児童福祉・障害福祉に特化した転職エージェントのLITALICOキャリア。名前は聞くものの、悪い評判がないか、登録すべきか気になりますよね。
当ページでは、福祉領域での転職目線で他サービスと比較しながら、LITALICOキャリアのメリットデメリットを網羅的に解説していきます。
LITALICOキャリアの特徴まとめ
LITALICOキャリアは、障害福祉・児童福祉に特化した転職エージェントです。特に、放課後等デイサービス・児童発達支援の求人が多いですね。
基本的に、全国で幅広い職種を取り扱っていますが、児童に携わる仕事が中心で、児童指導員や保育士、心理士関係といった求人が多い傾向にあります。
- 児童福祉と障害福祉に特化
- 有資格者向け
- 放デイ・児発の求人が中心
- 全国で幅広く職種を保有している
- キャリアアドバイザーの転職支援あり
- 定期的にイベントや勉強会を開催している
ほぼ全ての求人で資格が必要ですが、LITALICOならではの好条件求人を紹介してもらえます。無料で利用できるので、ぜひ気軽に相談してみてください。
LITALICOキャリアの基本情報 | |
タイプ | 転職エージェント |
利用料金 | 無料 |
対象地域 | 全国 |
求人件数 | 10,000件 |
運営会社 | 株式会社LITALICO |
公式サイト | https://litalico-c.jp/ |
保有している求人の特徴
- <職種>
全体的に充実。児童指導員が多い - <事業種>
放デイ・児発の求人が中心
あと就労支援関連の求人なら多い - <地域>
都心部に集中するも全国各地で十分保有 - <雇用形態>
正社員とアルバイトは半々
LITALICOキャリアは、放課後等デイサービスと児童発達支援の案件がほとんどで、直接、児童と関わる職種(児童指導員や保育士)が多い傾向にありますね。
他の転職エージェントと比較して
他の児童指導員向け転職エージェントと比較すると「1位」の結果となりました。特に障害児向けの施設ならおすすめです。
エージェント | 求人件数 | 評価 | |||||
順位 | サービス名 | 総求人数 | 正社員 | アルバイト | 契約社員 | 満足度 | コメント |
1位 | LITALICOキャリア | 5,746件 | 3,154件 | 2,394件 | 198件 | ★★★★☆ 4.4 |
ほとんど療育施設(放デイ・児発) アドバイザーによる丁寧な支援あり |
2位 | 療育biz | 3,734件 | 3,713件 | 2件 | 19件 | ★★★☆☆ 3.7 |
療育専門アドバイザーの支援あり やや中規模なので都市部メイン |
3位 | マイナビ保育士 | 337件 | 261件 | 62件 | 14件 | ★★★☆☆ 3.4 |
大手転職エージェントのサポート 保育士の有資格者ならおすすめ |
ただ、学校や保育園、病院などは少ないのでジョブメドレーやマイナビ保育士といった他の転職サービスも利用できるとなお良いですね。
LITALICOキャリアの評判/口コミ
ここではLITALICOキャリアについての口コミを紹介していきます。求人サイトなので、X(旧Twitter)やGoogle等で調べても、参考になる口コミは直近2年間で5件しか見つかりませんでした。
- 良い口コミ評判
- 福祉系の求人をたくさん紹介してもらえる
- 速攻電話がかかってくる
- 悪い口コミ評判
- 地方では求人が少なく、資格が必要な求人のみ
- 臨床・公認心理師の求人は放デイばっかり
- たくさん電話がかかってくる
具体的なものを引用していきます。
福祉系の求人をたくさん紹介してもらえる
放課後等デイサービスはめちゃくちゃ人欲しがってますよ。時間の融通が効くならどうですか?LITALICOキャリアに登録すると、福祉系たくさん紹介してもらえます。
引用元:X(旧Twitter)
速攻電話がかかってくる
一昨日リタリコキャリアに登録したら速攻電話かかってきた。いま担当してる人たちが大事だし転職したかねえけど、会社がこんなやからいつでも動けるようにしとかんとね……
引用元:X(旧Twitter)
地方では求人が少なく、資格が必要な求人のみ
リタリコキャリアで求人探してみたけど、まず近くの市町村には無い。車で2時間かかる所にあるけど、全て資格必要(簡単に取れない資格)。やっぱり出来ることなかった…
引用元:X(旧Twitter)
臨床・公認心理師の求人は放デイばっかり
LITALICOキャリアの臨床心理士・公認心理師の求人は放デイばっかであり、今勤めている放デイと比べた際にどうやって差別化しようとしてるかが分かりづらい…
