doda Xは、転職エージェントからスカウトが来るサイトです。TVCMで知名度はありますが、悪い評判がないか、登録すべきか気になりますよね。
このページでは、他の転職サービスと比較しながら、メリットデメリットを網羅的に解説。最後まで読めば、使うべきか否かを判断できます。
doda Xの特徴まとめ
- パーソル運営のスカウト型転職サイト
- 年収800万円以上のハイクラス層向け
- 自分から応募することもできる
doda Xは、人材業界大手のパーソルが展開している、ハイクラス向けスカウトサービス。履歴書と職務経歴書を登録するとヘッドハンターから連絡がきます。
ただ、こちら側から在籍ヘッドハンターに連絡することはできず、スカウトが来ない可能性もあるので、あらかじめ職務経歴書はしっかりと記載しましょう。
【公式】https://doda-x.jp/
doda Xの基本情報 | |
タイプ | スカウトサイト |
得意 | ハイクラス、エグゼクティブ層 |
対象地域 | 全国+海外 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
Pマーク | あり |
公式サイト | https://doda-x.jp/ |
他スカウトサービスとの比較
ハイクラス転職エージェントの利用者364名へのアンケートの結果、doda Xの総合評価は「3位」と高評価でした。
順位 | スカウト型転職サイト | 評価 | 基本 | 個別解説 | ||
総合評価 | 取引企業数 | 企業ブロック | Pマーク | |||
1位 | ビズリーチ | ★★★★☆ 4.1/5.0 |
1.7万社 | あり | あり | |
2位 | リクルートダイレクトスカウト | ★★★☆☆ 3.9/5.0 |
非公開 | あり (10社まで) |
あり | |
3位 | doda X | ★★★☆☆ 3.7/5.0 |
非公開 | あり | あり | |
4位 | ミドルの転職 | ★★★☆☆ 3.6/5.0 |
非公開 | あり | あり |
口コミからわかる良い悪い評判を検証
幅広い年代、地域、職種を対象に実施した調査から、doda Xの特徴を整理すると、以下のようになりました。
- 今の会社にバレる可能性が低い
- 良質なハイクラス求人を待つだけで良い
- パーソルグループ選りすぐりのアドバイザーが在籍
それでは、個別に解説していきます。
良い評判・メリット①
今の会社にバレる可能性が低い
スカウト型求人サイトしては珍しいのですが、2024年4月時点において、企業からの直接スカウト機能がないので、あなたの在籍企業に登録していることがバレにくい特徴があります。
現在、求人企業が直接利用しないサービスのため、ご自身の勤務先に情報が漏れることはありません。
※求人企業が直接スカウトをするサービスは、今後リリース予定です。マイページ「登録設定」>非公開・企業ブロック設定より、特定のヘッドハンティング企業、求人情報のブロック設定ができます。
引用:公式ヘルプページ
一方で、企業からの直接スカウト機能があるリクルートダイレクトスカウトは、そもそも企業ブロックがないので、バレる可能性が高いです。
同じくビズリーチにも企業からのスカウト機能がありますが、既に利用している企業でないとブロック対象に選択できないので、運悪く、あなたが登録したあとに企業人事が登録をするとバレます。
良い評判・メリット②
良質なハイクラス求人を待つだけで良い
doda Xは、年収800万円を超えるようなハイクラス案件に特化しているヘッドハンティングサービスなので、組織のマネージャー層から部長クラス、また経営層に近いポジションが多く、コンフィデンシャルな求人を多く保有しています。
そして、履歴書・職務経歴書さえ提出していれば、そういった求人を保有しているヘッドハンターからのスカウトを待っているだけで良いので、手間がかからないのがメリットです。
- 求人を検索する時間が省ける
履歴書・職務経歴書を提出してさえいれば、マッチした案件を受けるとこと出来るので、現職の仕事に集中しながら、効率的に活動することができます。 - 書類選考の通過率がアップする
求められるスキルや経験が高くなりがちなハイクラス転職ですが、企業側から要件を細かく聞いたヘッドハンターが書類をみてスカウトを送ってくるので、選考に通りやすい傾向にあります。
- じっくりと良いスカウトを待つことができる
一般的に転職エージェントの場合、彼らの売上のため、すぐ転職をするよう急かされますが、ヘッドハンティングであれば、本当に良い案件がくるまで動く必要がありません。
このように、ヘッドハンティングサービスにはメリットがたくさんあり、じっくりと良質なスカウトを待ちたい方にぴったりと言えるでしょう。
良い評判・メリット③
