ASSIGNは、あなたに合った業界や職種をランキング形式で教えてくれるAI転職アプリです。有名なサービスですが、悪い評判がないか、登録すべきか気になりますよね。
このページでは、他の転職サービスと比較しながら、メリットデメリットを網羅的に解説。最後まで読めば、使うべきか否かを判断できます。
転職アプリASSIGNの特徴まとめ
転職アプリASSIGNは、3分ほどの診断であなたに合った仕事(業界、職種)をランキング形式で教えてくれるAIシミュレーションアプリです。
他の転職サービスにも似たような適職診断はありますが、ASSIGNの場合、適正にあった仕事を「業界×職種」で教えてくれて、具体企業名もわかるのがユニークなポイント。
そして、キャリア診断を受けてから「エージェント相談」や「企業求人への応募」といったアクションまで、キレイな導線がつくられているのが特徴です。
- 適正の高い仕事(業界と職種)がわかる
- その仕事で募集されている企業求人が見れる
- その求人に詳しいエージェントに相談できる
ただ「診断をきっかけに新しい可能性を広げやすい」という点ではおもしろいサービスだと思いますよ!
そのため、今の仕事に悩んでいて、自分を変えるきっかけが欲しい第二新卒の方であればおすすめできます。反対に、職務経験が豊富な方にとっては「まあそうだよね」止まりで、新しい気づきは少ないかもしれません。
転職アプリASSIGNの基本情報 | |
タイプ | キャリア診断アプリ |
利用料金 | 無料(IOS/Android) |
求人件数 | 非公開 |
運営会社 | 株式会社アサイン |
公式サイト | https://assign-inc.com/assign/ |
アサインは20~30代若手ハイクラスに強い
ASSIGNの運営元である株式会社アサインは、もともと20~30代の「SE」や「営業職」としての転職支援に特化した転職エージェント「アサイン」を運営しています。
2016年創業と後発ながら、第二新卒から30代前半までの転職支援に強く、Bizreachが主催するJAPAN HEADHUNTER AWARDS 2021において、年間総合MVP(4,600名中1位)を受賞したヘッドハンターも所属しています。
また、転職アプリASSIGNでのキャリア診断を完了すると、アサイン社のヘッドハンターからスカウトが来るので、興味がある求人の紹介があれば話を聞いてみると良いでしょう。営業系案件に強く、魅力的な提案をしてくれます。
20代ハイクラス系の他サイトと比較
ここでは20代前半(第二新卒)のうちからハイクラスを目指している方向けの転職サービスを、簡単に比較していきます。
順位 | 転職エージェント | 総合評価 | コメント |
1位 | ビズリーチ | ★★★★☆ 4.11/5.0 |
大手スカウトサイト 20代から第二新卒向け求人も多い |
2位 | Assign | ★★★★☆ 4.04/5.0 |
キャリア診断・価値観診断あり AIが最適な職種や業界を教えてくれる |
3位 | AMBI(アンビ) | ★★★★☆ 4.01/5.0 |
大手エングループ運営! 求人数最多の20代若手向け転職サイト |
いずれも、20代からハイクラスを目指せる転職サイトです。それぞれ強みとしているところが異なっているので、利用してみてください。
転職アプリASSIGNの口コミ評判
AppStoreやSNSで見られた口コミをもとに転職アプリASSIGNの評判を整理していきます。ちなみに、筆者が利用した感想は後半で解説していきます。
まずはAppStoreから見てみましょう。
AppStoreの口コミ評判
出典:AppStore
2023年2月8日時点で「4.1/5.0(803件平均)」と、比較的良い評価を受けています。中にはサービスを誤認識した意味不明な口コミもあったので、そういったものは省きます。
実際の口コミ評価を紹介
Good
・診断時間が短くすぐに結果がわかる
→一定考えて答えたが5分くらいで結果がわかった・診断結果を踏まえたランキング形式の業界、職種のレコメンドがしっくりくる
→成長産業や市場価値が高い職種が紹介される印象More
・レコメンドされる企業がメジャーなものが中心
マイナーな企業もあるとなお良し→いわゆる大企業ばかりな印象タイトルに書いた通り、全体的にはとても良いのだが、あと一歩という期待を込めて★4にした。
友達に勧められ、なんとなくキャリアに対する不安を感じるようになったため使用したが、色々な質問を通してマッチ率の高い業界・職種が提示された。
個人情報なのでここには記載しないが、自己分析ではなかった観点もあって勉強になったという感想。これらの診断結果も参考にしながらエージェントの方とお話したが、より自己分析が進んだ感じがしたので、利用して良かったなと思う。
エージェントの方は何人かお話したが全体的に丁寧だったので、改めて転職を考える良い機会になった。転職活動を始めるきっかけとしては役に立つ印象。