引用元:X(旧Twitter)
たくさん電話がかかってくる
リタリコキャリアに登録したらめっちゃ電話くるようになってしまった…
失敗だったかしら。
引用元:X(旧Twitter)
LITALICOキャリアの保有求人の特徴まとめ
ここではLITALICOキャリアが掲載している求人の特徴を解説してきます。職種、業種、地域で確認したところ、下記のような傾向があることがわかりました。
- <職種>
全体的に充実。児童指導員が多い - <事業種>
放デイ・児発の求人が中心
あと就労支援関連の求人なら多い - <地域>
都心部に集中するも全国各地で十分保有 - <雇用形態>
正社員とアルバイトは半々
LITALICOキャリアは上記のような特徴を持っています。一つひとつ、簡単に説明していきます。
①職種は全体的に充実。児童指導員が多い
求人数を職種別で集計すると下記のようになりました。求人数が500件に満たない職種はすべて「その他」にまとめています。
職種 | 求人数 | 割合 |
---|---|---|
サービス管理責任者 | 861件 | 3.1% |
理学療法士 | 2,564件 | 9.1% |
作業療法士 | 2,741件 | 9.8% |
児童指導員 | 5,591件 | 19.9% |
保育士 | 5,789件 | 20.6% |
児童発達支援管理責任者 | 2,666件 | 9.5% |
言語聴覚士 | 2,742件 | 9.8% |
臨床心理士/公認心理師 | 2,423件 | 8.6% |
その他 | 2,723件 | 9.7% |
※それぞれ2023年5月14日時点の数値
どの職種もバランスよく保有していることがわかります。特に、児童指導員の求人数が多いですね。他社と比べても圧倒的だと思います。
職種 | 求人数 | 割合 |
---|---|---|
ヘルパー | 26件 | 0.1% |
サービス提供責任者 | 80件 | 0.3% |
管理者 | 128件 | 0.5% |
看護職員 | 227件 | 0.8% |
生活支援員 | 353件 | 1.3% |
サービス管理責任者 | 861件 | 3.1% |
理学療法士 | 2,564件 | 9.1% |
作業療法士 | 2,741件 | 9.8% |
世話人 | 117件 | 0.4% |
職業指導員 | 52件 | 0.2% |
就労支援員 | 141件 | 0.5% |
相談支援専門員 | 106件 | 0.4% |
児童指導員 | 5,591件 | 19.9% |
保育士 | 5,789件 | 20.6% |
障害福祉サービス経験者 | 3件 | 0.0% |
児童発達支援管理責任者 | 2,666件 | 9.5% |
機能訓練担当職員 | 25件 | 0.1% |
指導員 | 304件 | 1.1% |
その他 | 1,161件 | 4.1% |
言語聴覚士 | 2,742件 | 9.8% |
臨床心理士/公認心理師 | 2,423件 | 8.6% |
合計 | 28,100件 | 100% |
※それぞれ2023年5月14日時点の数値
②放課後デイと児童発達支援がほとんど
LITALICOキャリアが保有する求人を「事業種別」で集計すると下記のようになりました。求人数が20件に満たないものはすべて「その他」にまとめています。
分類 | 事業種 | 求人数件 | 割合 |
児童福祉 | 放課後等デイサービス | 10,000件 | 51.7% |
児童発達支援事業所 | 6,590件 | 34.0% | |
児童発達支援センター | 26件 | 0.1% | |
障害福祉 | 就労移行支援 | 384件 | 2.0% |
就労継続支援A型 | 145件 | 0.7% | |
就労継続支援B型 | 322件 | 1.7% | |
計画相談支援 | 38件 | 0.2% | |
共同生活援助 | 626件 | 3.2% | |
施設入所支援 | 57件 | 0.3% | |
居宅介護 | 183件 | 0.9% | |
生活介護 | 181件 | 0.9% | |
その他 | 805件 | 4.2% | |
合計 | 19,357件 | 100% |
※それぞれ2023年5月14日時点の数値
上記を見るに、放課後等デイサービス(51.7%)と児童発達支援(34.0%)が圧倒的ですね。合計すると85.7%ほどを占めています。
③都心部に集中するも全国各地で十分保有