パーソルグループ選りすぐりのアドバイザーが在籍
また、エグゼクティブを対象とした求人を取り扱うため、当然のように、在籍アドバイザーのレベルが非常に高くなっています。
そもそも、エクゼクティブ層の転職では、企業のコンフィデンシャルな繊細な部分を取り扱うため、良い点も悪い点も熟知していないといけません。
そのため、企業とのリレーションシップをしっかり取れており、かつ専門的な知識があり、様々なケースの転職実績があるヘッドハンターが質の高い求人案件の紹介を行ってくれます。
転職エージェントによっては、全く希望していない求人案件の紹介があり、時間の無駄が生じることもありますが、doda Xではスカウトで良い案件を待つだけなので効率的に進められます。
悪い評判・デメリット①
求人案件が少なくミドル層には向いていない
オールマイティーな求人案件を取り扱う転職サービスではないので、全体での求人案件は他のサイトに比べて当然少なくなります。
実際に、年収レンジでは800万円以上が多くなっているので、800万円以下の求人数を探している方にとっては、物足りないと感じることでしょう。
そのため、年収800万円に満たない方からの転職であれば、dodaエージェントをはじめとした他サービスに登録することをおすすめします。
悪い評判・デメリット②
スカウトを送るヘッドハンター次第
doda Xには、ヘッドハンターがたくさんいますが、結局のところスカウトを送ってくるヘッドハンター次第にはなってしまうのが1つのデメリットです。
登録後、ヘッドハンターは自分で選ぶことができないので、稀に「相性が悪い」と感じるようなヘッドハンターからスカウトがくる場合もあります。
例えば、担当によっては魅力的な求人をあまり保有していないこともあるでしょうし、価値観や相性がどうも合わない方もいるかもしれません。
とはいえ、複数人からスカウトがくるので、全てに律儀に返す必要はありません。
そのため、違うと思ったらどんどん別のヘッドハンターに連絡し、案件の紹介を依頼しましょう。
doda Xの利用をおすすめできる条件
ここまでの口コミ評判からわかった、doda Xのメリットとデメリットを再掲すると、以下のようになります。
- 希少性の高いハイクラス案件に特化
- ヘッドハンターのスカウトを待つだけで良い
- パーソルグループ選りすぐりのアドバイザーが在籍
- 求人案件が少なくミドル層には向いていない
- スカウトを送るヘッドハンター次第
- スカウトを待つ以外に取れるアクションがない
ここまで紹介してきた特徴をまとめると、
doda Xは、年収800万円以上のエグゼクティブを対象としたヘッドハンティング型サービスで、パーソルグループの取引実績を元にしたハイクラス案件に特化しています。
スカウトを一方的に待つサービス形態となるため、スキルや経歴が浅いとスカウトをもらえない可能性があるものの、
ある程度経験がある方であれば、待っているだけで魅力的な案件を紹介してもらえる特徴があります。
↓に該当する方であればぜひ利用しましょう。
- 年収800万円以上の求人をみたい方
- 他のスカウトサービスだとバレるのが怖い方
- 今すぐの転職ではなく、良い案件でのスカウトを待ちたい方
利用は無料なので、気軽に相談しましょう。
公式サイト
https://doda-x.jp/
とはいえ、エグゼクティブ求人は、そもそもの絶対数がそう多いわけではないので、登録後すぐに紹介してもらえるわけではありません。
そのため、doda Xだけでなく、次で紹介するような転職サービスもチェックしていきましょう。
ハイクラス転職サービス一覧
転職エージェントにも得意不得意があるので、保有求人や取引実績によって、あなたが志望する業種・役職に強いかどうかで使い分けられると理想です。いくつか併用して提案求人やサポートの質を比較していきましょう。
志望業種・役職で選ぶ転職エージェントおすすめ | |
スカウトサイト | |
外資系/グローバル | |
M&A/ファイナンス | |
IT/WEB/AIエンジニア | |
役員/エグゼクティブ | |
20代前半/第二新卒 |
迷ったら大手の「JACリクルートメント」や「リクルートエージェント」に登録しましょう。各業種ごとにいくつもの専門チームが分かれているので、あなたの経歴をもとに転職全般のサポートと非公開求人の紹介をおこなってくれます。
現時点で年収600万円以下なら
高年収に特化した転職エージェントだと、経歴によっては「紹介できる求人がない」と断られる可能性があります。そのため、幅広い年収層の求人を保有している大手転職エージェント(リクルートエージェントやワークポートなど)を使うようにしましょう。
スカウト型のハイクラス転職サイト