流行りのAIを使った転職システムはどんな物だろうと興味があったので使ってみた。従来の職種のリコメンドシステムとの違いが分からず、AIである意味を感じない。アンケートの結果もなるほどと思わせるものが全くなく、勧められる職種も大きく偏っていて新鮮味もなかった。
このサービスで致命的なのが理系職種が全く無い点だ。この時点で使いようが無い。各コンテンツも内容がなくて全体的に薄っぺらい。とりあえず人を集めて適当なエージェントから仲介料取れればいいやという域を出ていない。AIを標榜しておけば釣れるでしょ?という安直なアプリであった。
上記のように、人によってはキャリア診断そのものに付加価値を感じなかったケースもあるようです。
筆者はIT系職種なので違和感なかったのですが、ASSIGNをなかなか利用しないような職種(それこそ研究職)だと、統計のサンプル数が少なくて判断ができないのかもしれませんね。
不自然な口コミは除外しています
なお、登校日が全く同じで星5評価の口コミ内容は、やや信憑性に懸念があるので参考にしない方が良いかもしれません。
参考:AppStore
上記のように、リリースから2年以上経ち、レビュー付きの評価は全部で10件寄せられていますが、うち4件が全く同じ日(2022/4/16)に投稿されています。
筆者も過去にスマホアプリのマーケターとして、口コミ改善のプロジェクトをしていたことがあるので、特に違和感はありません。よくある話です。
SNS(X(旧Twitter))の口コミ評判
直近1年くらいのX(旧Twitter)の投稿を見てみると、大きく下記のパターンが多かった印象です。(2023年2月8日時点)
- ポジティブな評価をしている口コミ
- やってみた診断結果を共有している口コミ
逆に、ネガティブな口コミは見当たりませんでした。簡単にいくつか紹介していきます。
①ポジティブな評価をしている口コミ
転職サイトASSIGNのAI適職診断……
当たったというか、相性ランキング上位の職についてるんだけど、マジで働きやすい……😯防衛省も、幹部自衛官だけだけど、人事異動にAI導入するらしいし、こうやってAIによって仕事が決められていくのか……
引用元:X(旧Twitter)
何度も言います。自分に合った職種を見つけたいなら「ASSIGN(旧VIEW)」をダウンロードしてみて。5分もあればあなたに会う仕事をAIがランキング形式で教えてくれる。20代~30代に特化してるから当てはまったら即実行して。転職も行動のハードル下げるとやりやすいから、まずは簡単に診断からでもやってみて。
引用元:X(旧Twitter)
転職で社風を重視したいけど、転職サイトでの求人の検索方法が分からない……‼︎って思ってたところにASSIGN(旧VIEW)のアプリで3分診断したら、あなたにはこんな検索の仕方がいいかも?ってヒントが出てきたので頭いい……。
引用元:X(旧Twitter)
②やってみた診断結果を共有している口コミ
診断結果を共有している口コミが多かった印象です。いくつか紹介しますね。
「ASSIGN(旧VIEW)」と呼ばれる若手ハイクラス転職支援のアプリケーションのサービスの1つにAIによる価値観診断があり、いくつかの質問に答えると最もマッチする業界×職種がランキング形式でレコメンドされるんですが、僕の1位が「保険×個人営業」でした。
引用元:X(旧Twitter)
ITプロマネしんどくなって転職考えてASSIGN(旧VIEW)で適性検査したら1番適性ある職業にITコンサル出てきて泣いた😇もっとしんどいやつ😇
引用元:X(旧Twitter)
転職アプリASSIGNの本音レビュー・体験談
ここでは実際に使った感想をもとに転職アプリASSIGNを使うメリットを考察していきます。公式や他サイトで紹介されている下記3機能の観点で、網羅的に触れていきますね。
- キャリア診断
- エージェントからのスカウト
- 独自セミナー、転職ノウハウ記事
機能① キャリア診断はおもしろい
引用:公式サイト
本アプリのキャリア診断は「おもしろい」と感じました。適正診断から職種を教えてくれる他サービスはありますが、業界や具体企業まで提案するところはなかった記憶です。
公式曰く、過去20,000人以上のキャリアデータを元に、AIが適正にあったポジションを提案してくれるようで、実際に診断を受けてみても、違和感はない内容でした。
- 適正のあるポジション(業界×職種)
- 具体的な業務内容、スキルイメージ
- 年収イメージ(20代前半~40歳の推移)
- ロールモデル(業界を代表する人物の経歴)
- 本シナリオのおすすめ企業と求人詳細
- 求人ごとの担当アドバイザー(アサイン社)
上記のように、キャリア診断を入り口に、該当ポジションに詳しいエージェントから話を聞けるので、自分にあった仕事を模索中の若手であれば、試す価値はあるでしょう。
そのとき、闇雲に視野を広げると整理が大変になるので、ASSIGNの診断を通じてアタリをつけていくのが賢い進め方ですね。
診断結果は鵜呑みにせず、あくまで参考程度に!