LITALICOキャリアは全国各地での福祉系求人を取り扱っています。地方別で絞り込んだときの求人件数を表に落とし込むと、下記のようになりました。
エリア | 求人数 | 求人数 |
---|---|---|
北海道 | 北海道 | 639件 |
東北 | 青森県 | 19件 |
岩手県 | 87件 | |
宮城県 | 177件 | |
秋田県 | 17件 | |
山形県 | 62件 | |
福島県 | 256件 | |
北関東 | 茨城県 | 684件 |
栃木県 | 162件 | |
群馬県 | 205件 | |
首都圏 | 埼玉県 | 2,377件 |
千葉県 | 2,775件 | |
東京都 | 2,796件 | |
神奈川県 | 4,241件 | |
北信越 | 新潟県 | 85件 |
富山県 | 29件 | |
石川県 | 18件 | |
福井県 | 5件 | |
山梨県 | 38件 | |
長野県 | 537件 | |
東海 | 岐阜県 | 348件 |
静岡県 | 806件 | |
愛知県 | 2,809件 | |
三重県 | 285件 | |
近畿 | 滋賀県 | 238件 |
京都府 | 358件 | |
大阪府 | 3,182件 | |
兵庫県 | 1,396件 | |
奈良県 | 229件 | |
和歌山県 | 25件 | |
中国・四国 | 鳥取県 | 3件 |
島根県 | 37件 | |
岡山県 | 195件 | |
広島県 | 498件 | |
山口県 | 60件 | |
徳島県 | 12件 | |
香川県 | 43件 | |
愛媛県 | 125件 | |
高知県 | 0件 | |
九州・沖縄 | 福岡県 | 1,136件 |
佐賀県 | 58件 | |
長崎県 | 113件 | |
熊本県 | 423件 | |
大分県 | 43件 | |
宮崎県 | 37件 | |
鹿児島県 | 207件 | |
沖縄県 | 225件 | |
合計 | 28,100件 |
※それぞれ2023年5月14日時点の数値
都市部は1,000件を超える求人がありますね。それ以外の地域でも、100件以上の求人がある都道府県が多いので、十分求人を探すことができそうです。
以下地域に該当しない限り、期待は持てるでしょう。
- 青森県 19件
- 秋田県 17件
- 石川県 18件
- 福井県 5件
- 鳥取県 3件
- 徳島県 12件
- 高知県 0件
上記の都道府県では、ハローワークを利用するのが一番かもしれません。
④雇用形態は正社員とアルバイトが半々
LITALICOキャリアは全国各地での福祉系求人を取り扱っています。雇用形態別で絞り込んだときの求人件数を表に落とし込むと、下記のようになりました。
雇用形態 | 求人数 | 割合 |
正社員 | 10,000件 | 48.3% |
契約社員 | 946件 | 4.6% |
パート/アルバイト | 9,753件 | 47.1% |
※それぞれ2023年5月14日時点の数値
上記のように、契約社員の求人数はほとんどなく、正社員とアルバイトがほとんどを占めていることがわかります。そのため、働き方に応じて柔軟に求人を選ぶことができるでしょう。
ここまでのまとめ
LITALICOキャリアが保有している求人には下記の特徴があります。
- <職種>
全体的に充実。児童指導員が多い - <事業種>
放課後デイと児童発達支援がほとんど - <地域>
都心部に集中するも全国各地で十分保有 - <雇用形態>
正社員とアルバイトは半々
基本的に、放課後等デイサービスと児童発達支援の案件がメインで、児童指導員や保育士として直接児童と関わる職種が多い傾向にありました。
LITALICOキャリアの強み・人気な理由
ここではLITALICOに登録することによる「求人に応募できること以外のメリット」を整理していきます。具体的には下記4点です。
それぞれ簡単に解説していきます。
①キャリアアドバイザーに相談できる
LITALICOキャリアに所属している、児童福祉・障害福祉の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーに、転職活動の相談をすることができるようになります。
対象は有資格者のみに限りますが、具体的には、下記のサポートをしてくれるようになります。
- 経歴の棚卸し
- 新着・非公開求人の紹介
- 職務経歴書などの添削
- 過去の面接傾向の共有
- 面接練習とフィードバック
- 条件、給与交渉
どれも無料で対応してくれます。転職活動を効率的かつ効果的にするためにも、積極的に活用しましょう!