ハイクラス層の転職では、ヘッドハンティング型サイトにも登録して、いつでも”企業から”スカウトが届く状態にしておきましょう。余談ですが”求人数”は気にしなくて構いません(中小規模エージェントが社名非公開で大量に傘増ししているので)。
順位 | スカウト型転職サイト | 評価 | 基本 | 個別解説 | ||
総合評価 | 取引企業数 | 企業ブロック | Pマーク | |||
1位 | ビズリーチ | ★★★★☆ 4.1/5.0 |
1.7万社 | あり | あり | |
2位 | リクルートダイレクトスカウト | ★★★☆☆ 3.9/5.0 |
非公開 | あり (10社まで) |
あり | |
3位 | doda X | ★★★☆☆ 3.7/5.0 |
非公開 | あり | あり | |
4位 | ミドルの転職 | ★★★☆☆ 3.6/5.0 |
非公開 | あり | あり |
迷ったら、ビズリーチに登録しておけば十分です。企業ブロック機能があるのでバレにくく、人気のヘッドハンターを選ぶこともできるのでおすすめです。
外資系/グローバルに強い転職エージェント
外資転職に強い転職エージェントは下記の通りです。近年のDXバブルによって外資系企業(特にITコンサルティング)は採用拡大しているので年収を比較的上げやすい分野です。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | 必要年収 | コメント |
1位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 4.11/5.0 |
600万円 以上 |
外資転職の高年収求人に強い 専門性の高いコンサル複数人が求人提案 |
2位 | ランスタッド | ★★★★☆ 4.04/5.0 |
800万円 以上 |
世界最大規模の外資系エージェント 外資系”IT企業”のハイクラス求人に強い |
3位 | エンワールド | ★★★★☆ 4.09/5.0 |
600万円 以上 |
東京近郊の外資特化(年収800~2,000万円) 職業紹介優良事業者の認定あり |
外資系企業となると、英文レジュメが必要であったり、面接がやや風変わりだったりと、特別な選考対策が必要になるので、専門性の高いエージェントを活用して有利に進めましょう。
JACリクルートメントはハイクラス全般に強く、外資系求人が豊富にあります。ランスタッドとエンワールドはそもそもが”外資系専門”なので高いノウハウに期待できるでしょう。
M&A/ファイナンス業界に強い転職エージェント
M&A、ファイナンス業界の転職に強い転職エージェントは下記の通りです。経営戦略やファイナンスといった上流職務の転職は、専門的なエージェントを使いましょう。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | コメント | 詳細 |
1位 | ヤマトヒューマンキャピタル | ★★★★☆ 4.12/5.0 |
M&A業界の転職支援数No.1 経営×ファイナンス領域の支援に強い |
|
2位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 4.06/5.0 |
ハイクラス転職全般に強い 専門性の高いコンサル複数人が求人提案 |
|
3位 | ムービン | ★★★★☆ 4.03/5.0 |
コンサル業界の転職支援数No.1 経営、金融アドバイザーを目指すなら |
経営戦略やファイナンスに特化した職種であれば、YHC(ヤマトヒューマンキャピタル)は外せません。また、M&A仲介や戦略コンサルであればムービンがおすすめです。
もし現時点で、転職先の職種や業態を決めておらず、幅広くキャリアを検討したければ、全体をカバーしているJACリクルートメントに相談してみましょう。
IT/WEB/AIエンジニアに強い転職エージェント
IT/WEBエンジニアのハイクラス求人に強い転職エージェントを紹介します。近年では、IT人材の需要拡大に伴って転職しやすく、給与も上がりやすい傾向にあります。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | 必要年収 | コメント |
1位 | レバテックキャリア | ★★★★☆ 4.06/5.0 |
600万円 以上 |
エンジニア専門の転職サービス 保有求人の70%が年収600万円以上 |
2位 | ランスタッド | ★★★★☆ 4.04/5.0 |
800万円 以上 |
世界最大規模の外資系エージェント 外資系”IT企業”のハイクラス求人に強い |
3位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 4.02/5.0 |
600万円 以上 |
ハイクラス転職全般に強い 専門性の高いコンサル複数人が求人提案 |