価値観診断をもとに適職を提案してくれるのは、素敵でおもしろい機能ではありますが、結果を鵜呑みにし過ぎないでください。“占い”感覚で参考程度に楽しみましょう。
なぜなら、あくまで「似た価値観データを持つ人間が多くいるポジション」を統計的に算出しているに過ぎず、そのポジションを選ぶことで「あなたが幸せになる」という科学的根拠は一切ないからです。
そもそも、あなたの適職を算出する統計のデータサンプルとなっているのは「現職に不満を持っていて転職を検討している方々」なので、本質的にもややズレています。
あくまで参考程度にとどめましょう。間違っても「ASSIGNの診断結果がすべてだ」と盲信して視野を狭めずに、幅広い視野で業界や職種を選ぶようにしてください。
機能② エージェントからのスカウトは微妙かも
引用:公式サイト
本アプリに登録してキャリア診断を終えると、エージェントからスカウトが来ます。私もたくさんのスカウトをもらいましたが、イマイチな印象を受けました。
体裁上は「多くのエージェントからスカウトが来るアプリ」ですが、スカウトを送ってくるのは、ほとんどがASSIGNの運営元である株式会社アサイン(ASSIGN)の所属アドバイザーです。
実際使ってみるとわかりますが、大手スカウトサイトのビズリーチやGreenと違って、スカウトしてくる転職エージェントや企業数が少ないので、物足りない印象を受けました。
考察:ヘッドハンターが多くない理由
ASSIGNの利用ユーザーはおそらく、現職でそこまで活躍しておらず「もっと輝ける仕事は他にあるかも」と思っている若手層。あとは興味で診断しただけの転職意向度が低い層です。(ホンモノのハイクラス層は、JACやリクルート、あるいはビズリーチを使います。)
そのため、ヘッドハンターからすると、ほぼほぼ未経験の若手層や、転職意向度が低いユーザーにスカウトを送ることになり、効率が良くないんですよね(スカウトは無料ではないので)。
中途採用の前提は「即戦力」であり、年収やポジションが高い「ハイクラス」ともなると、実績やスキルを元に、活躍が期待できる人材をスカウトする必要があります。なので、適職診断の結果だけでは、あえて課金してまでスカウトを送りにくいのが現状です。
反対に、ASSIGNの運営元であるASSIGN社であれば、自社アプリなので、無料でバンバンスカウトを送れます。
機能③ キャリア形成支援はそこまで力を入れてなさそう
引用:公式サイト
キャリア形成支援として、下記のようなコンテンツを用意していますが、まだそこまでは力を入れておらず、最小限の労力で実施している印象です。
- スキルアップセミナー(月3~4開催)
- 職務経歴書や、営業職の面接のコツなど
- キャリアニュース(累計141本)
- 企業インタビュー記事など
- 転職ノウハウ記事(累計4本のみ)
- キャリア戦略や転職スケジュールなど
※2023年2月8日更新
②③でコンテンツは用意されているものの、転職ノウハウに関してはGoogle検索して上位表示された記事を読んだ方が、ボリュームが厚く、正直わかりやすいです。
①のスキルアップセミナーに関しても、それこそリクルートエージェントが毎日のように専門講師によるセミナーを開催しているので、参加のしやすさでは敵いません。
ASSIGNは転職で使うべき?おすすめな人
ここまでの内容をまとめるとASSIGNをおすすめできるのは、下記の条件に当てはまる人です。
- キャリア診断を受けてみたい
- SEや営業職の若手求人を探している
一定のスキルや実績がある方からしたら、それほどの気づきはないかもしれませんが、第二新卒として、幅広い業界職種から転職先を探している方にはおすすめできます。
公式サイト
https://assign-inc.com/assign/
他のおすすめ転職エージェント
ここでは他に登録したい転職エージェントを紹介していきます。1社に絞らず、複数サービスを利用することで、応募できる求人の幅を広げるようにしてください。
- 総求人数
- 利用満足度調査(詳細)
- 実際に利用した体験談
まずは比較表から見ていきましょう!
