ジェームズランゲ説とは|泣くから悲しくなり、笑うから楽しくなる
ジェームズ=ランゲ説とは、何らかの刺激に対して、まず体が反応し、それが意識化されることで感情が生まれていく、と考える理論です。 つまり、一般論として知られる「悲しいから泣く」といった『情動→身体変化』ではなく、「泣くから...
ジェームズ=ランゲ説とは、何らかの刺激に対して、まず体が反応し、それが意識化されることで感情が生まれていく、と考える理論です。 つまり、一般論として知られる「悲しいから泣く」といった『情動→身体変化』ではなく、「泣くから...
「学生症候群(Student Syndrome)」とは、締め切りや期限のある作業をする際に、締め切りぎりぎりまで作業開始を先延ばしにしてしまう人間の心理を表す言葉です。 誰しも1度や2度は、以下のような経験があるのではな...
アンチ・クライマックス法とは、スピーチや文章の流れにおいて、最も伝えたい結論を「最初」に持ってくる手法のことです。
クライマックス法とは、スピーチや記事などにおいて、伝えたい要点、つまり結論を最後に持ってくる伝え方です。 また逆に「アンチクライマックス法」という、結論を最初に持ってくる伝え方もあります。
パーキンソンの法則とは、1958年に英国の歴史学者および政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンの著作物「パーキンソンの法則:進歩の追求」で提唱された3法則の総称です。
オペラント条件付けとは、報酬や罰といった”結果”を得ることによって、自発的に”行動”を取るようになる「学習」のことです。 アメリカの心理学者・教育学者であるエドワード・L・...
「マズローの欲求5段階説」とは、人間には欲求階層が五段階あり「1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとし、絶えず自己実現に向かって成長するものである」とした考え方です。 提唱者は「アブラハム・ハロルド・マズロー (...
オープンクエスチョンとは、「YES or NO」の2択で答えられない質問のことを指します。日本語だと「開いた質問」と訳されますね。 例えば、「あなたが今困っていることは何?」などで、「いつ」「どこで」「誰が」「何?」「な...
コンコルド効果とは、これまで費やしたコストを惜しむことで「もったいない、取り返したい」と感じる心理効果のことです。 例えば、UFOキャッチャーで、「全く取れそうにない」と思いながらも、「結構お金使ったし..ここでやめたら...
アハ体験とは、未知なものごとの知覚を通して、今まで全く理解できなかったことや思いつかなかったことが閃く瞬間を指す心理学上の概念です。 例えば、「木からリンゴが落ちる」のを見て、万有引力を閃いたニュートンの逸話が、これに当...
エスカレーター効果とは、もともとイメージがあるものに対してギャップが生じた場合に、バランスを保持しようとする心理効果のことです。 例えば、 何かと自社商品を買わせようとしてくるイメージの営業が、自社商品を売ろうとせず、「...
権威効果とは、『地位』や『肩書き』といった権威的特徴によって、その人物や発言内容に対する評価が高く歪められてしまう心理効果のことを指しています。 つまり、『何を言ったか』ではなく『誰が言ったか』が大事なのです。
知性化とは、受け入れ難い感情や欲求に対して、無意識に「知識」を用いて対処しようとする心の動き(防衛機制)のことを指します。 少しウンチクっぽくはなるものの、知識を用いて客観的に受け入れようとする点が特徴です。いくつか例を...
エビングハウスの忘却曲線とは、人が一度覚えた内容を再度覚えるためにかかる時間の「節約率(どれくらい減らすことができるのか)」を時間軸で表した曲線のことです。
キャリブレーションとは、日本語にすると「計器の目盛りを調整すること」で、主にNLPにおいて「言葉以外の情報によって相手の心理状態やその変化に気づくためのスキル」として使われています。 言語以外の情報とは、例えば以下のよう...
メラビアンの法則とは、3つの情報伝達軸「言語、聴覚、視覚」において、喜怒哀楽といった感情が【矛盾して】表現された場合の受け止められ方を、定量的に示した法則です。 アメリカの心理学者アルバート・メラビアン(Albert M...
バーナム効果とは、誰でも該当するような曖昧で抽象的、一般的な性格特徴であるにも関わらず、まるで自分だからこそ当てはまる特徴だと強く感じる心理効果のことです。
正常性バイアスとは、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりする、という思考の偏りのことで、別名「正常化の偏見」とも呼ばれます。 例えば、以下のようなもので、 「体調悪い気がするけど、自分は大丈夫」 「テス...
ダニング・クルーガー効果とは、能力の低い人ほど自分を高く評価するという現象のことで、根拠がないのに自身を過大評価をすることから「優越の錯覚」とも呼ばれる心理効果です。 ここで言う「能力の低い」というのは「知能指数が低い」...
古典的条件付けとは、中性刺激(特に意味のない刺激)のあとに、条件刺激(何か反射を誘発する刺激)の提示を繰り返すことで、中性刺激によって反射が誘発されるようになるという現象です。 別名、レスポンデンド条件付けや、パブロフ型...