業界出身のアドバイザーが、専門性の高いサポートをしていることで定評のあるエージェントを抜粋しました。
- スペシャリストとして専門性を高める
- 経営側(CTO、開発部長)
- 事業側(PM、事業責任者)
上記のように「どのようにキャリアを積み上げていくべきか」といった方向性に悩むことが多いので、幅広い支援実績のある経験豊富なアドバイザーに相談するようにしましょう。
管理職/エグゼクティブに強い転職エージェント
ここでは企業の管理職、あるいは上級管理職(執行役員、CXO)であるエグゼクティブに強い転職エージェントを紹介していきます。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | 必要年収 | コメント |
1位 | JACエグゼクティブ | ★★★★☆ 4.11/5.0 |
800万円 以上 |
スタートアップ、ベンチャー、大手企業 と豊富に案件を取り揃えている |
2位 | リクルートエグゼクティブ | ★★★★☆ 4.09/5.0 |
600万円 以上 |
取引企業数No.1の圧倒的求人数 グループ選りすぐりのアドバイザー力 |
3位 | dodaエグゼクティブ | ★★★☆☆ 4.01/5.0 |
600万円 以上 |
高年収帯の公開求人数No.1 実績豊富なアドバイザーが多数在籍 |
基本的に、管理職やエグゼクティブの求人案件はコンフィデンシャルなものが多く、非公開求人として一部のエージェントに人材紹介を依頼するケースが多いです。
そのため、各社ごとにそれぞれ違った求人を持っているので、いくつか登録して定期的に案内をもらうことをおすすめします。
20代前半/第二新卒からハイクラスを目指すなら
ここでは20代前半(第二新卒)のうちからハイクラスを目指している方におすすめの転職サービスを紹介していきます。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | コメント |
1位 | ビズリーチ | ★★★★☆ 4.11/5.0 |
大手スカウトサイト 20代から第二新卒向け求人も多い |
2位 | Assign | ★★★★☆ 4.04/5.0 |
キャリア診断・価値観診断あり AIが最適な職種や業界を教えてくれる |
3位 | AMBI(アンビ) | ★★★★☆ 4.01/5.0 |
大手エングループ運営! 求人数最多の20代若手向け転職サイト |
いずれも、20代からハイクラスを目指せる転職サイトです。それぞれ強みとしているところが異なっているので、利用してみてください。
特に、2位のAssignは、独自のキャリア診断があり、あなたの価値観をもとに年収を伸ばしやすい職種や業界、具体的な企業名を教えてくれるのが魅力です。
そのため、新卒で入社して数年経ち「このまま今の会社にいて良いのだろうか」と葛藤を抱えている第二新卒の方にもおすすめできます。
よくある質問・転職ノウハウ
最後に、よくある質問と転職ノウハウをFAQ形式で整理しました。少しでもお役に立てれば幸いです。
- 転職エージェントはなぜ無料?
- 転職エージェントのメリットは?
- 企業が転職エージェントを利用するメリット
- 転職エージェントの仕組みは?
- 転職エージェントは複数利用すべき?
- 転職エージェントは何社利用すべき?
- 転職エージェントに登録したら会社にバレる?
- 転職エージェント利用の流れ
- 転職エージェント活用ポイント
Q. 転職エージェントはなぜ無料?
職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。
(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
引用元:職業安定法32条の3第2項
上記のように、一部の例外を除いて、有料職業紹介事業者(転職エージェント)は、求職者(仕事を探している人)から、手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。
Q. 転職エージェントの仕組みは?
採用された場、採用企業から報酬を受け取る仕組みです。その金額は『想定年収の2~3割ほど』にあたり、年収500万円で転職させると100~150万円が支払われることになります。
一見、高い金額に見えるものの、転職エージェントが候補者を集めて提案までしてくれるため、「より募集要項に合った人材を工数をかけずに採用できる」という利点から、積極的に人材募集している企業であれば必ず利用しています。
そのため、転職エージェントにとっては、最優先されるべき取引相手は採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。