順位 | 名称 | 総合評価 | 掲載求人数 | コメント | 公式サイト |
1位 | リクルートエージェント |
★★★★☆ 4.4/5.0 |
約38万件 全国 |
短期間で転職をしたいなら登録必須 取引企業数が多く、新着求人がほぼ毎日届く |
|
2位 | ワークポート | ★★★★☆ 4.3/5.0 |
約10万件 全国対応 |
営業職やIT系の未経験向け求人が多い 20代前半〜中盤でキャリアに悩む方におすすめ |
|
3位 | dodaエージェント | ★★★★☆ 4.1/5.0 |
約28万件 全国対応 |
地方や職種などバランスの良い求人がある スカウトの届く求人サイトとしての運用が可能 |
|
4位 | マイナビエージェント | ★★★☆☆ 3.9/5.0 |
約7万件 都心部のみ |
新卒ナビサイト最大手の企業提携数が魅力 若手で幅広い業界を見たいならおすすめ |
|
5位 | JACリクルートメント | ★★★★☆ 3.9/5.0 |
約1.2万件 全国 |
外資やITベンチャー等幅広く案件を保有 年収800万円以上での転職なら利用したい |
転職エージェントは最初から一つに絞る必要はありません。良い求人を見逃しにくくなるように、2~3社は登録しておきましょう。もしどこに登録しようと迷ったら上位2社(リクルートエージェント、ワークポート)から利用して良かったところに絞ることをお勧めします。
リクルートエージェントは、人材業界No.1の求人数と実績を誇る転職エージェントです。求人数は常時30万件以上と、さまざまな地域・業界・職種の求人を網羅しています。
実際のところ、大手企業や人気企業となると、リクルートを使っていない企業のほうが珍しいと思うので、新着求人にいち早く応募するためにとりあえず登録しておくことをおすすめします。
ただ、基本的には一度の面談のみで、最低限のフォローのみです。システムが自動で求人紹介してくるだけなので、個別支援には期待できません。求人数が多いサイトに登録するような感覚での利用をおすすめします。
【公式】https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントの基本情報 | |
タイプ | エージェント |
得意 | 総合(全業界、全職種) |
対象地域 | 全国+海外(WEB面談実施中) |
求人件数 | 595,014件(うち非公開求人は231,950件) |
運営会社 | 株式会社リクルート |
認可番号等 | 有料職業紹介:13-ユ-313011 Pマーク:17000021(09) |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
2位.ワークポート
- IT/ゲーム業界、営業職に強い
- 20代(第二新卒~20代後半)に強い
- 未経験者向けのサポートが充実
ワークポートは、全国トップクラスの求人数を持つ転職エージェントです。IT業界やゲーム業界、営業職の案件が多いですね。急拡大している組織だからか、他転職エージェントと比べると若い担当者が多く、レベルに差があるように感じるかもしれません。
ただ、第二新卒から20代までの方を対象に、根気強いサポートをしているので「就職したけどこのままでいいのだろうか」と悩んでいる方は一度、求人だけでも見てみると良いでしょう。
ワークポートの基本情報 | |
タイプ | エージェント |
得意 | IT系、営業職 |
対象地域 | 全国(WEB面談実施中) |
求人件数 | 94,417件(非公開求人は不明) |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
認可番号等 | 有料職業紹介:13-ユ-040590 Pマーク:21000352(08) |
公式サイト | https://workport.co.jp |
3位.dodaエージェント
- 転職サポート付きの求人サイト
- 自身で求人に応募可能
- 非公開求人はエージェント登録が必要
- アドバイザーの評判は割れる
- 定期的なイベント開催あり
dodaエージェントは、業界トップクラスの求人数を持つ「doda(求人サイト)」で利用することができる転職支援サービスです。TVCMも配信していて非常に勢いがある一社ですね。
担当者の評価はややネガティブなものが多いですが、厚生労働省から「優良事業者認定」を受けています。利用すると、好条件な傾向が高い「非公開求人」を紹介してくれるようになるので、ぜひ利用しましょう。
【公式】https://doda.jp/
dodaエージェントの基本情報 | |
タイプ | サイト+エージェント |
対象地域 | 全国+海外(WEB面談実施中) |
求人件数 | 264,158件(うち非公開求人は39,709件) |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
認可番号等 | Pマーク:10860051(10) 有料職業紹介:13-ユ-304785 職業紹介優良事業者:第2304002(01) |
公式サイト | https://doda.jp/ |
4位 マイナビエージェント
- 求人数は都心部に限定される
- 最大手に比べるとやや劣る
- 特に、地方求人は少ない
- 20代向けのサポート力が高い
- 優良事業者認定あり
- アンケートでも若手の評価が高い