②新着求人や非公開求人を見れる
LITALICOキャリアに登録することで『非公開求人』を見ることができるようになり、募集を始めたばかりの『新着の求人』も優先的に紹介してもらえます。
- 非公開求人
特徴:好条件求人の少人数募集が多い
対義語:公開求人(大量募集系が多い) - 新着求人
特徴:好条件求人がまだ出てくる
対義語:古い求人(売れ残り…)
特に、両方の特徴を持つ『非公開で新着な求人』は、好条件なものが多く、まだ誰も募集していないので、競争が少なく、狙い目ですね。
- 非公開かつ新着求人
枠が少ない好条件求人が見つかりやすい
→登録しないと見れない! - 公開かつ古い求人
条件が微妙な売れ残り求人が多い
→登録せずに見れるのはコレだけ
③各種イベント・勉強会に参加できる
LITALICOキャリアは利用者が多い大手サービスというだけあって、定期的に、勉強会やセミナーを開催しています。どれも無料で参加できます。
時期によって具体的な内容は異なりますが、2023年5月時点では、以下のようなものがありますね。
- PTOTST向けの勉強会
- 病院と発達支援領域の違い
- 評価の重要性と指標、コツ
- LITALICOジュニア説明会(学生向け)
- 1dayインターン(オンライン)
- 社内研修に基づく内容で体験可能
- 現役人事による転職活動セミナー
- 転職活動のコツを知れる
- 質疑応答を匿名で可能
また、こういったイベントに主体的に参加すると、職種同士でつながりができるので、就職活動の情報戦にも強くなります。ぜひ見てみてくださいね!
④オリジナルマガジン更新通知が届く
残念ながら最近はほとんど更新されていないようですが、LITALICOキャリアのマガジン更新の通知が届くこともメリットの一つですね。
ためになるものが多いので、仕事で関連する分野のマガジンがあれば、ぜひ読んでみてください。
引用元:公式情報マガジン
さて次章では、ここまでご紹介したLITALICOキャリアの特徴を踏まえて、利用をおすすめできる人の条件について整理していきますね。
結論|こんな人におすすめ
ここまで解説してきた良い悪い口コミ評判、及び他社比較の結果からLITALICOキャリアのメリットとデメリットを整理すると、以下のようになります。
- 全国で療育系の求人が多い
- 放課後デイと児童発達支援で約9割
- 職種は全般強い
- 放課後デイと児童発達支援で約9割
- 障害福祉系の求人も多い
- 就労支援と自立訓練
- 転職活動の情報収集に役立つ
- アドバイザーの転職支援がある
- 独自セミナーやマガジン発刊
- 資格がないと応募できない
- 地方で一部求人が少ないところあり
- 放デイと児童発達支援以外は限定的
- 学校や保育園、病院系は少ない
- 臨床・公認心理士はほぼ放デイ
まとめると、LITALICOキャリアは、児童福祉・障害福祉の専門職であれば、全国で幅広い求人を保有しているので、強くおすすめできます。
- 有資格者
- 放デイや児童発達支援を探している
- それ以外でも新着求人を待てるならアリ
利用は無料なので、上記いずれかに該当するのであれば、気軽に登録してみましょう。
よくある質問・転職ノウハウ
最後に、よくある質問と転職ノウハウをFAQ形式で整理しました。少しでもお役に立てれば幸いです。
- 転職エージェントはなぜ無料?
- 転職エージェントのメリットは?
- 企業が転職エージェントを利用するメリット
- 転職エージェントの仕組みは?
- 転職エージェントは複数利用すべき?
- 転職エージェントは何社利用すべき?
- 転職エージェントに登録したら会社にバレる?
- 転職エージェント利用の流れ
- 転職エージェント活用ポイント
Q. 転職エージェントはなぜ無料?
職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。
(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
引用元:職業安定法32条の3第2項
上記のように、一部の例外を除いて、有料職業紹介事業者(転職エージェント)は、求職者(仕事を探している人)から、手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。
Q. 転職エージェントの仕組みは?
採用された場、採用企業から報酬を受け取る仕組みです。その金額は『想定年収の2~3割ほど』にあたり、年収500万円で転職させると100~150万円が支払われることになります。
一見、高い金額に見えるものの、転職エージェントが候補者を集めて提案までしてくれるため、「より募集要項に合った人材を工数をかけずに採用できる」という利点から、積極的に人材募集している企業であれば必ず利用しています。
そのため、転職エージェントにとっては、最優先されるべき取引相手は採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。