Q. 転職エージェントを使うメリットは?
転職エージェントのメリットを一言で言うと「転職の成功確率があがること」で、具体的には下記2点です。
①好条件な求人を紹介してもらえる
一般的に、転職エージェントの方が、求人サイトよりも求人数が多いです。さらに転職エージェントの場合、一般には公開されていない「非公開求人(好条件なことが多い)」まで取り扱っているので、条件が良い傾向にあります。
②転職のプロからサポートを受けられる
転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーから、以下の転職サポートを受けられます。
- キャリア相談
- 希望条件に沿った求人提案
- 選考対策(書類添削、面接練習)
- 受けた選考のフィードバック
- 年収交渉
上記のサポートを受けることができて、さらに求人の数も質も多いので、利用するだけで転職活動そのものが有利になるというのが圧倒的メリットです。
Q. 企業が転職エージェントを利用するメリット
より募集要項に合った人材を、工数をかけずに採用できることです。採用しない限り費用が発生しないので、リスクがありません。
- 無名企業でも応募が集まる
- 採用しない限り費用が発生しない
- 転職エージェントが募集管理してくれる
このように、面接以外の採用業務を転職エージェントに外注する形なので時間を取られにくく、採用しない限り費用が発生しないので経済合理性に適っています。
一方で求人サイトの場合、掲載課金なので効果が読みにくく、求人や応募者の管理も自前でやらなくてはいけないので、一度に大量採用する場合以外は使いにくいというのが本音です。
Q. 転職エージェントは複数利用すべき?
はい。複数利用すべきです。
転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも複数利用をお勧めしています。
Q. 転職エージェントは何社利用すべき?
3社利用することをおすすめします。
実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わるという結果となりました。
利用社数 | 満足/成功 | 普通 | 不満/後悔 |
1社のみ | 66.5% (低い) |
24.5% (-) |
8.9% (高い) |
2社 | 70.5% (普通) |
22.2% (-) |
7.3% (普通) |
3社 | 74.3% (高い) |
20.6% (-) |
5.1% (低い) |
4社 | 75.0% (高い) |
20.5% (-) |
4.5% (低い) |
5社以上 | 74.0% (高い) |
22.0% (-) |
4.1% (低い) |
このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。
- 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
- 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
- 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない
Q. 登録したら今の会社にバレる?
転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが、今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。
- 企業側は応募前情報を見れないため
応募前に求職者情報を見れるのはエージェントのみ。本人の同意なく、企業側に情報開示されることはない - エージェントが情報管理を徹底しているため
情報漏洩は、人材紹介会社にとって信用リスクが大きい。各アドバイザーにとっても、漏洩のデメリット(懲戒処分)があるので細心の注意が払われる。
特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。
Q. 転職エージェント利用の流れ
基本的にどの転職エージェントも上記の手順を踏んでいくことになりますが、特に重要なのがStep2の初回面談です。今後紹介していく求人の内容をすり合わせる場になので、希望条件や譲れない条件などは事前に整理してしっかりと伝えるようにしましょう。
また、面談は一度限りではなく、必要に応じて随時頼むこともできるので、書類添削や面接対策などをしてほしければ積極的に依頼するようにしてください。
Q. 転職エージェント活用ポイント
転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。
- 応募フォームから登録・申し込み
・転職エージェントは複数登録する
・事前に転職活動用のメールアドレスを作る - 担当アドバイザーと面談
・事前に経歴と希望条件を整理しておく
・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
・その後、担当者にはこまめに返信する - 選考対策(書類添削、面接練習)
・自分から依頼する
・面接の想定質問を事前に聞いておく
・フィードバックが少ない担当は変更する - 求人紹介、応募
・応募時の推薦文を必ず確認する
・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
・むやみやたらに求人へ応募しない
・その企業の退職者から一次情報を集める - 面接、選考フィードバック
・その企業でされやすい質問を聞く
・その企業に聞くべき逆質問を聞く
・選考で見送りになったら対策を依頼する - 内定、入社前後の最終調整
・妥協しない
・言いなりにならず自分で決める
近年は求人データベースの普及によって、質の低い転職エージェント(ヘッドハンター)が爆増しているので見極めが必要。企業スカウトには価値あり
高年収や外資系求人を探すならJACリクルートメントやランスタッドが強いので、最初からこちらを使った方が良い