マイナビエージェントは、新卒大手のマイナビが運営する20代30代といった若手〜ミドル層向けの転職エージェントです。
若年層向けに丁寧なサポートを行なっていることが特徴で、厚生労働省から「職業紹介優良事業者」の認可を受けています。
他エージェントと違って、各分野別(医療、介護、保育)でも認定されているので、会社全体として優れたサポートをしていることがわかりますね。業界や職種ごとに部門が分かれており専門性が高いので、一度相談してみることをおすすめします。
ただ、やや若手向けなので、年収800万円越えの求人を探すのであれば、JACリクルートメントやビズリーチといった高年収専門サービスと併用してください。
マイナビエージェントの基本情報 | |
タイプ | エージェント |
対象地域 | 首都圏、大阪、福岡、名古屋(WEB可) |
求人件数 | 68,009件(うち非公開求人は18,976件) |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
認可番号等 | Pマーク:10821880(09) 有料職業紹介:13-ユ-080554 職業紹介優良事業者:2102006(03) |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp |
5位 type転職エージェント
- 首都圏の求人に特化している
- サポートが丁寧でセミナー多数開催
- 女性特化型サービスもあり
type転職エージェントは、一都三県の案件を中心に取り扱う中堅どころの転職エージェント。求人件数は最大手ほどではありませんが、利用者一人ひとりにじっくりと手厚いサポートをしているため『利用者満足度87%』と高いことが特徴です。
在籍するキャリアアドバイザーは得意領域ごとに分かれており、利用者の経歴や希望職種、適性に合った選考対策(書類添削や面接対策)を受けることができるので、ぜひ相談してみてください。
よくある質問・転職ノウハウ
最後に、よくある質問と転職ノウハウをFAQ形式で整理しました。少しでもお役に立てれば幸いです。
- 転職エージェントはなぜ無料?
- 転職エージェントのメリットは?
- 企業が転職エージェントを利用するメリット
- 転職エージェントの仕組みは?
- 転職エージェントは複数利用すべき?
- 転職エージェントは何社利用すべき?
- 転職エージェントに登録したら会社にバレる?
- 転職エージェント利用の流れ
- 転職エージェント活用ポイント
Q. 転職エージェントはなぜ無料?
職業安定法によって「求職者から手数料や報酬を受けてはならない」と定められているからです。
(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
○2 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
引用元:職業安定法32条の3第2項
上記のように、一部の例外を除いて、有料職業紹介事業者(転職エージェント)は、求職者(仕事を探している人)から、手数料を受け取ってはいけない決まりがあります。
Q. 転職エージェントの仕組みは?
採用された場、採用企業から報酬を受け取る仕組みです。その金額は『想定年収の2~3割ほど』にあたり、年収500万円で転職させると100~150万円が支払われることになります。
一見、高い金額に見えるものの、転職エージェントが候補者を集めて提案までしてくれるため、「より募集要項に合った人材を工数をかけずに採用できる」という利点から、積極的に人材募集している企業であれば必ず利用しています。
そのため、転職エージェントにとっては、最優先されるべき取引相手は採用企業なので、信用しすぎないように注意してください。
Q. 転職エージェントを使うメリットは?
転職エージェントのメリットを一言で言うと「転職の成功確率があがること」で、具体的には下記2点です。
①好条件な求人を紹介してもらえる
一般的に、転職エージェントの方が、求人サイトよりも求人数が多いです。さらに転職エージェントの場合、一般には公開されていない「非公開求人(好条件なことが多い)」まで取り扱っているので、条件が良い傾向にあります。
②転職のプロからサポートを受けられる
転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーから、以下の転職サポートを受けられます。
- キャリア相談
- 希望条件に沿った求人提案
- 選考対策(書類添削、面接練習)
- 受けた選考のフィードバック
- 年収交渉
上記のサポートを受けることができて、さらに求人の数も質も多いので、利用するだけで転職活動そのものが有利になるというのが圧倒的メリットです。
Q. 企業が転職エージェントを利用するメリット
より募集要項に合った人材を、工数をかけずに採用できることです。採用しない限り費用が発生しないので、リスクがありません。
- 無名企業でも応募が集まる
- 採用しない限り費用が発生しない
- 転職エージェントが募集管理してくれる
このように、面接以外の採用業務を転職エージェントに外注する形なので時間を取られにくく、採用しない限り費用が発生しないので経済合理性に適っています。
一方で求人サイトの場合、掲載課金なので効果が読みにくく、求人や応募者の管理も自前でやらなくてはいけないので、一度に大量採用する場合以外は使いにくいというのが本音です。
