ・その企業でされやすい質問を聞く
    ・その企業に聞くべき逆質問を聞く
    ・選考で見送りになったら対策を依頼する
  6. 内定、入社前後の最終調整
    ・妥協しない
    ・言いなりにならず自分で決める
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東証プライム上場企業の現役管理職。企業側として新卒・中途採用をしている経験と、自身が転職した体験談から記事を執筆。元転職エージェント。