Q. 転職エージェントを使うメリットは?
転職エージェントのメリットを一言で言うと「転職の成功確率があがること」で、具体的には下記2点です。
①好条件な求人を紹介してもらえる
一般的に、転職エージェントの方が、求人サイトよりも求人数が多いです。さらに転職エージェントの場合、一般には公開されていない「非公開求人(好条件なことが多い)」まで取り扱っているので、条件が良い傾向にあります。
②転職のプロからサポートを受けられる
転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーから、以下の転職サポートを受けられます。
- キャリア相談
- 希望条件に沿った求人提案
- 選考対策(書類添削、面接練習)
- 受けた選考のフィードバック
- 年収交渉
上記のサポートを受けることができて、さらに求人の数も質も多いので、利用するだけで転職活動そのものが有利になるというのが圧倒的メリットです。
Q. 企業が転職エージェントを利用するメリット
より募集要項に合った人材を、工数をかけずに採用できることです。採用しない限り費用が発生しないので、リスクがありません。
- 無名企業でも応募が集まる
- 採用しない限り費用が発生しない
- 転職エージェントが募集管理してくれる
このように、面接以外の採用業務を転職エージェントに外注する形なので時間を取られにくく、採用しない限り費用が発生しないので経済合理性に適っています。
一方で求人サイトの場合、掲載課金なので効果が読みにくく、求人や応募者の管理も自前でやらなくてはいけないので、一度に大量採用する場合以外は使いにくいというのが本音です。
Q. 転職エージェントは複数利用すべき?
はい。複数利用すべきです。
転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも複数利用をお勧めしています。
Q. 転職エージェントは何社利用すべき?
3社利用することをおすすめします。
実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わるという結果となりました。
利用社数 | 満足/成功 | 普通 | 不満/後悔 |
1社のみ | 66.5% (低い) |
24.5% (-) |
8.9% (高い) |
2社 | 70.5% (普通) |
22.2% (-) |
7.3% (普通) |
3社 | 74.3% (高い) |
20.6% (-) |
5.1% (低い) |
4社 | 75.0% (高い) |
20.5% (-) |
4.5% (低い) |
5社以上 | 74.0% (高い) |
22.0% (-) |
4.1% (低い) |
このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。
- 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
- 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
- 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない
Q. 登録したら今の会社にバレる?
転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが、今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。
- 企業側は応募前情報を見れないため
応募前に求職者情報を見れるのはエージェントのみ。本人の同意なく、企業側に情報開示されることはない - エージェントが情報管理を徹底しているため
情報漏洩は、人材紹介会社にとって信用リスクが大きい。各アドバイザーにとっても、漏洩のデメリット(懲戒処分)があるので細心の注意が払われる。
特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。
Q. 転職エージェント利用の流れ
基本的にどの転職エージェントも上記の手順を踏んでいくことになりますが、特に重要なのがStep2の初回面談です。今後紹介していく求人の内容をすり合わせる場になので、希望条件や譲れない条件などは事前に整理してしっかりと伝えるようにしましょう。
また、面談は一度限りではなく、必要に応じて随時頼むこともできるので、書類添削や面接対策などをしてほしければ積極的に依頼するようにしてください。
Q. 転職エージェント活用ポイント
転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。
- 応募フォームから登録・申し込み
・転職エージェントは複数登録する
・事前に転職活動用のメールアドレスを作る - 担当アドバイザーと面談
・事前に経歴と希望条件を整理しておく
・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
・その後、担当者にはこまめに返信する - 選考対策(書類添削、面接練習)
・自分から依頼する
・面接の想定質問を事前に聞いておく
・フィードバックが少ない担当は変更する - 求人紹介、応募
・応募時の推薦文を必ず確認する
・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
・むやみやたらに求人へ応募しない
・その企業の退職者から一次情報を集める - 面接、選考フィードバック
・その企業でされやすい質問を聞く
・その企業に聞くべき逆質問を聞く
・選考で見送りになったら対策を依頼する - 内定、入社前後の最終調整
・妥協しない
・言いなりにならず自分で決める
障害児通所施設(放課後等デイサービス・児童発達支援)の求人を探しているなら、強くおすすめ。どの職種でも求人数が圧倒的。
代わりに使うならジョブメドレーがおすすめ