Q. 転職エージェントは複数利用すべき?
はい。複数利用すべきです。
転職エージェントによって保有求人や対応の質が全く異なるので、比較するため、かつより多くの非公開求人を集めるためにも複数利用をお勧めしています。
Q. 転職エージェントは何社利用すべき?
3社利用することをおすすめします。
実際に、転職エージェント利用者向けのアンケート調査でも、利用社数に応じて、転職活動における満足度が大きく変わるという結果となりました。
利用社数 | 満足/成功 | 普通 | 不満/後悔 |
1社のみ | 66.5% (低い) |
24.5% (-) |
8.9% (高い) |
2社 | 70.5% (普通) |
22.2% (-) |
7.3% (普通) |
3社 | 74.3% (高い) |
20.6% (-) |
5.1% (低い) |
4社 | 75.0% (高い) |
20.5% (-) |
4.5% (低い) |
5社以上 | 74.0% (高い) |
22.0% (-) |
4.1% (低い) |
このように、1社のみを利用した場合に比べて、3社以上を利用することで、「満足した割合が10pt近く高くなる」「転職に不満を持っている割合が半分になる」といった差が出ています。
- 1社だと、成功確率が低く、失敗確率が高い
- 3社までは成功確率が上がり失敗確率も下がる
- 4社以上利用しても3社とそう大きな差がない
Q. 登録したら今の会社にバレる?
転職エージェントに登録をしても、転職活動中であることが、今の会社にバレることはまずありません。理由は以下の通りです。
- 企業側は応募前情報を見れないため
応募前に求職者情報を見れるのはエージェントのみ。本人の同意なく、企業側に情報開示されることはない - エージェントが情報管理を徹底しているため
情報漏洩は、人材紹介会社にとって信用リスクが大きい。各アドバイザーにとっても、漏洩のデメリット(懲戒処分)があるので細心の注意が払われる。
特に転職エージェント側の管理不足によって個人情報が漏洩した場合、有料職業紹介事業の許可を取り消されるリスクすらあるので最大限注意されています。
Q. 転職エージェント利用の流れ
基本的にどの転職エージェントも上記の手順を踏んでいくことになりますが、特に重要なのがStep2の初回面談です。今後紹介していく求人の内容をすり合わせる場になので、希望条件や譲れない条件などは事前に整理してしっかりと伝えるようにしましょう。
また、面談は一度限りではなく、必要に応じて随時頼むこともできるので、書類添削や面接対策などをしてほしければ積極的に依頼するようにしてください。
Q. 転職エージェント活用ポイント
転職エージェントを利用する流れの中で、効果的に活用するためのポイントを整理すると、以下のようになります。
- 応募フォームから登録・申し込み
・転職エージェントは複数登録する
・事前に転職活動用のメールアドレスを作る - 担当アドバイザーと面談
・事前に経歴と希望条件を整理しておく
・経歴を盛るとしても嘘にならない程度に
・担当者と合わなければ担当変更を依頼する
・その後、担当者にはこまめに返信する - 選考対策(書類添削、面接練習)
・自分から依頼する
・面接の想定質問を事前に聞いておく
・フィードバックが少ない担当は変更する - 求人紹介、応募
・応募時の推薦文を必ず確認する
・応募企業の業界内での立ち位置を聞く
・むやみやたらに求人へ応募しない
・その企業の退職者から一次情報を集める - 面接、選考フィードバック
・その企業でされやすい質問を聞く
・その企業に聞くべき逆質問を聞く
・選考で見送りになったら対策を依頼する - 内定、入社前後の最終調整
・妥協しない
・言いなりにならず自分で決める
個人的には割と納得のいく結果が出てくる印象。ただ、転職エージェントとしては他社に劣るので、転職するなら他社も併用した方が安心
求人数は大手と比べるとやや劣るので、他の大手エージェント(リクルートエージェント、doda)と併用しないと求人を取りこぼす可能性あり